JP3528576B2 - 油圧−空気圧式工具 - Google Patents

油圧−空気圧式工具

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JP3528576B2 JP05165898A JP5165898A JP3528576B2 JP 3528576 B2 JP3528576 B2 JP 3528576B2 JP 05165898 A JP05165898 A JP 05165898A JP 5165898 A JP5165898 A JP 5165898A JP 3528576 B2 JP3528576 B2 JP 3528576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動力工具に関す
るものであり、特に、油圧と空気圧とを利用する油圧−
空気圧式工具に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、釘打ち機等の手
持ち動力工具は、空気圧を動力源としたものが一般的で
ある。しかし、空気シリンダで直接ドライバを駆動する
釘打ち機等よりも高出力を要求される動力工具(例えば
手持ち式ワイヤ切断機等)を空気圧駆動方式で実現する
場合は、従来の構成では出力不足であり別種の駆動機構
が必要になる。高出力が得られる駆動方式としては、空
気圧モータと減速ギヤ機構を利用した構成等が考えられ
るが、この場合はトルクの増大に伴って空気消費量が増
大するとともに動作速度が低下することになる。
【0003】また、空気圧を使用して油圧ポンプを往復
駆動し、高圧の油圧をシリンダ内に供給して高出力の仕
事をさせる工具も出現しているが、この種の工具では油
圧ポンプが出力する圧力油で油圧シリンダを駆動してい
るため、動作速度が遅く作業性が悪い。更に、油圧シリ
ンダに取り付けた刃物等が実際に仕事をする行程以外の
無負荷行程においても油圧ポンプを連続して駆動してい
るので、油圧ポンプを駆動するエアコンプレッサの空気
消費量が多いという問題を有している。
【0004】そこで、空気の消費量が少なく、動作速度
が高速の高出力工具を提供するために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、前後にポートを有
するシリンダにフリーピストンを内蔵し、フリーピスト
ンの前面側に作動油を充填し、ピストン背面側に空気圧
管路を接続して作動油を吸排するシリンダ形作動油タン
クと、ドライバやカッター刃等のツールが装着される差
動油圧シリンダと、油圧増圧用の空気圧シリンダとを有
し、且つ、前記作動油タンクと油圧増圧用の空気圧シリ
ンダは夫々作動タイミングがずらされて作動するように
構成されて成る手持ち用油圧−空気圧式工具に於いて、
作動油タンクの作動油ポートからの油圧管路を分岐して
差動油圧シリンダの前後のポートのそれぞれに接続し、
作動油タンクと差動油圧シリンダの伸長側ポートとを接
続する一方の油圧管路に、作動油タンクへの流れを阻止
する2個の逆止弁を直列接続し、2個の逆止弁の間の油
圧管路に増圧シリンダ部を接続し、増圧シリンダ部のラ
ムを空気圧シリンダによって駆動するように形成すると
ともに、作動油タンク並びに空気圧シリンダの2系統の
空気圧回路にそれぞれトリガバルブ及びトリガレバーを
設け、差動油圧シリンダのピストンの早送り駆動と増圧
駆動とができるようにした油圧−空気圧式工具を提供す
るものである。
【0006】また、上記2系統の空気圧回路のトリガバ
ルブを操作する一つのトリガレバーを設け、早送り用ト
リガバルブの動作ストロークよりも増圧用トリガバルブ
の動作ストロークを長く設定し、トリガレバーを一段階
引くことにより早送り用トリガバルブが切換わり、トリ
ガレバーをさらに一段階引くことによって増圧用トリガ
バルブが切換わるように形成した油圧−空気圧式工具を
提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は油圧−空気圧式工具の一例
として、ボルトやワイヤを切断するための手持ち式ワイ
ヤ切断機1を示し、空気圧シリンダ部2の前部に差動油
圧シリンダ3を連結し、差動油圧シリンダ3へ作動油を
供給するための作動油タンク4は、空気圧シリンダ部2
の前部から横へ突出するグリップ部5に内蔵している。
【0008】グリップ部5の端部にはエアホースコネク
タ取付け用のネジ穴6が形成され、エアホース(図示せ
ず)を通じてエアコンプレッサから供給される圧縮空気
は、グリップ部5内の空気圧主管路7を通じて空気圧シ
リンダ部2のシリンダチューブ8と、シリンダチューブ
8を覆う外筒9との間のエアチャンバ10へ供給され
る。また、図1においてグリップ部5の背面側下部に
は、空気圧主管路7から作動油タンク4の底部ポートへ
通じる空気圧管路11が形成され、この空気圧管路11
の途中にパイロット操作式の早送り用切換弁(図示せ
ず)が設けられている。
【0009】作動油タンク4内にはフリーピストン12
が挿入されており、フリーピストン12の下面側空気室
4aに圧力空気を供給すると、フリーピストン12が上
昇してフリーピストン12の上面側油室4bに充填され
ている作動油が油圧主管路13へ排出される。
【0010】作動油タンク4と差動油圧シリンダ3を接
続する油圧主管路13は、グリップ部5に設けた上下二
つのトリガバルブ14,15の背面側を通り、空気圧シ
リンダ部2の前部に形成した小径の増圧シリンダ部16
と交差している。油圧主管路13に連通する増圧シリン
ダ部16には空気圧ピストン17に連結したラム18が
挿入されており、作動油は増圧シリンダ部16を通って
流れる。また、油圧主管路13には、作動油タンク4側
からみて増圧シリンダ部16の上流と下流とにそれぞれ
作動油タンク4への流れを阻止する逆止弁19,20が
挿入されている。
【0011】差動油圧シリンダ3の内径は、ヘッド側端
部から中間部までの後半部3aが油圧ピストン21に合
致する寸法で、中間部から先端部までの前半部3bの径
はピストン径よりも大径となっており、油圧主管路13
の逆止弁19よりもタンク側上流から分岐した油圧管路
22を差動油圧シリンダ3の前半部3bに接続して差動
油圧回路を構成している。
【0012】油圧ピストン21には前後に貫通する通路
21aが形成され、通路21a中にバネオフセット式常
時開放形のポペットバルブ23が挿入されている。ま
た、油圧ピストン21は差動油圧シリンダ3に内蔵した
圧縮コイルバネ24によって収縮方向へ付勢されてい
る。
【0013】差動油圧シリンダ3の前端部に設けたノー
ズ部25には凹形の固定カッター刃26を取付け、油圧
ピストン21のロッドの先端に取付けたカッター刃27
が前方へ駆動されて固定カッター刃26の凹部を横断
し、凹部内に挿入されたボルトやワイヤ等を剪断する。
【0014】図2の油圧−空気圧回路図に示すように、
グリップ部5の上側に配置した増圧用トリガバルブ14
は、空気圧シリンダ部2の主切換弁28を制御し、下側
の早送り用トリガバルブ15は、前述したグリップ部5
の下部の早送り用切換弁29を制御するように構成して
いる。
【0015】空気圧シリンダ部2の基本的構成は従来の
空気釘打ち機とほぼ同様であり、図3に拡大して示すよ
うに、シリンダチューブ8の外周にリング形の複切換弁
30が装着され、エアチャンバ10内にリング形の主切
換弁28が配置されている。
【0016】エアチャンバ10は主切換弁28によって
前後2室に隔てられ、主切換弁28の背面側(図3にお
いて右側)のエアチャンバは、パイロット管路31を通
じて増圧用トリガバルブ14に接続している。図3にお
いて、主切換弁28は起動状態である開放位置にあり、
待機状態では同図に示す開放位置から前進して前方のシ
ート32に圧接し、シリンダチューブ8とエアチャンバ
10との間の空気通路を遮断する。
【0017】増圧用トリガバルブ14を操作すると、主
