JP2536058B2 - インバ―タの同期検出装置 - Google Patents

インバ―タの同期検出装置

Info

Publication number
JP2536058B2
JP2536058B2 JP63121101A JP12110188A JP2536058B2 JP 2536058 B2 JP2536058 B2 JP 2536058B2 JP 63121101 A JP63121101 A JP 63121101A JP 12110188 A JP12110188 A JP 12110188A JP 2536058 B2 JP2536058 B2 JP 2536058B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
inverter
voltage
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63121101A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01291666A (ja
Inventor
春樹 吉川
優 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63121101A priority Critical patent/JP2536058B2/ja
Publication of JPH01291666A publication Critical patent/JPH01291666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536058B2 publication Critical patent/JP2536058B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パルス幅変調制御により3相交流電力を
出力するインバータと、他の交流電源との電圧位相差を
検出する、インバータの同期検出装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は複数のインバータを並列運転する場合を示し
た一般的な主回路接続図である。この第5図は直流電源
2から直流電力を供給される3台のインバータ21,22,23
が、それぞれ直流を交流に変換しており、これらのイン
バータが別個の出力リアクトル31,32,33を介して3相交
流母線4に交流電力を出力しているので、負荷5,6,7は
この交流電力で運転している。
すなわち3台のインバータ21,22,23は相互に並列接続
されて運転しているのであるが、これらを並列接続する
際に、各インバータ21,22,23が出力する交流電圧の位
相、あるいは電圧値に差異があると、各インバータ相互
間に横流が流れ、出力電流に不平衡を生じることになる
ので、これらの出力交流電圧は同一位相・同一電圧値と
なるように運転されなければならない。しかしながら、
本発明は同期させる部分に関するものであるから、電圧
値を一致させる制御について説明は省略する。
第6図はインバータの位相同期制御の従来例を示した
制御ブロック図である。この第6図は、たとえば第5図
に示す3台のインバータのうちの1台、すなわちインバ
ータ21を運転して出力リアクトル31と3相交流母線4と
を介して負荷5,6,7に電力を供給している状態にあり、
ここで2台目のインバータ22はこの3相交流母線4の電
圧を検出し、この検出電圧とインバータ22を制御する信
号との位相を比較し、位相差零となった時点でこのイン
バータ22を始動させる場合の回路図である。
この第6図において、1台目のインバータ21が始動す
ると、3相交流母線4には電圧が発生するので、このう
ちの1相を母線電圧検出回路41で検出し、これをバンド
パスフイルタ42を通過させることで、母線電圧波形の基
本波成分のみを取り出す。
一方、1台目のインバータと並列運転しようとしてい
るインバータ22を制御する信号Bを出力しているインバ
ータ制御回路51が発生する,母線電圧波形と位相とを一
致させるためにわずかだけ母線電圧波形と周波数をずら
せた制御信号と、前述のバンドパスフイルタ42の出力波
形とを位相比較回路50において比較し、両波形の位相が
一致したことを検出すれば、同期投入信号Aを発生し
て、この2台目のインバータ22を始動させる。
第7図はパルス幅変調制御インバータが出力する電圧
波形を示した波形図であって、第7図(イ)は高調波を
含んでいるインバータ出力電圧波形であり、第7図
(ロ)はこのインバータ出力電圧の基本波成分である。
インバータが出力する交流の電圧と周波数とを所望値
に制御し、かつ出力交流に含まれる高調波成分を極力少
なくするために、パルス幅変調制御インバータ(以下で
はパルス幅変調をPWMと略記する)が好適であって多用
されているが、それでも第7図(イ)に示すような波形
となる。
一方、第6図の従来例回路に示す位相比較回路50は、
比較すべき2つの波形の零点を検知してそれぞれを矩形
波に変換し、これら2つの矩形波の立上り点(または立
下り点)の時間間隔の計測、あるいは位相差に比例した
電圧から、両波形の位相差を検出している。従って第7
図(イ)に示すようなPWM波形の場合には、これから直
接位相差を検出するのは困難である。よって第6図に示
すように、3相交流母線4から検出した電圧を、バンド
パスフイルタ42を通過させることで、第7図(イ)に示
すPWM波形の基本波成分(第7図(ロ)参照)を取出す
ようにしている。
第8図はバンドパスフイルタの特性を示したグラフで
あって、横軸は周波数、縦軸はゲイン(単位はdB)と位
相(単位は度)をあらわしているが、この第8図に図示
の曲線C1はバンドパスフイルタ42のQが小さい場合のゲ
イン特性を、曲線C2はQが大の場合のゲイン特性であ
り、曲線D1はQが小さい場合の位相特性、曲線D2はQが
大の場合の位相特性を、それぞれがあらわしている。従
ってこの第8図からあきらかなように、バンドパスフイ
ルタ42の中心周波数f0をインバータ22の出力周波数に一
致させれば、位相のずれを零の状態で基本波成分を取出
すことができる。
しかし曲線C1のようにQが小さい場合にはゲインの周
波数特性は広がりを有しているので、高調波成分の減衰
が十分にできないので、この高調波成分のために零点検
知が確実に行われない。
第9図はバンドパスフイルタによる不具合を説明した
図であって、第9図(イ)はフイルタ回路の構成を、第
9図(ロ)はバンドパスフイルタ42の出力波形を、第9
図(ハ)は零点検知回路45の出力波形を、それぞれがあ
らわしている。
この第9図(ロ)に示すように、バンドパスフイルタ
42による高調波成分の減衰が不十分であると、電圧リッ
プルにより、第9図(ハ)に示すように、零点検知回路
45の出力にパルス割れを生じる。それ故このようなパル
ス割れにより次段の位相比較回路50における正しい位相
比較を期待することができない。
そこで第8図に示す曲線C2のように、このバンドパス
フイルタ42のQを大にすることで高調波成分の減衰度合
を大にすると、位相特性は逆に曲線D2に示すようにf0
近の周波数で傾斜が急になるので、当該バンドパスフイ
ルタ42の中心周波数をf0に調整するのが困難になって、
出力周波数がこの中心周波数f0からわずかにずれただけ
でも大きな位相のずれを生じることとなる。
第10図はバンドパスフイルタを複数個カスケード接続
した回路図であって、2個のバンドパスフイルタ42と43
とをカスケード接続することで高調波成分を十分に減衰
させようとしている。
第11図は第10図に示す回路の特性を示したグラフであ
って、横軸は周波数、縦軸はゲイン(単位dB)と位相
(単位度)をあらわしているが、この第11図に図示の曲
線C3はバンドパスフイルタ42が1個の場合のゲイン特性
を、曲線C4は2個のバンドパスフイルタ42と43をカスケ
ード接続した場合のゲイン特性を、曲線D3は1個の場合
の位相特性を、曲線D4は2個カスケード接続の場合の位
相特性を、それぞれがあらわしている。
しかしながらこの第11図であきらかなように、2個の
バンドパスフイルタ42と43とのカスケード接続も、位相
特性が立ってくる(第11図曲線D4参照)ので、中心周波
数f0の調整が困難になる不都合は依然として存在する。
第12図はバンドパスフイルタ42とローパスフイルタ44
とをカスケード接続した回路図である。
第13図は第12図に示す回路の特性を示したグラフであ
って、第13図(イ)はゲイン特性を、第13図(ロ)は位
相特性をそれぞれがあらわしている。
この第13図(イ)において、破線であらわした曲線C5
はローパスフイルタ44のゲイン特性、1点鎖線であらわ
した曲線C6はバンドパスフイルタ42のゲイン特性、実線
であらわした曲線C7はカスケード接続の場合のゲイン特
性をあらわしており、第13図(ロ)における破線で示し
た曲線D5はローパスフイルタの位相特性、1点鎖線で示
した曲線D6はバンドパスフイルタの位相特性、実線で示
した曲線D7はカスケード接続時の位相特性である。
この第12図に示す回路は、第13図(ロ)であきらかな
ように、中心周波数f0からのずれが生じるなどの不都合
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、PWMインバータの場合、これが出力
する交流電圧には高調波成分が含まれているために、正
確な零点検出が困難である。そこで、たとえば複数のバ
ンドパスフイルタをカスケード接続する、あるいはバン
ドパスフイルタとローパスフイルタとをカスケード接続
するなどにより、高調波成分を十分に減衰させようとす
るのであるが、このような回路構成では位相特性が悪化
し、中心周波数f0での位相のずれが大となる不都合を生
じる。
すなわちPWM波形をフイルタなどで高調波を十分に除
去し、かつ位相をずらさないようにして検出するのは困
難なことである。
それ故、PWMインバータが出力する電圧の位相差を検
出する場合に、フイルタにより高調波成分を除去したと
きに前述したように位相ずれを生じるため正確な位相差
が検出できない欠点を有しているので、やむを得ずある
程度の位相のずれは許容することとし、位相ずれがある
状態で複数のインバータを並列接続した場合は、各イン
バータ間に流れる横流は、各インバータ21,22,23と3相
交流母線4との間に挿入されている出力リアクトル31,3
2,33のインダクタンス値を大にすることで抑制するよう
にしていた(第5図参照)。
このように出力リアクトル31,32,33のインダクタンス
値を大きくすることは、当該出力リアクトル31,32,33の
外形寸法と重量を増大させるだけではなく、インバータ
21,22,23の電圧制御範囲を大きくしなければならないな
ど、各種の不都合があった。
そこでこの発明の目的は、位相ずれを生じることなし
にインバータ出力電圧の正確な位相差を検出できるよう
にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明の同期検出装
置は、パルス幅変調制御により直流電力を3相交流電力
に変換しているインバータが出力する交流電圧の位相
と、3相交流母線の電圧位相との位相差から両者の同期
状態を検出する装置において、前記3相交流母線電圧を
検出し、この電圧の位相を示す2軸信号を出力する母線
用3相/2相変換手段と、前記インバータが出力する3相
交流電圧またはこれと同等のインバータ制御信号から、
この電圧の位相を示す2軸信号を出力するインバータ用
3相/2相変換手段と、これら両2軸信号から両電圧の位
相差を演算するベクトル演算手段と、このベクトル演算
手段の出力信号に含まれている高調波を除去するローパ
スフイルタとを備えるものとする。
〔作用〕
この発明は、3相交流母線の3相電圧を検出して、こ
れを3相/2相変換してこの3相交流母線電圧の位相を示
す2軸信号とするのであるが、一方ではこの母線に並列
接続しようとするインバータの制御回路から得られる当
該インバータの出力電圧位相を示す2軸信号を求め、こ
れら両2軸信号をベクトル演算することで、両者の位相
差を直接検出しようとするものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す制御ブロック図であ
る。
この第1図において、図示していない1台目のインバ
ータ21は既に運転中であって、その出力が3相交流母線
4を介して負荷へ給電されており、この3相交流母線4
の電圧を3相母線電圧検出回路61で検出し、3相/2相変
換回路62により2軸信号を得ている。
一方、既に運転中のインバータ21に並列接続しようと
しているインバータ22を制御する信号Bを出力している
インバータ制御回路51からも、同様に3相電圧信号に対
応した制御信号を3相/2相変換回路52により2軸信号を
得ている(インバータ制御回路51から電圧位相を示す2
軸信号を直接取出すことができるものであっても差支え
ないことは勿論である)。
ベクトル演算回路63は、2組の3相/2相変換回路52と
62とから入力された2軸信号から、ベクトル演算によ
り、両者の位相差を演算しているので、このベクトル演
算回路63の出力をローパスフイルタ64を介して零点検知
回路65に与え、両者の位相差が零のときに、この零点検
知回路65からインバータ22へ同期投入信号Aが送出され
るので、この信号Aにより当該インバータ22を始動させ
れば、位相差零でこのインバータ22を3相交流母線4に
並列に接続することができる。
第2図は第1図に示す実施例回路に使用しているベク
トル演算回路63の構成を示した回路図である。
この第2図に示すように、ベクトル演算回路63は2個
の掛算器71,72と1個の加算器73とで構成されている。
いま3相/2相変換回路62が出力する3相交流母線電圧の
位相を示す2軸信号をV1α,V1βとし、3相/2相変換回
路52が出力するインバータ22の電圧位相を示す2軸信号
をV2α,V2βとすると、一方の掛算器71にはこれらの2
軸信号のうちのV1αとV2βとを入力させてこれらを相互
に掛け合わせ、他方の掛算器72にはV2αとV1βとを入力
させてこれらを相互に乗算している。次いでこれら掛算
器71と72の演算結果の差を加算器73において演算する
と、この加算器73からは両電圧の位相差に対応した大き
さの信号Yが得られる。
第3図は第2図に示すベクトル演算回路63の構成原理
をあらわしたベクトル図であって、横軸がα軸、縦軸が
β軸である。
この第3図において、V1は3相交流母線4の電圧空間
ベクトルであり、V2はインバータ22の制御信号の空間ベ
クトルであり、θが両空間ベクトルの位相差である。
一方の空間ベクトルV1のα軸となす角度をδ、他方の
空間ベクトルV1のα軸となす角をφとし、これらの空間
ベクトルをα軸とβ軸の2軸に分解すると、V1α,V1β
とV2α,V2βという直流量で表現できる。いま、これら
の空間ベクトルを簡単化のために、V1,V2の絶対値をユ
ニット化して1なる値にして考えると、これらの2軸信
号は下記で示される。
V1α=cosδ,V1β=sinδ V2α=cosφ,V2β=sinφ また第3図において下記(1)式が成立する。
Y=V1・sinθ=sinθ(なぜならばV1=1) ……(1) この(1)式から、Yの値が零であれば位相差θも零
となることが確認できるので、このYの値を観測すれば
よい。
Y=sinθ =sin(δ−φ) =sinδ・cosφ−cosδ・sinα =V1β・V2α−V1α・V2β ……(2) すなわち(2)式に示すようにYの値は直流量V1α,
V1β,V2αおよびV2βであらわすことができ、かつこの
(2)式の演算が第2図に示すベクトル演算回路63で行
われる。
基本波成分については上記(2)式により位相差を直
接求めることができるが、これには高調波成分が含まれ
ているので、この高調波成分をも除去しなければならな
い。
いま、3相交流母線電圧の周波数がf0で、インバータ
制御回路51からの周波数をfcとする。通常は両者の位相
が一致した同期状態を得るために、まず初期位相差をな
くすべく、周波数fcはf0に対してわずかな偏差Δfをも
たせる。すなわち Δf=f0−fc ……(3) ここで、2つのベクトルV1とV2の位相差θ(第3図参
照)は、初期位相差をθ、時間をtとするとき、下記
の(4)式となる。
θ=θ+2π(f0−fc)t =θ+2π・Δf・t ……(4) この(4)式と前述の(2)式とから下記の(5)式
が得られる。
Y=sin(2π・Δf・t+θ) ……(5) 3相交流母線4の電圧に含まれている高調波成分はf0
の整数倍である。よって高調波成分の合計をΣHnとする
と、高調波成分を考慮したYの値は(6)式となる。
Y=sin(2π・Δf・t+θ)+ΣHn ……(6) これらの高調波は周波数偏差Δfがごく小さな値であ
ること、即ちΔf≪f0なる条件では、通常ローパスフイ
ルタで位相をずらすことなく簡単に除去することができ
る。第1図と第2図に図示のローパスフイルタ64はこの
目的に使用されるものである。
第4図は第1図と第2図に図示のローパスフイルタ64
の特性をあらわしたグラフであって、横軸は周波数、縦
軸はゲイン(単位dB)と位相(単位度)を示しており、
実線で画かれている曲線Cがゲイン特性、1点鎖線で画
かれた曲線Dが位相特性である。
この第4図のグラフであきらかなように、周波数Δf
すなわちsinθはf0なる周波数から見ればほぼ直流と見
做すことができるので、位相のずれはなく、かつこのf0
以上の高い周波数ではゲインが十分に小であって、位相
ずれを生じることなしに高調波成分を除去できることを
示している。
〔発明の効果〕
この発明によれば、3相交流母線側電圧の位相を示す
ベクトルと、並列接続するべきインバータの位相を示す
ベクトルとをベクトル演算することで、両ベクトル間の
位相差を直接検出できるとともに、これに含まれている
高調波成分は位相ずれを生じることなしに除去できる効
果が得られる。それ故複数のインバータを並列運転する
際の同期状態を、位相ずれを生じることなく達成できる
ので、装置を大形・高価にする出力リアクトルを節減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す制御ブロック図、第2図
は第1図に示す実施例回路に使用しているベクトル演算
回路の構成を示した回路図、第3図は第2図に示すベク
トル演算回路の原理をあらわしたベクトル図、第4図は
第1図と第2図に図示のローパスフイルタの特性をあら
わしたグラフであり、第5図は複数のインバータを並列
運転する場合を示した一般的な主回路接続図、第6図は
インバータの位相同期制御の従来例を示した制御ブロッ
ク図、第7図はパルス幅変調制御インバータが出力する
電圧波形を示した波形図、第8図はバンドパスフイルタ
の特性を示したグラフ、第9図はバンドパスフイルタに
よる不具合を説明した図、第10図はバンドパスフイルタ
を複数個カスケード接続した回路図、第11図は第10図に
示す回路の特性を示したグラフ、第12図はバンドパスフ
イルタとローパスフイルタとをカスケード接続した回路
図、第13図は第12図に示す回路の特性を示したグラフで
ある。 2……直流電源、4……3相交流母線、5,6,7……負
荷、21,22,23……インバータ、31,32,33……出力リアク
トル、41……母線電圧検出回路、42,43……バンドパス
フイルタ、44……ローパスフイルタ、45,65……零点検
知回路、50……位相比較回路、51……インバータ制御回
路、52,62……3相/2相変換回路、61……3相母線電圧
検出回路、63……ベクトル演算回路、64……ローパスフ
イルタ、71,72……掛算器、73……加算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス幅変調制御により直流電力を3相交
    流電力に変換しているインバータが出力する交流電圧の
    位相と、3相交流母線の電圧位相との位相差から両者の
    同期状態を検出する装置において、 前記3相交流母線電圧を検出し、この電圧の位相を示す
    2軸信号を出力する母線用3相/2相変換手段と、 前記インバータが出力する3相交流電圧またはこれと同
    等のインバータ制御信号から、この電圧の位相を示す2
    軸信号を出力するインバータ用3相/2相変換手段と、 これら両2軸信号から両電圧の位相差を演算するベクト
    ル演算手段と、 このベクトル演算手段の出力信号に含まれる高調波を除
    去するローパスフィルタとを備えていることを特徴とす
    るインバータの同期検出装置。
JP63121101A 1988-05-18 1988-05-18 インバ―タの同期検出装置 Expired - Fee Related JP2536058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121101A JP2536058B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 インバ―タの同期検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121101A JP2536058B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 インバ―タの同期検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01291666A JPH01291666A (ja) 1989-11-24
JP2536058B2 true JP2536058B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=14802902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63121101A Expired - Fee Related JP2536058B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 インバ―タの同期検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536058B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5394945B2 (ja) * 2010-01-25 2014-01-22 オリジン電気株式会社 同期検定装置
JP5698819B2 (ja) * 2013-10-17 2015-04-08 オリジン電気株式会社 同期検定方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921237A (ja) * 1982-07-09 1984-02-03 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 自励インバ−タと系統との並列運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01291666A (ja) 1989-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Rodriguez et al. Multiple second order generalized integrators for harmonic synchronization of power converters
US10236793B2 (en) Grid connection power conversion device and output current control method thereof
EP2328251A2 (en) A phase lock loop with tracking filter for synchronizing an electric grid
JP4673174B2 (ja) 半導体スイッチの制御装置
JP2004064515A (ja) 周期性信号制御装置及び周波数検出装置
JP3324249B2 (ja) 電力変換装置
KR101380380B1 (ko) 전력계통의 상태에 따른 적응형 위상추종 방법 및 시스템
JP2536058B2 (ja) インバ―タの同期検出装置
JP5864999B2 (ja) 電力計測装置、インバータ制御回路、系統連系インバータシステム、および、電力計測方法
JP2010288437A (ja) 電力変換装置の制御方法,無停電電源装置,並列型瞬低補償装置
CN112583402A (zh) 锁相方法、锁相环和三相并网系统及计算机存储介质
JP5793393B2 (ja) 単独運転検出装置、系統連系インバータシステム、および、単独運転検出方法
JP5850709B2 (ja) 系統連系インバータ装置の単独運転検出装置
JP2000217365A (ja) 電力変換装置
JP3444011B2 (ja) 電力用アクティブフィルタ
JPH07123726A (ja) 電力変換装置
JPH06245383A (ja) 三相電気量の正相/逆相成分検出回路
JP3958255B2 (ja) 発電機における位相同期検出回路
JP3505626B2 (ja) 電力変換装置と電力変換器の制御装置
JP3271319B2 (ja) 電流検出装置
JP2690663B2 (ja) 誘導電動機の制御装置
CN109917170B (zh) 一种单相脉冲整流器无锁相环的dq电流检测方法
KR100635717B1 (ko) 전력변환설비용 위상 동기 루프
CN117639598A (zh) 用于抑制交-直-交变频器拍频现象的电机控制方法及系统
JPH0442780A (ja) Pwm制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees