JPH0743895Y2 - パネルスイッチのキートップ取付構造 - Google Patents
パネルスイッチのキートップ取付構造Info
- Publication number
- JPH0743895Y2 JPH0743895Y2 JP11438191U JP11438191U JPH0743895Y2 JP H0743895 Y2 JPH0743895 Y2 JP H0743895Y2 JP 11438191 U JP11438191 U JP 11438191U JP 11438191 U JP11438191 U JP 11438191U JP H0743895 Y2 JPH0743895 Y2 JP H0743895Y2
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- Japan
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- panel
- support shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパネルスイッチにおける
キートップ取付構造の改良に関するものである。
キートップ取付構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、OA機器等のパネルスイッチに組
み込まれる使用頻度の高いキートップとしては図4に示
すものが知られている。同図においてキートップ1は合
成樹脂材により一体成形されたものであり、略直方体形
状の押圧部11の両側面に夫々鍔部12,12を設ける
と共に、その一方の鍔部12にはヒンジ部13を一体に
延出している。ヒンジ部13は鍔部12から押圧部11
の側面と直交する方向で互いに対向して延びる2本の腕
部13a,13aと、腕部13a,13aの先端間を連
結すると共に、腕部13a,13aの先端外側面から突
出する断面略円形状の支持軸13bより成っている。一
方、上記キートップ1が取り付けられるパネル2は、図
5に示す如くキートップ1の押圧部11が挿通される角
形の透孔21と、透孔21近傍のパネル裏面に配設さ
れ、上記支持軸13bの両端を受け入れる爪部22,2
2とを設けている。爪部22は、パネル裏面から突出さ
れ所定の間隔で向き合う一対のバネ性を有した爪片22
a,22aから成っている。爪片22a,22aの先端
は、挿入された支持軸13bが抜け出さないようにする
ため、互いに近付く方向へ湾曲形成されている。次に、
図5に示すパネルスイッチ3を組み立てるには、キート
ップ1がパネル2の裏面側から押圧部11を透孔21に
臨ませつつ、ヒンジ部13の支持軸13bを爪片22
a,22a間に押し入れることにより取り付けられる。
その後、パネル2はプリント基板31に配設されたタク
トスイッチ等のスイッチ本体32の可動部32aに、キ
ートップ1の押圧部11に突設された押部14を当接さ
せた状態で組み立てられる。
み込まれる使用頻度の高いキートップとしては図4に示
すものが知られている。同図においてキートップ1は合
成樹脂材により一体成形されたものであり、略直方体形
状の押圧部11の両側面に夫々鍔部12,12を設ける
と共に、その一方の鍔部12にはヒンジ部13を一体に
延出している。ヒンジ部13は鍔部12から押圧部11
の側面と直交する方向で互いに対向して延びる2本の腕
部13a,13aと、腕部13a,13aの先端間を連
結すると共に、腕部13a,13aの先端外側面から突
出する断面略円形状の支持軸13bより成っている。一
方、上記キートップ1が取り付けられるパネル2は、図
5に示す如くキートップ1の押圧部11が挿通される角
形の透孔21と、透孔21近傍のパネル裏面に配設さ
れ、上記支持軸13bの両端を受け入れる爪部22,2
2とを設けている。爪部22は、パネル裏面から突出さ
れ所定の間隔で向き合う一対のバネ性を有した爪片22
a,22aから成っている。爪片22a,22aの先端
は、挿入された支持軸13bが抜け出さないようにする
ため、互いに近付く方向へ湾曲形成されている。次に、
図5に示すパネルスイッチ3を組み立てるには、キート
ップ1がパネル2の裏面側から押圧部11を透孔21に
臨ませつつ、ヒンジ部13の支持軸13bを爪片22
a,22a間に押し入れることにより取り付けられる。
その後、パネル2はプリント基板31に配設されたタク
トスイッチ等のスイッチ本体32の可動部32aに、キ
ートップ1の押圧部11に突設された押部14を当接さ
せた状態で組み立てられる。
【0003】以上の如く組み立てられたパネルスイッチ
3を操作するには、図5(a)に示す様にキートップ1
の押圧部11に押圧力を加え、ヒンジ部13の支持軸1
3bを支点にキートップ1を下方へ回動する。この為、
スイッチ本体32の可動部32aがキートップ1の押部
14によって押し込まれオン状態になる。次に、押圧部
11の押圧力を解除すると、キートップ1は可動部32
aの弾性復帰力により元の位置に戻り、スイッチ本体3
2がオフになる。
3を操作するには、図5(a)に示す様にキートップ1
の押圧部11に押圧力を加え、ヒンジ部13の支持軸1
3bを支点にキートップ1を下方へ回動する。この為、
スイッチ本体32の可動部32aがキートップ1の押部
14によって押し込まれオン状態になる。次に、押圧部
11の押圧力を解除すると、キートップ1は可動部32
aの弾性復帰力により元の位置に戻り、スイッチ本体3
2がオフになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記キート
ップ1が組み込まれるパネルスイッチ3では、キートッ
プ1を押圧操作した際キートップ1の押圧部11に過度
の押圧力を印加すると、図5(b)に示す様に、ヒンジ
部13の支持軸13bがパネル2の爪片22a,22a
から脱落してしまうことがあった。この為、キートップ
1によるスイッチ本体32の切り換え操作が不可能にな
ると共に、キートップ1によってスイッチ本体32を破
損する恐れもあった。又、キートップ1を押圧して支持
軸13bを支点に回動する際、図5(a)に示す如く押
圧部11のヒンジ部13と反対側の上面(矢印Aで示す
箇所)を押圧した場合と、ヒンジ部13側の上面(矢印
Bで示す箇所)を押圧した場合とでは、支持軸13bか
らの距離が異なるため矢印Aに加える押圧力PAと矢印
Bに加える押圧力PBとの差(PB−PA)が大きくな
り操作感覚を悪くしていた。それ故に、本考案は上述し
たような欠点を解決する為になされたものであって、キ
ートップの押圧部に過度の押圧力を加えてもヒンジ部は
パネルから外れる恐れがなく、しかも押圧部の押す位置
による操作力の差を少なくし得るパネルスイッチのキー
トップ取付構造が得られる。
ップ1が組み込まれるパネルスイッチ3では、キートッ
プ1を押圧操作した際キートップ1の押圧部11に過度
の押圧力を印加すると、図5(b)に示す様に、ヒンジ
部13の支持軸13bがパネル2の爪片22a,22a
から脱落してしまうことがあった。この為、キートップ
1によるスイッチ本体32の切り換え操作が不可能にな
ると共に、キートップ1によってスイッチ本体32を破
損する恐れもあった。又、キートップ1を押圧して支持
軸13bを支点に回動する際、図5(a)に示す如く押
圧部11のヒンジ部13と反対側の上面(矢印Aで示す
箇所)を押圧した場合と、ヒンジ部13側の上面(矢印
Bで示す箇所)を押圧した場合とでは、支持軸13bか
らの距離が異なるため矢印Aに加える押圧力PAと矢印
Bに加える押圧力PBとの差(PB−PA)が大きくな
り操作感覚を悪くしていた。それ故に、本考案は上述し
たような欠点を解決する為になされたものであって、キ
ートップの押圧部に過度の押圧力を加えてもヒンジ部は
パネルから外れる恐れがなく、しかも押圧部の押す位置
による操作力の差を少なくし得るパネルスイッチのキー
トップ取付構造が得られる。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本考案はパネルに取り付け
られたキートップの押圧操作によって、上記パネル裏面
に対向配置されたプリント基板上のスイッチを開閉する
パネルスイッチのキートップ取付構造において、上記キ
ートップは押圧部と、押圧部の一端側に形成されるヒン
ジ部からなり、ヒンジ部は上記押圧部の一側面から側方
に延出する腕部と、腕部の先端両側から突出する支持軸
と、支持軸より上記プリント基板面に向かって延出され
キートップの押圧操作の際、上記支持軸の所定距離以上
の移動を規制するストッパとを有し、一方、上記パネル
は上記キートップの押圧部が挿入される透孔近傍の裏面
に垂直爪片が突設され、その垂直爪片からパネル裏面に
沿って上記透孔側に延び先端に凸リブを設けたバネ性の
ある水平爪片を有し、水平爪片とパネル裏面との間に上
記ヒンジ部の支持軸を弾性的に挟持するものである。
られたキートップの押圧操作によって、上記パネル裏面
に対向配置されたプリント基板上のスイッチを開閉する
パネルスイッチのキートップ取付構造において、上記キ
ートップは押圧部と、押圧部の一端側に形成されるヒン
ジ部からなり、ヒンジ部は上記押圧部の一側面から側方
に延出する腕部と、腕部の先端両側から突出する支持軸
と、支持軸より上記プリント基板面に向かって延出され
キートップの押圧操作の際、上記支持軸の所定距離以上
の移動を規制するストッパとを有し、一方、上記パネル
は上記キートップの押圧部が挿入される透孔近傍の裏面
に垂直爪片が突設され、その垂直爪片からパネル裏面に
沿って上記透孔側に延び先端に凸リブを設けたバネ性の
ある水平爪片を有し、水平爪片とパネル裏面との間に上
記ヒンジ部の支持軸を弾性的に挟持するものである。
【0006】以上の如く構成された上記キートップをパ
ネルスイッチに組み込み押圧操作を行なった際には、上
記押圧部と共に上記ヒンジ部の支持軸も上記水平爪片を
撓ませつつ押し下げられる。これによりキートップは従
来例のような支持軸を支点にした回転運動が抑制される
為、上記押圧部の押圧箇所を変えても押圧箇所による押
圧力の差を少なくできる。又、押圧部を押し下げスイッ
チをオンにした後は、プリント基板に上記ストッパ部を
当接させることで、上記キートップの支持軸が上記水平
爪片から外れるのを阻止される為、スイッチ操作を不能
にする恐れもなく信頼性を増したパネルスイッチのキー
トップ取付構造が得られる。
ネルスイッチに組み込み押圧操作を行なった際には、上
記押圧部と共に上記ヒンジ部の支持軸も上記水平爪片を
撓ませつつ押し下げられる。これによりキートップは従
来例のような支持軸を支点にした回転運動が抑制される
為、上記押圧部の押圧箇所を変えても押圧箇所による押
圧力の差を少なくできる。又、押圧部を押し下げスイッ
チをオンにした後は、プリント基板に上記ストッパ部を
当接させることで、上記キートップの支持軸が上記水平
爪片から外れるのを阻止される為、スイッチ操作を不能
にする恐れもなく信頼性を増したパネルスイッチのキー
トップ取付構造が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について図1乃至図3
を参照しつつ説明する。図2は本考案にかかるキートッ
プの斜視図であって、図4の従来例で示したキートップ
1と対応する部分には同じ符号を付し、重複説明は省略
する。即ち、本考案のキートップ4はヒンジ部13の腕
部13a,13a間を連結する支持軸13bの略中央部
分に、押圧部11下面の押部14と平行に延びる板状の
ストッパ部41を設けたものである。一方、パネル5に
は図1に示す様にキートップ1の押圧部11が挿入され
る透孔51を設けると共に、透孔51の一辺側近傍のパ
ネル裏面に、キートップ4の支持軸13bの両端を夫々
保持するバネ性を有した爪部52,52が形成されてい
る。爪部52はパネル裏面から垂直に少し突出した垂直
爪片52aと、垂直爪片52aからパネル裏面とほぼ平
行に透孔51へ向けて延出し、その先端にパネル側へ突
出する半円柱状の凸リブ52bを設けた水平爪片52c
から成る。尚、水平爪片52cとパネル裏面との間の寸
法Lは、支持軸13bの径寸法dとほぼ同一寸法か、又
は僅かに小さい寸法に設定される。次に図3(a)に示
す如くパネルスイッチ6を組み立てるには、先ずキート
ップ4をパネル5の裏面に取り付ける。その場合、キー
トップ4は押圧部11を透孔51側に向けた状態で支持
軸13bの両端部を水平爪片52cとパネル裏面との間
に押し込まれる。この為、水平爪片52cは支持軸13
bによって先端部を拡開され、次いで、支持軸13bが
凸リブ52bを通過すると、弾性復帰してパネル裏面と
の間に支持軸13bを保持する。以上の如くキートップ
4を取り付けたパネル5は透孔51に押圧部11を挿入
し、プリント基板31上のスイッチ本体32の可動部3
2aにキートップ4の押部14を当接させた状態で組み
立てられる。これにより、キートップ4はヒンジ部13
を介してパネル5に片持支持されると共に、スイッチ本
体32の可動部32aの弾力により上方へ押し上げら
れ、ヒンジ部13と反対の鍔部12を透孔51の他辺側
のパネル裏面に当接させて組み込まれる。その場合、ヒ
ンジ部13のストッパ部41の先端とプリント基板31
との離間距離Sは、キートップ4を押圧することによっ
てスイッチ本体32を確実にオン状態にするため、予め
スイッチ本体32のオンオフに必要なキートップ4の移
動量よりも大きな移動量が得られるように設定される。
次に、上記構成のパネルスイッチ6において、図3
(a)に示したキートップの復帰位置から押圧部11を
手指により押圧すると、図3(b)に示す如くスイッチ
本体32の可動部32aが押部14によって押し下げら
れると同時に、爪部52の水平爪片52bが支持軸13
bに押圧され垂直爪片52aとの連続部分を支点に下方
へ回動される。これにより押圧部11と共に支持軸13
bを下方へ移動することになり、キートップ4は従来例
のように支持軸13bを支点にした回転運動をほとんど
起こさず、ほぼ水平状態を維持したまま透孔51に案内
されつつ降下しスイッチ本体32をオンにする。尚もキ
ートップ4を押圧し続けると、ストッパ部41がプリン
ト基板31に当接し、支持軸13bの移動が阻止され
る。その後、押圧部11から手指を離し押圧操作を解除
すると、キートップ4は、スイッチ本体32の可動部3
2aの復帰力と水平爪片52cに蓄えられた弾性復帰力
によって図5(a)の状態に戻りスイッチがオフにな
る。
を参照しつつ説明する。図2は本考案にかかるキートッ
プの斜視図であって、図4の従来例で示したキートップ
1と対応する部分には同じ符号を付し、重複説明は省略
する。即ち、本考案のキートップ4はヒンジ部13の腕
部13a,13a間を連結する支持軸13bの略中央部
分に、押圧部11下面の押部14と平行に延びる板状の
ストッパ部41を設けたものである。一方、パネル5に
は図1に示す様にキートップ1の押圧部11が挿入され
る透孔51を設けると共に、透孔51の一辺側近傍のパ
ネル裏面に、キートップ4の支持軸13bの両端を夫々
保持するバネ性を有した爪部52,52が形成されてい
る。爪部52はパネル裏面から垂直に少し突出した垂直
爪片52aと、垂直爪片52aからパネル裏面とほぼ平
行に透孔51へ向けて延出し、その先端にパネル側へ突
出する半円柱状の凸リブ52bを設けた水平爪片52c
から成る。尚、水平爪片52cとパネル裏面との間の寸
法Lは、支持軸13bの径寸法dとほぼ同一寸法か、又
は僅かに小さい寸法に設定される。次に図3(a)に示
す如くパネルスイッチ6を組み立てるには、先ずキート
ップ4をパネル5の裏面に取り付ける。その場合、キー
トップ4は押圧部11を透孔51側に向けた状態で支持
軸13bの両端部を水平爪片52cとパネル裏面との間
に押し込まれる。この為、水平爪片52cは支持軸13
bによって先端部を拡開され、次いで、支持軸13bが
凸リブ52bを通過すると、弾性復帰してパネル裏面と
の間に支持軸13bを保持する。以上の如くキートップ
4を取り付けたパネル5は透孔51に押圧部11を挿入
し、プリント基板31上のスイッチ本体32の可動部3
2aにキートップ4の押部14を当接させた状態で組み
立てられる。これにより、キートップ4はヒンジ部13
を介してパネル5に片持支持されると共に、スイッチ本
体32の可動部32aの弾力により上方へ押し上げら
れ、ヒンジ部13と反対の鍔部12を透孔51の他辺側
のパネル裏面に当接させて組み込まれる。その場合、ヒ
ンジ部13のストッパ部41の先端とプリント基板31
との離間距離Sは、キートップ4を押圧することによっ
てスイッチ本体32を確実にオン状態にするため、予め
スイッチ本体32のオンオフに必要なキートップ4の移
動量よりも大きな移動量が得られるように設定される。
次に、上記構成のパネルスイッチ6において、図3
(a)に示したキートップの復帰位置から押圧部11を
手指により押圧すると、図3(b)に示す如くスイッチ
本体32の可動部32aが押部14によって押し下げら
れると同時に、爪部52の水平爪片52bが支持軸13
bに押圧され垂直爪片52aとの連続部分を支点に下方
へ回動される。これにより押圧部11と共に支持軸13
bを下方へ移動することになり、キートップ4は従来例
のように支持軸13bを支点にした回転運動をほとんど
起こさず、ほぼ水平状態を維持したまま透孔51に案内
されつつ降下しスイッチ本体32をオンにする。尚もキ
ートップ4を押圧し続けると、ストッパ部41がプリン
ト基板31に当接し、支持軸13bの移動が阻止され
る。その後、押圧部11から手指を離し押圧操作を解除
すると、キートップ4は、スイッチ本体32の可動部3
2aの復帰力と水平爪片52cに蓄えられた弾性復帰力
によって図5(a)の状態に戻りスイッチがオフにな
る。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のキートッ
プ取付構造ではキートップのヒンジ部に設けた支持軸
を、パネル裏面に沿って延出するバネ性を有した水平爪
片とパネル裏面との間に挟持させることによって、キー
トップをパネルに取り付けた構造である。この為、キー
トップを押圧操作した際には、押圧部と共に支持軸も水
平爪片を撓ませつつ下方へ移動するので、従来例のよう
な支持軸を支点にしたキートップの回転運動が抑制され
る。その為、スイッチ操作を行なった際には、押圧部の
どの箇所を押圧しても押圧箇所による押圧操作力の差が
少なくなり、操作感覚を良好にし得る。又、ヒンジ部に
ストッパ部を設けたことによって、支持軸による水平爪
片の過度の押圧変位が規制される。この為、支持軸が水
平爪片から脱落するのを阻止されることになり、スイッ
チ操作を不能にする不具合も起こらず信頼性を増したパ
ネルスイッチのキートップ取付構造が得られる。
プ取付構造ではキートップのヒンジ部に設けた支持軸
を、パネル裏面に沿って延出するバネ性を有した水平爪
片とパネル裏面との間に挟持させることによって、キー
トップをパネルに取り付けた構造である。この為、キー
トップを押圧操作した際には、押圧部と共に支持軸も水
平爪片を撓ませつつ下方へ移動するので、従来例のよう
な支持軸を支点にしたキートップの回転運動が抑制され
る。その為、スイッチ操作を行なった際には、押圧部の
どの箇所を押圧しても押圧箇所による押圧操作力の差が
少なくなり、操作感覚を良好にし得る。又、ヒンジ部に
ストッパ部を設けたことによって、支持軸による水平爪
片の過度の押圧変位が規制される。この為、支持軸が水
平爪片から脱落するのを阻止されることになり、スイッ
チ操作を不能にする不具合も起こらず信頼性を増したパ
ネルスイッチのキートップ取付構造が得られる。
【図1】本考案に係るキートップの取付構造を示す分解
斜視図
斜視図
【図2】キートップの斜視図
【図3】(a)は本考案のキートップの取付構造を備え
たスイッチの実施例を示す断面図、(b)はスイッチの
動作を示す説明図
たスイッチの実施例を示す断面図、(b)はスイッチの
動作を示す説明図
【図4】従来例のキートップを示す斜視図
【図5】(a)は図4のキートップを用いたスイッチの
断面図、(b)はスイッチの動作を示す説明図
断面図、(b)はスイッチの動作を示す説明図
1,4 キートップ 11 押圧部 13 ヒンジ部 13a 腕部 13b 支持軸 2,5 パネル 3,6 パネルスイッチ 41 ストッパ 52a 垂直爪片 52c 水平爪片
Claims (1)
- 【請求項1】 パネルに取り付けられたキートップの押
圧操作によって、上記パネル裏面に対向配置されたプリ
ント基板上のスイッチを開閉するパネルスイッチのキー
トップ取付構造において、上記キートップは押圧部と、
押圧部の一端側に形成されるヒンジ部からなり、ヒンジ
部は上記押圧部の一側面から側方に延出する腕部と、腕
部の先端両側から突出する支持軸と、支持軸より上記プ
リント基板面に向かって延出されキートップの押圧操作
の際、上記プリント基板面に当接し上記支持軸の所定距
離以上の移動を規制するストッパ部とを有し、一方、上
記パネルは上記キートップの押圧部が挿入される透孔近
傍の裏面に垂直爪片が突設され、その垂直爪片からパネ
ル裏面に沿って上記透孔側に延び先端に凸リブを設けた
バネ性のある水平爪片を有し、水平爪片とパネル裏面と
の間に上記ヒンジ部の支持軸を弾性的に挟持することを
特徴とするパネルスイッチのキートップ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11438191U JPH0743895Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルスイッチのキートップ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11438191U JPH0743895Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルスイッチのキートップ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553082U JPH0553082U (ja) | 1993-07-13 |
JPH0743895Y2 true JPH0743895Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=14636259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11438191U Expired - Fee Related JPH0743895Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | パネルスイッチのキートップ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743895Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP11438191U patent/JPH0743895Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553082U (ja) | 1993-07-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |