JP2538416B2 - アスファルトプラントのドライヤ - Google Patents

アスファルトプラントのドライヤ

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JP2538416B2
JP2538416B2 JP2323826A JP32382690A JP2538416B2 JP 2538416 B2 JP2538416 B2 JP 2538416B2 JP 2323826 A JP2323826 A JP 2323826A JP 32382690 A JP32382690 A JP 32382690A JP 2538416 B2 JP2538416 B2 JP 2538416B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、道路舗装材であるアスファルト合材を製造
するアスファルトプラントのドライヤに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のアスファルトプラントのドライヤにおいては、
ドラムの骨材排出口に設けた温度センサーによってドラ
ムより排出される加熱骨材の温度を検出し、予め設定し
た骨材温度設定値と比較し、その偏差に応じた制御信号
によってバーナの燃焼量及び燃焼用空気量を調節するコ
ントロールモータを駆動して燃焼量を制御している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のようにドラムから排出される加
熱骨材の温度に応答してバーナの燃焼制御を行なうと、
ドラムへの骨材の供給から排出までの時間(滞留時間)
差があって、この時間のズレのために後追い燃焼制御に
なっており、骨材供給の条件、例えば骨材の含水量、供
給量、粒度構成等が変化すると加熱骨材温度が予め設定
した骨材温度に対してはずれた値となり易い欠点を有し
ている。
本発明は上記の点に鑑み、ドラムから排出される骨材
の温度を検出するのに加えてドラムの中間部付近の骨材
の温度も検出し、ドラム内部の骨材の昇温状態も考慮し
てバーナの燃焼量を制御することによって精度の高い骨
材温度燃焼制御を行なうことのできるアスファルトプラ
ントのドライヤにを提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、回転自在に傾
斜支持したドラムの一端部に骨材加熱用バーナを、他端
部に骨材供給部を配設したアスファルトプラントにおい
て、前記ドラムの中間部付近の周壁に円周方向に沿って
透孔を適宜間隔で穿設し、該透孔をカバー体により包囲
し、該カバー体内の透孔を臨むドラム外周壁に案内シュ
ートを配設する一方、前記カバー体下部内に中間骨材温
度センサーを挿入すると共に、ドラムの一端部の骨材排
出口に排出骨材温度センサーを配設し、これらの温度セ
ンサーにより検出する骨材温度に基づいてバーナの燃焼
量を制御する燃焼制御装置を備えたものである。
[作用] 本発明に係るアスファルトプラントのドライヤによれ
ば、ドラムへ供給された骨材は加熱されながらドラム内
を転動流下し、ドラム中間部付近に達すると骨材の一部
がドラムに穿設した透孔から落下してカバー体に一旦貯
留される。その後カバー体に貯留された骨材は案内シュ
ートによって掻き上げられて再びドラム内に戻されてド
ラム排出口に向けて移動する。このときカバー体下部内
に挿入した中間骨材温度センサーによってカバー体内部
に一時貯留された骨材の温度を検出する。またドラムの
排出口から排出される加熱骨材の温度を排出骨材温度セ
ンサーによって検出し、前記中間骨材温度センサーによ
り検出した温度値と共にこれらの温度値を燃焼制御装置
に取り込む。燃焼制御装置ではドラムの中間部付近の骨
材の温度をも考慮してドラムから排出される加熱骨材が
設定値となるようにバーナの燃焼量を制御するのであ
る。これによって、骨材供給から排出までの時間のズレ
による燃焼制御の乱れを極力防止し、安定した加熱骨材
温度を確保することができるのである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は骨材を加熱するドライヤであって、内部に多数の
掻き上げ羽根2を周設した円筒形状のドラム3を機台4
上の支持ローラ5によって回転自在に傾斜支持し、駆動
装置(図示せず)により所定の速度で回転させている。
6はドラム3の一端部に配設したホットホッパで、該ホ
ットホッパ6にはドラム3内に熱風を送り込むバーナ7
と加熱された骨材を排出する骨材排出口8が配設されて
いる。ドラム3の他端部にはコールドホッパ9が配設さ
れ、該コールドホッパ9にはドラム3内を通過した排ガ
スを導出する排気煙道10が連結されており、該排気煙道
10の下流にはドラム3から導出する排ガスを吸引してド
ラム3内の熱風を適正に維持する排風機(図示せず)が
配設してある。またコールドホッパ9下部には骨材供給
用コンベヤ11が配設してあり、骨材ホッパ(図示せず)
より切り出される骨材をドラム3内に供給する。
ドラム3の中央部付近の周壁にはドラム3の円周方向
に沿って適宜間隔で透孔12が穿設してあり、該透孔12は
外周部よりドラム3と切り離して固定されたカバー体13
により包囲されている。このカバー体13の内側には案内
シュート14が多数配設してあり、該案内シュート14は透
孔12に臨ませたドラム3の外周壁に取り付けてあって案
内シュート14によりすくい上げた骨材を透孔12を通過さ
せてドラム3内にすべり込ませるようにしてある。
15はカバー体13下部に挿入した中間骨材温度センサー
であって、透孔12から落下してカバー体13下部に一時貯
留される骨材の温度を検出するものである。16はホット
ホッパ6下部の骨材排出口8に配設した排出骨材温度セ
ンサーであって、ドラム3から排出される加熱骨材の温
度を検出するものである。上記の温度センサー15、16は
燃焼制御装置17に接続してあり、更に該燃焼制御装置17
にはバーナ7の燃焼量及び燃焼空気量を調節するバーナ
コントローラ18を接続し、温度センサーからの入力信号
によりバーナコントローラ18に制御信号を出力する。こ
のときのバーナ燃焼制御は排出骨材温度センサー16にて
検出する骨材温度が骨材温度設定値となるように制御さ
れるが、中間骨材温度センサー15にて検出するドラム3
中間部での骨材温度も考慮して制御される。例えば、
(排出骨材温度−中間骨材温度)の温度差を演算し、こ
の数値によってバーナの燃焼量を補正する。通常、連続
運転が行なわれていると、(排出骨材温度−中間骨材温
度)の温度差はある一定範囲内に落ち着いているが、供
給する骨材の含水量が多くなったり、供給量が増加した
りすると先ずドラム3の中間部での骨材温度が低下する
ので、(排出骨材温度−中間骨材温度)の温度差は大き
くなってくる。これはドラム3の中間部を流れている骨
材がドラムから排出されるときには骨材温度設定値より
も低くなるのでバーナ燃焼量を増加するように補正する
のである。また、これと反対に供給する骨材の含水量が
少なくなったり、供給量が減少すると(排出骨材温度−
中間骨材温度)の温度差が小さくなってくるので、この
時にはバーナ燃焼量を減少するように補正するのであ
る。なお、加熱骨材温度設定値と(排出骨材温度−中間
骨材温度)の温度差の関係によりバーナ燃焼量をどの程
度補正するかの関係データは操作盤上から例えば供給す
る配合名毎に任意に設定できるようにしておくと良い。
しかして、本発明に係るドライヤにより骨材を加熱す
る場合、骨材供給用コンベヤ11によりコールドホッパ9
側からドラム3内に骨材を供給する。供給された骨材は
掻き上げ羽根2により掻き上げられながらドラム3内に
転動流下しドラム3の中央部付近に達すると、ドラム3
の周壁に穿設した透孔12の内、下部付近に位置する透孔
12より骨材の一部が外部に落下し、透孔12を包囲するカ
バー体13下部に一時貯留される。この一時貯留された骨
材の温度情報はカバー体13に挿入した中間骨材温度セン
サー15によって検出されて燃焼制御装置17に取り込まれ
る。前記カバー体13下部に一時貯留された骨材はカバー
体13内のドラム3外周壁に取り付けた案内シュート14に
よりすくい上げられてドラム3の上方に持ち上げられ
る。そしてドラム3の回転によって案内シュート14のす
くい面が下向きになるにしたがってシュート内の骨材は
透孔12からドラム3内にすべり落ちて再びドラム内に戻
され、ドラム3内を加熱されながら転動流下してホット
ホッパ6の骨材排出口8より排出されるのである。この
骨材排出口8より排出される骨材の温度は排出骨材温度
センサー16によって検出されて燃焼制御装置17に取り込
まれる。
燃焼制御装置17では排出骨材温度センサー16により検
出した排出骨材温度と予め設定した骨材温度設定値とを
比較し、その温度の偏差値に応じてバーナコントローラ
18を介してバーナ7の燃焼を制御すると同時に、中間骨
材温度センサー15により検出する温度と前記排出骨材温
度とを比較し、その温度差が大きければバーナ7の燃焼
量を多くし、また温度差が小さければ燃焼量を少なく補
正するのである。これによって、骨材の供給から排出す
るまでの時間的ズレがあり、供給時点での骨材の条件に
変化があっても、ドラム3の中間部付近でその変化を適
確に把握し、バーナ7の燃焼制御にフィードバックさせ
て安定した骨材の加熱を行なうことができるのである。
なお、実施例ではドラム3に穿設する透孔12はドラム
3の中央部付近に一列穿設しているが、更に精度良くド
ラム3内の骨材温度の推移を測定するためにドラム3の
長手方向の適宜位置に円周方向に沿って複数例の透孔を
穿設して中間骨材温度を測定するようにしても良い。
[発明の効果] 以上のように本発明に係るアスファルトプラントのド
ライヤにあっては、ドラム3の中間部付近の円周方向に
沿って多数穿設した透孔12より骨材を落下させてカバー
体13内に一時貯留し、このカバー体13内の骨材温度を測
定することによってドラム3の中間部付近の骨材温度を
検出できるようにし、ドラムの中間部付近の骨材温度を
も考慮しながらバーナの燃焼量を制御することができる
ので、供給する骨材の性状や供給条件が変化してもその
変化に対する温度変化をドラム3の中間部付近で速やか
検出してバーナ7の燃焼制御にフィードバックでき、安
定した加熱骨材温度を維持することができてアスファル
ト合材の品質向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアスファルトプラントのドライヤ
の一部縦断概略説明図、第2図は第1図のA−A線切断
拡大断面図である。 1…ドライヤ、3…ドラム、6…ホットホッパ、7…バ
ーナ、8…骨材排出口、9…コールドホッパ、10…排気
煙道、12…透孔、13…カバー体、14…案内シュート、15
…中間骨材温度センサー、16…排出骨材温度センサー、
17…燃焼制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に傾斜支持したドラムの一端部に
    骨材加熱用バーナを、他端部に骨材供給部を配設したド
    ライヤにおいて、前記ドラムの中間部付近の周壁に円周
    方向に沿って透孔を適宜間隔で穿設し、該透孔をカバー
    体により包囲し、該カバー体内の透孔を臨むドラム外周
    壁に案内シュートを配設する一方、前記カバー体下部内
    に中間骨材温度センサーを挿入すると共に、ドラムの一
    端部の骨材排出口に排出骨材温度センサーを配設し、こ
    れらの温度センサーにより検出する骨材温度に基づいて
    バーナの燃焼量を制御する制御装置を備えたことを特徴
    とするアスファルトプラントのドライヤ。
JP2323826A 1990-11-26 1990-11-26 アスファルトプラントのドライヤ Expired - Lifetime JP2538416B2 (ja)

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