JP3013070U - 電子機器筐体構造 - Google Patents

電子機器筐体構造

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JP3013070U
JP3013070U JP1994015982U JP1598294U JP3013070U JP 3013070 U JP3013070 U JP 3013070U JP 1994015982 U JP1994015982 U JP 1994015982U JP 1598294 U JP1598294 U JP 1598294U JP 3013070 U JP3013070 U JP 3013070U
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JP
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lower case
upper case
case
hook
concave
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JP1994015982U
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宏 松井
学 山田
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】壁等に取付けられる下ケース1と下ケースに嵌
合される上ケース2とにより形成される。下ケースと下
ケースの一方の片側には凹状の引掛リブ1aが形成され
ている。下ケースと下ケースの他方にはその片側に凹状
の引掛リブ1aに掛止され下ケース1に上ケース2を嵌
合させるフック状の嵌合爪2aと、上ケース2の片側か
ら離隔した他側に下ケース1に対して上ケース2をずら
した状態で凹状の引掛リブ1aに掛止され下ケース1に
上ケース2を仮保持させるフック状の仮保持爪2bとが
形成されている。 【効果】施工性、作業能率の向上が図られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器筐体構造に係わり、特に、電子機器の設置工事等に際し施工 性を向上させた電子機器筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図3に示すように壁等に取付けられる下ケース10と、下ケース1 0に嵌合される上ケース20とにより形成される電子機器筐体構造が提案されて いる。 この例において、電子機器筐体構造はインターホンに使用され、電子機器の設 置工事等に際し、下ケース10には配線端子11、配線コード12、壁等に取付 けるビス穴13が設けられている。上ケース20には選局ボタン、表示ユニット などの操作部22を有し、送受話器21が載置される。
【0003】 この電子機器筐体構造によれば、下ケース10を壁等に取付けるとき、一旦上 ケース20を取外す。ビス穴13からビスにより下ケース10を壁等に取付ける 取付作業が終った後、上ケース20は配線端子11、配線コード12の配線処理 の関係で未だ下ケース10と嵌合接続せずに、床等に置いておく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子機器筐体構造では、上ケース20は配線処理の際に床等に置いてお かなければならず、次の作業時に誤って足で踏まれるなどの電子機器の破損の虞 があり、また作業に手間取るという難点があった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、電子機器の設置 工事等に際し施工性を向上させた電子機器筐体構造を提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の電子機器筐体構造は、壁等に取付けられる 下ケースと下ケースに嵌合される上ケースとにより形成され、下ケースと上ケー スの一方の片側には凹状の引掛リブを形成し、下ケースと上ケースの他方にはそ の片側に凹状の引掛リブに掛止され下ケースに上ケースを嵌合させるフック状の 嵌合爪と、上ケースの片側から離隔した他側に下ケースに対して上ケースをずら した状態で凹状の引掛リブに掛止され下ケースに上ケースを仮保持させるフック 状の仮保持爪とを形成したものである。
【0007】 また、本考案の電子機器筐体構造は、壁等に取付けられる下ケースと前記下ケ ースに嵌合される上ケースとにより形成され、下ケースと上ケースの一方の片側 にはフック状の引掛爪を形成し、下ケースと上ケースの他方にはその片側にフッ ク状の引掛爪に掛止され下ケースに上ケースを嵌合させる凹状の嵌合リブと、上 ケースの片側から離隔した他側に下ケースに対して上ケースをずらした状態でフ ック状の引掛爪に掛止され下ケースに上ケースを仮保持させる凹状の仮保持リブ とを形成したものである。
【0008】
【考案の作用】
下ケースを壁等に取付けるとき、上ケースを取外す。下ケースを壁等に取付け る取付作業が終った後、上ケースは配線処理の関係で未だ下ケースと嵌合接続せ ずに、下ケースに対して上ケースをずらした状態で凹状の引掛リブにフック状の 仮保持爪を掛止し、下ケースに上ケースを仮保持させる。
【0009】 配線処理が終了すれば、凹状の引掛リブにフック状の嵌合爪を掛止し、下ケー スに上ケースを嵌合させる。このため、施工性、作業能率の向上が図られる。
【0010】
【考案の実施例】
以下、本考案による電子機器筐体構造の好ましい実施例を図面を参照して詳述 する。 本考案による電子機器筐体構造は、図1(a)、(b)に示すように、壁等に 取付けられる下ケース1と下ケースに嵌合される上ケース2とにより形成される 。
【0011】 この実施例において電子機器筐体構造はインターホンに使用されるものである 。 下ケース1には配線端子3、配線コード4、壁等に取付けるビス穴5が設けら れている。 上ケース2には送受話器6が載置され、選局ボタン、表示ユニットなどの操作 部7、電子部品を搭載したプリント基板8を有している。
【0012】 この電子機器筐体構造において、下ケース1の上部片側には凹状の引掛リブ1 aが形成されている。 上ケース2は、その上部片側に凹状の引掛リブ1aに掛止され下ケース1に上 ケース2を嵌合させるフック状の嵌合爪2aと、上ケース2の上部片側から離隔 した上部他側に下ケース1に対して上ケース2をずらした状態で凹状の引掛リブ 1aに掛止され下ケース1に上ケース2を仮保持させるフック状の仮保持爪2b とを有する。
【0013】 このように構成された電子機器筐体構造において、下ケース1を壁等に取付け るとき、一旦上ケース2を取外す。 ビス穴5からビスにより下ケース1を壁等に取付ける取付作業が終った後、上 ケース2は配線端子3、配線コード4の配線処理の関係で未だ下ケース1と嵌合 接続せずに、下ケース1に対して上ケース2をずらした状態で下ケース1の凹状 の引掛リブ1aに上ケース2のフック状の仮保持爪2bを掛止し、下ケース1に 上ケース2を仮保持させる(図2(a))。
【0014】 配線端子3、配線コード4の配線処理が終了すれば、下ケース1の凹状の引掛 リブ1aに上ケース2のフック状の嵌合爪2aを掛止し、下ケース1に上ケース 2を嵌合させる(図2(b))。 このように上ケースは配線処理の際に床等に置く必要性はなく、次の作業時に 誤って足で踏まれるなどの電子機器の破損の虞はなくなり、また作業に手間取る ことが解消され、電子機器の設置工事等に際し施工性、作業能率の向上が図られ る。
【0015】 叙上の実施例において、凹状の引掛リブ1a、フック状の嵌合爪2a、フック 状の仮保持爪2bはそれぞれ下ケース1、上ケース2の上部に形成したが、それ ぞれ下ケース、上ケースの下部に形成することもできる。 さらに、叙上の実施例において、凹状の引掛リブ1a、フック状の嵌合爪2a 、フック状の仮保持爪2bはそれぞれ下ケース1、上ケース2に形成したが、そ れぞれ上ケース、下ケースに形成することもできる。
【0016】 また、叙上の実施例において、1個の凹状の引掛リブ1a、2個のフック状の 嵌合爪2a、フック状の仮保持爪2bを設けたが、2個の凹状の嵌合リブ、凹状 の仮保持リブ、1個のフック状の引掛爪を形成した場合にも等しく適用できる。
【0017】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による電子機器筐体構造によれば 、電子機器の設置工事等に際し施工性、作業能率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、それぞれ本考案による電子機器
筐体構造の下ケース、上ケースの説明図である。
【図2】(a)、(b)は、それぞれ本考案による電子機器
筐体構造の仮保持、嵌合時の使用説明図である。
【図3】従来の電子機器筐体構造の説明図である。
【符号の説明】
1…下ケース 2…上ケース 1a…引掛リブ 2a…嵌合爪 2b…仮保持爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁等に取付けられる下ケースと前記下ケー
    スに嵌合される上ケースとにより形成される電子機器筐
    体構造であって、 前記下ケースと前記上ケースの一方の片側には凹状の引
    掛リブを形成し、 前記下ケースと前記上ケースの他方にはその片側に前記
    凹状の引掛リブに掛止され前記下ケースに前記上ケース
    を嵌合させるフック状の嵌合爪と、前記上ケースの片側
    から離隔した他側に前記下ケースに対して前記上ケース
    をずらした状態で前記凹状の引掛リブに掛止され前記下
    ケースに前記上ケースを仮保持させるフック状の仮保持
    爪とを形成したことを特徴とする電子機器筐体構造。
  2. 【請求項2】壁等に取付けられる下ケースと前記下ケー
    スに嵌合される上ケースとにより形成される電子機器筐
    体構造であって、 前記下ケースと前記上ケースの一方の片側にはフック状
    の引掛爪を形成し、 前記下ケースと前記上ケースの他方にはその片側に前記
    フック状の引掛爪に掛止され前記下ケースに前記上ケー
    スを嵌合させる凹状の嵌合リブと、前記上ケースの片側
    から離隔した他側に前記下ケースに対して前記上ケース
    をずらした状態で前記フック状の引掛爪に掛止され前記
    下ケースに前記上ケースを仮保持させる凹状の仮保持リ
    ブとを形成したことを特徴とする電子機器筐体構造。
JP1994015982U 1994-12-27 1994-12-27 電子機器筐体構造 Expired - Lifetime JP3013070U (ja)

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