JP2538420B2 - ログハウスの建築工法とその建築用木材 - Google Patents

ログハウスの建築工法とその建築用木材

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JP2538420B2 JP2407292A JP40729290A JP2538420B2 JP 2538420 B2 JP2538420 B2 JP 2538420B2 JP 2407292 A JP2407292 A JP 2407292A JP 40729290 A JP40729290 A JP 40729290A JP 2538420 B2 JP2538420 B2 JP 2538420B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ペンション
やロッジ等の建築に有効なログハウスの建築工法とその
建築用木材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のログハウスの建築工法とし
ては、例えば、図8に示すように、所定の形状寸法に製
材された多数本の各丸太24…を順次載置し、下段側の
丸太24に形成された2条の突起25,25と、上段側
の丸太24に形成された2条の溝部26,26とを相互
に係合する建築工法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の建築工
法は、丸太24に形成された突起25と溝部26との係
合量が浅いため、各丸太24…を隙間なく合致させるこ
とが難しく、かつ、丸太24の反りにより隙間が生じや
すいため、積重ね作業時において、ウレタン等のシール
部材を合致面に介在しなければならず、建築作業に手間
が掛かるという問題点を有している。
【0004】また、多数本の丸太24を積重ねて建築す
るログハウスには、出来るだけ真っ直ぐで、均一な太さ
を有する丸太24が多数本必要であるが、以上のような
条件を満たす丸太24を1棟分調達することは難しく、
丸太24の保管場所および切削作業に広いスペースが必
要であるため、建築コストが高価となる問題点があっ
た。加えて、上述のように多数本の丸太24を必要とす
る関係上、森林からの伐採量が過多となり、近年問題視
されている自然環境破壊を誘発する問題点があった。
【0005】この発明の請求項1記載の発明は、少なく
とも2枚の板状廃材の長手側平面部が長手方向に重合し
て形成された多数本の建築用木材を差込み量が大の差込
み凹凸部と、差込み量が小の突条部、溝条部を順次差込
み固定してログハウスを建築することで、現場での組立
て作業が容易に行なえ、工期短縮および建築コスト低減
を図ることができるのは勿論、足場等に用いられた廃材
を再利用して建築用木材を構成することにより環境破壊
を誘発することがなく、しかも差込み量が大の差込み凹
凸部により各木材相互の充分な結合強度を確保しつつ、
差込み量が小の突条部、溝条部により気密性および断熱
性の向上を図ることができるログハウスの建築工法の提
供を目的とする。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、少なく
とも2枚の板上廃材の長手側平面部が長手方向に重合し
て形成された建築用木材に対して差込み量が大の差込み
凹凸部と、差込み量が小の突条部、溝条部とを形成する
ことで、足場等に用いられいた廃材を有効に再利用して
建築木材を構成することができ、環境は開を誘発するこ
とがなく、しかも差込み量が大の差込み凹凸部により各
木材相互の充分な結合強度を確保しつつ、差込み量が小
の突条部、溝条部により気密性および断熱性の向上を図
ることができるログハウスの建築用木材の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、少なくとも2枚の板状廃材(本発明では、不
要となった建築用の足場材や中古の板材等を板材廃材と
称する)の長手側平面部が長手方向に重合して形成され
た多数本の建築用木材を土台上面に順次載置し、これら
各建築用木材の長手側端部に形成された差込み量大の差
込み凸部と差込み凹部とを相互に差込み固定し、かつ、
各建築用木材の長手側端部に形成された差込み量小の突
条部と溝条部とを相互に差込み固定して周壁部及び角隅
部を構成し、上記周壁部の最上段に屋根固定梁を架設す
ると共に、該屋根固定梁の斜面側に少なくとも2枚の板
状廃材の長手側平面部が長手方向に重合して形成された
多数本の建築用木材を順次配列し、これら各建築用木材
の長手側端部を相互に差込み固定して屋根部を構成する
ログハウスの建築工法であることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、少なく
とも2枚の板状廃材の長手側平面部を長手方向に重合し
て建築用木材を形成し、上記建築用木材の長手側端部に
差込み固定される差込み量大の差込み凸部と差込み凹部
