JP2536406Y2 - 両用パンチ - Google Patents

両用パンチ

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JP2536406Y2
JP2536406Y2 JP2795991U JP2795991U JP2536406Y2 JP 2536406 Y2 JP2536406 Y2 JP 2536406Y2 JP 2795991 U JP2795991 U JP 2795991U JP 2795991 U JP2795991 U JP 2795991U JP 2536406 Y2 JP2536406 Y2 JP 2536406Y2
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holes
punch
dual
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paper
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良夫 三橋
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良夫 三橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、書類やカード等に綴
じ込み用の2孔及び4孔の孔をあけるための両用パンチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1台のパンチ器で、2孔及び4孔
等の穿孔を行うパンチ器としては、実開昭61−117
699号の「穴明け位置決め板付きパンチ」及び実開昭
63−32795号の「目盛付ダブルパンチ」並びに実
公昭60−21193号の「カード、紙葉等の穴あけ治
具」等が開示されている。前記の「穴明け位置決め板付
きパンチ」及び「目盛付ダブルパンチ」は、いずれも従
来のパンチ器の下面に、別個に位置決め用の板体や基盤
を取付け、これらに目盛等を配設したものであり、また
「カード、紙葉等の穴あけ治具」は、同じ大きさの2枚
の板体を重ね合わせ、その一縁に適当な厚さの帯状のス
ペーサーを介在させた上で接合し、一枚の板体を折り返
したような治具を構成し、この治具に用紙を挟んでか
ら、パンチ器で、3孔、4孔の穿孔を行うようにしたも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上のように従来のも
のは、いずれも、パンチ器の下面に板体や基盤を取付け
たり、また特別な治具を用いて、2孔以外の穿孔を行う
もので、費用がかさむだけでなく、操作も面倒で、輸送
や保管に不便な問題点があった。本考案はこれらの問題
点を除くためになされたもので、構成が極めて簡単で製
造組立が容易な両用パンチを提供することを目的として
いるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】2孔のパンチ孔を設けた
ベースと、前記パンチ孔に嵌入する2個のパンチ刃を装
着した作動体から成るパンチ器において、2孔の孔ピッ
チを80mmに形成すると共に、2孔の孔の中心から本
体の長手方向端縁部までを、それぞれほぼ28.5mm
に設定した両用パンチ。
【0005】
【作用】本考案の両用パンチで穿孔をするには、2孔の
穿孔は従来のパンチ器と同様に用いるものであるが、A
4判用紙の長手一側端部に4孔の穿孔を行うには、本考
案、両用パンチの長手方向端縁部をA4判用紙の上下の
端縁部に、一方に先に合わせて従来のパンチと同様に穿
孔し、次に他方の端縁部に合わせて穿孔することによ
り、規定の4孔の穿孔ができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明すると、
第1図は本考案両用パンチの作動体2を上方に回動した
状態を示す斜視図、第2図は2孔を穿孔した用紙の平面
図、第3図は4孔の穿孔状態を示す平面図で、1はベー
ス、2は作動体、3は屑受けである。ベース1には孔の
中心から中心までを、80mmの間隔を保って2個のパ
ンチ孔4・4を穿設すると共に、該パンチ孔4・4の両
側に、穿孔された用紙をべース1上に抑止する4個の抑
止片5を突設し、更にベース1の上面に中心を示す表示
6を設ける。次に作動体2は、第1図に示すように、ベ
ース1の一側縁にヒンジ部7を介して回動自在に一体的
に形成されており、下面にはパンチ刃8が止着され、そ
の両側には、前述の4個の抑止片5が嵌入する溝穴9を
設ける。前記パンチ刃8は薄い板金を打ち抜き及びしご
き絞り加工により筒状部10を形成すると共に、先端に
刃先部11、基部に取付孔(図示なし)を形成し、作動
体2に突設した取付軸(図示なし)に取付けたものであ
る。更にベース1は、本考案の特長であるA4判用紙に
4孔の穿孔を行うために、第1図に示すように全長を約
137mmに形成し、2個のパンチ刃の中心から各両端
縁部までを約28.5mmに設定する。なお第1図にお
いて12・12は掛止片で、作動体2を閉じたとき、ベ
ース1に設けた掛止孔13・13に嵌入され、掛止片1
2の先端に突設した突起14が、掛止孔13の内壁に掛
止して、作動体2の不要な開放を防止するようにしてい
る。本考案は以上説明したように構成されているので、
用紙に穿孔を行うには、第1図の作動体2を上方に回動
した状態で、用紙15をベース1の上面に設けられた4
個の抑止片5の下面に形成された用紙の差込口16に差
込んた後、作動体2を下方に回動して上面を押圧する
と、下面に固着された金属製のパンチ刃8の刃先部11
が用紙を切断して第2図のように2孔の穿孔を行うこと
ができるものである。そして穿孔が終って用紙を取り出
すには、再び作動体2を第1図のごとく上方に回動する
と、パンチ刃8が食い込んでいる用紙15が、共に上方
に回動しようとするが、4個の抑止片5により抑止され
て差込口16内に残るため、簡単に用紙15を取り出す
ことができ、第2図に示すように2孔の穿孔ができる。
【0007】次に第3図に示す、A4判用紙17に本考
案の特長である4孔の穿孔を行う状態を説明する。A4
判用紙の規格サイズは210mm×297mmで、上側
の210mm部分には、通常2孔の穿孔を行って綴じ込
んでいるが、左側の297mmの部分には4孔の穿孔を
行っており、抜き孔ピッチは3箇所とも第3図に示すよ
うに80mmで両側はそれぞれ28.5mmの規格とな
っている。このため第3図示のごとく、まずA4判用紙
17の左側を両用パンチのベース1の差込口16に挿入
し、用紙17の下縁を両用パンチの下縁に合わせた後、
前述のように2孔の穿孔を行い、次に両用パンチを用紙
17の上方に第3図のごとく移動して、用紙17の上縁
と両用パンチのベース1の上端縁とを合わせた後、穿孔
を行えば、第1図に示すように両用パンチは、2個のパ
ンチ孔の中心から両側端縁までのピッチが28.5mm
になっているため、3箇所の抜孔ピッチ各80mmの規
格の穿孔が確実かつ容易に行えるものである。
【0008】以上、本考案に係る両用パンチの1実施例
について説明したが、前記実施例に限るものではない。
例えば、この実施例では、全長の長さ137mmをベー
ス1で設定したが、これを屑受3または、ハンドル2で
構成してもよく、あるいは3者すべてで構成しても良
い。また前記実施例では、ベース1、ハンドル2等をプ
ラスチック製のコンパクトのもので示したが、従来から
用いられている金属製の2穴パンチを改良しても同効で
ある。更にまた、全長を137mm以上に形成し、13
7mmの位置に表示を設けても差支えない。
【0009】
【考案の効果】従来のパンチ器は、2種類の穿孔を行う
ためには、パンチ器の下面に板体や基盤等を取り付けた
り、別途に作成した治具等を用いていたが、本考案は前
記説明のとおり、本体の一部を137mmに構成するだ
けで確実かつ簡単に2孔及び4孔の穿孔が行えるもので
あって、余分な部品や資材を必要とせず、このため製造
組立が容易で安価に提供できる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】2孔を穿孔した用紙の平面図。
【図3】4孔の穿孔状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 ベース 2 作動体 3 屑受け 4 パンチ孔 5 抑止片 6 表示 7 ヒンジ部 8 パンチ刃 9 溝穴 10 筒状部 11 刃先部 12 掛止片 13 掛止孔 14 突起 15 用紙 16 差込口 17 A4判用紙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2孔のパンチ孔を設けたベースと、前記
    パンチ孔に嵌入する2個のパンチ刃を装着した作動体か
    ら成るパンチ器において、2孔の孔ピッチを80mmに
    形成すると共に、2孔の孔の中心から本体の長手方向端
    縁部までをそれぞれ、ほぼ28.5mmに設定した両用
    パンチ。
JP2795991U 1991-01-28 1991-01-28 両用パンチ Expired - Lifetime JP2536406Y2 (ja)

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JPH0498600U JPH0498600U (ja) 1992-08-26
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