JP2537385B2 - 電子機器ユニット - Google Patents

電子機器ユニット

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JP2537385B2
JP2537385B2 JP63163769A JP16376988A JP2537385B2 JP 2537385 B2 JP2537385 B2 JP 2537385B2 JP 63163769 A JP63163769 A JP 63163769A JP 16376988 A JP16376988 A JP 16376988A JP 2537385 B2 JP2537385 B2 JP 2537385B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプログラマブルコントローラなど電子機器の
基本ユニットと、これに取付ける各種モジュールとの係
着を容易にする電子機器ユニットに関する。
(従来の技術) 近年、工作機械を制御する数値制御装置は簡単な数値
制御動作を行わせる汎用のものから複雑な数値制御を行
わせる高級のものまで、各種のものが開発されている。
そして、これら数値制御装置にはマイクロプロセッサを
用いたプログラマブルコントローラが付設されている。
汎用の各種数値制御装置に付設されるプログラマブル
コントローラは、その基本ユニットがほぼ同じであり、
したがって通常数値制御装置にプログラマブルコントロ
ーラを付設する場合、まずその基本ユニットを数値制御
装置本体に取付け、その付設する数値制御装置の種類に
より必要な電子機器モジュールを選択し、これをプログ
ラマブルコントローラ基本ユニットの外壁にネジ止めな
どの方法により取り付けた後、コネクタを用いてプログ
ラマブルコントローラ基本ユニットと電子機器モジュー
ル相互間を結線して、その数値制御装置の使用にかなう
プログラマブルコントローラを構成している。
(発明が解決しようとする課題) 上述のようにプログラマブルコントローラの基本ユニ
ットとその各種モジュールとの係着に際してネジ止めに
より固定して取付けたものでは、その保守作業やモジュ
ールの増設作業などにてモジュールを着脱する時は、ド
ライバーなどの工具を用意し、この工具を用いてネジ止
を外す手段を必要としている。また、ネジ止では作業中
にネジを紛失しやすいという欠点も生じている。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的はプログラマブルコントローラの基本ユニ
ットに各種モジュールを着脱する際に、工具なしで容易
に着脱しようとする電気機器ユニットを提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、主装置に副装置を装着せしめるとと
もにこれら両装置の電気回路を接続する電子機器ユニッ
トにおいて、金属薄板・プラスチック成形品からなるコ
字状断面の取付板の上面部に引掛穴、側面部にコネクタ
穴、下面部に係止穴をそれぞれ穿設して前記主装置の側
面部分に取付けるとともに、前記取付板の引掛穴に係合
する突起爪、コネクタ穴を貫通して電気回路を接続する
コネクタ、係止穴に係合する掛止レバーを前記副装置に
それぞれ具備せしめた電子機器ユニットが提供される。
(作用) 本発明では、主装置に設けた取付板の引掛穴に副装置
の突起爪を引掛け、コネクタ穴にコネクタを貫通させて
電気回路を接続させ、さらに係止穴に掛止レバーをスプ
リングの弾性力にて係止させるので、主装置と副装置と
は電気的に接続されるとともに、また機械的にも結合さ
れて容易に一体化される。主装置からの副装置の取り外
しも簡単に実行できる作用がある。
(実施例) つぎに、本発明の実施例について図面を用いて詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図であ
り、第2図は本実施例の副装置の側面図、第3図は本実
施例の概略を示す斜視図である。
これらの図面において、11は主装置となるプログラマ
ブルコントローラの基本ユニット1の取付筐体であり、
その内部に回路気板12およびコネクタ13を備え、取付筐
体11の上面、側面および下面は、金属薄板またはプラス
チック成形品からなるコ字状断面の取付板2により覆わ
れている。
取付板2はその上面部に短形状の引掛穴21、側面部に
コネクタ穴22、下面部に係止穴23がそれぞれ穿設され、
基本ユニット1方向に設けた上下の突起板24,25により
取付筐体11に取付けられている。なお、上記の引掛穴2
1、コネクタ穴22、係止穴23は基本ユニット1の状態に
よりそれぞれ複数個ずつ設けられている。
3は基本ユニット1の副装置となる各種のモジュール
で、基本ユニット1のコネクタ13を介して電気接続して
使用されるもので、筐体30に収納されている。
31は突起爪で、筐体30の上面部分を鉤状に下方向に突
出させたもので、前記の取付板2の引掛穴21に引掛けて
筐体30を取付板2に添わせるものである。33は一端に係
止爪34を有する梃子状の掛止レバーで、上述のように筐
体30を突起爪31により取付板2に引掛けて添わせたと
き、掛止レバー33を取付板2の係止穴23に係合させ、モ
ジュール3を基本ユニット1に装着させるものであり、
掛止レバー33の中間部は支軸35により支えられ、他端に
設けたスプリング36の弾性力により係止爪34が上方向に
押上げられて、取付板2の係止穴23と十分に係合するよ
う形成されている。また、取付板2の係止穴23から掛止
レバー33の係止爪34を外すときは、第2図に示す矢印A
の方向に掛止レバー33の一端を押圧することにより、他
端の係止爪34は下降して係止穴23との係合が外れるもの
である。
32はモジュール3に設けたコネクタで、コネクタ穴22
を貫通させて基本ユニット1のコネクタ13と嵌合させる
ことにより基本ユニット1とモジュール3との電気回路
が接続させるものであり、前記の取付板2と筐体30とを
所定の位置に係合させたとき、これらのコネクタ13およ
びコネクタ32とは適正に嵌合されるとともにお互いの電
気回路が接続されるよう構成されている。
このように構成された本実施例において、基本ユニッ
ト1にモジュール3を装着するときは、まず、モジュー
ル3の筐体30を傾斜させて、上方の突起爪31を取付板2
の上面部に設けた引掛穴21に係合させ、この係合部分を
軸として傾斜している筐体30を取付板に密着させ、コネ
クタ32をコネクタ穴22に貫通させてコネクタ13と嵌合さ
せる。
ついで、第2図に示す矢印A方向に筐体30の係止レバ
ー33を押圧して、取付板2の側面部に筐体30を十分に密
着させるとともに、前記のコネクタ両者の接続を十分に
接合させた後、掛止レバー33の押圧を止めて、スプリン
グ36の弾性力により掛止レバー33の係止爪34を取付板2
の係止穴23に係合させる。
以上の操作により、基本ユニット1にモジュール3が
装着されて、互いの電気回路も結線されることになる。
つぎに装置を離脱させるときは、上述の操作を逆に行
うことにより、すなわち、第2図に示す矢印A方向に掛
止レバー33の一端を押圧して係止爪34と係止穴23との係
合を外し、ついで、上方の突起爪31と引掛穴21との係合
部分を軸として筐体30を取付板2から傾斜させて引離し
てコネクタの嵌合を外し、その後、筐体30を上方に移動
させて突起爪31と引掛穴21と係合を外すことにより、モ
ジュール3を基本ユニット1から離脱させることができ
る。
第4図は、本発明の他の実施例の概略を示す斜視図で
ある。なお、第1図ないし第3図に示す実施例と同一部
分には同一の符号を付し、その説明は省略する。第4図
において、筐体30の上面部分に設けられた突起爪31′に
は、先端部分が水平方向に鈎形に折曲した先端部31″が
形成されている。また、取付板2には、その上面部から
前面にかけて引掛穴21′が形成されている。
この実施例において、モジュール3を基本ユニットの
取付板2に取り付ける場合、突起爪31′の先端部31″を
取付板2の内部に挿入し、それを取付板2の上面部に引
掛ける。なお、モジュール3の下端の係止方法は前記実
施例と同様である。
この実施例において、モジュール3が取付板2に装着
された状態では、突起爪31′の先端部31″が取付板2の
上面部内側に係止しているので、モジュール3に下部方
向から不要な力が加えられても、これが取付筐体3から
不意に離脱するようなことはない。
以上、本発明を上述の実施例によって説明したが、本
発明の主旨の範囲内で、例えば、掛止レバーの係止爪の
先端形状を変形させて、モジュールを基本ユニットに装
着時には掛止レバーの他端を押圧することなく、モジュ
ールを基本ユニットの側面に密接するよう押し付けるの
みにて係止爪が係合する如く掛止レバーを変形させるよ
うに、種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲
から排除するものではない。
なお、上述の実施例では主装置をプログラマブルコン
トローラの基本ユニット、副装置を各種のモジュールと
して説明したが、この種の装置に拘わることなく他種の
電子機器の主・副装置に応用できるものである。
(発明の効果) 本発明によれば、基本ユニットに設けた取付板の引掛
穴に各種モジュールの筐体に設けた突起爪を引掛け、コ
ネクタ穴にコネクタを貫通させて電気回路を接続させ、
さらに係止穴に掛止レバーをスプリングの弾性力により
係止させるので、固定用のネジなどを使用せずに機械的
・電気的に結合できて基本ユニットに各種モジュールを
装着できることにより、保守作業やモジュールの増設作
業などの際にはドライバーなどの工具なしにて容易にモ
ジュールを着脱できるという効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図、第2
図は本実施例の副装置の側面図、第3図は本実施例の概
略を示す斜視図、第4図は本発明の他の実施例の概略を
示す斜視図である。 1……基本ユニット、2……取付板、3……モジュー
ル、13,32……コネクタ、21……引掛穴、22……コネク
タ穴、23……係止穴、30……筐体、31……突起爪、33…
…掛止レバー、34……係止爪、36……スプリング。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主装置に副装置を装着せしめるとともにこ
    れら両装置の電気回路を接続する電子機器ユニットにお
    いて、金属薄板・プラスチック成形品からなるコ字状断
    面の取付板の上面部に引掛穴、側面部にコネクタ穴、下
    面部に係止穴をそれぞれ穿設して前記主装置の側面部分
    に取付けるとともに、前記取付板の引掛穴に係合する突
    起爪、コネクタ穴を貫通して電気回路を接続するコネク
    タ、係止穴に係合する掛止レバーを前記副装置にそれぞ
    れ具備せしめたことを特徴とする電子機器ユニット。
  2. 【請求項2】前記掛止レバーはスプリングの弾性力によ
    り前記係止穴に係着されることを特徴とする請求項
    (1)記載の電子機器ユニット。
  3. 【請求項3】前記取付板には複数の副装置が装着される
    ことを特徴とする請求項(1)記載の電子機器ユニッ
    ト。
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DE112008004202T5 (de) * 2008-12-26 2012-10-25 Mitsubishi Electric Corp. Eingabe / Ausgabe-Einheit
JP5253262B2 (ja) * 2009-03-26 2013-07-31 アズビル株式会社 電子機器ユニット
WO2023243025A1 (ja) * 2022-06-16 2023-12-21 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ、並びにそのベースユニット及びモジュールユニット

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