とを形成し、かつ、該建築用木材の長手側端部に差込み
固定される差込み最小の突条部と溝条部とを形成した建
築用木材であることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の発明によれば、土台上
面に多数本の建築用木材を順次載置し、これら各建築用
木材の長手側端部を差込み固定して周壁部および角隅部
を構成する。
【0010】次に、周壁部の最上段に屋根固定梁を架設
した後、この屋根固定梁の斜面側に多数本の建築用木材
を順次配列し、これら各建築用木材の長手側端部を差込
み固定して屋根部を構成する。
【0011】すなわち、隣り合う各建築用木材の差込み
凸部と差込み凹部とを相互に差込み固定し、かつ、これ
ら各建築用木材に形成した突条部と溝条部とを相互に差
込み固定することで、多数本の各建築用木材が確実に合
致固定され、ログハウスの建築作業を容易にする。
【0012】本発明の請求項2記載の発明によれば、少
なくとも2枚の板状廃材を重合して建築用木材を構成す
るので、例えば、不要となった建築用の足場等を再利用
することにより、建築用木材の製作が容易となる。
【0013】
【発明の効果】このように本発明の請求項1記載の工法
によれば、少なくとも2枚の板状廃材の長手側平面部が
長手方向に重合して形成された多数本の建築用木材を順
次差込み固定してログハウスを建築するので、従来例の
ように丸太を1本ずつ切削する手間が省け、現場での組
立て作業が簡単かつ容易に行えると共に、各建築用木材
の差込み側端部が隙間なく確実に合致固定されるため、
冷気や雨水等の侵入を確実に防止することができ、断熱
効果に優れ、快適な居住性が得られるだけでなく、ウレ
タン等のシール部材を介在する必要が無く、ログハウス
の建築に要する工期が短縮され、建設コストの低減を図
ることができる。
【0014】しかも、建築用の足場等に用いられていた
板状廃材で建築用木材を構成することで、従来例のよう
に丸太を製材するよりも安価にに製作することができ、
化粧板を外壁面に使用することにより不要となった足場
等の再利用が可能となり、一棟分の建築用木材に要する
製作コストの低減が図れる。
【0015】加えて、廃材を再利用して建築用木材を構
成することにより環境破壊を誘発することがなく、さら
に差込み量が大の差込み凹部と差込み凸部とにより各木
材相互の結合強度を確保しつつ、差込み量が小の突条
部、溝条部により気密性および断熱性の向上を図ること
ができる効果がある。
【0016】この発明の請求項2記載の発明によれば、
少なくとも2枚の板状廃材の長手側平面部が長手方向に
重合して形成された建築用木材に対して差込み量が大の
差込み凹部と差込み凸部とを形成すると共に、差込み量
が小の突条部、溝条部を形成したので、足場等に用いら
れていた廃材を有効に再利用して建築用木材を構成する
ことができ、この結果、環境破壊を誘発することがな
く、しかも丸太を切削して構成する従来の建築用木材に
対して切削作業が不要となる効果があるうえ、差込み量
が大の差込み凹部と差込み凸部とにより各木材相互の充
分な結合強度を確保しつつ、差込み量が小の突条部、溝
条部により気密性および断熱性の向上を図ることができ
る効果がある。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はログハウスの建築工法を示し、図2、図
3、図5において、このログハウス1は、コンクリート
打込み後の基礎2上面に土台3を固定した後、この土台
3上面に、長尺寸法に形成した多数本の各周壁用木材4
…を順次載置し、これら各周壁用木材4…の長手側端部
を差込み固定して周壁部5および角隅部6を構成した
後、周壁部5の最上段に架設された屋根固定梁7,7の
斜面側に多数本の各屋根用木材8…を順次配列し、これ
ら各屋根用木材8…の長手側端部を差込み固定して屋根
部9を構成する。
【0018】上述の土台3は、図2に示すように、コン
クリート打込み後の基礎2上面に土台3を載置して、基
礎2に埋設されたアンカーボルト10を土台3に挿通し
た後、アンカーボルト10にナット11を螺合して、基
礎2に土台3を締付け固定する。
【0019】前述の周壁部5を構成する各周壁用木材4
…は、図1および図2に示すように、建築用の足場等と
して用いられていた板状廃材(図示省略)を所定の形状
寸法に製材して中板12および外板13,13を形成
し、中板12の両側面長手方向に外板13,13をそれ
ぞれ重合すると共に、中板12の長手側上端部より外板
13,13の長手側上端部を若干下方にずらせて、木工
用の接着剤や釘等で一体的に重合固定している。
【0020】上述の周壁用木材4の長手側上端部には、
中板12の長手側上端部を外板13,13の長手側上端
部よりも所定寸法突出して差込み量が大の差込み凸部1
4を形成し、同周壁用木材4の長手側下端部には、中板
12の長手側下端部を外板13,13の長手側下端部よ
