JPS6035070Y2 - フイルムカツタ− - Google Patents

フイルムカツタ−

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Publication number
JPS6035070Y2
JPS6035070Y2 JP1976056115U JP5611576U JPS6035070Y2 JP S6035070 Y2 JPS6035070 Y2 JP S6035070Y2 JP 1976056115 U JP1976056115 U JP 1976056115U JP 5611576 U JP5611576 U JP 5611576U JP S6035070 Y2 JPS6035070 Y2 JP S6035070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
upper plate
plate
blade
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976056115U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52147430U (ja
Inventor
重昭 長田
洋一郎 土館
Original Assignee
マミヤ光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マミヤ光機株式会社 filed Critical マミヤ光機株式会社
Priority to JP1976056115U priority Critical patent/JPS6035070Y2/ja
Publication of JPS52147430U publication Critical patent/JPS52147430U/ja
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Publication of JPS6035070Y2 publication Critical patent/JPS6035070Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフィルムから所定の大きさの方形乃至矩形のフ
ィルムを切抜くフィルムカッターに関する。
例えば特定の取付枠に装填するため市販の大きさのカッ
トフィルムから所定の大きさのフィルムを切抜いて使用
したり、又は第1図に示すように4×4版用のスライド
用フィルムホルダーに装填するためセミ版フィルムAか
ら4 X 4版フィルムBを切抜いたりするように、あ
るフィルムから所定の大きさの方形乃至矩形のフィルム
を切抜く必要が、フィルムの撮影、処理、映写の場合に
屡々生じる。
このような切抜きを行なうフィルムカッターとして従来
使用されているものはある大きさのフィルムから四辺を
略同時に剪断して所定の方形乃至矩形のフィルムを打抜
く方式であり、切抜くというよりは打抜く方式であるた
め打抜時に大きな力を要すると共に、剪断された辺が美
麗にならず、時として剪断時フィルム屑又は細粉が生じ
フィルムに付着してフィルムの処理等に悪影響を及ぼす
場合があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、以下添付図
面の実施例を参照して説明する。
第2図乃至第5図aにおいて、1は一端が直線的で側縁
の一部も直線的となり、側縁の直線的部分より他端に至
るまで連続的な曲線状をなし、一端、側縁、他端が立ち
上って夫々側壁1a、lb、1c、1dを形成した凹形
平形の合板であって、本例では底面1eを上方へ打出し
て突起させ取付面1fが形成され、該取付面1fに方形
の開口1f′が穿設されている。
2は台板1と略同じ形状で一端、側縁、他端が垂下して
側壁2a、 2b、 2c、2dが形成され、一端が
枢軸3にて台板1の一端に回動自在に装着され発条4に
よって第4図で左旋習性を付与された上板であり、その
左旋限度は側壁2aの下端が側壁1aの上端に係合する
ことによって定められ、右旋方向は特に限定されていな
い。
また上板2の他端より側縁の直線的部分までが本例では
把手部Hとなっており、この上板2の枢軸3と直交する
中心線X−Yに沿って間隔をおいた2個の下向き突起2
eが形成され、突起2eには透孔2e′が穿設されてい
る。
5は4×4cmの切断開口5aを有し台板1の取付面1
f上に2個のねじ6(第2図に1個のみ示す)によって
装着された雌刃であり、7は第5図aに示すように方形
乃至矩形で屋根形をなし前記切断開口5aと同じ大きさ
で屋根形の稜線x’−y’に沿い前記突起2eと同一間
隔で2個の凹部7aが形成されている雄刃である。
雄刃7はその凹部7aが上板2の突起2eに嵌合せしめ
られて位置決めされ稜線X’−Y’が上板2の中心線X
−Yと平行するようにし、突起2eの透孔2e′を緩く
貫通する止ねじ8によって上板2の下側に装着されてお
り、その状態は第2図乃至第4図に示す通りである。
また、前記開口lf’は雌刃5の切断開口5aより大と
なっており、上板2が最左旋したときは第4図に示すよ
うに雄刃7の全体が雌刃5に対して傾斜し両者の間には
少くとも切抜くために雌刃上に載置されるフィルムの厚
さ以上の間隙があるようにされ、把手部Hを押し下げる
ことにより上板2を略水平まで第4図の矢示F方向に右
旋させたときに第3図に示す状態となり、雄刃7の最上
端下縁7bが雌刃5の上縁5bより下に位置するように
する。
このように構成された本考案のフィルムカッターにおい
て、切抜くためのフィルムを雌刃5の上に載置し、把手
部Hを押し下げて上板2を矢示F方向に回動せしめると
