JPS5821612Y2 - パネル枠の切込形成器 - Google Patents

パネル枠の切込形成器

Info

Publication number
JPS5821612Y2
JPS5821612Y2 JP15682979U JP15682979U JPS5821612Y2 JP S5821612 Y2 JPS5821612 Y2 JP S5821612Y2 JP 15682979 U JP15682979 U JP 15682979U JP 15682979 U JP15682979 U JP 15682979U JP S5821612 Y2 JPS5821612 Y2 JP S5821612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel frame
panel
punches
die
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15682979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5676319U (ja
Inventor
武功
Original Assignee
武 功
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 武 功 filed Critical 武 功
Priority to JP15682979U priority Critical patent/JPS5821612Y2/ja
Publication of JPS5676319U publication Critical patent/JPS5676319U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821612Y2 publication Critical patent/JPS5821612Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパネル枠の切込形成器、特に簡単な操作でパネ
ル枠の両側面に所定形状の切込を形成することのできる
改良されたパネル枠の切込形成器に関するものである。
商品の宣伝広告あるいは陳列に際して商品とともに各種
のディスプレイパネルが用いられ、通常の場合、この種
のパネルは切断等の加工が容易で軽量な発泡スチロール
パネルが用いられている。
また、このようなパネルは写真あるいは絵画の台紙とし
ても用いられ、卓上用の小型パネルから屋外装飾用の大
型パネルまで種々の大きさ形状のものが用いられている
しかしながら、一般的なパネルは所望形状に加工された
際の端面に加工痕が残りまた写真等を貼着した場合ある
いは直接パネルに着色塗装した際の端面処理が面倒であ
り、このために、従来装置においては、パネル端面にパ
ネル枠を装着することが行われている。
第1図には一般的な矩形状の発泡スチロールから成るパ
ネル10にパネル枠12を装着する状態が示され、パネ
ル10の端面を装飾的にカバーすることができる。
通常のパネル枠12は、第2図に示されるようにほぼコ
字状の断面を有する長尺形状から成り、パネル10の大
きさに適合して所定寸法に切断して利用される。
一般的なパネル枠12は塩化ビニールあるいはアルミニ
ウム薄板から成り、任意の長さ及び寸法に切断加工する
ことができる。
通常の場合、第1図に示される矩形状のパネル10に対
しては、第2図に示されるパネル枠12はその任意位置
においてその両側面12−a及び12bにほぼ90度の
開放角度を有する切込14.16が形成され、パネル1
0の各角部においてパネル枠12をパネル10に沿って
折曲げることができる。
前述したパネル枠12に切込’f4,16を形成するた
めに、従来は、採寸されたパネル枠12の所定位置をハ
サミ等で切断加工することが行われていたが、この従来
方法では、正確な位置に所定形状の切込14.16を形
成することが不可能であり、またパネル枠12の両側面
12a、12bに互いに正確に対向した切込14.16
を形成することができないという欠点があった。
更に、従来のハサミによる切込はパネル枠12の底部1
2cにまで達する正確な切込14.16を加工すること
が困難であるという欠点があった。
従来の改良された切込形成器として、据付型の打抜加工
機が提案されており、大量のパネル枠を加工する際には
極めて良好な加工精度及び効率を得ることができるが、
この従来装置は著しく大型となり、また移動が困難であ
るために、パネル加工現場例えば商店の陳列ウィンド等
でパネル枠12の切込形成を行うことができず、その実
用性が極めて低いという欠点があった。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、極めて簡単にかつ正確にパネル枠の切込加工
を行うことができる持運び可能なパネル枠の切込形成器
を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、支軸に対して回
動操作自在に軸支された一対の把持レバーと、両把持レ
バーの一端にそれぞれ連結されたパネル枠の切込形状に
対応する切刃が設けられた一対のパンチと、前記両パン
チの中間部に支持され両側面に各パンチの切刃と対応す
る形状の受刃が設けられたダイと、を含み、ダイにパネ
ル枠を装着した状態で把持レバーを加圧操作して両パン
チとダイとを噛合わせ、パネル枠の両側面に同時に所定
の切込を形成することを特徴とする。
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説明する。
第3図には本考案に係る切込形成器の好適な実施例が示
され、手動操作可能なニッパ−型切込形成器から成る。
図において一対の把持レバー1820は支軸22に回動
操作自在に軸支gi”n−p、両把持レバー18.20
は操作者が片手で握りかつ加圧操作することが可能であ
る。
図示していないが、両把持レバー18.20内には戻し
スプリングが設けられており、加圧操作力のない状態で
は把持レバー18,20は第3図の状態に付勢保持され
ている。
また一方の把持レバー18には調整可能なストッパピン
24がねじ固定され、ストッパピン24の先端が他方の
把持レバー20に設けられたストッパ26と当接するこ
とにより両把持レバー18,20の加圧操作時における
加圧位置が規制されている。
前述した把持レバー18,20はそれ自体てこ作用によ
り倍力機構を形成しているが、本実施例では、更に両把
持レバー’f8,20の先端に補助レバー28,30を
軸32,34にて軸支することにより更に大きな力を得
ることができる。
前述した補助レバー28.30の先端にはパンチ36.
38が設けられ、両パンチ36.38の先端にはパネル
枠の切込形状に対応する切刃36a 、38aが形成さ
れている。
実施例において、切刃36a、38aは第1図の矩形パ
ネル10に対して好適な切込を得るために90度の角度
を有する切刃に形成されている。
しかしながら、本発明においては、前述した切刃36a
、38aの形状はパネル枠12の切込形状に対応して任
意に設定することができ、例えば120度の角度その他
任意の角度に設定することができる。
また、実施例においては切刃38aが切刃38aが切刃
36aより小さく設定されているが、これは、第2図に
示されるように、パネル枠12の両側面12a、12b
が異なる大きさである場合好適であり、本考案において
は、両切刃36a 、38aを同一形状とすることもあ
るいは異なる任意の形状とすることも可能である。
前述した両パンチ36.38の中間部にはダイ40が設
けられ、実施例において、ダイ40は軸42.44によ
り両パンチ36,38に軸支固定されている。
ダイ40の両側面には前述した各パンチ36,38の切
刃36a、38aと対応する形状の受刃が設けられ、第
