JP2540073Y2 - ヘッドレストフレームの取付構造 - Google Patents

ヘッドレストフレームの取付構造

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JP2540073Y2
JP2540073Y2 JP1610891U JP1610891U JP2540073Y2 JP 2540073 Y2 JP2540073 Y2 JP 2540073Y2 JP 1610891 U JP1610891 U JP 1610891U JP 1610891 U JP1610891 U JP 1610891U JP 2540073 Y2 JP2540073 Y2 JP 2540073Y2
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JP
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headrest frame
stay
headrest
frame
mounting structure
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政巳 秋山
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は自動車用座席に備えるヘ
ッドレストにおけるパイプ製フレームのステーに対する
取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のヘッドレストには図3に示すよう
な構造の片持状にステー(P)でヘッドレストをシート
バック(不図示)に支持するものがある。これは一本の
小径の金属製のパイプを矩形状に折曲したヘッドレスト
フレーム(F)に、略逆L字状に折曲した大径の金属製
パイプからなるステー(P)を溶接し、ヘッドレストフ
レーム(F)をヘッドレストのクッション体成形用モー
ルド内に収容して、ヘッドレストフレーム(F)をクッ
ション体(C)と一体発泡し、表皮(S)で被覆したも
のである。図中、(10)はステー(P)の先端部、
(21)、(22)はヘッドレストフレーム(F)の両
端部を示す。 【0003】以上のヘッドレストフレーム(F)は図4
に示すように、ヘッドレストフレーム(F)の両端部
(21)、(22)間に、ステー(P)の外径と略同一
の間隙を設け、この両端部(21)、(22)をステー
(P)の外側壁(11)、(12)に溶接し、ステー
(P)の先端部(10)を圧潰してヘッドレストフレー
ム(F)の側壁(23)に溶接することにより、ヘッド
レストフレーム(F)とステー(P)とを一体化してい
る。 【0004】 【考案が解決しよとうる課題】以上のヘッドレストフレ
ーム(F)をステー(P)に溶接した際、ヘッドレスト
フレーム(F)の両端部はステー(P)の外側壁(1
1)、(12)によって閉口されるため、ヘッドレスト
フレーム(F)の両端部付近に、スパッタが封入され、
このスパッタが異音の発生源になる不具合があった。な
お、以上のスパッタを除去するスパッタ抜き用の穴を、
ヘッドレストフレーム(F)に開孔することも考えられ
るが、斯様にスパッタ抜き用穴を開孔すると、ヘッドレ
ストフレームの強度が損なわれるばかりか、クッション
体と一体成形する際に、ヘッドレストフレーム内にクッ
ション体成形用液が前記穴から侵入するため、前記穴を
閉口しなければならない不具合が生じる。そこで本考案
は、ヘッドレストフレームの強度を損なわず、溶接によ
って生じるスパッタを除去し得るようにすることを目的
とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案は、ヘッドレストフレームの両端部を前記ス
テーに開孔した通孔より、ステーを構成するパイプ内に
挿入して溶接してフレームをステーに取付けてなること
を特徴とするものである。 【0006】 【作用】ヘッドレストフレームの両端部付近に生じたス
パッタは、ヘッドレストフレームの両端部におけるの開
口がステー内に臨ませてあるため、ステーを通して外部
に排出される 。 【0007】 【実施例】以下、本考案の一実施例を図1、2に基づい
て説明する。ヘッドレストフレーム(F)は従来と同様
にステー(P)の金属製パイプに対して小径の金属製パ
イプを略矩形状に折曲させ、その両端部(21)、(2
2)間の間隙はステー(P)の外径より狭く形成してあ
り、その両端部(21)、(22)は開口されている。
ステー(P)は前記従来品と同様に略逆L字状に折曲さ
せて、先端部(10)を圧潰してヘッドレストフレーム
(F)の外側壁に溶接して固定し、基端部(15)はシ
ートバック(不図示)のバックフレームにボルトなどで
締結される。 【0008】そして、このステー(P)における前記ヘ
ッドレストフレーム(F)の両端部(21)、(22)
が対応する位置には、ヘッドレストフレーム(F)の外
径よりやや大径の通孔(13)、(14)が開孔されて
いる。この通孔(13)、(14)にヘッドレストフレ
ーム(F)の両端部(21)、(22)の開口がステー
(P)のパイプ内に臨むように、両端部(21)、(2
2)が挿入され、溶接(B)、(B)によって通孔(1
3)、(14)が塞がれ、ヘッドレストフレーム(F)
の両端部(21)、(22)付近とステー(P)の通孔
(13)、(14)周辺とが一体化する。 【0009】斯くして、図2に示すように、ヘッドレス
トフレーム(F)における両端部(21)、(22)の
開口はステー(S)のパイプ内に臨ませてあるため、前
記溶接によって生じたスパッタ(イ)、(イ)…は、ヘ
ッドレストフレーム(F)を傾斜させることにより、ヘ
ッドレストフレーム(F)内からステー(S)内に吐出
され、更に、ステー(S)はステー(S)の基端部から
外部に除去される。 【0010】 【考案の効果】本考案によれば、矩形状に折曲したヘッ
ドレストフレームの両端部を、ステーの通孔内に挿入し
て溶接することにより、溶接によって生じるスパッタを
ステーの内部を通して外部に除去できる。そのため、ヘ
ッドレストフレームの強度を損なうことなく、異音の発
生源であるスパッタを簡単に除去できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案に係るヘッドレストフレームの取付構造
を一部切欠して示す斜視図である。 【図2】本考案の要部を拡大して示す断面図である。 【図3】従来のヘッドレストの部分切欠斜視図である。 【図4】従来のヘッドレストフレームとステーを示す斜
視図である。 【符号の説明】 F ヘッドレストフレーム P ステー (21)、(22) ヘッドレストフレームの両端部

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 一本のパイプを矩形状に折曲してその両端部を、略逆L
    字状に折曲したパイプ製ステーに溶接してなるヘッドレ
    ストフレームにおいて、このヘッドレストフレームの両
    端部を前記ステーに開孔した通孔より、ステーを構成す
    るパイプ内に挿入して溶接してフレームをステーに取付
    けてなることを特徴とするヘッドレストフレームの取付
    構造。
JP1610891U 1991-02-26 1991-02-26 ヘッドレストフレームの取付構造 Expired - Lifetime JP2540073Y2 (ja)

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JPH04107646U JPH04107646U (ja) 1992-09-17
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