JPH09121655A - コンバインの刈取穀稈掻込搬送装置 - Google Patents
コンバインの刈取穀稈掻込搬送装置Info
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- JPH09121655A JPH09121655A JP28516695A JP28516695A JPH09121655A JP H09121655 A JPH09121655 A JP H09121655A JP 28516695 A JP28516695 A JP 28516695A JP 28516695 A JP28516695 A JP 28516695A JP H09121655 A JPH09121655 A JP H09121655A
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Abstract
分の穀稈を掻込搬送し、左右一対の大小異径の掻込スタ
−ホイルによって一条分の穀稈を掻込搬送する。 【構成】二条の穀稈を掻込搬送する左右一対の大径掻込
スタ−ホイル14a,14bと一条の穀稈を掻込搬送す
る左右一対の大小異径の掻込スタ−ホイル14c,14
dとによって三条の刈取穀稈を掻込搬送する構成とし、
前記小径の掻込スタ−ホイル14dには掻込後の穀稈を
挾持搬送する搬送チエン22に対設する挾持レ−ル23
の始端側を臨ませる。
Description
装置に関する。
は、二条の穀稈は左右一対の掻込スタ−ホイルによって
掻込搬送するが、他の一条分は単一の掻込スタ−ホイル
によって掻込搬送する構成であった。
では、一条分側の分草幅が二条分側の分草幅よりも広く
なるため、掻込搬送性能が低下する問題があった。この
発明は、かかる問題点を解消し、掻込搬送性能の向上を
図ることを目的とする。この目的達成のため、本発明は
次のような技術的手段を講じた。
る技術的手段は、二条の穀稈を掻込搬送する左右一対の
大径掻込スタ−ホイル14a,14bと一条の穀稈を掻
込搬送する左右一対の大小異径の掻込スタ−ホイル14
c,14dとによって三条の刈取穀稈を掻込搬送する構
成とし、前記小径の掻込スタ−ホイル14dには掻込後
の穀稈を挾持搬送する搬送チエン22に対設する挾持レ
−ル23の始端側を臨ませてあることを特徴とする。
は、左右一対の大径掻込スタ−ホイルによって二条分の
穀稈が掻込搬送され、左右一対の大小異径の掻込スタ−
ホイルによって一条分の穀稈が掻込搬送される。そし
て、その後は搬送チエンと挾持レ−ルとからなる挾持搬
送装置の始端に引き継がれてのち、これより後方に挾持
搬送されてこれらの終端部で一箇所に合流される。
いて全面刈りとしたとき、一条分側の右分草幅が広くな
るが、大径掻込スタ−ホイルの対向側に小径の掻込スタ
−ホイルを設け、挾持搬送装置の挾持レ−ル始端を小径
スタ−ホイルに臨ませることにより、この小径掻込スタ
−ホイルが有効に作用し、挾持搬送経路の始端に確実に
掻込んで挾持搬送することになり、一連の掻込搬送性能
が一段と向上するものとなった。
する。図例におけるコンバインは、機体1の下部に走行
クロ−ラ2を具備し、上部にはフイ−ドチエン3を具備
する脱穀装置4を載置し、前部には油圧シリンダ−機構
5により昇降自在の刈取部6を懸架した構成としてい
る。
ヤボックス8が設けられ、この刈取ギヤボックス8前側
の横フレ−ムには、両端側及び中側から地面へ沿うべく
前方へ伸びる分草支持杆9(9a,9b,9c,9d)
と、該各分草支持杆9の先端には各々穀稈を分草する分
草体10,10…が設けられ、この分草体10の後側に
は後方上方に傾斜し、横向き突出姿勢の引起ラグ11を
上方に移行させながら穀稈を引起す引起し装置12を設
け、この引起し装置12の後方下部に穀稈を刈取る刈取
装置13を設けている。
起す引起し装置12、引起し後の穀稈を刈取る刈取装置
13、刈取後の穀稈を掻込搬送する掻込搬送装置14、
掻込搬送後の穀稈を後方に搬送する穀稈後方搬送装置1
5,16、後方搬送後の穀稈を引き継いで前記脱穀装置
3に搬送供給する扱深さ調節用の穀稈搬送供給装置17
からなる。
送する左右一対の大径掻込スタ−ホイル14a,14b
と一条の穀稈を掻込搬送する左右一対の大小異径の掻込
スタ−ホイル14c,14dとからなる。穀稈後方搬送
装置15は、二条の刈取穀稈を搬送する構成であり、掻
込搬送後の穀稈を後方に挾持搬送する株元挾持搬送装置
15Aと掻込搬送後の穀稈を係止ラグによって後方に係
止搬送する穂先係止搬送装置15Bとからなり、穀稈後
方搬送装置16は、一条の刈取穀稈を搬送する構成であ
り、掻込搬送後の穀稈を後方に挾持搬送する株元挾持搬
送装置16Aと掻込搬送後の穀稈を係止ラグによって後
方に係止搬送する穂先係止搬送装置16Bとからなる。
これら穀稈後方搬送装置15,16は、平面視において
ハの字型に配設してあり、これらの終端部で二条の穀稈
と一条の穀稈を合流させる構成である。
稈後方搬送装置15,16からの合流穀稈を引継ぎ、株
元部を挟持搬送して脱穀装置4のフイ−ドチエン3に受
け渡す株元挟持搬送装置17Aと刈取穀稈の穂先側部を
係止してこれを前記株元挟持搬送装置17Aとの協働に
よって略水平姿勢に変更させながら搬送する穂先係止搬
送装置17Bとからなり、刈取フレ−ムに対して始端側
が終端側を支点として上下動し扱深さが調節できるよう
に装架されている。
分草支持杆9a,9b,9c間内に導入される二条の刈
取穀稈を掻込搬送するように、左右の支持パイプ18,
18に架設してあり、駆動側の掻込スタ−ホイル14a
が従動側の掻込スタ−ホイル14bに噛み合って駆動す
る構成である。駆動側の掻込スタ−ホイル14aは、株
元挾持搬送装置15Aの搬送チエン19によって駆動す
るようになっており、該搬送チエン19に対設する挾持
レ−ル20はこの始端側部を従動側掻込スタ−ホイル1
4bの前側掻込圏内に臨ませた構成としている。
dは、分草支持杆9c,9d間内に導入される一条の刈
取穀稈を掻込搬送するよう左右の支持パイプ21,21
に架設してあり、駆動側の大径掻込スタ−ホイル14c
が従動側の小径掻込スタ−ホイル14dに噛み合って駆
動する構成である。駆動側の掻込スタ−ホイル14c
は、株元挾持搬送装置16Aの搬送チエン22によって
駆動するようになっており、該搬送チエン22に対設す
る挾持レ−ル23はこの始端側の彎曲部23aを従動側
の小径掻込スタ−ホイル14dの前側掻込圏内に臨ませ
た構成としている。
は小径掻込スタ−ホイル14dを設けたことにより、搬
送チエン22への引継ぎ部での詰りや稈のもたつきを防
止することができ、姿勢の乱れもなくし、常に整然と円
滑に掻込案内することができるようになった。大径掻込
スタ−ホイル14cを外側とし、小径掻込スタ−ホイル
14dを内側に配置することにより、搬送チエンによる
搬送角を緩く(平面視で前後方向に近い傾斜)すること
ができて搬送がスム−スに行えると共に、挾持レ−ル2
3の取付け空間Kも広くすることができて藁屑などが落
ち易くなる構成である。
と、植立穀稈が分草体10により穀稈条列ごとに分草さ
れて誘導路に案内され、この案内された穀稈は引起し装
置12にて引起される。この引起し後の穀稈は刈取装置
13で刈取られ、左右一対の大径掻込スタ−ホイル14
a,14bによって二条の刈取穀稈が、大小異径の掻込
スタ−ホイル14c,14dによって一条の刈取穀稈が
それぞれ後方に掻込搬送される。そして、後方搬送装置
15,16によって掻込搬送後の穀稈が更に後方に搬送
され、これらの終端に至って一箇所に合流される。
置17へ引継がれるが、株元挾持搬送装置17A及び穂
先係止搬送装置17Bにて穀稈の株元部と穂先部とを各
々挟持並びに係止して機体後方へ搬送しながらほぼ水平
姿勢に変更させて、フイ−ドチエン3へ受渡し、このフ
イ−ドチエン3により脱穀装置4へ穀稈を移送供給して
脱穀選別処理が行なわれる。
につき説明する。引起し装置12のケ−ス24の下端に
はスプロケット25を軸26でもって架設し、引起しラ
グ11を装着する引起しチエン27を巻回している。ス
プロケット25を挟む両側部には、ラグ11を起立させ
るラグ起立開始ガイド部28aとラグ11をスプロケッ
ト軸芯周りに起立状態で摺接案内するラグ起立円弧ガイ
ド28bとラグ11を引起し経路側において起立状態で
ガイドするラグ起立直線ガイド部28cとからなるよう
樹脂等で一体成形したラグ起立ガイド体28を架設する
と共に、ケ−ス24に対しボルト29を介して着脱自在
に装着している。ラグ起立ガイド体28の後端には引起
し経路側においてラグガイドレ−ル30を連設してい
る。
間には引起しチエン27に対するスプロケット25への
注油ノズル31を介在させている。従来は、スプロケッ
ト軸芯周りのラグ起立ガイド体はスプロケットと一体的
に回転するロ−ラを用いていた。そのため、ラグを起し
てからロ−ラまでの間が開いていることにより、ラグが
起きてからロ−ラに接する時に騒音が発生していた。ま
た、ロ−ラとラグガイドとの間で一旦ラグが落ち込むた
め、騒音が発生し、衝撃も大きいことから早期の摩耗、
不慮の破損を招くことがあった。上記のラグ起立ガイド
体28によれば、ラグ起立開始ガイド部28aとラグ起
立円弧ガイド部28bとラグ起立直線ガイド部28cと
が一体的に連接構成されているため、ラグの起立ガイド
が円滑であり、騒音の低下並びに摩耗の減少を図ること
ができた。
下端位置に達した位置からラグ回転軸芯Pを通る水平線