、雄刃7の各辺が雌刃5の各辺に対し傾斜交叉して嵌合
しつつ、雌刃5上に載置されたフィルム上に、上板2の
枢軸3に近接した雄刃7の両端部をくいこませてフィル
ムの移動を阻止しながら、上板2の中心線X−Yと直交
する方向に上記両端部から中央に向けてフィルムの一辺
を切断すると同時に、上記中心線X−Yに平行な二辺を
切断した後、手前側の一辺を両端部から上記中心線X−
Yに直交する方向に中央に向けて切断し、第3図に示す
位置まで上板2を右旋回動させた時、フィルムは雌刃5
の切断開口の形状及び大きさ即ち、本例においては4X
4C7にの正方形に切抜かれる。
この切断形状及び大きさは雌刃と雄刃を適宜交換するこ
とにより所望のものが得られる。
即ち、ライカ版、ブローニー版、セミ版、等自由に選択
し得る。
さらに雄刃7′を第5図すに示すように頂部を曲面にし
た屋根形とすると、切断完了時のショックもなくきわめ
てスムーズ且つ軽快に切抜き作業をなし得ると共に、上
板2を右旋回動せしめる回動量もaに示す雄刃を使用し
た場合より少なくて済むなどの利点がある。
また、同図Cに示すように雄刃7″及び雌刃の角にアー
ルを持たせることにより、角の丸くなった切断形状を得
ることもできる。
以上のように、本考案によればフィルム切抜き時に雄刃
の各辺が雌刃の各辺に対し傾斜交叉して嵌合しつつ順次
フィルムを剪断して切抜くため、大きな力を必要とせず
、しかも切断面が美麗で、フィルム屑等も殆んど生ずる
ことなく切抜くことができると共に、雌刃及び雄刃を交
換することにより容易に所望の形状及び大きさの切抜き
を行なうことができるものであり、実用上極めて優れた
効果を奏する。
なお、本考案によるフィルムカッターは、写真フィルム
を撮影前又は現像後に所望の大きさの方形又は矩形に切
断する場合のみならず、フィルム取付窓を形成するため
に紙、厚紙等を切抜く場合などにも使用し得るものであ
り、フィルム状又はシート状のものであればどのような
ものの切断乃至は切抜きにも用い得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルム切抜き例を示す説明図、第2図は本考
案の実施例を示す一部破断した斜視図、第3図は第1図
の上板2を最右旋した状態における■−■線に沿う断面
図、第4図は第1図のm−■線に沿う断面図、第5図a
、 b、 cはそれぞれ本考案における雄刃の実施例を
示す斜視図である。 1・・・・・・台板、2・・・・・・上板、3・・・・
・・軸、4・・・・・・発条、5・・・・・・雌刃、7
・・・・・・雄刃、6,8・・・・・・止ねじ、H・・
・・・・把手部、A・・・・・・セミ版フィルム、B・
・・・・・4×4版フィルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 台板1と、方形乃至矩形の切断開口5aを有し前記台板
    に装着された雌刃5と、一端が把手部Hとなり他端が前
    記台板に枢着された上板2と、方形乃至矩形で屋根形を
    なし該屋根形の稜線x’ −Y′が前記上板の枢軸3と
    直交する中心線X−Yと平行して該上板2に装着された
    雄刃7とからなり、 前記雌板5上にフィルムを載置して前記上板2を押し下
    げたとき、前記雄板7の各片が前記雌板5の各辺に対し
    傾斜交叉して嵌合しつつ、前記フィルムを前記枢軸3に
    近接した前記雄刃7の両端部から前記上板2の中心線X
    −Yと直交する方向角び平行する方向に順次切断して、
    前記切断開口5aの形状及び大きさに切断するようにし
    たことを特徴とするフィルムカッター。
JP1976056115U 1976-05-06 1976-05-06 フイルムカツタ− Expired JPS6035070Y2 (ja)

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JP1976056115U JPS6035070Y2 (ja) 1976-05-06 1976-05-06 フイルムカツタ−

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Publication Number Publication Date
JPS52147430U JPS52147430U (ja) 1977-11-08
JPS6035070Y2 true JPS6035070Y2 (ja) 1985-10-18

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ID=28515087

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218709Y1 (ja) * 1964-08-17 1967-10-28
JPS4941396A (ja) * 1972-08-21 1974-04-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501370U (ja) * 1973-04-28 1975-01-08

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218709Y1 (ja) * 1964-08-17 1967-10-28
JPS4941396A (ja) * 1972-08-21 1974-04-18

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JPS52147430U (ja) 1977-11-08

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