JP2536239Y2 - 単一指向性マイクロホン - Google Patents

単一指向性マイクロホン

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JP2536239Y2
JP2536239Y2 JP1988105094U JP10509488U JP2536239Y2 JP 2536239 Y2 JP2536239 Y2 JP 2536239Y2 JP 1988105094 U JP1988105094 U JP 1988105094U JP 10509488 U JP10509488 U JP 10509488U JP 2536239 Y2 JP2536239 Y2 JP 2536239Y2
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JP
Japan
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case
acoustic resistance
poles
diaphragms
resistance material
Prior art date
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JP1988105094U
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JPH0226891U (ja
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和夫 小野
俊朗 井土
周三 磯上
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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Publication date
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はワンポイントステレオマイクロホン或はズ
ームマイクロンに適用される単一指向性マイクロンに関
する。
「従来の技術」 従来のワンポイントステレオマイクロホン或はズーム
マイクロホンは複数の単一指向性コンデンサマイクロホ
ンを組み合せて製造していた。この際に同一指向特性の
ものを使用する必要があった。しかし、各マイクロホン
の指向性はそれぞれの音響抵抗を調整して所望のものと
されている。このため2個共同一の指向性とすることは
極めて難かしかった。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば、筒状ケースの両端板にそれぞれ音
孔が形成され、そのケースの両端板とそれぞれ対向して
第1、第2振動板がケース内に配され、これら第1、第
2振動板と対向して、音孔が形成された第1、第2背極
がそれぞれ配され、これら第1、第2背極はケース内に
収容された筒状背極ホルダの両端にそれぞれ保持され、
その背極ホルダ内中央に、第1、第2背極とそれぞれ空
間を保って音響抵抗材が保持され、その音響抵抗材内に
配されたデュアルゲートFETのゲートが第1、第2背極
にそれぞれ接続される。そして、ケースの側面中央部
に、ケース及び背極ホルダを挿通して音響抵抗材に至る
音孔が形成される。
「実施例」 円筒状ケース11は金属材よりなり、端板12,13を有す
る。端板12,13とそれぞれ対向して第1、第2振動板14,
15がケース11内に配される。第1、第2振動板14,15は
エレクトレットフイルムであってそれぞれリング16,17
に保持され、リング16,17が端板12,13と接している。第
1、第2振動板14,15に対し、リング状スペーサ18,19を
それぞれ介して第1、第2背極21,22が対接される。第
1、第2背極21,22にはそれぞれ音孔23,24が形成されて
いる。第1、第2背極21,22は、ケース11内に収容され
た共通の背極ホルダ25に保持されている。つまり背極ホ
ルダ25は筒状をしており、その両端に軸方向のフランジ
がそれぞれ形成され、これらフランジ内にそれぞれ第
1、第2背極21,22が嵌合保持される。背極ホルダ25内
中央に、第1、第2背極21,22とそれぞれ空間を保って
共通の音響抵抗材26が保持される。
ケース11内に端板12に向って第1振動板14、第1背極
21、背極ホルダ25、第2背極22、第2振動板15、端板13
が順次挿入され、ケース11の他端が端板13に対して加締
付けられる。端板12,13にそれぞれ音孔27,28が形成さ
れ、ケース11の側面の中央部に音孔29が形成される。音
孔29は第1、第2振動板14,15に対し対称となる位置に
設けられる。音孔29と対向して背極ホルダ25に、音響抵
抗材26に至る音孔31が形成される。音響抵抗材26内にデ
ュアルゲートFET32が配され、デュアルゲートFET32の各
ゲートがそれぞれ第1、第2背極21,22に接続される。
第1振動板14及び第1背極21で一つのマイクロホンが
構成され、第2振動板15及び第2背極22で一つのマイク
ロンが構成される。これらマイクロホンは音孔29から音
響抵抗材26、背極ホルダ25の内部空間を通って第1、第
2振動板14,15の背面にそれぞれ達する音に応じて指向
特性が決定され、つまり共通の音響抵抗材26の音響抵抗
により指向特性が決定され、両マイクロホンに対して同
一のインピーダンスとなり、同一の単一指向性特性とな
る。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば、各マイクロホン
の指向特性を決める音響抵抗材26は同一であり、かつ共
通の音孔29に対して第1、第2振動板14,15は対称構造
であるため、その音孔29より第1、第2振動板14,15に
達する音響インピーダンスは同一であり、同一の単一指
向特性が得られる。また、第1、第2背極21,22の各後
部、即ち音響抵抗材26との間に空間を設けているため、
良好な感度を得ることができる。
このように指向特性が合うため、組合せなどの選別が
不要であり、従来二つのユニットを用いた所を一つのユ
ニットで対応できる。二つのユニットで作る場合と比較
して部品点数及び工数が低減でき、簡易かつ安価に作る
ことができ、さらに音響抵抗材26の内部にデュアルゲー
トFET32を収容したことにより、全体として小型に構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−133320(JP,A) 特開 昭59−200599(JP,A) 特開 昭61−28300(JP,A) 特開 平2−41099(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端板にそれぞれ音孔が形成された筒状ケ
    ースと、 上記両端板とそれぞれ対向して、上記ケース内に配され
    た第1、第2振動板と、 それら第1、第2振動板とそれぞれ対向して配され、音
    孔が形成された第1、第2背極と、 上記ケース内に収容され、両端にそれぞれ上記第1、第
    2背極を保持する筒状背極ホルダと、 その背極ホルダ内中央に、上記第1、第2背極とそれぞ
    れ空間を保って保持された音響抵抗材と、 その音響抵抗材内に配され、上記第1、第2背極にそれ
    ぞれゲートが接続されたデュアルゲートFETとを具備
    し、 上記ケースの側面中央部に、上記ケース及び背極ホルダ
    を挿通して上記音響抵抗材に至る音孔が形成されている
    ことを特徴とする単一指向性マイクロホン。
JP1988105094U 1988-08-08 1988-08-08 単一指向性マイクロホン Expired - Lifetime JP2536239Y2 (ja)

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JPH0226891U JPH0226891U (ja) 1990-02-21
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4403412B2 (ja) * 2005-04-22 2010-01-27 ソニー株式会社 マイクロホン
JP4977379B2 (ja) * 2006-02-27 2012-07-18 株式会社オーディオテクニカ 振動板の張力測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858876B2 (ja) * 1978-04-07 1983-12-27 日本ビクター株式会社 指向性切換自在のコンデンサマイクロホン
JP2748417B2 (ja) * 1988-07-30 1998-05-06 ソニー株式会社 マイクロホン装置

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JPH0226891U (ja) 1990-02-21

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