りも所定寸法没入して、上述の差込み凸部14と係合す
る差込み量が大の差込み凹部15を形成している。
【0021】かつ、中板12の長手側上端部には差込み
量が小の突条部16を長手方向に1条形成し、この中板
12の長手側下端部には、上述の差込み量が小の突条部
16と係合する溝条部17を長手方向に1条形成してい
る。
【0022】前述の角隅部6を構成する各周壁用木材4
…の端部には、図3に示すように、同端部を幅方向に切
り欠いて各嵌込み部18…を形成し、下段側の周壁用木
材4に形成された嵌込み部18と、上段側の周壁用木材
4に形成された嵌込み部18とを相互に嵌合する。
【0023】前述の屋根部9を構成する各屋根用木材8
…は、上述の周壁用木材4と同一構造に形成しているの
で、その詳細な説明を省略する。すなわち、多数本の各
周壁用木材4…を載置固定してなる周壁部5の最上段に
図4に示す如く予め組立てられた屋根固定梁7,7を架
設し、これら屋根固定梁7,7の斜面側に多数本の各屋
根用木材8…を順次配列して、これら各屋根用木材8…
の長手側端部に形成した差込み量が大の差込み凸部14
と差込み凹部15とを差込み固定し、かつ、差込み量が
小の突条部16と溝条部17とを相互に差込み固定す
る。
【0024】図示実施例は上述の如く構成するものにし
て、以下、ログハウス1の建築方法を説明する。先ず、
図2に示すように、基礎2に固定された土台3上面に多
数本の各周壁用木材4…を順次載置すると共に、これら
各周壁用木材4…の長手側端部を差込み固定して周壁部
5を構成する。
【0025】すなわち、下段側に積重ねられた周壁用木
材4の差込み凸部14と、上段側に積重ねられる周壁用
木材4の差込み凹部15とを差込み固定し、かつ、これ
ら周壁用木材4,4に形成した突条部16と溝条部17
とを差込み固定する。なお、周壁部5を構成する窓部1
9には予め組立てられた窓用枠20を取付け、ドア部2
1には予め組立てられたドア用枠22を取付ける。
【0026】次に、図3に示すように、各周壁用木材4
…の端部を互い違い交差して順次載置すると共に、これ
ら各周壁用木材4…の端部を嵌合固定して角隅部6を構
成する。すなわち、下段側に積重ねられた周壁用木材4
の嵌込み部18と、上段側に積重ねられる周壁用木材4
の嵌込み部18とを嵌合して固定する。
【0027】次に、多数本の各周壁用木材4…が載置固
定された周壁部5の最上段に屋根固定梁7,7(図4参
照)を架設した後、これら屋根固定梁7,7の斜面側に
多数本の各屋根用木材8…を順次配列し、かつ、これら
各屋根用木材8…の長手側端部を差込み固定して屋根部
9を構成する。
【0028】すなわち、下段側に配列された屋根用木材
8の差込み凸部14と、上段側に配列される屋根用木材
8の差込み凹部15とを差込み固定し、かつ、これら屋
根用木材8,8に形成した突条部16と溝条部17とを
差込み固定する。
【0029】ここで上述の屋根固定梁7は例えば、図4
に示すように棟部7aと、軒部7bと、これら両部7
a,7bをスラント状に連結する垂木部7cと、屋根の
両サイドを構成する左右のすみ木部7d,7dとが一体
的に切妻屋根形状に構成され、図5に示すように左右の
周壁部5,5の上方は左右のすみ木部7d,7dの下面
形状に対応するように三角形状に切削され、この三角形
状に切削された左右の周壁部5,5に対して接着、釘止
めもしくは嵌込みにより上述のすみ木部7d,7dが取
付けられ、屋根パネルに相当する役割をなす上述の屋根
用木材8の最下端部は軒部7bに対して接着、釘止めも
しくは嵌込みにより取付けられ、屋根用木材8の最上端
部は棟部7aに対して接着、釘止めもしくは嵌込みによ
り取付けられ、各屋根用木材8の長手方向の両端部はす
み木部7d,7dに対して接着、釘止めもしくは嵌込み
により取付けられ、かつ、必要に応じて各屋根用木材8
の下面が垂木部7c…に対して接着、釘止めもしくは嵌
込みにより取付けられる。
【0030】このように多数本の各周壁用木材4…を差
込み固定して周壁部5および角隅部6を構成し、かつ、
多数本の各屋根用木材8…を差込み固定して屋根部9を
構成する建築工法であるので、従来例のように丸太を1
本ずつ切削する手間が省け、現場での組立て作業が簡単
且つ容易に行える。
【0031】かつ、各周壁用木材4…の差込み側端部
と、各屋根用木材8…の差込み側端部とが隙間なく確実
に合致固定されるため、冷気や雨水等の侵入を確実に防
止することができ、断熱効果に優れ、快適な居住性が得
られると共に、ウレタン等のシール部材を介在する必要
がなく、ログハウス1の建築に要する工期が短縮され、
建設コストの低減を図ることができる。
【0032】しかも、建築用の足場等に用いられていた
板状廃材(図示省略)で周壁用木材4および屋根用木材
8を製作するので、従来例のように丸太を製材するより
も安価に製作することができ、化粧板を外壁面に使用す
るとにより不要となった足場等の再利用が可能となり、
一棟分の周壁用木材4および屋根用木材8に要する製作
コストの低減を図ることができる。
【0033】加えて、廃材を再利用して建築用木材4,
8を構成することにより環境破壊を誘発することがな
く、さらに差込み量が大の差込み凹部15と差込み凸部
14とにより各木材相互の結合強度を確保しつつ、差込
み量が小の突条部16、溝条部17により気密性および
断熱性の向上を図ることができる効果がある。
【0034】また、本実施例のログハウスの建築用木材
は、少なくとも2枚の板状廃材12,13の長手側平面
部が長手方向に重合して形成された建築用木材4,8に
対して差込み量が大の差込み凹部15と差込み凸部14
とを形成すると共に、差込み量が小の突条部16、溝条
部17を形成したので、足場等に用いられていた廃材を
有効に再利用して建築用木材4,8を構成することがで
き、この結果、環境破壊を誘発することがなく、しかも
丸太を切削して構成する従来の建築用木材に対して切削
作業が不要となる効果があるうえ、差込み量が大の差込
み凹部15と差込み凸部14とにより各木材相互の充分
な結合強度を確保しつつ、差込み量が小の突条部16、
溝条部17により気密性および断熱性の向上を図ること
ができる効果がある。
【0035】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の建築用木材は、実施例の周壁用木
材4と、屋根用木材8とに対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0036】上述の実施例では中板12の両側面に外板
13,13をそれぞれ重合して周壁用木材4および屋根
用木材8を構成しているが、例えば、図6に示すよう
に、中板12と外板13とを1枚の板部材23で形成
し、図中、板部材23の右側面長手方向に外板13を重
合固定して周壁用木材4および屋根用木材8を構成する
もよく。
【0037】また、図7に示すように、一方の外板13
の長手側上端部に突条部16を形成し、同外板13の長
手側下端部に溝条部17を形成して、周壁用木材4およ
び屋根用木材8を構成するもよい。
【0038】これら各板材4,8を用いてログハウス1
を建築する場合、上述の外板13を室外側に向けて、多
数本の各周壁用木材4…を差込み固定して周壁部5およ
び角隅部6を構成し、且つ、多数本の各屋根用木材8…
を差込み固定して屋根部9を構成することで、上述の実
施例と同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のログハウスの建築工法に用いる周壁用
木材の一部拡大斜視図。
【図2】周壁部の連結構造を示す縦断側面図。
【図3】角隅部の連結構造を示す斜視図。
【図4】屋根部の連結構造を示す斜視図。
【図5】ログハウスの全体斜視図。
【図6】本発明のログハウスの建築工法に用いる周壁用
木材の他の実施例を示す縦断側面図。
【図7】本発明のログハウスの建築工法に用いる周壁用
木材のさらに他の実施例を示す縦断側面図。
【図8】従来例の連結構造を示す丸太の縦断側面図。
【符号の説明】
3…土台 4…周壁用木材 5…周壁部 6…角隅部 7…屋根固定梁 8…屋根用木材 9…屋根部 14…差込み凸部 15…差込み凹部 16…突条部 17…溝条部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2枚の板状廃材(12)(1
    3)の長手側平面部が長手方向に重合して形成された多
    数本の建築用木材(4)を土台(3)上面に順次載置
    し、これら各建築用木材(4)の長手側端部に形成され
    た差込み量大の差込み凸部(14)と差込み凹部(1
    5)とを相互に差込み固定し、かつ、各建築用木材
    (4)の長手側端部に形成された差込み量小の突条部
    (16)と溝条部(17)とを相互に差込み固定して周
    壁部(5)及び角隅部(6)を構成し、 上記周壁部(5)の最上段に屋根固定梁(7)を架設す
    ると共に、該屋根固定梁(7)の斜面側に少なくとも2
    枚の板状廃材(12)(13)の長手側平面部が長手方
    向に重合して形成された多数本の建築用木材(8)を順
    次配列し、これら各建築用木材(8)の長手側端部を相
    互に差込み固定して屋根部(9)を構成する ログハウスの建築工法。
  2. 【請求項2】少なくとも2枚の板状廃材(12)(1
    3)の長手側平面部を長手方向に重合して建築用木材
    (4)(8)を形成し、 上記建築用木材(4)(8)の長手側端部に差込み固定
    される差込み量大の差込み凸部(14)と差込み凹部
    (15)とを形成し、かつ、該建築用木材の長手側端部
    に差込み固定される差込み量小の突条部(16)と溝条
    部(17)とを形成した ログハウスの建築用木材。
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