4図から明らかなように、実施例におけるダイ40には
90度の刃角度を有する受刃40a 、40bが形成さ
れている。
本考案に係る切込形成器は以上の構成から成り、以下に
その作用を説明する。
第3図の刃開放状態において、パネル枠12は所定の切
断位置が刃位置と対応するようにダイ40に装着される
次に把持レバー18.20を握り、両レバー18 、2
0を支軸22を中心として回動操作し、この結果、第5
図に示されるように、両パンチ36.38とダイ40と
が噛合わされ、この時にパネル枠12の両側面12a、
12bに切刃36a、38aとして受刃40a、40b
により定められた所定の切込が形成される。
以上のようにして、本考案によれば、把持レバー18
、20の1回の加圧操作により、パネル枠12の両側面
12a、12bに所定形状の切込14.16を同時に形
成することができる。
なお、パネル枠12の両側面12a、12bの切込14
゜16は1回の把持レバー18 、20の操作により同
時切断されればよく、必ずしも両パンチ36゜38の切
刃36a、38aとダイ40の両受刃40a 、40b
が同時に噛合う必要はない。
なお、実施例においては、補助レバー28゜30を介し
てパンチ36,38が把持レバー18゜20に連続され
ているが、本考案において両パンチ36,38を直接把
持レバー18,20の先端に設けることも可能である。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な構造の軽
量な切刃形成器によりパネル枠に所定の切込を形成する
ことができ、切込先端を確実にパネル枠の底部まで加工
し、パネル枠とパネルとの装着を極めて容易にすること
が可能となり、特にパネル加工現場で直接パネル枠の切
込形成を行うことが可能となる等多大な実用効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なパネルとパネル枠との結合状態を示す
説明図、第2図は一般的なパネル枠とその切込を示す斜
視図、第3図は本考案に係る切込形成器の好適な実施例
を示す正面図、第4図は第3図の■方向から見た要部側
面図、第5図はパンチとダイとの噛合い状態を示す要部
破断図である。 10・・・・・・パネル、12・・・・・・パネル枠、
14゜16・・・・・・切込、18,20・・・・・・
把持レバー、22・・・・・・支軸、36,38・・・
・・・パンチ、36a、38a・・・・・・切刃、40
・・・・・・ダイ、40a、40b・・・・・・受刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支軸に対して回動操作自在に軸支された一対の把持レバ
    ーと、両把持レバーの一端にそれぞれ連結されパネル枠
    の切込形状に対応する切刃が設けられた一対のパンチと
    、前記両パンチの中間部に支持された両側面に各パンチ
    の切刃と対応する形状の受刃が設けられたダイと、を含
    み、ダイにパネル枠を装着した状態で把持レバーを加圧
    操作して両パンチとダイとを噛合わせ、パネル枠の両側
    面に同時に所定の切込を形成することを特徴とするパネ
    ル枠の切込形成器。
JP15682979U 1979-11-12 1979-11-12 パネル枠の切込形成器 Expired JPS5821612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15682979U JPS5821612Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 パネル枠の切込形成器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15682979U JPS5821612Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 パネル枠の切込形成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5676319U JPS5676319U (ja) 1981-06-22
JPS5821612Y2 true JPS5821612Y2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=29668185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15682979U Expired JPS5821612Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 パネル枠の切込形成器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821612Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6411105B2 (ja) * 2014-07-11 2018-10-24 篠原電機株式会社 レール切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5676319U (ja) 1981-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4590834A (en) Apparatus for simultaneously cutting a plurality of picture frame mats
US5943933A (en) Cutting mechanism
US3996827A (en) Cutter for mats
US6202530B1 (en) Glass cutting device
US6164107A (en) Radius crimping tool
JPS5821612Y2 (ja) パネル枠の切込形成器
CN109060402B (zh) 一种电动式条形皮革取样器
US3924328A (en) Cutting tool for wallpaper
US2938413A (en) Sheet metal bending tool
US4098160A (en) Adjustable cutting device
CN210969006U (zh) 一种建筑模型原料板裁切装置
JPH0129038Y2 (ja)
US4631997A (en) Method for simultaneously cutting a plurality of picture frame mats
US5404739A (en) Portable louver-forming tool
US4275633A (en) Apparatus for producing leaded glass articles
US2541708A (en) Tile cutting device
CN220840520U (zh) 一种用于不干胶纸的打孔装置
US4200429A (en) Device for making rectangular cuts, prints and/or stampings
US2526851A (en) Notching machine
US3436963A (en) Apparatus for making standardized tape specimens
RU2219047C1 (ru) Режущее устройство
CN220464090U (zh) 一种新型电化铝裁切机
CN205521690U (zh) 压线机的刀架装置及包括其的压线机
JPS5950942A (ja) 印刻模様を有するAl系金属型材の製造設備
CN214056609U (zh) 一种纸箱包装盒生产用纸板折弯装置