JP2539031Y2 - コンバインの刈取装置 - Google Patents

コンバインの刈取装置

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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は刈刃によって刈取る穀稈を、スターホイルや
掻込ベルトなど掻込装置で掻込んで脱穀部に搬送するよ
うにしたコンバインの刈取装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開平2−83724号公報に示す如く、6条刈り
用コンバインがある。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、左側2条分のスターホイルのうち右
側のスターホイルを左稈元搬送チェンに駆動連結させる
から、左稈元搬送チェンを前後2本のチェンによって形
成する複雑な構造が必要になり、左稈元搬送チェン構造
の簡略化を容易に行い得ない不具合がある。そこで、左
側2条分のスターホイルのうち左側のスターホイルに左
稈元搬送チェンを駆動連結させることにより、左稈元搬
送チェンを1本のチェンによって形成して構造の簡略化
を図れるが、6条刈り用のスターホイル構造から1条分
のスターホイルを省略して5条刈り用を形成するには、
左稈元搬送チェンなど周辺構造を大幅に設計変更する必
要があると共に、5条刈り用構造のスターホイルに左側
1条分のスターホイルを追加しても6条刈り構造を容易
に得られない等の問題があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、6条分の引起ケースと、左及び中
及び右の各2条を一対とした6条分のスターホイル及び
掻込ベルトと、左及び中及び右の各2条分の穀稈を搬送
させる3本の稈元搬送チェンを設けた6条用コンバイン
の刈取装置において、右の走行クローラ上方の運転席を
右の2条分の引起ケースの左右幅内でこの後方に配設さ
せ、また左の走行クローラよりも機外側でこの前方に最
左側の1条分の引起ケースを配設させると共に、右側2
条分のスターホイルを右稈元搬送チェンに駆動連結さ
せ、中央2条分のスターホイルのうち左側スターホイル
を中稈元搬送チェンに駆動連結させ、中央2条分のスタ
ーホイルのうち左側スターホイルに左側2条分のスター
ホイルを駆動連結させたことを特徴とする。
「作用」 従って、圃場既刈部に隣接する未刈り穀稈右端と右の
引起ケースとの相対位置を運転席の作業者によって容易
に目視確認し得、次工程の左走行クローラの走行跡に対
して未刈り穀稈側に離れた位置に次工程の右走行クロー
ラを走行させ得、前工程の走行跡を移動することに生じ
る本機の左右傾斜及び未刈り穀稈方向への泥寄せなどの
不具合を容易になくし得、湿田などでの刈取り作業性の
向上を容易に図り得ると共に、スターホイルの駆動構造
を変更することなく、左側2条分のスターホイルのいず
れか一方を取外して5条刈り用スターホイル構造を形成
し得、また5条刈り用スターホイル構造を大幅に設計変
更することなく、左側1条分のスターホイルの追加によ
って6条刈り用スターホイル構造を形成し得るものであ
る。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は刈取部の平面説明図、第2図はコンバインの全体
側面図、第3図は同平面図であり、図中(1)は走行ク
ローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前
記トラックフレーム(1)上に架設する機台、(4)は
フィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処
理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀
稈搬送機構などを備える6条刈り用の刈取部、(9)は
排藁チェン(10)(11)終端を臨ませる排藁処理部、
(12)は運転席(13)及び運転操作部(14)を備える運
転台、(15)はエンジン(16)を内設するエンジン部、
(17)は前記エンジン部(15)前方に配設して脱穀部
