JP2537854B2 - 押釦装置 - Google Patents
押釦装置Info
- Publication number
- JP2537854B2 JP2537854B2 JP62090244A JP9024487A JP2537854B2 JP 2537854 B2 JP2537854 B2 JP 2537854B2 JP 62090244 A JP62090244 A JP 62090244A JP 9024487 A JP9024487 A JP 9024487A JP 2537854 B2 JP2537854 B2 JP 2537854B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- cabinet
- spring
- button body
- button device
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばラジオ受信機のチューニング釦の
ようなアップ・ダウン等の相反する動作をさせるシーソ
ー運動可能な押釦装置に関するものである。
ようなアップ・ダウン等の相反する動作をさせるシーソ
ー運動可能な押釦装置に関するものである。
従来の技術 一般に、この種の押釦装置は、第4図,第5図に示す
ように、押釦本体5,キャビネット6,パネル7及びバネ8
より構成され、押釦本体5と一体の軸5aをキャビネット
6の軸受6aへ入れたのち、パネル7により固定される。
また押釦本体5を操作後に復起させるため、キャビネッ
ト6と押釦本体5の間には、バネ8が配置される。ま
た、プリント配線基板4上には押釦本体5の脚5b下にタ
ッチスイッチ3が配置される。
ように、押釦本体5,キャビネット6,パネル7及びバネ8
より構成され、押釦本体5と一体の軸5aをキャビネット
6の軸受6aへ入れたのち、パネル7により固定される。
また押釦本体5を操作後に復起させるため、キャビネッ
ト6と押釦本体5の間には、バネ8が配置される。ま
た、プリント配線基板4上には押釦本体5の脚5b下にタ
ッチスイッチ3が配置される。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このような押釦装置においては、釦操作後
の復帰に別部品のバネ8を必要とし、押釦本体5の固定
はキャビネット6とパネル7で行なうため、工数増・材
料費増となるという問題があった。
の復帰に別部品のバネ8を必要とし、押釦本体5の固定
はキャビネット6とパネル7で行なうため、工数増・材
料費増となるという問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明の押釦装置は、キャビネットと一体で釦挿入方
向に曲がった2本の成形バネの先端を、キャビネットに
嵌合する押釦本体の脚先端のツメに係合するように構成
したものである。
向に曲がった2本の成形バネの先端を、キャビネットに
嵌合する押釦本体の脚先端のツメに係合するように構成
したものである。
作 用 本発明の押釦装置は、キャビネットと一体の成形バネ
が釦挿入方向に曲がっているため、釦挿入時に成形バネ
及び押釦本体の脚がたわむことにより、押釦本体はキャ
ビネットに容易に装着することが出来る。そして、キャ
ビネットへの押釦本体の挿入後は押釦本体のツメと成形
バネが嵌合しているため、操作時にバネは変形させら
れ、操作後はそれにより復帰するため、部品点数も2点
と少ない利点を有する。
が釦挿入方向に曲がっているため、釦挿入時に成形バネ
及び押釦本体の脚がたわむことにより、押釦本体はキャ
ビネットに容易に装着することが出来る。そして、キャ
ビネットへの押釦本体の挿入後は押釦本体のツメと成形
バネが嵌合しているため、操作時にバネは変形させら
れ、操作後はそれにより復帰するため、部品点数も2点
と少ない利点を有する。
実施例 以下、本発明の実施例の押釦装置を、図面を参照して
説明する。第1図,第2図に本発明の一実施例の平面図
及び断面図を示す。また第3図において、実施例の分解
状態の斜視図を示す。
説明する。第1図,第2図に本発明の一実施例の平面図
及び断面図を示す。また第3図において、実施例の分解
状態の斜視図を示す。
第1〜3図において、押釦本体1とキャビネット2
は、押釦本体1と一体に成形された脚1aの先端にあるツ
メ1bとキャビネット2と一体に成形された釦挿入方向に
曲がった成形バネ2aの先端が係合されることにより嵌合
される。また押釦本体1の位置決めピン1dがキャビネッ
ト2の位置決め穴2bに挿入され、かつ釦脚1cが位置決め
溝2cに挿入され位置決めされる。またタッチスイッチ3
は脚1aの先端と適当な隙間を持ってプリント配線基板4
上に固定される。
は、押釦本体1と一体に成形された脚1aの先端にあるツ
メ1bとキャビネット2と一体に成形された釦挿入方向に
曲がった成形バネ2aの先端が係合されることにより嵌合
される。また押釦本体1の位置決めピン1dがキャビネッ
ト2の位置決め穴2bに挿入され、かつ釦脚1cが位置決め
溝2cに挿入され位置決めされる。またタッチスイッチ3
は脚1aの先端と適当な隙間を持ってプリント配線基板4
上に固定される。
実際の組立時には、第3図に示すように弾性を持つ脚
1aが弾性を持つ成形バネ2aを押し、脚1aの先端のツメ1b
に成形バネ2aの先端が係合することにより最終的に嵌合
するように構成されている。そして、実際の動作におい
ては、押釦本体1が斜くことで持ち上げられたツメ1bが
成形バネ2aを引き上げ、この弾性で自然復帰する。
1aが弾性を持つ成形バネ2aを押し、脚1aの先端のツメ1b
に成形バネ2aの先端が係合することにより最終的に嵌合
するように構成されている。そして、実際の動作におい
ては、押釦本体1が斜くことで持ち上げられたツメ1bが
成形バネ2aを引き上げ、この弾性で自然復帰する。
発明の効果 以上のように本発明の押釦装置は、キャビネットに一
体で釦挿入方向に曲がった成形バネと、これに係合する
ツメを有する押釦本体を備えているために、ワンタッチ
の組立が可能で、しかも部品点数が少なく、実用上きわ
めて有利なものである。
体で釦挿入方向に曲がった成形バネと、これに係合する
ツメを有する押釦本体を備えているために、ワンタッチ
の組立が可能で、しかも部品点数が少なく、実用上きわ
めて有利なものである。
第1図は本発明の一実施例の押釦装置の断面図、第2図
はその平面図、第3図は本発明の一実施例の押釦装置を
示す組立斜視図、第4図,第5図は従来の押釦装置の断
面図である。 1……押釦本体、1a……脚、1b……ツメ、1c……釦脚、
1d……位置決めピン、2……キャビネット、2a……成形
バネ、2b……位置決め穴、2c……位置決め溝、3……タ
ッチスイッチ、4……プリント配線基板。
はその平面図、第3図は本発明の一実施例の押釦装置を
示す組立斜視図、第4図,第5図は従来の押釦装置の断
面図である。 1……押釦本体、1a……脚、1b……ツメ、1c……釦脚、
1d……位置決めピン、2……キャビネット、2a……成形
バネ、2b……位置決め穴、2c……位置決め溝、3……タ
ッチスイッチ、4……プリント配線基板。
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネットに並置して設けた2つの孔に
挿入される1対の脚を有し動作中心となる釦脚を支点と
してシーソー運動可能な押釦本体と、上記キャビネット
と一体で形成され、上記押釦本体の押し込み方向に折曲
した先端が上記押釦本体の1対の脚の先端に設けたツメ
にそれぞれ係合される1対の成形バネと、上記キャビネ
ット側に設けられ、上記押釦本体の動作中心に設けた孔
に挿入されて上記押釦本体の偏りを防止する位置決めピ
ンとを備えたことを特徴とする押釦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62090244A JP2537854B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 押釦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62090244A JP2537854B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 押釦装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63257141A JPS63257141A (ja) | 1988-10-25 |
JP2537854B2 true JP2537854B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=13993086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62090244A Expired - Fee Related JP2537854B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 押釦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537854B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001051736A (ja) * | 1999-06-02 | 2001-02-23 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 操作ボタン |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP62090244A patent/JP2537854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63257141A (ja) | 1988-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |