JP2539088Y2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2539088Y2
JP2539088Y2 JP1993050103U JP5010393U JP2539088Y2 JP 2539088 Y2 JP2539088 Y2 JP 2539088Y2 JP 1993050103 U JP1993050103 U JP 1993050103U JP 5010393 U JP5010393 U JP 5010393U JP 2539088 Y2 JP2539088 Y2 JP 2539088Y2
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pickup
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feed motor
disk
disc
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博 竹内
和行 法田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスクプレーヤの改良
に関し、特に送りねじを回転させることによって、ピッ
クアップをディスクの半径方向に移動させて、歯車の喰
込み等を軽減したディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体であるコンパクトディスクにレ
ーザ光を照射し、その反射光に基づいてコンパクトディ
スクの記憶内容を再生するコンパクトディスクプレーヤ
が近年普及され始めている。ところで、このようなコン
パクトディスクにおいては一般に、コンパクトディスク
の排出,挿入時、ピックアップを早送りで原点(リード
イン情報を読取るシステムにおいてはリードインエリア
内の所定位置であり、リードイン情報を読取らないシス
テムにおいては1曲目の先頭位置である)に復帰させ、
新しいコンパクトディスクの演奏開始を早く行なうこと
ができるようにしている。尚、ピックアップの送りはフ
ィードモータ及び送りねじ等を用いて行なうのが一般的
であり、ピックアップが原点に復帰したか否かの判断
は、原点に原点スイッチを設け、この原点スイッチのオ
ン,オフに基づいて判断するようにしているのが一般的
である。
【0003】しかしながら、上述した方法は原点スイッ
チのオン,オフに基づいてピックアップが原点に復帰し
たか否かを判断しているものであるから、原点スイッチ
の異常によりピックアップが原点に復帰したことを検出
できない場合は、ピックアップが原点に復帰しているに
も拘わらずフィードモータが励磁されつづけることにな
り、この結果フィードモータの発熱,歯車の喰込み等の
障害が発生する問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前述の如き問
題点を解決したものであり、その目的は送りねじを回転
させることによって、ピックアップをディスクの半径方
向に移動させて、歯車の喰込み等を軽減するディスクプ
レーヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前述の如き問題
点を解決するため、ディスク(6)からの反射光を電気
信号に変換するピックアップ(9)と、該ピックアップ
(9)からの電気信号に基づいて前記ディスク(6)の
記憶内容を再生する再生手段と、フィードモータ(3
0),歯車(32,33),及び送りねじ(31)から
なり、前記ピックアップ(9)を前記ディスク(6)の
半径方向に移動させる駆動手段と、前記ピックアップ
(9)が原点に復帰したことを検出する原点スイッチ
(8)と、ディスクの排出を指示するイジェクト釦と
備えたディスクプレーヤにおいて、前記イジェクト釦の
操作により前記フィードモータ(30)を制御して、前
記送りねじ(31)により前記ピックアップ(9)を前
記原点方向に早送りで移動させる制御手段と、前記イジ
ェクト釦の操作により計測を開始するタイマと、前記原
点スイッチによりピックアップ(9)が前記原点に復帰
したことを検出した場合或いは前記タイマによる計測時
間が予め定められている時間を経過した場合に前記フィ
ードモータ(30)の励磁を停止させる停止手段とを設
けたものである。
【0006】
【作用】イジェクト釦の操作により計測を開始するタイ
マの計測時間が所定時間以上となっても原点スイッチに
よりピックアップが原点に復帰したことを検出できない
場合は、原点スイッチ等に異常があると考えられる。そ
こで、タイマの計測時間が所定時間以上となっても原点
スイッチによりピックアップが原点に復帰したことを検
出できなかった場合は、フィードモータの励磁を停止さ
せることにより、フィードモータの加熱等の異常を軽減
する。本考案では送りねじを回転させることによりピッ
クアップをディスクの半径方向に移動させる駆動手段を
備えたディスクプレーヤにおいて、タイマの計測時間が
所定時間以上となっても原点スイッチによりピックアッ
プが原点に復帰したことを検出できなかった場合は、フ
ィードモータの励磁を停止させることによって歯車の喰
込み等を軽減する。さらに、本考案ではイジェクト釦の
操作に伴って、即ちディスクの排出処理と共にピックア
ップをディスクの半径方向に移動させることによって、
ディスクを交換して新たなディスクを挿入した場合、ピ
ックアップはディスクの内周側に位置しているため、新
たなディスクに対する再生処理を素早く行う。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の実施例としてのコンパクト
ディスクプレーヤの模式的ブロック構成図であり、また
図2はピックアップの駆動系の構成を示す斜視図であ
る。図1,図2において、1はマイクロプロセッサ、2
は操作部、3はメモリ、4は入力部、5は出力部、6は
コンパクトディスク、7はディスクモータ、8は原点ス
イッチ、9はピックアップ、10は半導体レーザ、1
1,14,15はレンズ、12はビームスプリッタ、1
3は1/4波長板、16はディテクタ、17はマトリク
ス回路、18はフォーカスサーボ回路、19はトラッキ
ングサーボ回路、20はレンズ14を上下方向に移動さ
せるフォーカスコイル、21はレンズ14をコンパクト
ディスク6の半径方向に移動させるトラッキングコイ
ル、22は復調回路、23は回転制御回路、24は信号
処理回路、25はDA変換器、26はローパスフィル
タ、27は増幅器、28はスピーカ、29はフィードモ
ータ制御回路、30はフィードモータ、31は送りね
じ、32,33は歯車、34はシャーシ、35は案内
軸、36はターンテーブルである。尚、原点スイッチ8
はピックアップ9が原点に達した時、その出力信号dを
“1”とするものである。
【0008】再生時、半導体レーザ10からのレーザ光
はレンズ11,ビームスプリッタ12,1/4波長板1
3,レンズ14を介してコンパクトディスク6に入射
し、コンパクトディスク6からの反射光はレンズ14,
1/4波長板13,ビームスプリッタ12,レンズ15
を介してディテクタ16に入射する。ディテクタ16は
複数(例えば4個)のフォトダイオードから構成されて
おり、各フォトダイオードはコンパクトディスク6から
の反射光を電気信号に変換してマトリクス回路17に加
え、マトリクス回路17はディテクタ16からの電気信
号に基づいてRF信号a,フォーカス信号b及びトラッ
キング信号cを作成し、それらをそれぞれ復帰回路2
2,フォーカスサーボ回路18及びトラッキングサーボ
回路19に加える。
【0009】フォーカスサーボ回路18はフォーカス信
号bに基づいてフォーカスコイル20を駆動し、ディテ
クタ16がコンパクトディスク6に対して合焦状態とな
るようにレンズ14を上下方向に移動させ、トラッキン
グサーボ回路19はトラッキング信号cに基づいてトラ
ッキングコイル21を駆動し、ディテクタ16の中心
(光軸)がトラックと一致するようにレンズ14をコン
パクトディスク6の半径方向に移動させる。また、復帰
回路22はRF信号aを復調して信号処理回路24に加
えると共に同期信号を抽出して回転制御回路23に加え
る。回転制御回路23は復調回路22から加えられる同
期信号の周波数と基準信号の周波数とを比較し、常に両
者が一致するようにディスクモータ7の回転数を制御
し、信号処理回路24は復調回路22の出力信号からサ
ブコードを分離して入力部4に加えると共に、信号の誤
り訂正を行なう。また、信号処理回路24で誤りが訂正
された信号はDA変換器25,ローパスフィルタ26,
増幅器27を介してスピーカ28に印加され、スピーカ
28よりコンパクトディスク6の記憶内容に対応した再
生音が出力される。
【0010】コンパクトディスクプレーヤにおいては上
述したようにコンパクトディスクの記憶内容を再生する
ようにしているが、本実施例ではピックアップを原点に
早送りで復帰させる際にピックアップの駆動系に障害が
生じないようにするために、マイクロプロセッサ1に図
3のフローチャートに示す処理を行なわせている。即
ち、図3はマイクロプロセッサ1の処理内容の一部を示
すフローチャートである。以下、図3を参照してピック
アップ9を原点に復帰させる際の動作を説明する。
【0011】マイクロプロセッサ1は操作部2に設けら
れているイジェクト釦(図示せず)が押されたことを検
出すると、図3のフローチャートに示す処理を開始し、
先ず内部に設けられているタイマを起動する(ステップ
S1)。次いで、マイクロプロセッサ1は出力部5を介
してフィードモータ制御回路29にピックアップ9を原
点方向に早送りさせる旨のコマンドを送出し、これによ
りフィードモータ30が高速で回転し、送りねじ31の
作用によりピックアップ9が原点方向に早送りされる
(ステップS2)。
【0012】そして、この後、マイクロプロセッサ1は
入力部4を介して加えられる原点スイッチ8の出力信号
dに基づいてピックアップ9が原点に復帰したか否かを
判断し(ステップS3)、前記タイマによる計測時間T
が予め定められている時間T0 (装置が正常な状態にお
いてピックアップを原点に復帰させる際にかかる時間の
数倍程度の時間であり、例えば10秒程度に設定してお
くものである)を経過する前にピックアップ9が原点に
復帰したと判断した場合は(ステップS3,S4)はフ
ィードモータ制御回路29に制御信号を加えてフィード
モータ30の励磁を停止させ(ステップS5)、次いで
前記タイマを停止させ(ステップS6)、この後他の制
御ステップに移るものである。また、タイマの計測時間
TがT0以上となっても、原点スイッチ8の出力信号d
に基づいてピックアップ9が原点に復帰したことを検出
できなかった場合は(ステップS3,S4)は、マイク
ロプロセッサ1は原点スイッチ9、歯車32,33の噛
合い等に異常があると判断してフィードモータ制御回路
29に制御信号を加え、フィードモータ30の励磁を停
止させ(ステップS7)、次いで電源スイッチ(図示せ
ず)がオフとなるまで操作部2に設けられているスイッ
チの操作による入力の受付けを禁止する(ステップS
8,S9)。
【0013】このように本実施例はイジェクト釦等が押
されることにより、ピックアップ9を早送りで原点に復
帰させることが指令された場合、所定時間T0 が経過し
ても原点スイッチ8の出力信号dに基づいてピックアッ
プが原点に復帰したことを検出できなかった場合は、原
点スイッチ8、歯車32,33等に異常があると判断し
てフィードモータ30の励磁を停止させるものであるか
ら、フィードモータ30の発熱,歯車32,33の喰込
み等の障害を軽減することができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、復帰指
令により計測を開始するタイマ(実施例においてはマイ
クロプロセッサ1)を設け、タイマにより計測した時間
が所定時間以上となっても原点スイッチによりピックア
ップが原点に復帰したことを検出できなかった場合は、
フィードモータの励磁を停止させるものであるから、原
点スイッチに異常がある場合においてもフィードモータ
の発熱,歯車の喰込み等の駆動系の異常を軽減できる。
【0015】更に具体的に、本考案によれば送りねじを
回転させることによピックアップをディスクの半径方
向に移動させる駆動手段を備えたディスクプレーヤにお
いて、タイマの計測時間が所定時間以上となっても原点
スイッチによりピックアップが原点に復帰したことを検
出できなかった場合は、フィードモータの励磁を停止さ
せるため、歯車の喰込み等を軽減できるという利点があ
る。また、本考案によれば、イジェクト釦の操作に伴っ
て、即ちディスクの排出処理と共にピックアップをディ
スクの半径方向に移動させることによって、ディスクを
交換して新たなディスクを挿入した場合、ピックアップ
はディスクの内周側に位置しているため、新たなディス
クに対する再生処理を素早く行うことができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例としてのコンパクトディスクプ
レーヤの模式的ブロック構成図
【図2】ピックアップの駆動系の構成を示す斜視図
【図3】マイクロプロセッサ1の処理内容の一部を示す
フローチャート
【符合の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 操作部 3 メモリ 4 入力部 5 出力部 6 コンパクトディスク 7 ディスクモータ 8 原点スイッチ 9 ピックアップ 10 半導体レーザ 11,14,15 レンズ 12 ビームスプリッタ 13 1/4波長板 16 ディテクタ 17 マトリクス回路 18 フォーカスサーボ回路 19 トラッキングサーボ回路 20 フォーカスコイル 21 トラッキングコイル 22 復調回路 23 回転制御回路 24 信号処理回路 25 DA変換器 26 ローパスフィルタ 27 増幅器 28 スピーカ 29 フィードモータ制御回路 30 フィードモータ 31 送りねじ 32,33 歯車 34 シャーシ 35 案内軸 36 ターンテーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクからの反射光を電気信号に変換
    するピックアップと、 該ピックアップからの電気信号に基づいて前記ディスク
    の記憶内容を再生する再生手段と、 フィードモータ,歯車,及び送りねじからなり、前記ピ
    ックアップを前記ディスクの半径方向に移動させる駆動
    手段と、 前記ピックアップが原点に復帰したことを検出する原点
    スイッチと ディスクの排出を指示するイジェクト釦と を備えたディ
    スクプレーヤにおいて、前記イジェクト釦の操作により 前記フィードモータを制
    御して、前記送りねじにより前記ピックアップを前記原
    点方向に早送りで移動させる制御手段と、前記イジェクト釦の操作により 計測を開始するタイマ
    と、 前記原点スイッチによりピックアップが前記原点に復帰
    したことを検出した場合或いは前記タイマによる計測時
    間が予め定められている時間を経過した場合に前記フィ
    ードモータの励磁を停止させる停止手段とを備えたこと
    を特徴とするディスクプレーヤ。
JP1993050103U 1993-08-23 1993-08-23 ディスクプレーヤ Expired - Lifetime JP2539088Y2 (ja)

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JPH0719859U JPH0719859U (ja) 1995-04-07
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Effective date: 19970107