(4)からの穀粒を揚穀筒(18)を介し溜める穀粒タン
ク、(19)は前記穀粒タンク(17)内の穀粒を外側に取
出す上部排出オーガであり、連続的に刈取り・脱穀作業
を行うように構成している。
第4図にも示す如く、前記刈取部(8)は分草板(2
0)を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させる引起し
タイン(21)を有する穀稈掻込装置である6条用引起し
ケース(22)と、この引起された穀稈の稈元側及び穂先
側を掻込むスターホイル(23)及び掻込ベルト(24)
と、この掻込時稈元側を切断する刈刃(25)と、切断後
の右側2条分の穀稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右
稈元搬送チェン(26)と、右側2条分の穀稈の穂先側を
左斜め後方のフィードチェン(5)の送り始端近傍迄搬
送する右穂先搬送タイン(27)と、右側より3条及び4
条の中央2条分の穀稈の稈元側及び穂先側を後方の右稈
元搬送チェン(26)の送り終端位置近傍に合流させる中
央稈元搬送チェン(26)及び中央穂先搬送タイン(29)
と、左側2条分の穀稈の稈元側及び穂先側を右稈元搬送
チェン(26)の送り終端位置近傍に合流させる左稈元搬
送チェン(30)及び左穂先搬送タイン(31)と、前記右
稈元搬送チェン(26)の送り終端に合流する6条分の穀
稈の稈元側を前記フィードチェン(5)の送り始端に搬
送受継ぎする縦搬送チェン(32)と、前記右穂先搬送タ
イン(27)と縦搬送チェン(32)の送り終端部上下略中
間高さ位置に設けてフィードチェン(5)に適正姿勢で
穀稈を受継ぎさせる補助搬送チェン(33)とを備え、刈
取られた6条分の穀稈をこれらY字形搬送経路(34)を
介してフィードチェン(5)に受継ぎさせて脱穀処理す
るように構成している。
また、前記機台(3)の前端に支柱(35)を介し立設
固定する受台(36)に、上下回動支点軸(37)を介し刈
取主フレーム(38)の基端を支持すると共に、該主フレ
ーム(38)とトラックフレーム(1)間に刈取昇降シリ
ンダ(39)を介設して、該シリンダ(39)の伸縮動作で
もって刈取部(8)の適宜昇降を行うように構成してい
る。
第5図にも示す如く、前記スターホイル(23)は対と
なる右2条と中央2条の各右側ホイル(23a)(23c)を
駆動側、各左側ホイル(23b)(23d)を従動側とすると
共に、対となる左2条の左右ホイル(23f)(23e)を中
央2条の左側ホイル(23d)に噛合せ連結させて従動と
させるもので、前記右側ホイル(23a)(23c)のホイル
軸(40a)(40c)を、右及び中央の稈元搬送チェン(2
6)(28)に連動連結させて、右稈元搬送チェン(26)
の駆動力でもって右2条のホイル(23a)(23b)を、中
央稈元搬送チェン(28)の駆動力でもって中央及び左2
条のホイル(23c)(23d)(23e)(23f)をそれぞれ回
転させるように構成している。
第6図乃至第9図に示す如く、最左側位置のスターホ
イル(23f)と稈元搬送チェン(30)とはその回転軸芯
位置を異ならせるもので、搬送チェン(30)の前端側を
支持するチェン回転ドラム(41)を、刈取フレーム(4
2)に固設する刈刃駆動台(43)に、略L形の支持フレ
ーム(44)及びドラム軸(45)及びベアリング(46)を
介して遊転自在に支持する一方、前記駆動台(43)に固
設する上下刈刃駆動アーム(47a)(47b)の支点軸(4
8)上端にブラケット(49)を固定させ、該ブラケット
(49)に立設固定させるピン(50)にベアリング(51)
を介し遊転自在に最左側のスターホイル(23f)を支持
して、該ホイル(23f)の軸芯であるピン(50)よりも
搬送チェン(30)の軸芯であるドラム軸(45)を外側で
後方に配置をずらせる状態とさせて、左2条の右側ホイ
ル(23e)に搬送チェン(30)がラップするのを最大限
回避させるように構成している。
また、最左側のスターホイル(23f)の中空部(52)
を上下蓋(53)(54)で塞ぐもので、ホイル(23f)に
ボルト(55)を介して上下蓋(53)(54)を固定させ
て、下蓋(54)中央のベアリングケース(56)に前記ベ
アリング(51)を嵌合させて、該下蓋(54)を前記ピン
(50)に支持させ、ホイル(23f)を上下蓋(53)(5
4)で塞ぐことによって、この下方の駆動アーム(47a)
(47b)部に稈屑などが落下するのを防止するように構
成している。
さらに、最左側の掻込ベルト(24)の送り終端側の大
径プーリ(57)を、ケース(58)を介して、前記ドラム
(41)に一体連結すると共に、送り始端側の小径プーリ
(59)を、前記フレーム(44)に固設するベルトカバー
(60)のベルト支持板(61)にプーリ軸(62)を介して
支持させて、左稈元搬送チェン(30)の駆動力でもって
掻込ベルト(24)を回転するように構成している。
またさらに、最左側の掻込ベルト(24)のラグ(24
a)長さをこれ以外に比べ長く形成し、該ラグ(24a)の
作用長さを調整するラグ調整ガイド(63)を前記ベルト
カバー(60)の搬送面側に設けて、該ベルト(24)での
対応性拡大を図る一方、非搬送面側のラグ(24a)先端
部を前後略一直線状に揃える状態とさせて、この左側方
にサイドカバー(64)を取付けるときにはこのラグ(24
a)の先端軌跡(D)に沿う状態にコンパクトな取付け
が行われて刈取全幅を縮小するように構成している。
また、前記左稈元搬送チェン(30)の搬送面側のチェ
ンガイド(65)は角パイプ(66)に薄肉鉄板(67)を貼
付けて構成し、該ガイド(65)取付側のスペースを拡大
させて藁屑などの堆積の減少や、コストの低減や、軽量
化を図るように構成している。
そして、前記左稈元搬送チェン(30)の送り終端の手
前位置に中央稈元搬送チェン(28)の送り終端を合流さ
せて、中央2条及び左2条合流用のY字形搬送路(34
a)を形成すると共に、さらに該経路(34a)の送り終端
を右稈元搬送チェン(26)の送り終端近傍に合流させる
左4条及び右2条合流用のY字形搬送経路(34b)を形
成するもので、これら各搬送経路(34a)(34b)からな
るY字形搬送経路(34)を右及び中央及び左の稈元搬送
チェン(26)(28)(30)からなるY字形穀稈搬送機構
(68)でもって形成している。
また、中央及び左稈元搬送チェン(28)(30)の合流
部(A)を前記引起しケース(22)のタイン中心ライン
より一定距離(L)後方に引離して、この合流部(A)
位置の穀稈に引起しタイン(21)が全く作用しない状態
に配設して、この合流部(A)でタイン(21)に穀稈が
引掛ることなどによって起る稈こぼれ及び稈詰りや、株
元の不揃いを防止して、特に倒伏穀稈での刈取性能を向
上させるように構成している。
さらに、最左側2条分の合流点である最左側2条引起
しケース(22)の中央合流ライン(B)を左走行クロー
ラ(2)の左外縁ライン(C)より若干寸法(t)外側
に位置させる状態に配設して、機体を左旋回させて回向
後の作業にあっては、前回行程のクローラ跡と現在のク
ローラとの間には少なくとも2条間のスペースを有する
状態とさせることによって、前回行程のクローラ跡の悪
影響を受けることのない湿田性能に秀れた走行を行わし
めるように構成している。
上記から明らかなように、6条分の引起ケース(22)
…と、左及び中及び右の各2条を一対とした6条分のス
ターホイル(23)…及び掻込ベルト(24)…と、左及び
中及び右の各2条分の穀稈を搬送させる3本の稈元搬送
チェン(26)(28)(30)を設けた6条用コンバインの
刈取装置において、右の走行クローラ(2)上方の運転
席(13)を右の2条分の引起ケース(22)(22)の左右
幅内でこの後方に配設させ、また左の走行クローラ
(2)よりも機外側でこの前方に最左側の1条分の引起
ケース(22)を配設させると共に、右側2条分のスター
ホイル(23)(23)を右稈元搬送チェン(26)に駆動連
結させ、中央2条分のスターホイル(23)(23)のうち
左側スターホイル(23)を中稈元搬送チェン(28)に駆
動連結させ、中央2条分のスターホイル(23)(23)の
うち左側スターホイル(23)に左側2条分のスターホイ
ル(23)(23)を駆動連結させ、スターホイル(23)の
駆動構造を変更することなく、左側2条分のスターホイ
ル(23)(23)のいずれか一方を取外して5条刈り用ス
ターホイル(23)構造を形成し、また5条刈り用スター
ホイル(23)構造を大幅に設計変更することなく、左側
1条分のスターホイル(23)の追加によって6条分刈り
用スターホイル(23)構造を形成できるように構成して
いる。
ところで前記刈刃(25)は、上刃(25a)と下刃(25
b)を左右に往復動させるようにしたもので、これら各
刃(25a)(25b)に固設するナイフヘッド(68a)(68
b)の係合溝(69a)(69b)にそれぞれ嵌合させる刈刃
駆動筒体(70a)(70b)を前記駆動アーム(47a)(47
b)の一端側に備えると共に、該駆動アーム(47a)(47
b)の他端側を各ロッド(71a)(71b)を介してこの後
方の刈刃駆動ケース(72)の左右クランク(73)(73)
に連動連結させて、該クランク(73)(73)でもって上
刃(25a)及び下刃(25b)の相互逆方向の駆動を行うよ
うに構成している。
また、前記揺動アーム(47a)(47b)の筒体(70a)
(70b)を支持する枢軸(74a)(74b)と筒体(70a)
(70b)との間に環状ゴム(75)を介在させて上刃(25
a)及び下刃(25b)に対する衝撃の緩和を図るように構
成している。
さらに第10図乃至第11図に示す如く、前記刈刃(25)
を保持する刈刃受板(76b)を懸架部材(76)及びブラ
ケット(77)を介し刈取フレーム(42)側に支持させる
もので、前記受板(76b)にボルト(78)を介して固定
する懸架部材(76)の筒部(76b)と前記ブラケット(7
7)の取付ボルト(79)との間に環状ゴム(80)を介設
して、刈刃(25)の防振を図るように構成している。
またさらに、前記刈刃駆動ケース(72)近傍の横伝動
ケース(81)に固設するブラケット(82)に、左サイド
デバイダー(83)の基端を支持させ、該デバイダー(8
3)の後端を左走行クローラ(2)の先端部側方に臨ま
せている。
また各引起しケース(22)の上端間に横架するフロン
トゲート(84)を後方の基板(85)に蝶番(86)を介し
開放自在に取付けると共に、該ゲート(84)の全面裏側
をマグネット(87)を介し引起しケース(22)に固着さ
せるように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、最左側2
条のスターホイル(23e)(23f)を、中央2条のスター
ホイル(23C)(23d)に連動連結させて該ホイル(23
e)(23f)を従動で回転させると共に、最左側の下部稈
元搬送チェン(30)の回転ドラム軸(45)の軸芯位置
を、最左側ホイル(23f)のホイル軸であるピン(50)
よりも外側で後方にずらせて配置させることによって、
最左側ホイル(23f)に噛合せる相対ホイル(23e)との
ラップを最小とさせる状態で搬送チェン(30)の送り終
端を右斜め前方に延設させて、右稈元搬送チェン(26)
との二つの直線搬送経路によるY字形合流を可能にでき
るもので、最左側のスターホイル(23f)の軸芯と搬送
チェン(30)の軸芯を同一とする搬送構造に比べ搬送経
路をシンプルなものにできると共に、部品点数の少ない
構造簡単なものにできて、メンテナンスや取扱性でも至
便なものとさせることができる。
またこの場合、中央2条の穀稈を左2条の穀稈にY字
形合流させ、この合流した4条分の穀稈にさらに右2条
の穀稈をY字形合流させるものであるから、合流が順次
スムーズに行われて稈詰りなどの発生がない。
さらに、最初に合流が行われる中央及び左稈元搬送チ
ェン(28)(30)の合流部(A)は引起しケース(22)
より後方に充分引離された位置にあって、この合流部
(A)の穀稈に引起しタイン(21)が全く作用しないも
のであるから、このタイン(21)の作用による稈こぼれ
及び稈詰りや、株元の不揃いなどの不都合も防止でき
る。
またさらに、機体に取入れられる最左側2条の穀稈合
流ライン(B)が左走行クローラ(2)の左外縁ライン
(C)より左側に位置する状態に配設されたものである
から、機体を左旋回させての回向後の作業にあっては、
前回行程のクローラ跡をまったく踏むことのない安定し
た走行が可能となって、特に湿田での性能向上を図るこ
とができる。
このように機体の安定走行させることができると共
に、極めて簡単な手段のもので刈取り穀稈をスムーズ且
つ確実に脱穀部(4)に搬送させることが可能にでき
る。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、6条分の引
起ケース(22)…と、左及び中及び右の各2条を一対と
した6条分のスターホイル(23)…及び掻込ベルト(2
4)…と、左及び中及び右の各2条分の穀稈を搬送させ
る3本の稈元搬送チェン(26)(28)(30)を設けた6
条用コンバインの刈取装置において、右の走行クローラ
(2)上方の運転席(13)を右の2条分の引起ケース
(22)(22)の左右幅内でこの後方に配設させ、また左
の走行クローラ(2)よりも機外側でこの前方に最左側
の1条分の引起ケース(22)を配設させると共に、右側
2条分のスターホイル(23)(23)を右稈元搬送チェン
(26)に駆動連結させ、中央2条分のスターホイル(2
3)(23)のうち左側スターホイル(23)を中稈元搬送
チェン(28)に駆動連結させ、中央2条分のスターホイ
ル(23)(23)のうち左側スターホイル(23)に左側2
条分のスターホイル(23)(23)を駆動連結させたもの
で、圃場既刈部に隣接する未刈り穀稈右端と右の引起し
ケース(22)との相対位置を運転席(13)の作業者によ
って容易に目視確認できると共に、次工程の左走行クロ
ーラ(2)の走行跡に対して未刈り穀稈側に離れた位置
に次工程の右走行クローラ(2)を走行させることがで
き、前工程の走行跡を移動することに生じる本機の左右
傾斜及び未刈り穀稈方向への泥寄せなどの不具合を容易
になくすことができ、湿田などでの刈取り作業性の向上
を容易に図ることができると共に、スターホイル(23)
の駆動構造を変更することなく、左側2条分のスターホ
イル(23)(23)のいずれか一方を取外して5条刈り用
スターホイル(23)構造を形成でき、また5条刈り用ス
ターホイル(23)構造を大幅に設計変更することなく、
左側1条分のスターホイル(23)の追加によって6条刈
り用スターホイル(23)構造を形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は刈取部の平面説明図、第2図はコンバインの全
体側面図、第3図は同平面図、第4図は刈取部の側面説
明図、第5図はスターホイル部の平面説明図、第6図は
穀稈掻込部の側面説明図、第7図は刈取部の部分平面説
明図、第8図は同部分拡大説明図、第9図乃至第11図は
刈刃部の説明図である。 (2)……走行クローラ (13)……運転席 (22)……引起しケース (23)……スターホイル (24)……掻込ベルト (26)(28)(30)……稈元搬送チェン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−228618(JP,A) 実開 平2−83724(JP,U) 実開 昭64−13925(JP,U) 特公 昭44−18882(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】6条分の引起ケース(22)…と、左及び中
    及び右の各2条を一対とした6条分のスターホイル(2
    3)…及び掻込ベルト(24)…と、左及び中及び右の各
    2条分の穀稈を搬送させる3本の稈元搬送チェン(26)
    (28)(30)を設けた6条用コンバインの刈取装置にお
    いて、右の走行クローラ(2)上方の運転席(13)を右
    の2条分の引起ケース(22)(22)の左右幅内でこの後
    方に配設させ、また左の走行クローラ(2)よりも機外
    側でこの前方に最左側の1条分の引起ケース(22)を配
    設させると共に、右側2条分のスターホイル(23)(2
    3)を右稈元搬送チェン(26)に駆動連結させ、中央2
    条分のスターホイル(23)(23)のうち左側スターホイ
    ル(23)を中稈元搬送チェン(28)に駆動連結させ、中
    央2条分のスターホイル(23)(23)のうち左側スター
    ホイル(23)に左側2条分のスターホイル(23)(23)
    を駆動連結させたことを特徴とするコンバインの刈取装
    置。
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