切換弁28の背面に作用している圧力空気が増圧用トリ
ガバルブ14を通じて大気に排出され、図3に示すよう
に主切換弁28が後退してエアチャンバ10の高圧空気
がシリンダチューブ8内に流入し、空気圧ピストン17
が前進駆動される。
【0018】そして、図4に示すように、空気圧ピスト
ン17から後方へ延びるピストンロッド33の後端部外
周面に装着したOリング34が、シリンダチューブ8に
形成した通気口8aの位置に達すると、複切換弁30の
背面に作用している圧力空気が大気に排出されて、図5
に示すように複切換弁30が後退する。これにより、空
気圧ピストン17の背面に作用している圧力空気がシリ
ンダチューブ8の通気口8bと複切換弁30を通じて大
気に排出され、空気圧ピストン17は圧縮コイルバネ3
5の弾発力により後退する。
【0019】そして、図6に示すように、ピストンロッ
ド33が初期位置に戻ると、シリンダチューブ8の通路
8aを通じて複切換弁30の背面に圧力空気が導入さ
れ、複切換弁30が図3に示す位置へ前進し、再びエア
チャンバ10からシリンダチューブ8へ圧力空気が供給
されて空気圧ピストン17が前進を開始し、増圧用トリ
ガバルブ14の操作を解除するまで空気圧ピストン17
が高速で往復運動する。
【0020】次に、ワイヤ切断機1の全体的な動作を説
明する。図1に示す早送り用トリガレバー36を操作す
ると早送り用トリガバルブ15が開き、図2に示した早
送り用切換弁29が開位置に切換わり、作動油タンク4
の空気室4aに高圧空気が導入されて油室4bから作動
油が排出される。そして、油圧ピストン21の前後の受
圧面積の差によって、作動油タンク4からの吐出油と差
動油圧シリンダ3のピストンロッド側の油が、逆止弁1
9,20を通じて油圧ピストン21の背面側に供給さ
れ、油圧ピストン21が高速で前進する。
【0021】そして、図1に示す増圧用トリガレバー3
7を操作すると、増圧用トリガバルブ14が開いて空気
圧シリンダ部2の主切換弁28が開位置に切換わり、シ
リンダチューブ8に高圧空気が供給されてラム18が前
進し、増圧シリンダ部16内の作動油を圧縮する。増圧
シリンダ部16内の作動油は、増圧シリンダ部16の上
流に配置した逆止弁19の作用によって差動油圧シリン
ダ3へ圧送され、続くラム18の後退行程においては作
動油タンク4から逆止弁19を通じて増圧シリンダ部1
6内に作動油が吸入される。そして、空気圧シリンダ2
の駆動推力によって生じる油圧は、ラム18の断面積と
油圧ピストン21の受圧面積との比率に従って増圧さ
れ、油圧ピストン21を高推力で前進させる。
【0022】また、ラム18の往復行程を通じて、作動
油は作動油タンク4のフリーピストン12によって加圧
されているので、ラム18が後退する作動油吸入行程に
おいて作動油にキャビテーションが発生することもな
い。
【0023】そして、油圧ピストン21が差動油圧シリ
ンダ3の前半部3bに達すると、前半部3bは油圧ピス
トン21よりも大径であるから、油圧ピストン21の前
後の油室が連通して前後両面の油圧が平衡し、油圧ピス
トン21が停止する。
【0024】増圧用トリガレバー37の操作を解除する
と、空気圧シリンダ部2の主切換弁28が閉位置に切換
わって、空気圧ピストン17は初期位置に後退して停止
する。早送り用トリガレバー36の操作を解除すると、
早送り用切換弁29が閉位置に切換わって作動油タンク
4の空気室4aに供給されている圧縮空気が大気に排出
され、圧縮コイルバネ26によって油圧ピストン21が
収縮方向へ押され、油圧ピストン21のポペットバルブ
23が開いて背面側の作動油が前面側へ流れ、油圧ピス
トン21が初期位置に後退して停止する。
【0025】実際にワイヤ切断機1を使用する際は、ノ
ーズ部の固定カッター刃26の凹部内にワイヤ等を挿入
し、早送り用トリガレバー36を操作すれば、差動油圧
シリンダ3に装着した可動カッター刃27が高速で前進
してワイヤ等に突き当たって停止する。続いて、増圧用
