JP2539341Y2 - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
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- JP2539341Y2 JP2539341Y2 JP1990047263U JP4726390U JP2539341Y2 JP 2539341 Y2 JP2539341 Y2 JP 2539341Y2 JP 1990047263 U JP1990047263 U JP 1990047263U JP 4726390 U JP4726390 U JP 4726390U JP 2539341 Y2 JP2539341 Y2 JP 2539341Y2
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- Japan
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- opening
- oil
- horizontal cover
- bed
- sewing machine
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ミシン本体に設けられた開口部を蓋体で開
閉する構造を改良したミシンに関する。
閉する構造を改良したミシンに関する。
(従来の技術) この種のミシンである例えばシリンダ形ミシンの一例
を第4図に示す。この第4図において、ミシン本体1を
構成するシリンダ形のベッド2には、上面部に開口部2a
が設けられていると共に、左側面部に開口部2bが設けら
れている。ベッド2の上面部には、針板支え板3が取り
付けられており、この針板支え板3に針板4が取付けら
れている。上記ベッド2内には、送り歯機構5及び送り
量調節機構6等が配設されている。ベッド2の側面部に
は、蓋体である横カバー7の下辺部が軸支されており、
この横カバー7により側面部の開口部2bが開閉される。
横カバー7の内面の周縁部にはパッキング8が取付けら
れており、横カバー7が開口部2bを閉蓋した状態でパッ
キング8により横カバー7とベッド2の開口部縁部2cと
の間がシールされている。
を第4図に示す。この第4図において、ミシン本体1を
構成するシリンダ形のベッド2には、上面部に開口部2a
が設けられていると共に、左側面部に開口部2bが設けら
れている。ベッド2の上面部には、針板支え板3が取り
付けられており、この針板支え板3に針板4が取付けら
れている。上記ベッド2内には、送り歯機構5及び送り
量調節機構6等が配設されている。ベッド2の側面部に
は、蓋体である横カバー7の下辺部が軸支されており、
この横カバー7により側面部の開口部2bが開閉される。
横カバー7の内面の周縁部にはパッキング8が取付けら
れており、横カバー7が開口部2bを閉蓋した状態でパッ
キング8により横カバー7とベッド2の開口部縁部2cと
の間がシールされている。
上記構成では、横カバー7で開口部2bを開放した状態
で、開口部2bを通して送り歯機構5及び送り量調節機構
6等の調節を行なう。また、横カバー7で開口部2bを閉
塞した状態で運転を行なうと、各種機構に供給された油
がベッド2内で飛び散るが、開口部2bが横カバー7で閉
塞されているので、該油がベッド2の外へ漏れることが
ない。この場合、ベッド2内で飛び散った油が横カバー
7とベッド2の開口縁部2cとの間の隙間に達したとして
も、両者の間がパッキング8によりシールされているの
で、油漏れが生じない。
で、開口部2bを通して送り歯機構5及び送り量調節機構
6等の調節を行なう。また、横カバー7で開口部2bを閉
塞した状態で運転を行なうと、各種機構に供給された油
がベッド2内で飛び散るが、開口部2bが横カバー7で閉
塞されているので、該油がベッド2の外へ漏れることが
ない。この場合、ベッド2内で飛び散った油が横カバー
7とベッド2の開口縁部2cとの間の隙間に達したとして
も、両者の間がパッキング8によりシールされているの
で、油漏れが生じない。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、飛び散った油は、
横カバー7の内面に沿って下方へ流れ、横カバー7の下
辺部における横カバー7と開口縁部2cと間の隙間に達
し、パッキング8及び開口縁部2cに付着する。このた
め、横カバー7を開放したとき、パッキング8及び開口
縁部2cに付着していた油即ち上記隙間に溜まっていた油
が横カバー7及びベッド2を伝わって下方に流れ、横カ
バー7及びベッド2の外側に達してしまう。従って、こ
の後、横カバー7を閉塞して縫製を行なうと、布が油で
汚れてしまうという問題点があった。
横カバー7の内面に沿って下方へ流れ、横カバー7の下
