JP2538040B2 - プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置 - Google Patents

プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置

Info

Publication number
JP2538040B2
JP2538040B2 JP1069705A JP6970589A JP2538040B2 JP 2538040 B2 JP2538040 B2 JP 2538040B2 JP 1069705 A JP1069705 A JP 1069705A JP 6970589 A JP6970589 A JP 6970589A JP 2538040 B2 JP2538040 B2 JP 2538040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
window
display
unit
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1069705A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02247737A (ja
Inventor
克彦 増田
義祐 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1069705A priority Critical patent/JP2538040B2/ja
Publication of JPH02247737A publication Critical patent/JPH02247737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2538040B2 publication Critical patent/JP2538040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は計算機システムにおけるプロセス優先度設定
方法及びマルチプロセス管理装置に関するものである。
従来の技術 第4図は従来のマルチプロセス管理装置の構成図を示
すものである。21はすべてのプロセスについて各プロセ
スの優先度を記憶する優先度記憶部である。22は前記優
先度記憶部21に記憶されている優先度に基づき複数のプ
ロセスのスケジューリングを行なうプロセス管理部であ
る。
以上のように構成された従来のマルチプロセス管理装
置においては、ユーザが明示的にプロセスの優先度を変
更する命令を発行するか、もしくは、アプリケーション
プログラムがプロセスの優先度を変更するシステムコー
ルを発行すると、優先度記憶部21に記憶されているプロ
セスの優先度が変更される。プロセス管理部22は常に優
先度記憶部21を監視しながら複数のプロセスのスケジュ
ーリングを行なう。一般的なスケジューリングでは優先
度の高いプロセスは頻繁に実行され、優先度の低いプロ
セスは希にしか実行されない。簡単なスケジューリング
の一例を以下に示す。
(1) 各プロセスの優先度として正の整数値が優先度
記憶部に記憶されている。そして、この正の整数値が小
さいほど優先度が高く、大きいほど優先度が低いものと
する。また、各プロセスは実行の順番を待つためのカウ
ント値を持つ。ここではカウント値の初期値として優先
度記憶部に記憶されている各プロセスの優先度が設定さ
れているものとする。
(2) プロセス管理部は管理するプロセスの中でその
カウント値が最小のもの(これをプロセスAとする)に
対して実行権を与える。ただし、複数のプロセスが同じ
最小のカウント値を持つときはその中の任意の一プロセ
スが選択されるものとする。
(3) 同時にその他のすべてのプロセスのカウント値
からプロセスAのカウント値aを減算する。仮に別のあ
るプロセス(これをプロセスBとする)のカウント値が
bであるとすると新たに(b−a)がプロセスBのカウ
ント値として設定される。
(4) 実行権が与えられたプロセスAは一定時間処理
を行なうことができる。
(5) 一定時間が経過するとプロセス管理部はプロセ
スAの実行を停止しプロセスAのカウント値として優先
度記憶部に記憶されているプロセスAの優先度を設定す
る。
(6) プロセス管理部は(2)〜(5)を繰り返すこ
とによって複数のプロセスを優先度に従ってスケジュー
リングする。
この例では優先度100を持つプロセスは優先度200持つ
プロセスの倍の頻度で実行されることになる。
上記のような処理を行なうことにより、プロセス管理
部22は優先度記憶部21に記憶されている優先度に従った
プロセスのスケジューリングを行なうことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ユーザがプロセ
スの優先度を変更するためには明示的に命令を発行し
て、優先度記憶部21において記憶されているプロセスの
優先度を変更しなければならない。そのため、ユーザに
とって関心の高いウィンドウ内の処理を優先的に実行す
るためには、ユーザが関心のあるウィンドウの制御プロ
セスの優先度を高く、関心のないウィンドウの制御プロ
セスの優先度を低く設定しなければならないという問題
点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、ユーザが明示的に命令を発
行しなくともユーザが期待する優先度を自動的に設定す
る機能を持つプロセス優先度設定方法及びマルチプロセ
ス管理装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は前記の目的を達成するために、すべてのウィ
ンドウについて各ウィンドウの管理情報と制御プロセス
の特定情報を記憶するウィンドウ管理部と、前記ウィン
ドウ管理部が管理するウィンドウをディスプレイに表示
する表示部と、前記表示部において表示される各ウィン
ドウの面積から前記ウィンドウ管理部に記憶されている
個々の制御プロセスの優先度を算出する優先度算出部
と、前記優先度算出部で算出された優先度を記憶する優