トリガレバー37を操作すれば可動カッター刃27が低
速高推力で前進してワイヤ等が剪断される。
【0026】図7は請求項2記載の発明の実施形態を示
し、早送り用トリガバルブ15と増圧用トリガバルブ1
4を一つのトリガレバー38で操作するように構成した
ものである。
【0027】トリガレバー38は二つのトリガバルブ1
4,15の上方部位に枢着されて先端部は下方に垂下
し、トリガレバー38の背面に二つのトリガバルブ1
4,15のステム14a,15aが位置している。上側
の増圧用トリガバルブ14のステム14aは、下側の早
送り用トリガバルブ15のステム15aよりも突出長が
短く、図7に示す待機状態からトリガレバー38を操作
したときに、図8に示すように、先ず早送り用トリガバ
ルブ15が開き、さらにトリガレバー38を引くと、図
9に示すように、早送り用トリガバルブ15に遅れて増
圧用トリガバルブ14が開くように形成している。した
がって、前述したカッター刃の早送り操作と、増圧によ
る剪断操作とが一つのトリガレバー38で操作でき、操
作性が極めて良好である。
【0028】また、図示は省略するが、2個のトリガバ
ルブを直列接続した形状の1軸2回路のトリガバルブで
あって2回路の動作ストロークをそれぞれ相違させたト
リガバルブを設け、このトリガバルブと一つのトリガレ
バーにより、上記の例と同様に早送り用トリガバルブ1
5と増圧用トリガバルブ14を段階的に操作できるよう
に構成してもよい。
【0029】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1記
載の発明は、従来公知に属する構成を含む作動油タンク
と油圧増圧用の空気圧シリンダを有し、且つ、該作動油
タンクと空気圧シリンダとは夫々作動タイミングがずら
されて作動するように構成されて成る手持ち用油圧−空
気圧式工具に於いて、作動油タンクの作動油ポートから
の油圧管路を分岐して差動油圧シリンダの前後のポート
のそれぞれに接続し、作動油タンクと差動油圧シリンダ
の伸長側ポートとを接続する一方の油圧管路に、作動油
タンクへの流れを阻止する2個の逆止弁を直列接続し、
2個の逆止弁の間の油圧管路に増圧シリンダ部を接続
し、増圧シリンダ部のラムを空気圧シリンダによって駆
動するように形成するとともに、作動油タンク並びに空
気圧シリンダの2系統の空気圧回路にそれぞれトリガバ
ルブ及びトリガレバーを設け、差動油圧シリンダのピス
トンの早送り駆動と増圧駆動とができるように構成され
ているので、前記トリガレバーを操作することにより、
先ず、空気圧シリンダ内へ高圧空気が供給されてラムが
前進し、そして、増圧シリンダ内の作動油はラムの前進
により圧縮され、該増圧シリンダ内の作動油は該増圧シ
リンダ内の上流に配置した逆止弁の作用によって差動油
圧シリンダへ圧送される。 続いて、前記ラムの後退行程
において作動油タンクから前記逆止弁を通じて前記増圧
シリンダ内へ作動油が吸入され、そして、該作動油の油
圧は差動油圧シリンダ内の油圧ピストンを高推力で前進
させる。次に前記トリガレバーの操作を解除することに
より、前記空気圧シリンダ内の空気圧ピストンが初期位
置に後退して停止し、続いて作動油タンク内へ供給され
ている圧縮空気が大気に排出され、前記差動油圧シリン
ダ内の油圧ピストンが収縮方向へ押されて該油圧ピスト
ンも初期位置に後退して停止する。 斯くの如く、トリガ
レバーの操作により作動油タンクへ圧力空気を供給すれ
ば、差動油圧シリンダの増速作用によりピストンが高速
で前進し、ピストンロッドに装着したドライバやカッタ
ー刃等のツールが加工対象物に達するまでの時間を短縮
できるとともに、減速機構を介した空気圧機器や、油圧
ポンプを空気圧で駆動する構成の油圧機器よりも圧力空
気の消費量が少なく能率的である。また、増圧用空気圧
シリンダへ圧力空気を供給することにより、空気圧源の
圧力がより高圧の油圧に変換されて高出力が得られる。
依って、空気の消費量も少なく、且つ、動作速度が高速
で高出力が得られる。
【0031】また、油圧ポンプの吸入回路等のように回
路の一部に負圧が発生する油圧回路においては、負圧に
より発生するキャビテーションが問題になる場合が多い
が、本発明の油圧−空気圧式工具は、作動時に作動油が
常時空気圧により加圧されているため、キャビテーショ
ンが発生することもなく、油圧工具等よりも小型軽量で
取り扱いが容易な高出力工具を実現でき、種々の高出力
工具の分野に適用することができる。
【0032】また、請求項2記載の発明は、一つのトリ
ガレバーで油圧シリンダのピストンの早送り駆動と増圧
駆動とを操作できるので、操作性が極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、ワイヤ切断機の
側面断面図。
【図2】図1のワイヤ切断機の油圧−空気圧回路図。
【図3】図1に示す空気圧シリンダ部の往路行程開始時
の状態を示す部分断面図。
【図4】空気圧シリンダ部の往路行程終了時の状態を示
す部分断面図。
【図5】空気圧シリンダ部の復路行程開始時の状態を示
す部分断面図。
【図6】空気圧シリンダ部の復路行程終了時の状態を示
す部分断面図。
【図7】請求項2記載のワイヤ切断機のトリガレバーの
待機位置を示す部分断面図。
【図8】図7のトリガレバーの一段階操作位置を示す部
分断面図。
【図9】図7のトリガレバーの二段階操作位置を示す部
分断面図。
【符号の説明】
1 ワイヤ切断機 2 空気圧シリンダ部 3 差動油圧シリンダ 4 作動油タンク 4a 空気室 4b 油室 5 グリップ部 7 空気圧主管路 12 フリーピストン 13 油圧主管路 14 増圧用トリガバルブ 15 早送り用トリガバルブ 16 増圧シリンダ部 18 ラム 19,20 逆止弁 21 油圧ピストン 22 油圧管路 23 ポペットバルブ 28 主切換弁 29 早送り用切換弁 36 早送り用トリガレバー 37 増圧用トリガレバー 38 トリガレバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後にポートを有するシリンダにフリー
    ピストンを内蔵し、フリーピストンの前面側に作動油を
    充填し、ピストン背面側に空気圧管路を接続して作動油
    を吸排するシリンダ形作動油タンクと、ドライバやカッ
    ター刃等のツールが装着される差動油圧シリンダと、油
    圧増圧用の空気圧シリンダとを有し、且つ、前記作動油
    タンクと油圧増圧用の空気圧シリンダは夫々作動タイミ
    ングがずらされて作動するように構成されて成る手持ち
    用油圧−空気圧式工具に於いて、 作動油タンクの作動油ポートからの油圧管路を分岐して
    差動油圧シリンダの前後のポートのそれぞれに接続し、
    作動油タンクと差動油圧シリンダの伸長側ポートとを接
    続する一方の油圧管路に、作動油タンクへの流れを阻止
    する2個の逆止弁を直列接続し、2個の逆止弁の間の油
    圧管路に増圧シリンダ部を接続し、増圧シリンダ部のラ
    ムを空気圧シリンダによって駆動するように形成すると
    ともに、作動油タンク並びに空気圧シリンダの2系統の
    空気圧回路にそれぞれトリガバルブ及びトリガレバーを
    設け、差動油圧シリンダのピストンの早送り駆動と増圧
    駆動とができるようにした油圧−空気圧式工具。
  2. 【請求項2】 上記2系統の空気圧回路のトリガバルブ
    を操作する一つのトリガレバーを設け、早送り用トリガ
    バルブの動作ストロークよりも増圧用トリガバルブの動
    作ストロークを長く設定し、トリガレバーを一段階引く
    ことにより早送り用トリガバルブが切換わり、トリガレ
    バーをさらに一段階引くことによって増圧用トリガバル
    ブが切換わるように形成した請求項1記載の油圧−空気
    圧式工具。
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