辺部における横カバー7と開口縁部2cと間の隙間に達
し、パッキング8及び開口縁部2cに付着する。このた
め、横カバー7を開放したとき、パッキング8及び開口
縁部2cに付着していた油即ち上記隙間に溜まっていた油
が横カバー7及びベッド2を伝わって下方に流れ、横カ
バー7及びベッド2の外側に達してしまう。従って、こ
の後、横カバー7を閉塞して縫製を行なうと、布が油で
汚れてしまうという問題点があった。
そこで、本考案の目的は、蓋体を開放したときに、油
が蓋体及びミシン本体の外側に漏れ出ることを防止でき
るミシンを提供するにある。
が蓋体及びミシン本体の外側に漏れ出ることを防止でき
るミシンを提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のミシンは、ミシン本体を備え、このミシン本
体の一側面部に設けられた開口部を備え、この開口部を
開閉する蓋体を備え、この蓋体のうち前記開口部と対向
する面の少なくとも下辺側縁部に突設され前記蓋体が前
記開口部を閉塞した状態で先端部が前記開口縁部よりも
内方に入り込んだリブとを備えたところに特徴を有す
る。
体の一側面部に設けられた開口部を備え、この開口部を
開閉する蓋体を備え、この蓋体のうち前記開口部と対向
する面の少なくとも下辺側縁部に突設され前記蓋体が前
記開口部を閉塞した状態で先端部が前記開口縁部よりも
内方に入り込んだリブとを備えたところに特徴を有す
る。
(作用) 上記手段によれば、運転中にミシン本体内で飛び散っ
た油が蓋体の内面に沿って下方へ流れたとしても、リブ
が蓋体のうち開口部と対向する面の少なくとも下辺側縁
部に突設され、且つこのリブの先端部が蓋体が開口部を
閉塞した状態で開口縁部よりも内方に入り込んでいるの
で、上記油はリブの上を流れてミシン本体内に戻る。従
って、油が蓋体の下辺部における蓋体と開口縁部と間の
隙間に達することがなく、該隙間に油が溜まらない。こ
の結果、蓋体を開放したとき、上記隙間に油が溜まって
いないから、油が蓋体及びミシン本体の外側に漏れ出る
ことはない。
た油が蓋体の内面に沿って下方へ流れたとしても、リブ
が蓋体のうち開口部と対向する面の少なくとも下辺側縁
部に突設され、且つこのリブの先端部が蓋体が開口部を
閉塞した状態で開口縁部よりも内方に入り込んでいるの
で、上記油はリブの上を流れてミシン本体内に戻る。従
って、油が蓋体の下辺部における蓋体と開口縁部と間の
隙間に達することがなく、該隙間に油が溜まらない。こ
の結果、蓋体を開放したとき、上記隙間に油が溜まって
いないから、油が蓋体及びミシン本体の外側に漏れ出る
ことはない。
(実施例) 以下、本考案をシリンダ形ミシンに適用した一実施例
につき第1図ないし第3図を参照しながら説明する。
につき第1図ないし第3図を参照しながら説明する。
まず第1図において、ミシン本体11は、シリンダ形の
ベッド12及び図示しないアームから構成されている。ベ
ッド12には、上面部に開口部12aが設けられていると共
に、一側面部である左側面部に開口部12bが設けられて
いる。ベッド12の上面部には、開口部12aの一部を塞ぐ
ように針板支え板13が取付けられており、この針板支え
板13に図示しない針板が取付けられている。上記ベッド
12内には、送り歯機構及び送り量調節機構等(いずれも
図示しない)が配設されている。また、ベッド12の左側
面部には、ほぼコ字状をなす横カバー支え14がパッキン
グ15を介してねじ止めにより固定されている。この横カ
バー支え14の内周面部には、支持壁部14aが内方に向け
て突設されている。この支持壁部14aの図中左面部14bが
ベッド12の左側面部の開口縁部(但し、上辺部を除く)
を構成している。上記支持壁部14aの左面部14bには、ほ
ぼコ字状をなすパッキング16が貼着けられている。
ベッド12及び図示しないアームから構成されている。ベ
ッド12には、上面部に開口部12aが設けられていると共
に、一側面部である左側面部に開口部12bが設けられて
いる。ベッド12の上面部には、開口部12aの一部を塞ぐ
ように針板支え板13が取付けられており、この針板支え
板13に図示しない針板が取付けられている。上記ベッド
12内には、送り歯機構及び送り量調節機構等(いずれも
図示しない)が配設されている。また、ベッド12の左側
面部には、ほぼコ字状をなす横カバー支え14がパッキン
グ15を介してねじ止めにより固定されている。この横カ
バー支え14の内周面部には、支持壁部14aが内方に向け
て突設されている。この支持壁部14aの図中左面部14bが
ベッド12の左側面部の開口縁部(但し、上辺部を除く)
を構成している。上記支持壁部14aの左面部14bには、ほ
ぼコ字状をなすパッキング16が貼着けられている。
さて、ベッド12の開口部12bを開閉する蓋体である例
えばほぼ矩形板状をなす横カバー17は、その下辺部が横
カバー支え14の下辺部に軸支されている。これにより、
横カバー17は、軸18を支点としてその回りに(この場合
上下方向に)回動可能になっている。横カバー17のうち
開口部12bと対向する面17aの周縁部には、第2図にも示
すように、上記支持壁部14aのパッキング16に当接する
平面状の接触部17bが設けられている。ここで、横カバ
ー17の面17aの周縁部この場合両側辺部及び下辺部に
は、接触部17bの内側に位置してリブ17cが突設されてい
る。このリブ17cの先端部は、第2図に示すようにベッ
ド12の開口縁部である支持壁部14aの左面部14bよりも内
方(図中右方)に入り込むように構成されている。この
場合、リブ17cの先端部は、具体的には、ベッド12の左
側面部と横カバー支え14との間に介在されたパッキング
15よりも内方であって、ベッド12の内面左端部に上方に
向けて若干突設された凸壁部12cよりも内方に配置され
ている。また、横カバー17の面17aにおけるリブ17cの内
側には、凹状部として凹部17dが設けられている。この
凹部17dは、第3図に示すように横カバー17が開放した
状態で油を受け得るように構成されている。横カバー17
の面17aにおける中央部の少し上方部位には、ほぼΩ字
状をなすばね19が取付けられている。更に、横カバー17
の上辺部には、板部材20が横カバー17の面17aに対し直
角方向に突設されている。一方、針板支え板13には、そ
の第1図中左端部中央部位に棒状をなすばね受け21が下
方に向けて突設されている。このばね受け21に上記横カ
バー17のばね19が嵌合することにより、横カバー17が開
口部12bを閉塞した状態が保持される。この場合、ばね1
9のばね力により横カバー17の接触部17bがパッキング16
に接触する方向に付勢されており、もって接触部17bと
パッキング16との間が確実にシールされるようになって
いる。尚、シール性を良くするために、パッキング16は
弾性を有する部材から構成されている。
えばほぼ矩形板状をなす横カバー17は、その下辺部が横
カバー支え14の下辺部に軸支されている。これにより、
横カバー17は、軸18を支点としてその回りに(この場合
上下方向に)回動可能になっている。横カバー17のうち
開口部12bと対向する面17aの周縁部には、第2図にも示
すように、上記支持壁部14aのパッキング16に当接する
平面状の接触部17bが設けられている。ここで、横カバ
ー17の面17aの周縁部この場合両側辺部及び下辺部に
は、接触部17bの内側に位置してリブ17cが突設されてい
る。このリブ17cの先端部は、第2図に示すようにベッ
ド12の開口縁部である支持壁部14aの左面部14bよりも内
方(図中右方)に入り込むように構成されている。この
場合、リブ17cの先端部は、具体的には、ベッド12の左
側面部と横カバー支え14との間に介在されたパッキング
15よりも内方であって、ベッド12の内面左端部に上方に
向けて若干突設された凸壁部12cよりも内方に配置され
ている。また、横カバー17の面17aにおけるリブ17cの内
側には、凹状部として凹部17dが設けられている。この
凹部17dは、第3図に示すように横カバー17が開放した
状態で油を受け得るように構成されている。横カバー17
の面17aにおける中央部の少し上方部位には、ほぼΩ字
状をなすばね19が取付けられている。更に、横カバー17
の上辺部には、板部材20が横カバー17の面17aに対し直
角方向に突設されている。一方、針板支え板13には、そ
の第1図中左端部中央部位に棒状をなすばね受け21が下
方に向けて突設されている。このばね受け21に上記横カ
バー17のばね19が嵌合することにより、横カバー17が開
口部12bを閉塞した状態が保持される。この場合、ばね1
9のばね力により横カバー17の接触部17bがパッキング16
に接触する方向に付勢されており、もって接触部17bと
パッキング16との間が確実にシールされるようになって
いる。尚、シール性を良くするために、パッキング16は
弾性を有する部材から構成されている。
次に、上記構成の作用を第2図及び第3図も参照して
説明する。
説明する。
まず、横カバー17でベッド12の開口部12bを閉塞した
状態で運転を行なう場合、第2図に示すように、各種機
構に供給された油がベッド12内で飛び散るが、開口部12
bが横カバー17で閉塞されているので、該油は横カバー1
7の内面に当たる。そして、上記油が横カバー17の内面
に沿って下方へ流れたとしても、リブ17cが横カバー17
のうち開口部12bと対向する面の少なくとも下辺側縁部
に突設され、且つこのリブ17cの先端部が横カバー17が
開口部12bを閉塞した状態で支持壁部14aの左面部14bよ
りも内方に入り込んでいるので、上記油はリブ17cの上
を流れてベッド12内に戻る。従って、油が横カバー17の
下辺部における横カバー17の接触部17bと支持壁部14aの
左面部14bとの間の隙間に達することがなくなり、該隙
間に油が溜まらず、接触部17b及びパッキング16に油が
付着しない。そして、勿論パッキング16により上記隙間
をシールしているので、ベッド12の外へ油が漏れること
もない。
状態で運転を行なう場合、第2図に示すように、各種機
構に供給された油がベッド12内で飛び散るが、開口部12
bが横カバー17で閉塞されているので、該油は横カバー1
7の内面に当たる。そして、上記油が横カバー17の内面
に沿って下方へ流れたとしても、リブ17cが横カバー17
のうち開口部12bと対向する面の少なくとも下辺側縁部
に突設され、且つこのリブ17cの先端部が横カバー17が
開口部12bを閉塞した状態で支持壁部14aの左面部14bよ
りも内方に入り込んでいるので、上記油はリブ17cの上
を流れてベッド12内に戻る。従って、油が横カバー17の
下辺部における横カバー17の接触部17bと支持壁部14aの
左面部14bとの間の隙間に達することがなくなり、該隙
間に油が溜まらず、接触部17b及びパッキング16に油が
付着しない。そして、勿論パッキング16により上記隙間
をシールしているので、ベッド12の外へ油が漏れること
もない。
一方、ベッド12内の各種機構等を調節するために、第
3図に示すように横カバー17を開放させた場合、上述し
たように隙間に油が溜まっておらず、接触部17b及びパ
ッキング16に油が付着していないから、従来構成(第4
図参照)とは異なり、油が横カバー17及びベッド17の外
側に漏れ出ることがない。従って、この後、横カバー17
を閉塞して縫製を行なったとき、布が油で汚れてしまう
ことを防止できる。
3図に示すように横カバー17を開放させた場合、上述し
たように隙間に油が溜まっておらず、接触部17b及びパ
ッキング16に油が付着していないから、従来構成(第4
図参照)とは異なり、油が横カバー17及びベッド17の外
側に漏れ出ることがない。従って、この後、横カバー17
を閉塞して縫製を行なったとき、布が油で汚れてしまう
ことを防止できる。
尚、上記実施例では、第3図に示すように横カバー17
を開放させた場合、横カバー17に設けられた凹部17d内
に、横カバー17の内面に付着した油を受ける構成とした
ので、内面に付着した油が横カバー17を伝わってその外
側に漏れることを確実に防止できる。この場合、横カバ
ー17を開放したとき、横カバー17の上辺部がミシン本体
を載置する図示しない台板上に当接するようになってお
り、横カバー17の開放角度が一定になっている。尚、横
カバー17の上辺部を台板上に当接させる代わりに、横カ
バーのヒンジ部に適当なストッパ部を設けるようにして
も良い。また、上記実施例では、リブ17cを横カバー17
の面17aの周縁部この場合両側辺部及び下辺部に突設し
たので、横カバー17の接触部17bと支持壁部14aの左面部
14bとの間の隙間のうち下辺部だけでなく両側辺部につ
いても油が達することを確実に防止できるようになる。
従って、接触部17b及びパッキング16に油が付着するこ
とを一層確実に防止できる。
を開放させた場合、横カバー17に設けられた凹部17d内
に、横カバー17の内面に付着した油を受ける構成とした
ので、内面に付着した油が横カバー17を伝わってその外
側に漏れることを確実に防止できる。この場合、横カバ
ー17を開放したとき、横カバー17の上辺部がミシン本体
を載置する図示しない台板上に当接するようになってお
り、横カバー17の開放角度が一定になっている。尚、横
カバー17の上辺部を台板上に当接させる代わりに、横カ
バーのヒンジ部に適当なストッパ部を設けるようにして
も良い。また、上記実施例では、リブ17cを横カバー17
の面17aの周縁部この場合両側辺部及び下辺部に突設し
たので、横カバー17の接触部17bと支持壁部14aの左面部
14bとの間の隙間のうち下辺部だけでなく両側辺部につ
いても油が達することを確実に防止できるようになる。
従って、接触部17b及びパッキング16に油が付着するこ
とを一層確実に防止できる。
更に、上記実施例では、横カバー17をベッド12に回動
可能に設けたが、これに限られるものではなく、ねじ止
め等により着脱可能に設けても良く、また、スライド可
能に設けても良い。
可能に設けたが、これに限られるものではなく、ねじ止
め等により着脱可能に設けても良く、また、スライド可
能に設けても良い。
この他、本考案を、ミシン本体11のベッド12側に適用
する代わりに、アーム側に適用しても良いことは勿論で
ある。
する代わりに、アーム側に適用しても良いことは勿論で
ある。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、蓋体のうち
開口部と対向する面の少なくとも下辺側縁部にリブを突
設し、このリブの先端部を蓋体が開口部を閉塞した状態
で開口縁部よりも内方に入り込む構成としたので、蓋体
を開放したときに、油が蓋体及びミシン本体の外側に漏
れ出ることを防止できるという優れた効果を奏する。
開口部と対向する面の少なくとも下辺側縁部にリブを突
設し、このリブの先端部を蓋体が開口部を閉塞した状態
で開口縁部よりも内方に入り込む構成としたので、蓋体
を開放したときに、油が蓋体及びミシン本体の外側に漏
れ出ることを防止できるという優れた効果を奏する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は横カバーを開放した状態を示す部分斜視図、第
2図は横カバーを閉塞した状態を示す部分縦断側面図、
第3図は横カバーを開放した状態を示す部分縦断側面図
である。また、第4図は従来構成を示す第1相当図であ
る。 図面中、11はミシン本体、12bは開口部、14bは左面部
(開口縁部)、17は横カバー(蓋体)、17cはリブ、17d
は凹部を示す。
第1図は横カバーを開放した状態を示す部分斜視図、第
2図は横カバーを閉塞した状態を示す部分縦断側面図、
第3図は横カバーを開放した状態を示す部分縦断側面図
である。また、第4図は従来構成を示す第1相当図であ
る。 図面中、11はミシン本体、12bは開口部、14bは左面部
(開口縁部)、17は横カバー(蓋体)、17cはリブ、17d
は凹部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩越 弘恭 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番 地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭63−19200(JP,B2) 特公 昭62−55879(JP,B2) 実公 平2−23253(JP,Y2) 実公 昭55−15813(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】ミシン本体と、このミシン本体の一側面部
に設けられた開口部と、この開口部を開閉する蓋体と、
この蓋体のうち前記開口部と対向する面の少なくとも下
辺側縁部に突設され前記蓋体が前記開口部を閉塞した状
態で先端部が前記開口縁部よりも内方に入り込んだリブ
とを備えて成るミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990047263U JP2539341Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990047263U JP2539341Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047076U JPH047076U (ja) | 1992-01-22 |
JP2539341Y2 true JP2539341Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=31563042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990047263U Expired - Fee Related JP2539341Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539341Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2762324A (en) * | 1951-10-27 | 1956-09-11 | Hess Otto | High-speed sewing machine with pressure feed lubrication |
US3079881A (en) * | 1959-03-10 | 1963-03-05 | Merrow Machine Co | Enclosure for sewing machine feed mechanism |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP1990047263U patent/JP2539341Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047076U (ja) | 1992-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |