JPH0423380Y2 - - Google Patents
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- JPH0423380Y2 JPH0423380Y2 JP1984082694U JP8269484U JPH0423380Y2 JP H0423380 Y2 JPH0423380 Y2 JP H0423380Y2 JP 1984082694 U JP1984082694 U JP 1984082694U JP 8269484 U JP8269484 U JP 8269484U JP H0423380 Y2 JPH0423380 Y2 JP H0423380Y2
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- locking
- conveying
- lifting
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、刈取装置の前方地面近くから刈取装
置の上方相当位置に亘つて、左右一対の引起し経
路を構成する複数の引起し装置を、前記両引起し
経路の機体横幅方向での中央側に位置する引起し
装置の係止爪が機体横外方に向けて突出する状態
で左右に並設するとともに、これら引起し装置と
後部脱穀装置のフイードチエーンとの間に、穂先
係止搬送装置と株元挟持搬送装置を配設して、引
起し刈取穀稈を横倒れ姿勢にして前記フイードチ
エーンの始端に供給すべく構成したコンバインの
穀稈搬送構造に関する。
置の上方相当位置に亘つて、左右一対の引起し経
路を構成する複数の引起し装置を、前記両引起し
経路の機体横幅方向での中央側に位置する引起し
装置の係止爪が機体横外方に向けて突出する状態
で左右に並設するとともに、これら引起し装置と
後部脱穀装置のフイードチエーンとの間に、穂先
係止搬送装置と株元挟持搬送装置を配設して、引
起し刈取穀稈を横倒れ姿勢にして前記フイードチ
エーンの始端に供給すべく構成したコンバインの
穀稈搬送構造に関する。
上記したような搬送構造は、引起し装置により
立姿勢に引起しされ、株元を切断された複数条の
刈取穀稈を、刈幅方向に合流させた後、前記穂先
係止搬送装置と株元挟持搬送装置により、横倒れ
姿勢に姿勢変更させながらフイードチエーンに供
給するようにしたものであるが、従来では、上記
引起し装置は多数の係止爪等を上方に向けて駆動
することで植立穀稈を掻き上げ、穀稈の植立姿勢
ができるだけ垂直に近づくよう引起し経路の対地
角度を90度に近づけて設定してあり、又、同時に
穀稈が株元から穂先まで長く設定してあり、上下
寸法が比較的大きく形成されている。
立姿勢に引起しされ、株元を切断された複数条の
刈取穀稈を、刈幅方向に合流させた後、前記穂先
係止搬送装置と株元挟持搬送装置により、横倒れ
姿勢に姿勢変更させながらフイードチエーンに供
給するようにしたものであるが、従来では、上記
引起し装置は多数の係止爪等を上方に向けて駆動
することで植立穀稈を掻き上げ、穀稈の植立姿勢
ができるだけ垂直に近づくよう引起し経路の対地
角度を90度に近づけて設定してあり、又、同時に
穀稈が株元から穂先まで長く設定してあり、上下
寸法が比較的大きく形成されている。
又、穂先係止搬送装置は着粒部の少し下方を係
止することで搬送するよう構成されるとともに、
この装置の係止爪等が干渉しない程度の距離でそ
の始端部を引起し装置後方に配設してあるのが一
般的であつた。
止することで搬送するよう構成されるとともに、
この装置の係止爪等が干渉しない程度の距離でそ
の始端部を引起し装置後方に配設してあるのが一
般的であつた。
上記従来構造では、穀稈を係止爪等で穂先、つ
まり、着粒部まで掻きあげるため、又、引起し経
路の対地角度を90度に近づけて設定してあること
から係止爪等の駆動速度のうち後方送り成分を機
体の走行速度と一致させると係止爪等の駆動速度
が極めて高くなるため、引起し装置で穀稈の脱粒
を生じやすい問題がある。
まり、着粒部まで掻きあげるため、又、引起し経
路の対地角度を90度に近づけて設定してあること
から係止爪等の駆動速度のうち後方送り成分を機
体の走行速度と一致させると係止爪等の駆動速度
が極めて高くなるため、引起し装置で穀稈の脱粒
を生じやすい問題がある。
又、引起し装置と穂先係止搬送装置の始端部は
離間しているため、引起し装置を通過した穀稈は
穂先が自由状態で穂先係止搬送装置に受渡され、
この受渡しの時点で穀稈は穂先の着粒部の重みで
姿勢が乱れやすい問題がある。特に、複数条の刈
取穀稈を中央側に合流させる必要があるので、上
記受渡し時に姿勢が乱れやすいものとなる。
離間しているため、引起し装置を通過した穀稈は
穂先が自由状態で穂先係止搬送装置に受渡され、
この受渡しの時点で穀稈は穂先の着粒部の重みで
姿勢が乱れやすい問題がある。特に、複数条の刈
取穀稈を中央側に合流させる必要があるので、上
記受渡し時に姿勢が乱れやすいものとなる。
本考案は、機体を大型化させることなく、上記
不具合点を解消することを目的としている。
不具合点を解消することを目的としている。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、冒頭に記載したコンバインの穀稈搬送構造に
おいて、前記引起し装置のうちの前記中央側に位
置する引起し装置の終端下方に近接して前記穂先
係止搬送装置の始端を位置させ、これら引起し装
置と穂先係止搬送装置を略同一の緩後傾斜姿勢に
配備するとともに、前記株元挟持搬送装置の搬送
始端部近くに、各引起し経路における刈取穀稈の
株元側に作用して合流案内する横送り搬送装置を
配設し、前記各引起し装置のうちの前記中央側に
位置する引起し装置の係止爪における経路終端側
の爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置の
係止爪における始端側の爪先端の回行軌跡にほぼ
沿う状態に設定してある点にある。
は、冒頭に記載したコンバインの穀稈搬送構造に
おいて、前記引起し装置のうちの前記中央側に位
置する引起し装置の終端下方に近接して前記穂先
係止搬送装置の始端を位置させ、これら引起し装
置と穂先係止搬送装置を略同一の緩後傾斜姿勢に
配備するとともに、前記株元挟持搬送装置の搬送
始端部近くに、各引起し経路における刈取穀稈の
株元側に作用して合流案内する横送り搬送装置を
配設し、前記各引起し装置のうちの前記中央側に
位置する引起し装置の係止爪における経路終端側
の爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置の
係止爪における始端側の爪先端の回行軌跡にほぼ
沿う状態に設定してある点にある。
穂先係止搬送装置の終端を脱穀装置の穀稈供給
口のレベルに設定するとともに、穂先係止搬送装
置の始端側を前方下がりの緩傾斜に設定すること
で、穂先係止搬送装置の始端部の対地高さが引起
し装置の終端の対地高さになる。そして、穂先係
止搬送装置は穀稈の着粒部下方を係止する構成の
ため穂先係止搬送装置に略連設される引起し装置
の係止爪の駆動される経路も穀稈着粒部下方に位
置し、引起し装置は係止爪が着粒部に作用するこ
となく穀稈を引起す。
口のレベルに設定するとともに、穂先係止搬送装
置の始端側を前方下がりの緩傾斜に設定すること
で、穂先係止搬送装置の始端部の対地高さが引起
し装置の終端の対地高さになる。そして、穂先係
止搬送装置は穀稈の着粒部下方を係止する構成の
ため穂先係止搬送装置に略連設される引起し装置
の係止爪の駆動される経路も穀稈着粒部下方に位
置し、引起し装置は係止爪が着粒部に作用するこ
となく穀稈を引起す。
又、引起し装置と穂先係止搬送装置の傾斜角度
が略同一であり、かつ、近接するので、引起し装
置からの穀稈が穂先が自由状態になることなく受
渡しされ、刈取穀稈の株元側は、横送り搬送装置
により合流案内され、株元挟持搬送装置に受渡し
される。しかも、穀稈が合流される機体内側に位
置する引起し装置の係止爪における経路終端側の
爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置の係
止爪における始端側の爪先端の回行軌跡にほぼ沿
う状態に設定してあるから、受渡しを確実にしな
がらも、互いの係止爪同士の干渉による引つ掛か
り等の弊害を有効に阻止できる。
が略同一であり、かつ、近接するので、引起し装
置からの穀稈が穂先が自由状態になることなく受
渡しされ、刈取穀稈の株元側は、横送り搬送装置
により合流案内され、株元挟持搬送装置に受渡し
される。しかも、穀稈が合流される機体内側に位
置する引起し装置の係止爪における経路終端側の
爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置の係
止爪における始端側の爪先端の回行軌跡にほぼ沿
う状態に設定してあるから、受渡しを確実にしな
がらも、互いの係止爪同士の干渉による引つ掛か
り等の弊害を有効に阻止できる。
従つて、穀稈はその穂先部が引起し装置及び穂
先係止搬送装置で着粒部に係止爪が作用せず、脱
粒を抑制した状態で引起しされて円滑に受渡しが
行われることになり、刈取後の穀稈の株元側は確
実に中央側に合流案内され、株元挟持搬送装置に
受け継がれるので、受渡し時に穀稈の姿勢乱れが
生じるのを防止できて、フイードチエーンへの供
給がより確実に行われることになつた。しかも、
引起し装置は緩傾斜に設定しながらも上下方向並
びに前後方向夫々において寸法を小さくでき、機
体の大型化を招くこともない。
先係止搬送装置で着粒部に係止爪が作用せず、脱
粒を抑制した状態で引起しされて円滑に受渡しが
行われることになり、刈取後の穀稈の株元側は確
実に中央側に合流案内され、株元挟持搬送装置に
受け継がれるので、受渡し時に穀稈の姿勢乱れが
生じるのを防止できて、フイードチエーンへの供
給がより確実に行われることになつた。しかも、
引起し装置は緩傾斜に設定しながらも上下方向並
びに前後方向夫々において寸法を小さくでき、機
体の大型化を招くこともない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図乃至第5図に示すように、脱穀装置Aを
搭載したクローラ走行機体1前端に刈取前処理部
Bが油圧シリンダ2で軸心P周りに上下揺動自在
に取付けられてコンバインが構成されている。
搭載したクローラ走行機体1前端に刈取前処理部
Bが油圧シリンダ2で軸心P周りに上下揺動自在
に取付けられてコンバインが構成されている。
刈取前処理部Bは引起し装置3、バリカン型の
刈取装置4、横送り搬送装置5、刈取穀稈搬送装
置6(合流搬送装置の一例)、等によつて構成さ
れ、引起し装置3は対地角を比較的小さく設定し
てあり、引起し装置3に設けられた係止爪3t…
…によつて植立穀稈を穂先に作用することなく引
起すと同時に後方に送るようになつている。横送
り搬送装置5は引起し装置3によつて送られ、
又、刈取装置4によつて刈取られた穀稈を、その
株元側に係止作用して左右中央に送り前記搬送装
置6に受け渡す。
刈取装置4、横送り搬送装置5、刈取穀稈搬送装
置6(合流搬送装置の一例)、等によつて構成さ
れ、引起し装置3は対地角を比較的小さく設定し
てあり、引起し装置3に設けられた係止爪3t…
…によつて植立穀稈を穂先に作用することなく引
起すと同時に後方に送るようになつている。横送
り搬送装置5は引起し装置3によつて送られ、
又、刈取装置4によつて刈取られた穀稈を、その
株元側に係止作用して左右中央に送り前記搬送装
置6に受け渡す。
前記搬送装置6は刈取穀稈を送り乍ら横倒れ姿
勢にすると共に脱穀装置Aのフイードチエーン7
に受け渡すよう、穂先係止搬送装置8及び株元挟
持搬送装置9で構成されている。穂先係止搬送装
置8は前後に配設されたスプロケツト10,11
に多数の係止爪8a……が取付けられたチエーン
8bを巻回し、係止爪8aと案内レール12で穂
先を係止搬送できるよう又、穂先係止搬送装置8
の始端が引起し装置3の搬送終端の下方で近接す
るよう配設され、夫々の装置8,3の傾斜を略同
一の緩傾斜に設定することで穀稈の受渡しが円滑
に為されるよう構成されている。又、株元挟持搬
送装置9は前方細りになるよう配設された3つの
スプロケツト13,14,15に挟持チエーン9
aを巻回し挟持チエーン9aと挟持レール16で
株元を挟持できるよう構成されている。
勢にすると共に脱穀装置Aのフイードチエーン7
に受け渡すよう、穂先係止搬送装置8及び株元挟
持搬送装置9で構成されている。穂先係止搬送装
置8は前後に配設されたスプロケツト10,11
に多数の係止爪8a……が取付けられたチエーン
8bを巻回し、係止爪8aと案内レール12で穂
先を係止搬送できるよう又、穂先係止搬送装置8
の始端が引起し装置3の搬送終端の下方で近接す
るよう配設され、夫々の装置8,3の傾斜を略同
一の緩傾斜に設定することで穀稈の受渡しが円滑
に為されるよう構成されている。又、株元挟持搬
送装置9は前方細りになるよう配設された3つの
スプロケツト13,14,15に挟持チエーン9
aを巻回し挟持チエーン9aと挟持レール16で
株元を挟持できるよう構成されている。
又、前記2つのチエーン8b,9aは夫々の巻
回面が平行になるよう配設されると共に、搬送方
向上手でチエーン8bが挟持チエーン9aに対し
機体フイードチエーン7方向に、又、搬送方向下
手でチエーン8bが挟持チエーン9aに対し機体
フイードチエーン7反対方向になるよう夫々偏位
させることで穀稈の挟持位置と係止位置との間隔
が略一定になるよう設定配置されている。
回面が平行になるよう配設されると共に、搬送方
向上手でチエーン8bが挟持チエーン9aに対し
機体フイードチエーン7方向に、又、搬送方向下
手でチエーン8bが挟持チエーン9aに対し機体
フイードチエーン7反対方向になるよう夫々偏位
させることで穀稈の挟持位置と係止位置との間隔
が略一定になるよう設定配置されている。
又、スプロケツト11及びスプロケツト15は
同軸心上に配設され1本の駆動軸17で駆動さ
れ、又、挟持搬送チエーン9aは搬送端でフイー
ドチエーン7と近接するよう配設されている。
同軸心上に配設され1本の駆動軸17で駆動さ
れ、又、挟持搬送チエーン9aは搬送端でフイー
ドチエーン7と近接するよう配設されている。
前記各引起し装置3のうち各引起し経路の機体
内側に位置する引起し装置3を、穀稈の穂先側を
前記搬送装置6に対する合流箇所まで案内する屈
曲経路を、直線状の引起し経路の終端部に連なる
状態で形成して構成してある。つまり、左右の引
起しフレーム3a,3aとこのフレーム3a,3
aの左右の中間に配設された中央引起しフレーム
3bで4条用に構成され、又、中央引起しフレー
ム3bは引起し経路S方向で左右引起しフレーム
3a,3aより小さく形成されると共に、中央引
起しフレーム3bの左右側部及びこれに連接する
上部のうちの一部で係止爪3t……がケース突出
状態で駆動されるよう構成してある。又、第3図
に示すように、係止爪3tにおける経路終端側の
爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置8の
係止爪8aにおける始端側の爪先端の回行軌跡に
ほぼ沿う状態に設定し、穀稈穂先側の受渡しを確
実に行いながら、上下に位置する各係止爪3t,
8aの軌跡の平面視での重複範囲が小さくなるよ
うにして、爪同士による干渉を抑制するようにし
てある。図面に矢印で示す如く4つの引起し経路
S……は左右2つづつの経路S,Sが引起し経路
終端で1条分の経路巾になるよう設定されると共
に引起し経路に送られる穀稈が経路終端で中央引
起しフレーム3bの上部を中央部に向かつて送ら
れ、前記穂先係止搬送装置8の始端部に受渡され
ることによつて引起し装置3からの穀稈が搬送姿
勢に乱れを生じることなく横送りされ穂先係止搬
送装置8に受渡されるよう構成されている。
内側に位置する引起し装置3を、穀稈の穂先側を
前記搬送装置6に対する合流箇所まで案内する屈
曲経路を、直線状の引起し経路の終端部に連なる
状態で形成して構成してある。つまり、左右の引
起しフレーム3a,3aとこのフレーム3a,3
aの左右の中間に配設された中央引起しフレーム
3bで4条用に構成され、又、中央引起しフレー
ム3bは引起し経路S方向で左右引起しフレーム
3a,3aより小さく形成されると共に、中央引
起しフレーム3bの左右側部及びこれに連接する
上部のうちの一部で係止爪3t……がケース突出
状態で駆動されるよう構成してある。又、第3図
に示すように、係止爪3tにおける経路終端側の
爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送装置8の
係止爪8aにおける始端側の爪先端の回行軌跡に
ほぼ沿う状態に設定し、穀稈穂先側の受渡しを確
実に行いながら、上下に位置する各係止爪3t,
8aの軌跡の平面視での重複範囲が小さくなるよ
うにして、爪同士による干渉を抑制するようにし
てある。図面に矢印で示す如く4つの引起し経路
S……は左右2つづつの経路S,Sが引起し経路
終端で1条分の経路巾になるよう設定されると共
に引起し経路に送られる穀稈が経路終端で中央引
起しフレーム3bの上部を中央部に向かつて送ら
れ、前記穂先係止搬送装置8の始端部に受渡され
ることによつて引起し装置3からの穀稈が搬送姿
勢に乱れを生じることなく横送りされ穂先係止搬
送装置8に受渡されるよう構成されている。
又、第3図及び第4図に示すように、中央引起
しフレーム3bの上部に於て前述の如く穀稈が横
送りされるため、横送りに支障が起きないよう中
央引起しフレーム3bの係止爪3t……を駆動す
るスプロケツト18,18への駆動力の入力は、
走行機体側から駆動入力される伝動ケース19が
中央引起しフレーム3b貫通状態に配設されこの
フレーム3bの上面でベベルギアケース20で左
右に分岐しスプロケツト18,18を駆動するよ
う構成されている。
しフレーム3bの上部に於て前述の如く穀稈が横
送りされるため、横送りに支障が起きないよう中
央引起しフレーム3bの係止爪3t……を駆動す
るスプロケツト18,18への駆動力の入力は、
走行機体側から駆動入力される伝動ケース19が
中央引起しフレーム3b貫通状態に配設されこの
フレーム3bの上面でベベルギアケース20で左
右に分岐しスプロケツト18,18を駆動するよ
う構成されている。
脱穀装置Aは、扱室D内に配設された4つの扱
き回転体20……、扱室D下方の過材21、更
に下方の選別部22等によつて構成され、扱き回
転体19夫々は穀稈搬送方向に沿う軸心で回転す
るよう、又、夫々に突設された扱歯20a……の
回転軌跡が機体左右方向で互に重複するよう並設
され、扱き回転体20……上方に穀稈を供給する
ことで穀稈を穂先方向に梳き乍ら脱穀するよう構
成され、扱深さ調節を行うことなく長短稈いずれ
も良好に脱穀処理できるようになつている。
き回転体20……、扱室D下方の過材21、更
に下方の選別部22等によつて構成され、扱き回
転体19夫々は穀稈搬送方向に沿う軸心で回転す
るよう、又、夫々に突設された扱歯20a……の
回転軌跡が機体左右方向で互に重複するよう並設
され、扱き回転体20……上方に穀稈を供給する
ことで穀稈を穂先方向に梳き乍ら脱穀するよう構
成され、扱深さ調節を行うことなく長短稈いずれ
も良好に脱穀処理できるようになつている。
脱穀装置Aの上部には穀粒タンク23が搭載さ
れ、前記選別部22からの穀粒が揚穀装置24を
介して貯留されるよう構成され、機体左右方向の
重量バランスが良好に維持されるようになつてい
る。
れ、前記選別部22からの穀粒が揚穀装置24を
介して貯留されるよう構成され、機体左右方向の
重量バランスが良好に維持されるようになつてい
る。
〔別実施例〕
本実施例は脱穀装置を複数の扱き回転体で構成
したが、これに代えて脱穀装置を単一の大径の扱
き胴で構成しても良く、又、引起し装置は4条以
外に構成したものに実施して良い。
したが、これに代えて脱穀装置を単一の大径の扱
き胴で構成しても良く、又、引起し装置は4条以
外に構成したものに実施して良い。
図面は本考案に係るコンバインの穀稈搬送構造
の実施例を示し、第1図はコンバインの概略側面
図、第2図はコンバインの前処理部の概略平面
図、第3図は引起し装置後部及び穂先係止搬送装
置始端部の平面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は扱室の縦断正面図である。 3……引起し装置、3t……係止爪、5……横
送り搬送装置、7……フイードチエーン、8……
穂先係止搬送装置、8a……係止爪、9……株元
挟持搬送装置、A……脱穀装置。
の実施例を示し、第1図はコンバインの概略側面
図、第2図はコンバインの前処理部の概略平面
図、第3図は引起し装置後部及び穂先係止搬送装
置始端部の平面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は扱室の縦断正面図である。 3……引起し装置、3t……係止爪、5……横
送り搬送装置、7……フイードチエーン、8……
穂先係止搬送装置、8a……係止爪、9……株元
挟持搬送装置、A……脱穀装置。
Claims (1)
- 刈取装置4の前方地面近くから刈取装置4の上
方相当位置に亘つて、左右一対の引起し経路を構
成する複数の引起し装置3を、前記両引起し経路
の機体横幅方向での中央側に位置する引起し装置
3の係止爪3tが機体横外方に向けて突出する状
態で左右に並設するとともに、これら引起し装置
3と後部脱穀装置Aのフイードチエーン7との間
に、穂先係止搬送装置8と株元挟持搬送装置9を
配設して、引起し刈取穀稈を横倒れ姿勢にして前
記フイードチエーン7の始端に供給すべく構成し
たコンバインの穀稈搬送構造であつて、前記引起
し装置3のうちの前記中央側に位置する引起し装
置3の終端下方に近接して前記穂先係止搬送装置
8の始端を位置させ、これら引起し装置3と穂先
係止搬送装置8を略同一の緩後傾斜姿勢に配備す
るとともに、前記株元挟持搬送装置9の搬送始端
部近くに、各引起し経路における刈取穀稈の株元
側に作用して合流案内する横送り搬送装置5を配
設し、前記各引起し装置3のうちの前記中央側に
位置する引起し装置3の係止爪3tにおける経路
終端側の爪先端の回行軌跡を、前記穂先係止搬送
装置8の係止爪8aにおける始端側の爪先端の回
行軌跡にほぼ沿う状態に設定してあるコンバイン
の穀稈搬送構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269484U JPS60194926U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | コンバインの穀稈搬送構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8269484U JPS60194926U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | コンバインの穀稈搬送構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60194926U JPS60194926U (ja) | 1985-12-25 |
JPH0423380Y2 true JPH0423380Y2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=30630637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8269484U Granted JPS60194926U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | コンバインの穀稈搬送構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60194926U (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315706U (ja) * | 1976-07-21 | 1978-02-09 | ||
JPS5442339U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 | ||
JPS5527763A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Hitachi Ltd | Push-pull output circuit |
JPS5731854A (en) * | 1980-08-02 | 1982-02-20 | Kingo Yoshida | Treatment method for carious tooth by laser beam |
JPS585006A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-12 | Nec Corp | 白色雑音を発生させる方法 |
JPS5863320A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-15 | 井関農機株式会社 | 刈取機の引起し装置 |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP8269484U patent/JPS60194926U/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315706U (ja) * | 1976-07-21 | 1978-02-09 | ||
JPS5442339U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 | ||
JPS5527763A (en) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | Hitachi Ltd | Push-pull output circuit |
JPS5731854A (en) * | 1980-08-02 | 1982-02-20 | Kingo Yoshida | Treatment method for carious tooth by laser beam |
JPS585006A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-12 | Nec Corp | 白色雑音を発生させる方法 |
JPS5863320A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-15 | 井関農機株式会社 | 刈取機の引起し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60194926U (ja) | 1985-12-25 |
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