JP2988451B2 - 航空管制システム - Google Patents
航空管制システムInfo
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Description
関し、特に飛行計画情報を配信する管制業務を支援する
航空管制システムに関する。
る中、多数の航空機の運用形態に対応する管制官の負担
は膨大なものになってきている。航空管制業務におい
て、航空機の飛行計画(フライトプラン)は、フライト
ストリップと呼ばれるストリップ用紙に航空機への運行
指示内容を記入し管制官へ配信している。
1機または編隊機1隊につき1件が必ず1対1で対応す
るように作成され、担当の管制席へ自動送信されて表示
される。管制官はこの配信された飛行計画情報に従って
航空機の管制業務を遂行するが、航空機の混み具合によ
り、飛行高度や飛行経路等、飛行計画情報の一部を変更
する場合がある。
更する際、航空機に対して無線で変更指示を与えるとと
もに紙に印字された飛行計画情報(フライトストリッ
プ)に手書きで指示内容を記入し、航空機が指示通りに
飛行していることを確認した場合とその指示が完了した
場合に、フライトストリップに手書きで記入していた。
子ストリップ装置なるものが導入され、飛行計画情報の
自動配信機能により管制官の業務負荷が軽減されてきて
いるが、航空機に飛行計画の変更指示を出す場合、従前
の手書き作業に代わる操作として依然、キーボード、マ
ウス、ペン入力装置等からの手入力と云う操作が残って
おり、使用する入力装置によっては、従前の手書き作業
より煩わしいものがある。このように、飛行計画変更時
における電子ストリップ装置への入力操作に関しては依
然、管制官の負荷軽減が行なわれていないのが現状であ
る。
術の一例として、例えば実開平1−91700号公報記
載の「航空管制装置」が知られている。
を含む飛行計画情報を処理する情報処理装置を含み、管
制対象の航空機の到来或いは出発時刻の一定時間前に無
線周波数情報を情報処理装置に送出し、無線機を動作可
能状態に設定する技術が記載されている。
制システムは、航空機の飛行計画変更指示を出す場合、
変更指示の入力操作はキーボード、マウス、ペン入力装
置等のいずれかからの手入力に依存するため、使用する
入力装置によっては手書き作業より煩わしく、管制官の
負荷軽減に寄与しないという欠点を有している。
離すので安全性を保持できないという欠点を有してい
る。
伴う作業を自動化し操作工程の削減により管制業務の負
荷軽減を図る航空管制システムを提供することにある。
ムは、レーダから受信した航空機の飛行情報を処理記憶
し、前記航空機の運行を変更する変更情報を入力し、前
記記憶した飛行情報および入力した前記変更情報とを比
較処理し、一致した場合前記変更情報を確定させ、所定
時間強調表示することを特徴としている。
入力しかつこの航空機の運行表を表示する複数の入力表
示装置と;レーダから受信した前記航空機の運行データ
と前記変更指示データとを比較し、これらデータが一致
していれば前記変更指示データを確定し、前記入力表示
装置に所定時間確定した運行表の強調表示を行なわせる
情報処理装置と;を備えたことを特徴としている。
運行データを受信処理し運行情報として出力し、前記変
更指示データを入力処理し指示情報として出力し、確定
した表示情報を表示データとして前記入力表示装置に出
力する通信処理部と;前記運行情報を記録する記録部
と;前記運行情報および前記指示情報を比較し、この比
較結果を前記表示情報として出力する表示情報生成管理
部と;を備えたことを特徴としている。
て図面を参照して説明する。
実施の形態を示すブロック図である。
る二次監視レーダ20からの高度情報23および飛行計
画情報処理システム21からの飛行計画情報22を入力
し、これらを処理する情報処理装置1と、飛行計画変更
の情報を入力する複数の表示装置2,2a,2bとから
構成されている。
計画情報22は、情報処理装置1の通信処理部3で受信
され、この通信処理部3で処理された飛行計画情報8が
情報記録部4に記録される。SSR(Secondar
y Surveillance Radar)またはS
IF(Selective Identificati
on Feature)の二次監視レーダ20からの航
空機の高度情報23は、情報処理装置1の通信処理部3
で受信され、この通信処理部3で処理された高度情報9
が情報記録部5に記録される。
録されている飛行計画情報8と情報記録部5に記録され
ている高度情報9とを読み出し、フライトストリップと
して表示装置2,2a,2bに表示する表示情報13を
作成する。また、表示情報生成管理部6は情報処理装置
1と表示装置2,2a,2bとの間で送受信する情報の
管理を行なう。
間の送受信は通信処理部3を介してすべて行なわれる。
7,7a,7bから管制官により入力される航空機に対
する高度変更の指示は、例えば表示装置2から指示高度
情報14として送信し、情報処理装置1の通信処理部3
で受信後、指示高度情報12として表示情報生成管理部
6に送られ管理される。
2を保持するとともに、指示高度情報12を入力した表
示装置2に対して、高度変更指示中であることを示す表
示情報13を送信する。また表示情報生成管理部6は、
情報記録部5に記録されている航空機の最新の高度情報
9を、レーダ情報が更新されるタイミングで検索し取り
込む。この高度情報9と管制官の指示高度情報12とを
比較し、一致した時点で高度変更指示完了の表示情報1
3を生成し、表示装置2に表示情報11として出力す
る。
た表示装置2は、該当するフライトストリップの指示高
度の表示を更新するとともに、一定時間強調表示を行な
い、管制官に対して注意喚起を行なう。
ーチャートである。
形態の動作をより詳細に説明する。
(ステップ1:S1)、航空機に無線で指示した高度を
表示装置2の入力部7から、対象とする航空機のフライ
トストリップ情報として入力する(ステップ2:S
2)。この指示高度情報14は情報処理装置1の通信処
理部3を介して処理され、指示高度情報12として表示
情報生成管理部6に送信され保持される(ステップ3:
S3)。表示情報生成管理部6は高度変更指示中を示す
表示情報13を作成し、表示装置2に送信する(ステッ
プ8:S8)。ここで表示装置2に対象航空機の高度変
更指示中を示す表示情報11を送り、表示装置2の更新
処理を行なう(ステップ9:S9)。
0からの高度情報23を受信し(ステップ5:S5)、
情報処理装置1の通信処理部3を介して処理された高度
情報9を、情報記録部5に記録する(ステップ6:S
6)。
た指示高度情報12と情報記録部5に記録した高度情報
9とが一致しているかどうかの比較判定を行なう(ステ
ップ4:S4)。ステップ4で比較の結果一致していれ
ば、高度変更指示の完了を示す表示情報13を作成し
(ステップ7:S7)、表示情報更新処理により対象航
空機の高度変更完了を示す表示内容に更新し、通信処理
部3を介して処理した表示情報11を表示装置2に送信
して、表示情報を更新する(ステップ9:S9)。
を受信した表示装置2は、高度変更完了を示す表示に変
更するとともに一定時間強調表示を行ない、管制官の注
意を喚起させる(ステップ10:S10)。
視確認することで、対象の航空機が指示高度に達したこ
とを判定することができる(ステップ11:S11)。
高度変更が確定した表示情報11は他の表示装置2a,
2bにも配信される。
なければ、ステップ3に戻り上述の動作を繰り返す。
2bの入力部7,7a,7bから、航空機に無線で指示
した飛行高度の指示高度情報14を入力すると、その内
容を情報処理装置1が指示高度情報12として保持する
とともに、表示装置2,2a,2bの該当するフライト
ストリップの指示高度の表示を「高度変更指示中」に更
新する。次に、情報処理装置1が保持している指示高度
情報12と、二次レーダ20から受信した航空機の高度
情報9と比較し、一致した時点で航空機への指示が完了
したものと判断し、表示装置2,2a,2bの該当する
フライトストリップに表示情報11を送信し、表示を高
度変更指示の完了の表示に更新する。
完了の表示を強調して一定時間表示し、管制官の注意を
喚起させる。従って、管制官は航空機の飛行状況を示す
レーダの表示装置2,2a,2bのフライトストリップ
を目視確認するだけでよく、管制官の負荷を軽減するこ
とが可能になる。
システムは、管制官が飛行計画の変更が完了したことの
情報を入力する操作工程を削除できるので、管制業務の
効率化が図れること、かつ管制官は常時航空機の運行状
況を注視できるので、航空管制の安全性が向上するとい
う効果を有している。
を示すブロック図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 レーダから受信した航空機の飛行情報を
処理記憶し、前記航空機の運行を変更する変更情報を入
力し、前記記憶した飛行情報および入力した前記変更情
報とを比較処理し、一致した場合前記変更情報を確定さ
せ、所定時間強調表示することを特徴とする航空管制シ
ステム。 - 【請求項2】 航空機の運行を変更する変更指示データ
を入力しかつこの航空機の運行表を表示する複数の入力
表示装置と;レーダから受信した前記航空機の運行デー
タと前記変更指示データとを比較し、これらデータが一
致していれば前記変更指示データを確定し、前記入力表
示装置に所定時間確定した運行表の強調表示を行なわせ
る情報処理装置と;を備えたことを特徴とする航空管制
システム。 - 【請求項3】 前記情報処理装置が、 前記航空機の運行データを受信処理し運行情報として出
力し、前記変更指示データを入力処理し指示情報として
出力し、確定した表示情報を表示データとして前記入力
表示装置に出力する通信処理部と;前記運行情報を記録
する記録部と;前記運行情報および前記指示情報を比較
し、この比較結果を前記表示情報として出力する表示情
報生成管理部と;を備えたことを特徴とする請求項2記
載の航空管制システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9262087A JP2988451B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 航空管制システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9262087A JP2988451B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 航空管制システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11102500A JPH11102500A (ja) | 1999-04-13 |
JP2988451B2 true JP2988451B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17370857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9262087A Expired - Lifetime JP2988451B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 航空管制システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2988451B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101425287B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-08-07 | 인하대학교 산학협력단 | 항공 관제 통합 시스템 |
US20160085238A1 (en) * | 2013-08-30 | 2016-03-24 | Insitu, Inc. | Display of terrain along flight paths |
KR101504694B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2015-03-24 | 한국공항공사 | 항행안전시설 데이터 통합 감시 시스템 및 방법 |
CN104077928B (zh) * | 2014-07-03 | 2016-03-30 | 中国民航大学 | 适用于航路外无规律飞行的通航过点位置信息更新方法 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP9262087A patent/JP2988451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11102500A (ja) | 1999-04-13 |
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