JPH0354537Y2 - - Google Patents

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JPH0354537Y2
JPH0354537Y2 JP9624687U JP9624687U JPH0354537Y2 JP H0354537 Y2 JPH0354537 Y2 JP H0354537Y2 JP 9624687 U JP9624687 U JP 9624687U JP 9624687 U JP9624687 U JP 9624687U JP H0354537 Y2 JPH0354537 Y2 JP H0354537Y2
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JP
Japan
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shaft
casing
gasket
cap
decorative plate
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Expired
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JP9624687U
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JPS642878U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はドアーの下端を枢支しドアーを閉塞方
向に付勢する機能を備え、上面が床面とほぼ面一
状になるように床に埋め込まれるフロアーヒンジ
に関するものである。
従来の技術 従来のこの種フロアーヒンジとしてはたとえ
ば、ドアーの下端を枢支する軸を上方に突設し、
この軸に支持されたドアーに閉塞方向の力を与え
るべく軸を閉塞方向に付勢する機能を備えた本体
をケーシング内に位置調整可能に収納し、前記ケ
ーシングの上端開口部を前記軸が上方に突出した
状態で閉じる化粧プレートを設けたものが知られ
ている。
考案が解決しようとする問題点 フロアーヒンジは上面が床面とほぼ面一状にな
るように床に埋め込まれて取り付けられることか
ら、床を水洗いすること、あるいは降雨などによ
り、水がケーシングと化粧プレートとの間の隙間
や、化粧プレートと軸の周りとの間の隙間などか
らケーシング内に侵入するという問題がある。そ
してこの侵入した水でケーシング内の本体の外面
などに錆が発生し、再びケーシング内に水が侵入
してオーバーフローすると、錆によつて汚れた水
が床面上に流れ出し、床面を汚すという問題があ
つた。また、ケーシング内に水が浸入して凍結す
ることもあり、その凍結が前記軸と本体との間の
隙間を閉じるシール材を変質させ、フロアーヒン
ジに故障が生じるという問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
フロアーヒンジのケーシング内への水の侵入、延
いては本体の外面などの錆の発生を防止し、錆に
よつて汚れた水で床面を汚すことがなく、さらに
凍結によるフロアーヒンジの故障をなくすように
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、ドアー
の下端を枢支する軸を上方に突設するとともにド
アーを閉塞方向に付勢する機能を備えた本体を上
端に開口部を有するケーシング内に収納し、この
ケーシングの上端に上端開口部を閉じる化粧プレ
ートをパツキンを介在させて取り付け、前記化粧
プレートには前記軸を貫通させる孔部を設けてこ
の孔部の上端に環状のパツキンを装着し、さらに
前記軸にはキヤツプを外嵌させ、このキヤツプの
内面には前記環状のパツキンの上面に当接するパ
ツキンを装着するとともに、このパツキンにはキ
ヤツプの中心に形成された軸嵌入用孔部と軸外面
との間に圧入される圧入部を一体に有するもので
ある。
作 用 この構成により、フロアーヒンジ外部からケーシ
ング内への水の浸入は前記の各パツキンにより確
実に防止され、これにより本体の外面などに錆が
発生することがない。したがつて、従来のように
錆によつて汚れた水で床面を汚すことがなくな
り、またケーシング内での水の凍結もなくなり、
凍結によるフロアーヒンジの故障をなくすことが
できる。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
図において、1はドアー(図示せず)を閉塞方
向に付勢する機能を備えたフロアーヒンジの本体
で、ドアーの下端を枢支する軸2が上方に突設さ
れている。3は前記本体1を位置調整可能に収納
するケーシングで、このケーシング3の上端開口
部は化粧プレート4によつて閉じられている。前
記本体1の前記軸2の突出部の周囲は上面が脹ら
んでおり、前記化粧プレート4にはこの脹らみ部
5を嵌入させる孔部6が形成されている。7は前
記化粧プレート4の裏面全面に当接するように設
けられたパツキンで、その全周は前記ケーシング
3の上端周囲の水平の鍔部8とこの鍔部8に当接
する化粧プレート4の周囲との間に挟持されてい
る。なお、前記化粧プレート4の周囲はケーシン
グ3の上端の鍔部8に対してねじ止めされてい
る。また、前記化粧プレート4の前記孔部6の上
端には上向きに突出する鍔部9を備え、この鍔部
9の上端には環状のパツキン10が装着されてい
る。11は前記本体1から上方に突出する軸2を
嵌入させる孔部12を中心に有し、外周に下向き
の鍔部13を有するキヤツプで、このキヤツプ1
1の内面には前記パツキン10の上面に当接する
パツキン14が装着されている。このパツキン1
4の内周には前記キヤツプ11の孔部12と軸2
の外面との間の隙間に圧入される圧入部15を一
体に有するとともに外周には前記パツキン10の
上端外周の水平突出部16を外側から囲むL形の
折曲部17を一体に有している。
上記構成において、上面が床面とほぼ面一状に
なるようにフロアーヒンジが床に埋め込まれて取
り付けられ、前記軸2にドアーの下端が枢支され
た状態において、ドアーと一体的に軸2が回動す
ると、前記パツキン14およびキヤツプ11も一
体的に回動する。このとき、前記パツキン14は
前記パツキン10の上面に摺接しながら回動する
ことになる。
ところで、上記構成のフロアーヒンジにおい
て、前記化粧プレート4とキヤツプ11との間の
隙間は前記パツキン10とパツキン14との当接
によりなくなり、また前記軸2とキヤツプ11と
の間の隙間は前記パツキン14の圧入部15によ
りなくなり、さらに前記ケーシング3と化粧プレ
ート4との間の隙間は前記パツキン7によりなく
なる。それ故、水がケーシング3の内部に浸入す
ることがなく、前記本体1に錆が発生することが
ない。なお、前記L形の折曲部17は前記キヤツ
プ11と化粧プレート4との間の隙間から入り込
んだ水が前記パツキン10と14との当接部に入
り込むのを防止する役目をする。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ケーシング内へ
の水の浸入を確実に防止することができ、延いて
は本体の外面などの錆の発生をも防止することが
できる。したがつて、従来のように錆によつて汚
れた水で床面を汚すことがなくなり、またケーシ
ング内での水の凍結もなくなり、凍結によるフロ
アーヒンジの故障をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すフロアーヒンジ
の縦断面図である。 1……本体、2……軸、3……ケーシング、4
……化粧プレート、6……孔部、7……パツキ
ン、10……パツキン、11……キヤツプ、12
……孔部、14……パツキン、15……圧入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアーの下端を枢支する軸を上方に突設すると
    ともにドアーを閉塞方向に付勢する機能を備えた
    本体を上端に開口部を有するケーシング内に収納
    し、このケーシングの上端に上端開口部を閉じる
    化粧プレートをパツキンを介在させて取り付け、
    前記化粧プレートには前記軸を貫通させる孔部を
    設けてこの孔部の上端に環状のパツキンを装着
    し、さらに前記軸にはキヤツプを外嵌させ、この
    キヤツプの内面には前記環状のパツキンの上面に
    当接するパツキンを装着するとともに、このパツ
    キンにはキヤツプの中心に形成された軸嵌入用孔
    部と軸の外面との間に圧入される圧入部を一体に
    有するフロアーヒンジ。
JP9624687U 1987-06-23 1987-06-23 Expired JPH0354537Y2 (ja)

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JP9624687U JPH0354537Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JP9624687U JPH0354537Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JPS642878U JPS642878U (ja) 1989-01-10
JPH0354537Y2 true JPH0354537Y2 (ja) 1991-12-02

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KR100321796B1 (ko) * 1999-07-09 2002-02-01 송기덕 방수기능을 갖는 플로어힌지 및 그 설치방법
JP4540200B2 (ja) * 2000-09-11 2010-09-08 日本ドアーチエック製造株式会社 フロアヒンジ

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Publication number Publication date
JPS642878U (ja) 1989-01-10

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