先度記憶部と、前記優先度記憶部において記憶されてい
る優先度に従ってプロセスのスケジューリングを行なう
プロセス管理部とを備えたマルチプロセス管理装置を構
成する。
作用 本発明は前記した構成により、ユーザの操作によって
ウィンドウの大きさやオーバラップの前後関係が変更さ
れると、ディスプレイにおいて表示されるウィンドウの
面積が変化するので、面積が変化したウィンドウの制御
プロセスの優先度を優先度算出部が新たに算出し優先度
記憶部に設定する。そして、プロセス管理部は優先度記
憶部において記憶されている優先度に基づいて複数のプ
ロセスのスケジューリングを行なう。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例におけるマルチプロセス管
理装置の構成図を示すものである。1は各ウィンドウに
ついて管理情報と制御プロセスの特定情報を持ち、ユー
ザに操作に応じてウィンドウの表示領域や前後関係を変
更するウィンドウ管理部である。ウィンドウ管理部1は
各ウィンドウについてディスプレイにおける表示領域や
前後関係などの管理情報の他に、そのウィンドウを使用
してユーザに対する表示を行なう制御プロセスを特定す
る情報を持つ。制御プロセスを特定する情報としては、
例えばプロセスIDなどが考えられる。ただし、本実施例
においては各ウィンドウに対してその制御プロセスが一
対一に対応するものとする。ウィンドウの表示領域や前
後関係などの情報はユーザの操作によって変更すること
ができる。通常、ユーザはウィンドウに表示された図形
をマウスなどのポインティングデバイスで指示すること
によって基本的な操作を行なう。ユーザはこの機能を用
いて操作や観察の対象として注目しているウィンドウを
拡大したり前面に移動したりする。2は前記ウィンドウ
管理部1で管理するウィンドウをディスプレイに表示す
る表示部である。表示部2は例えばビットマップディス
プレイなどのディスプレイとディスプレイに表示される
情報を記憶するビデオRAMとビデオRAMに情報の書き込み
を行なうプログラムによって構成される。個々のウィン
ドウは前記ウィンドウ管理部1で保持されている表示領
域や前後関係などの情報を元にしてディスプレイに表示
される。ウィンドウの前後関係はウィンドウの表示領域
がオーバラップしたときの優先順位を規定するもので、
前面のウィンドウが優先的に表示されることになる。
第2図はディスプレイにおける複数のウィンドウの表
示例の模式図を示すものである。太線の矩形はディスプ
レイの表示領域全体の枠を示し、細線の矩形はディスプ
レイに表示される個々のウィンドウの枠を表わす。第2
図に示された表示例ではウィンドウXはウィンドウYよ
り後で、ウィンドウZより前に位置することを示してい
る。3は前記表示部2において表示されるウィンドウの
面積を元にそのウィンドウの制御プロセスの優先度を算
出する優先度算出部である。ウィンドウの面積はディス
プレイにおいて実際にユーザに見えている部分の面積を
意味する。すなわち、ウィンドウの表示領域のうちディ
スプレイからはみ出すこともなく他のウィンドウにより
隠されていることもない領域の面積のことである。
第3図はウィンドウのディスプレイにおける表示と面
積の関係を表わす模式図を示すものである。第3図に示
された表示例では破線で囲われた領域がウィンドウXの
面積となる。優先度の算出方法の一例を以下に示す。
(1) 優先度は正の整数によって表現されるものとす
る。ただし、この正の整数が小さいほど優先度が高く大
きいほど優先度が低いものとする。
(2) ディスプレイ全体の面積をSとする。
(3) 任意のウィンドウXの面積をxとすると、ウィ
ンドウXの制御プロセスの優先度を(S−x)とする。
(4) すべてのウィンドウについて(3)の方法によ
りその制御プロセスの優先度を算出する。
この一例では、ディスプレイ全体の面積Sは一定なの
で面積の大きいウィンドウの制御プロセスほど小さな値
の優先度すなわち高い優先度を持つことになり、面積の
小さいウィンドウの制御プロセスほど大きな値の優先度
すなわち低い優先度を持つことになる。4は前記優先度
算出部3で算出された優先度を記憶する優先度記憶部で
ある。優先度記憶部3は例えばメモリ装置によって実現
される。優先度記憶部4ではすべてプロセスについて例
えばプロセスIDなどのプロセスを特定する情報とそのプ
ロセスの優先度の対を記憶することになる。5は前記優
先度記憶部4において記憶されている優先度を元に複数
のプロセスのスケジューリングを行なうプロセス管理部
である。優先度記憶部4に記憶されている優先度を元に
複数のプロセスのスケジューリングをおこなう方法とし
ては、例えば従来の技術の説明の中で取り上げたものと
同様の方法を用いることができる。
以上のように、本実施例によれば優先度算出部3をウ
ィンドウ管理部1および表示部2と優先度記憶部4の間
に設けることにより、ウィンドウの面積からその制御プ
ロセスの優先度を自動的に設定することができる。
なお、実施例においてウィンドウ管理部1は各ウィン
ドウに対してはその制御プロセスが一対一に対応するよ
うにウィンドウを管理するものとしたが、必ずしも各ウ
ィンドウに対してその制御プロセスが一対一に対応する
必要はない。すなわち、一つのプロセスが複数のウィン
ドウを制御する場合についても本発明を適用することが
できる。その場合、優先度算出部3の優先度算出方法の
一例として、プロセスが制御するすべてのウィンドウの
面積の合計からそのプロセスの優先度を算出する方法が
ある。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ディスプレイ
において広い面積を占めるウィンドウの制御プロセスは
優先度が高くなり頻繁に実行され、逆にディスプレイに
おいて狭い面積を占めるウィンドウの制御プロセスは希
にしか実行されないようになる。さらに、ユーザの操作
によりウィンドウのサイズやオーバラップの前後関係が
変更されると、プロセスの優先度も自動的に更新され
る。通常、ユーザは操作の対象となるウィンドウや必要
な情報を表示するウィンドウ、すなわちユーザにとって
関心の高いウィンドウを拡大したり前面に移動して使用
する。そのため、ユーザにとって関心の高いウィンドウ
は一般的にディスプレイにおいて広い面積を占めること
になる。本発明によれば、ユーザにとって関心の高いウ
ィンドウの制御プロセスの優先度が自動的に高くなるの
で、ユーザにとって関心の高いウィンドウ内の処理が優
先的に実行されることになり、その実用的効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例のマルチプロセス管理
装置の構成図、第2図はディスプレイにおける複数のウ
ィンドウの表示例の模式図、第3図はウィンドウのディ
スプレイにおける表示と面積の関係を表わす模式図、第
4図は従来のマルチプロセス管理装置の構成図である。 1……ウィンドウ管理部、2……表示部、3……優先度
算出部、4……優先度記憶部、5……プロセス管理部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ上での個々のウィンドウの面
    積を算出する面積算出ステップに引き続き、前記面積算
    出ステップで算出された面積に基づいて各ウィンドウの
    制御プロセスの優先度を算出する優先度算出ステップを
    実行することによって、プロセスの優先度を設定するこ
    とを特徴とするプロセス優先度設定方法。
  2. 【請求項2】すべてのウィンドウについて各ウィンドウ
    の管理情報と制御プロセスの特定情報を記憶するウィン
    ドウ管理部と、前記ウィンドウ管理部が管理するウィン
    ドウをディスプレイに表示する表示部と、前記表示部に
    おいて表示される各ウィンドウの面積から前記ウィンド
    ウ管理部に記憶されている個々の制御プロセスの優先度
    を算出する優先度算出部と、前記優先度算出部で算出さ
    れた優先度を記憶する優先度記憶部と、前記優先度記憶
    部において記憶されている優先度に従ってプロセスのス
    ケジューリングを行なうプロセス管理部とを具備するこ
    とを特徴とするマルチプロセス管理装置。
JP1069705A 1989-03-22 1989-03-22 プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置 Expired - Fee Related JP2538040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069705A JP2538040B2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069705A JP2538040B2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02247737A JPH02247737A (ja) 1990-10-03
JP2538040B2 true JP2538040B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=13410525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1069705A Expired - Fee Related JP2538040B2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2538040B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06103015A (ja) * 1992-07-31 1994-04-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> デスクトップ上の隠蔽ウィンドウへのナビゲーションを行なう方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02247737A (ja) 1990-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000305695A (ja) アイコン表示方法
JP2538040B2 (ja) プロセス優先度設定方法及びマルチプロセス管理装置
JPH01292287A (ja) カレンダ・データの表示方法
JPS63262754A (ja) スケジユ−ル管理装置
JPH10156673A (ja) 生産ラインのシミュレーション装置
JPS62285186A (ja) マルチウインドウシステムの入力方法
JP2988451B2 (ja) 航空管制システム
JP3356662B2 (ja) プロセスデータ収集方法およびプログラム式表示装置
JPS6127587A (ja) ウインドデ−タ制御方式
JPH02208693A (ja) マルチウィンドウ画面表示装置
JPH0413624Y2 (ja)
JPH02183293A (ja) 表示装置のスクロール制御方式
JPH01191269A (ja) 画像制御装置
JP2568784B2 (ja) 設備管理システム用マンマシンインターフェイス処理方法
JPH02226325A (ja) ポインティングデバイスの表示方式
JPH03233635A (ja) オペレーティングシステムのタスク実行管理方式
JP2021015610A5 (ja) 情報処理装置、プログラム、情報処理装置の制御方法および情報処理システム
JPS63133226A (ja) マルチウインドウ方式
JPH0561958A (ja) 画面エデイタのズーム方式
JPH0689152A (ja) 監視画面表示制御装置
JPH0667832A (ja) ウィンドウ表示処理方法
JPS6284329A (ja) カ−ソル表示制御装置
JPH10171666A (ja) タスク制御ブロック管理機構及びその管理方法
JPH02168317A (ja) Crt表示システム
JPS62229186A (ja) カ−ソル制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees