JP2539219B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2539219B2 JP62145744A JP14574487A JP2539219B2 JP 2539219 B2 JP2539219 B2 JP 2539219B2 JP 62145744 A JP62145744 A JP 62145744A JP 14574487 A JP14574487 A JP 14574487A JP 2539219 B2 JP2539219 B2 JP 2539219B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コントロールユニットに信号発生条件の異
なる複数の信号が入力する自動変速機の制御装置に関す
る。
(従来技術) 従来、例えば特開昭57−196317号公報に記載されてい
るように、運転者が車速をセットすることによってスロ
ットル開度を自動的に制御して車速を一定速度に保つ機
能を備え、また上り坂での車速低下を防止するためにオ
ーバードライブの解除を行なってミッションを例えば4
速から3速に自動的にシフトダウンするようにしたいわ
ゆるオートクルーズ付の自動車用速度制御装置が知られ
ている。
ところで、自動変速機の電子式油圧制御回路を制御す
るコントロールユニットには、水温とか、タービン回転
数、あるいはスロットル信号やアイドル信号,キックダ
ウン信号,エアコン信号,あるいはまたテストスイッチ
信号等が入力されるが、上記のようなオートクルーズを
備えたものでは、更にオートクルーズ信号が入力され
る。
ところが、従来は、これらの入力信号を発生する複数
の信号発生手段がそれぞれ別々の入力端子に接続されて
いるので、このように入力信号が多くなると端子数が多
くなって大きいサイズのカップラーをを用いなければな
らなかったり、入力回路およびその結線が複雑であるな
のどの問題があった。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、
必要な入力信号の数に対してコントロールユニットの端
子の数を少なくすることのできる自動変速機の制御装置
を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、自動変速機のコントロールユニットに入力
される信号の内、信号発生条件が互いに全く重ならない
複数の信号に着目したものであって、その構成はつぎの
とおりである。すなわち、本発明に係る自動変速機の制
御装置は、電子式油圧制御回路の励磁ソレノイドを変更
するための信号を発生する複数の信号発生手段の内、互
いに条件の異なる域でそれぞれ信号を発生する特定の信
号発生手段同士をコントロールユニットの共通の入力端
子に接続するとともに、それぞれの信号発生条件の違い
によっていずれの信号発生手段が作用しているかを判定
する判別手段を設けたことを特徴としている。
(作用) 各信号発生手段は、それぞれの設定条件にしたがって
信号を発生し、それらの信号に基づいて、コントロール
ユニットが電子式油圧制御回路の励磁ソレノイドを変更
し変速機を制御する。そして、これらの信号発生手段の
内、コントロールユニットの共通の入力端子に接続され
る複数の信号発生手段は、互いに条件の異なる域、すな
わち、回転数等が異なり互いに重ならない領域でそれぞ
れの信号を発生する。これらの信号は共通の端子によっ
てコントロールユニットに入力され、いずれの信号発生
手段からの信号であるかがそれぞれの信号発生条件の違
いによって判定される。そして、その判定された信号に
基づいた制御が行われる。
(実施例) 第1図は、オートクルーズ付自動変速機に適用した本
発明の一実施例を示す全体概略図である。同図に示す自
動変速機1は、前進4段,後退1段で、ロックアップ付
きの通常のいわゆる4速自動変速機であって、その油圧
制御回路に設けられた4つのソレノイドバルブをコント
ロールユニット2によってオン・オフ制御することで自
動的に変速操作を行うものである。コントロールユニッ
ト2には、車速センサ3からの車速信号や、図示しない
水温センサその他の信号発生手段からの信号が入力され
る。そして、それら信号発生手段の内、オートクルーズ
コントロールユニット4に設けられたオートクルーズス
イッチ5と、自動変速機1の制御系各部の故障を検出す
るためのテストスイッチとがコントロールユニット2の
一つの入力端子7に接続されている。
オートクルーズスイッチ5は、定速走行時、車速が設
定速度を維持できなくなったときに、例えば4速から3
速に自動的にシフトダウンさせるための信号を発生する
ものである。そして、オートクルーズは、通常、車速が
大体40kg/h以上でないと働かないので、オートクルーズ
コントロールユニット4によりオートクルーズスイッチ
5がONされるのも約40km/h以上の車速域である。
それに対して、テストスイッチ6は、車速センサ3の
その他のセンサ類や油圧制御回路の4つのソレノイドバ
ルブのいずれかが故障したことを指示するホールドラン
プ8の点滅があったときに、ディーラーにおいてこのテ
ストスイッチ6を閉操作することにより、具体的な故障
コードを表示するような形でホールドランプ8を点滅さ
せるためのものである。したがって、テストスイッチ6
は、通常は車を停止させた状態で操作される。
このように、オートクルーズスイッチ5は一定車速、
例えば40km/h以上でないと信号を発生せず、また、テス
トスイッチ6は、通常、車速がゼロの状態でしか信号を
発生しないので、共通の入力端子から入った信号がどち
らの信号発生手段からの信号であるかは、車速を見るこ
とによって判定することができる。
ところで、テストスイッチ6は上記のように停車状態
で操作されるものであるが、場合によっては、テストス
イッチ6をつないだまま車を走らせて様子を見るといっ
たこともあり得る。そこで、そのようなテスト運転中
は、たとえ車速が高くなってもテストスイッチが入った
状態を続けさせる必要がある。したがって、このような
整備中は、共通の端子から入る信号は全てテストスイッ
チ6の信号であると判定する。そのような判定を行う論
理回路の構成は第2図のとおりである。
第2図に示すように、VSP<1EHすなわち車速(VSP)
が一定地(1EH)より小さいことを示す信号と、共通の
入力端子7に入るオートクルーズスイッチ5の信号とテ
ストスイッチ6の信号とを統合した信号を入力とする第
1のAND回路9の出力がR−Sフリップフロップ10のセ
ット側端子(S)に入力され、また、R−Sフリップフ
ロップ10のリセット側端子(R)には、前記の統合した
信号がNOT回路11を介し反転して入力される。R−Sフ
リップフロップ10のクリア端子(CLR)にもまた、上記
反転信号が入る。そして、R−Sフリップフロップ10の
出力(Q)と前記の統合した信号とを入力とする第2の
AND回路12と、R−Sフリップフロップ10の否定出力
()と前記の統合した信号とを入力とする第3のAND
回路13が設けられ、第2のAND回路12の出力が1のとき
はテストスイッチ6が成り立ち、第3のAND回路13の出
力が1のときはオートクルーズスイッチ5が成り立つよ
う構成されている。
この論理回路はつぎのように作動する。
まず、車速が一定値例えば30km/hより低い状態で、共
通の入力端子に信号が入ると、第1のAND回路9の入力
は1,1で出力は1であり、またNOT回路11の出力は0であ
るからR−Sフリップフロップ10はSが1,Rが0となっ
てセットされ、2つの出力はQが1でが0となる。し
たがって、第2のAND回路12の入力は1,1で出力は1,第3
のAND回路13の入力は0,1で出力は0となり、テストスイ
ッチ6が成り立つ。
また、初めから車速が一定値より高い状態で共通の入
力端子に信号が入った場合は、第1のAND回路9の入力
は0.1で出力は0となり、またNOT回路11の出力は0で、
R−Sフリップフロップ10の出力はQが0でが1とな
る。したがって、第2のAND回路12は入力が0.1で出力は
0となり、第3のAND回路13は入力が1,1で出力は1とな
るから今度はオートクルーズスイッチが成り立つ。
つぎに、車を停止させた状態でテストスイッチ6を入
れ、そのまま走り出して車速が一定値を越えるような場
合、スイッチ6を入れた時点では車速はゼロなので第1
のAND回路9の入力は1,1であり、フリップフロップ10は
セットされてテストスイッチ6側の第2のAND回路12の
出力が1となる。つぎに、走り出して速度が一定値を越
えると第1のAND回路9の入力は0,1となるので、フリッ
プフロップ10のS側入力は0となるが、NOT回路11の出
力は0のままなのでRも0であり、R−Sフリップフロ
ップ10は2つの入力は0,0で、出力は変わらずにQが1,
が0の状態を保持する。したがって、テストスイッチ
6を入れた状態では車速が上がっても依然としてテスト
スイッチ6の操作に基づいた制御が行われる。なお、リ
セットがあると必ずクリア(CLR)にも信号が入るので
R−Sフリップフロップ10の出力(Q)は0となる。
なお、この実施例ではオートクルーズスイッチの信号
とテストスイッチの信号を車速によって判別するように
しているが、車速の代りにタービン回転数やスロットル
開度を用いることもできる。
また、上記実施例では、オートクルーズスイッチとテ
ストスイッチをコントロールユニットの共通端子に接続
したものを説明したが、信号発生条件が全く重ならない
ようなもの同士であれが、他の信号発生手段についても
同様に共通の端子に接続することができる。例えば、ア
イドルスイッチとキックダウンスイッチの場合だと、ア
イドルスイッチはアクセルを踏み込んでいないときに入
り、一方、キックダウンスイッチはアクセルを踏み込ん
だときに入るものであるから、これらを一つの入力端子
に接続し、スロットルセンサの開度を基準としていずれ
の信号であるかを判定するようにすることもできる。
本発明はその他いろいろな態様で実施することができ
る。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成されているので、信号入力
数を減らすことなく自動変速機のコントロールユニット
の入力端子数を減らし、入力回路およびその結線を簡素
化してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体概略図、第2図は
同実施例における論理回路の要部説明図である。 1:自動変速機、2:コントロールユニット、5:オートクル
ーズスイッチ、6:テストスイッチ、7:入力端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子式油圧制御回路の励磁ソレノイドを変
    更するための信号を発生する複数の信号発生手段の内、
    互いに条件の異なる域でそれぞれ信号を発生する特定の
    信号発生手段同士をコントロールユニットの共通の入力
    端子に接続するとともに、それぞれの信号発生条件の違
    いによっていずれの信号発生手段が作用しているかを判
    定する判別手段を設けたことを特徴とする自動変速機の
    制御装置。
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