Xまでの引起し領域では、地面に対し略垂直に近い後退
角αとし、水平線X位置から上方への掻上搬送領域で
は、前記引起し領域での後退角αよりも大きい後退角β
(α<β)となるようラグ起立ガイド体28の形状を変
化させる構成である。従って、引起し下方の引起し領域
ではラグの後退角αが小さいため引起し能力が向上し、
引起し上方の掻上搬送領域では後退角βが大きいため稈
の引き抜きや巻き込みを防止することができる。
−ラ 3 フイ−ドチエン 4 脱穀装置 5 油圧シリンダ−機構 6 刈取部 7 刈取フレ−ム 8 刈取ギヤ
ボックス 9 分草支持杆 10 分草体 11 引起しラグ 12 引起し
装置 13 刈取装置 14 掻込搬
送装置 14a 大径掻込スタ−ホイル 14b 大径掻
込スタ−ホイル 14c 大径掻込スタ−ホイル 14d 小径掻
込スタ−ホイル 15 穀稈後方搬送装置 16 穀稈後
方搬送装置 17 扱深さ調節用穀稈搬送供給装置18 支持パ
イプ 19 搬送チエン 20 挾持レ
−ル 21 支持パイプ 22 搬送チ
エン 23 挾持レ−ル
Claims (1)
- 【請求項1】 二条の穀稈を掻込搬送する左右一対の大
径掻込スタ−ホイル14a,14bと一条の穀稈を掻込
搬送する左右一対の大小異径の掻込スタ−ホイル14
c,14dとによって三条の刈取穀稈を掻込搬送する構
成とし、前記小径の掻込スタ−ホイル14dには掻込後
の穀稈を挾持搬送する搬送チエン22に対設する挾持レ
−ル23の始端側を臨ませてあることを特徴とするコン
バインの刈取穀稈掻込搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28516695A JPH09121655A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コンバインの刈取穀稈掻込搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28516695A JPH09121655A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コンバインの刈取穀稈掻込搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121655A true JPH09121655A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17687955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28516695A Pending JPH09121655A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コンバインの刈取穀稈掻込搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09121655A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053955A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Iseki & Co Ltd | コンバインの穀稈移送装置 |
CN106258194A (zh) * | 2015-12-17 | 2017-01-04 | 湘潭智联技术转移促进有限责任公司 | 收割机 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP28516695A patent/JPH09121655A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053955A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Iseki & Co Ltd | コンバインの穀稈移送装置 |
CN106258194A (zh) * | 2015-12-17 | 2017-01-04 | 湘潭智联技术转移促进有限责任公司 | 收割机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20040517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20041004 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050411 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |