JPH07123726A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH07123726A
JPH07123726A JP5261137A JP26113793A JPH07123726A JP H07123726 A JPH07123726 A JP H07123726A JP 5261137 A JP5261137 A JP 5261137A JP 26113793 A JP26113793 A JP 26113793A JP H07123726 A JPH07123726 A JP H07123726A
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JP
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voltage
output
signal
axis
filter
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Application number
JP5261137A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Koike
正敏 小池
Shoichiro Koseki
庄一郎 古関
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統において事故等が発生して系統電圧が急
変した場合には、高速に応答して過電流の発生を防止
し、定常時においては、不平衡成分や高調波成分を出力
することを抑えることができる電力変換装置を提供す
る。 【構成】 フィルタ17,18は、三相/dq軸変換器
5を介して系統の検出電圧を入力する。切り換え器2
2,23は、フィルタ17,18の出力信号と系統の検
出電圧である三相/dq軸変換器5の出力信号とのうち
のどちらか一方を出力する。比較器19,20は、系統
の検出電圧である三相/dq軸変換器5の出力信号とフ
ィルタ17,18の出力信号とを比較してその比較結果
に基づいて切り換え器22,23を制御する。 【効果】 定常時における波形改善と事故時等における
応答改善との双方を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、系統に並列接続して使
用する電力変換装置に関し、特に、系統電力の供給を安
定化する装置として好適な電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような目的に用いる電力変換装置と
しては、系統に誘導性インピーダンスを介してインバー
タを並列接続し、電圧制御回路によりインバータの出力
電流を基準電流に一致させるべく電圧制御信号を生成し
て、インバータの出力電圧を制御することにより、系統
電力の供給を安定化するように構成されたものが知られ
ている。さらに、従来、系統電圧の変動に対して追従さ
せるため、系統の検出電圧を前記電圧制御信号に加算し
てインバータの出力を補正するようにし、これにより、
系統電圧に変動があった時に、ただちにその変動に応答
可能にしたものが知られている。これによれば、系統に
おいて事故等が発生して電圧が急変してもそれに高速に
応答して、インバータに過電流を発生させずに運転を継
続できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の電力変換装置では、系統電圧に追従してその系統
に電力を供給するので、系統電圧に不平衡成分や高調波
成分が含まれている場合は、それらに対しても不要動作
してしまい、定常時において電力変換器の出力電圧の不
平衡成分や発生高調波が増大してしまうことになる。
【0004】本発明は、系統において事故等が発生して
系統電圧が急変した場合には、高速に応答して過電流の
発生を防止し、定常時においては、不平衡成分及び高調
波成分を出力することを抑えることができる電力変換装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電力変換装置
は、系統に誘導性インピーダンスを介して並列接続され
たインバータと、このインバータの出力電流と基準電流
の差に応じて電圧制御信号を生成し、この電圧制御信号
に応じて前記インバータの出力電圧を制御する電圧制御
回路とを有し、系統の検出電圧に応じて前記電圧制御信
号を補正する構成の電力変換装置において、前記系統の
検出電圧を入力信号とするフィルタと、このフィルタの
出力信号と前記系統の検出電圧とのうちのどちらか一方
を出力する切り換え器と、前記系統の検出電圧と前記フ
ィルタの出力信号とを比較してその比較結果に基づいて
前記切り換え器を制御する比較器とを有し、この比較器
は、前記系統の検出電圧と前記フィルタの出力信号との
差が所定の値よりも小さいときは前記切り換え器の出力
をフィルタの出力信号とし、前記系統の検出電圧と前記
フィルタの出力信号との差が所定の値よりも大きいとき
は前記切り換え器の出力を系統の検出電圧とする制御信
号を前記切り換え器に出力することを特徴とする。
【0006】また、本発明の電力変換装置は、系統に誘
導性インピーダンスを介して並列接続されたインバータ
と、このインバータの出力電流と基準電流の差に応じて
電圧制御信号を生成し、この電圧制御信号に応じて前記
インバータの出力電圧を制御する電圧制御回路とを有
し、系統の検出電圧に応じて前記電圧制御信号を補正す
る構成の電力変換装置において、前記系統の検出電圧を
入力信号とするフィルタと、このフィルタの出力信号と
前記系統の検出電圧とのうちのどちらか一方を出力する
切り換え器と、系統の検出電圧を入力信号とするハイパ
スフィルタと、このハイパスフィルタの出力信号と基準
値とを比較してその比較結果に基づいて前記切り換え器
を制御する比較器とを有し、この比較器は、前記ハイパ
スフィルタの出力信号が前記基準値よりも小さいときは
前記切り換え器の出力をフィルタの出力信号とし、前記
ハイパスフィルタの出力信号が前記基準値よりも大きい
ときは前記切り換え器の出力を系統の検出電圧とする制
御信号を前記切り換え器に出力することを特徴とする。
【0007】また、本発明の電力変換装置は、前記フィ
ルタは、前記系統の検出電圧をフーリエ変換するフーリ
エ変換回路であることを特徴とする。
【0008】また、本発明の電力変換装置は、前記イン
バータの出力電流をdq軸変換した信号と基準信号との
差に応じて前記電圧制御信号を生成し、系統の検出電圧
をdq軸変換した信号に応じて前記電圧制御信号を補正
することを特徴とする。
【0009】また、本発明の電力変換装置は、前記イン
バータの出力電流をαβ軸変換した信号と基準信号との
差に応じて前記電圧制御信号を生成し、系統の検出電圧
をαβ軸変換した信号に応じて前記電圧制御信号を補正
することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の電力変換装置においては、系統電圧が
定常状態であるときには、比較器における系統の検出電
圧とフィルタの出力信号との差が所定の値よりも小さい
ので、切り換え器の出力はフィルタの出力となり、その
フィルタの出力を用いてインバータを制御する。これに
より、本電力変換装置は、インバータの出力において逆
相電圧や高調波成分を減少させることができる。
【0011】更に、本電力変換装置は、事故等によって
系統に電圧急変が発生した場合や、逆相電圧又は高調波
成分が過渡的に異常に拡大した場合には、比較器におけ
る系統の検出電圧のとフィルタの出力信号との差が所定
の値よりも大きくなるので、切り換え器の出力は系統の
検出電圧となり、その系統の検出電圧を用いてインバー
タを制御する。これにより、本電力変換装置は、電圧急
変に対して高速に応答することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照して
説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施例にかかる電力
変換装置を示すブロック図である。本実施例の電力変換
装置は、インバータ1と、サイン波コサイン波発生器4
と、三相/dq軸変換器5,6と、q軸電流制御回路7
と、d軸電流制御回路8と、係数器9,10と、dq軸
/三相変換器11と、パルス幅変調制御回路12と、減
算器13,14と、加算器15,16と、フィルタ1
7,18と、比較器19,20と、論理和回路21と、
切り換え器22,23とを備えている。
【0014】そして、インバータ1は、系統電源3を有
する系統に誘導性インピーダンス2を介して並列に接続
されている。なお、誘導性インピ−ダンス2としては、
一般には転流リアクタンスを有する変換装置用変圧器又
は交流リアクトルが使用される。
【0015】サイン波コサイン波発生器4と、三相/d
q軸変換器5,6と、q軸電流制御回路7と、d軸電流
制御回路8と、係数器9,10と、dq軸/三相変換器
11と、パルス幅変調制御回路12と、減算器13,1
4と、加算器15,16とは、全体で電圧制御回路を形
成しており、インバータ1の出力電流と基準電流である
d軸電流設定値id’,q軸電流設定値iq’との差に応
じて電圧制御信号を生成し、この電圧制御信号に応じて
前記インバータの出力電圧を制御する。また、前記電圧
制御回路は、系統の検出電圧に応じて前記電圧制御信号
を補正する。
【0016】更に、フィルタ17,18は、三相/dq
軸変換器5を介して系統の検出電圧を入力している。切
り換え器22,23は、フィルタ17,18の出力信号
と系統の検出電圧である三相/dq軸変換器5の出力信
号とのうちのどちらか一方を出力する。比較器19,2
0は、系統の検出電圧である三相/dq軸変換器5の出
力信号とフィルタ17,18の出力信号とを比較してそ
の比較結果に基づいて切り換え器22,23を制御す
る。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、本実施例の基本動作の概要を説明する。
【0018】インバータ1が出力する各相の電圧を電圧
ca,電圧vcb,電圧vccとし、系統の各相の電圧を電
圧vsa,電圧vsb,電圧vscとし、系統の各相に流れる
電流を電流ia,電流ib,電流icとする。誘導性イン
ピ−ダンス2のインダクタンスをLとし、抵抗を無視す
ると上記諸量の間には、下記数式1〜3の関係が成りた
つ。
【0019】
【数1】L・(dia/dt)=vca−vsa
【0020】
【数2】L・(dib/dt)=vcb−vsb
【0021】
【数3】L・(dic/dt)=vcc−vsc ここで、dq2軸への変換操作を行う。dq2軸への変
換は、例えば、インバータ1の出力電圧に対して下記数
式4で変換操作を行う。他の量についても同様である。
【0022】
【数4】
【0023】上記の変換操作を数式1〜3について行え
ば、下記数式5,6となる。
【0024】
【数5】L・(did/dt)=vcd−vsd−ωLiq
【0025】
【数6】L・(diq/dt)=vcq−vsq+ωLid ここで、vcd,vcqはインバータ1の発生電圧を2軸に
変換した量であり、vsd,vsqは系統電圧を2軸に変換
した量であり、id,iqはインバータ1の電流を2軸に
変換した量であり、ωは系統電圧の角周波数である。
【0026】更に、インバータ1の出力電圧を下記数式
7,8に基づいて決める。
【0027】
【数7】vcd=vsd+ωLiq+ucd
【0028】
【数8】vcq=vsq−ωLid+ucq 数式7,8を数式5,6に代入すると、下記数式9,1
0となる。
【0029】
【数9】L・(did/dt)=ucd
【0030】
【数10】L・(diq/dt)=ucq 上記数式9,10から、idを制御するにはucdを、iq
を制御するにはucqを制御すればよいことが分かる。し
たがって、インバータ1の各相の出力電圧は、ucd,u
cqの操作量に基づいて数式7,8から得られるvcd,v
cqを三相に逆変換することで求められる。その逆変換
は、下記数式11で表せる。
【0031】
【数11】
【0032】次に、図1を参照して具体的に説明する。
サイン波コサイン波発生器4では、系統電源3から検出
した三相検出電圧vsa,vsb,vscに基づいて、系統電
圧の位相を求めてサイン波(以下、sinωtと記す)
とコサイン波(以下、cosωtと記す)の信号を発生
する。三相/dq軸変換器6は、インバータ1の三相出
力電流ia,ib(ib=−(ia+ib)),icを入力し
て、サイン波コサイン波発生器4から出力されるsin
ωt信号とcosωt信号から、q軸電流iqとd軸電
流idを出力する。
【0033】q軸電流iqは、減算器13においてq軸
電流設定値iq’と比較され、q軸電流iqとq軸電流設
定値iq’との差がq軸電流制御回路7に入力される。
q軸電流制御回路7は、q軸電流設定値iq’とq軸電
流iqとの偏差が0になるような信号を出力する。この
q軸電流制御回路7の出力とd軸電流idを係数器9に
よりωL倍した値と切り換え器22の出力とは加算器1
5において加算され、q軸電圧設定値vcqとしてdq軸
/三相変換器11に入力される。
【0034】同様に、d軸電流idは、減算器14にお
いてd軸電流設定値id’と比較され、d軸電流idとd
軸電流設定値id’との差がd軸電流制御回路8に入力
される。d軸電流制御回路8は、d軸電流設定値id
とd軸電流idとの偏差が0になるような信号を出力す
る。このd軸電流制御回路8の出力とq軸電流iqを係
数器10によりωL倍した値と切り換え器23の出力と
は加算器16において加算され、d軸電圧設定値vcd
してdq軸/三相変換器11に入力される。
【0035】dq軸/三相変換器11は、入力したq軸
電圧設定値vcqとd軸電圧設定値vcdとを逆変換するこ
とによって三相電圧指令値vca’,vcb’,vcc’と
し、これをパルス幅変調制御回路12に出力する。パル
ス幅変調制御回路12は、インバータの三相出力電圧v
ca,vcb,vccが三相電圧指令値vca’,vcb’,
cc’と等しくなるようにインバータ1を制御する。
【0036】次に、本実施例の特徴動作を図1を参照し
て説明する。三相/dq軸変換器5は、系統から三相電
圧vsa,vsb,vscを入力して、q軸電圧vsq1とd軸
電圧vsd1とに変換する。フィルタ17は、q軸電圧v
sq1を入力してq軸電圧vsq2として出力する。ここで、
2軸変換された電圧は、正相電圧が直流、逆相電圧が2
倍調波、高調波電圧が高調波成分となるため、低域フィ
ルタを用いることにより、q軸電圧vsq2は正相電圧成
分のみとなる。
【0037】比較器19は、フィルタ17の出力である
q軸電圧vsq2と三相/dq軸変換器5の出力であるq
軸電圧vsq1とを電圧偏差について比較する。また、フ
ィルタ17の出力であるq軸電圧vsq2は、切り換え器
のA側入力端に印加され、三相/dq軸変換器5の出力
であるq軸出力vsq1は、切り換え器のB側入力端に印
加される。
【0038】同様に、フィルタ18は、d軸電圧vsd1
をに入力して系統電圧の正相分のみを出力したものであ
るd軸電圧vsd2を出力する。比較器20は、フィルタ
18の出力であるd軸電圧vsd2と三相/dq軸変換器
5の出力であるd軸電圧vsd1とを電圧偏差について比
較する。また、フィルタ18の出力であるd軸電圧vsd
2は、切り換え器23のA側入力端に印加され、三相/
dq軸変換器5の出力であるd軸電圧vsd1は、切り換
え器のB側入力端に印加される。
【0039】系統電圧において、逆相電圧及び高調波成
分が少なく、かつ電圧の急変がない場合は、比較器19
及び比較器20においてそれぞれ比較している電圧の電
圧偏差は一定値よりも小さくなっている。これにより、
比較器19及び比較器20は、出力を論理和回路21に
出さず、論理和回路21からはスイッチ動作指令は出力
されず、切り換え器22,23はA側入力端から入力し
た信号を出力する状態のままとなる。
【0040】一方、系統電圧において、逆相電圧及び高
調波成分が以上に大きい場合又は電圧の急変があった場
合は、比較器19又は比較器20における電圧偏差が一
定値よりも大きくなる。これにより、比較器19と比較
器20のうちどちらか一方または両方の出力が論理和回
路21に印加され、論理和回路21はスイッチ動作指令
を出力して、切り換え器22,23はB側入力端側に切
り換わる。
【0041】これらにより、本実施例の電力変換装置
は、系統電圧が定常状態であるときには、比較器19及
び比較器20における電圧偏差が一定値以下であるた
め、フィルタ17,18を通した系統電圧の正相分のみ
の出力が得られ、逆相電圧や高調波成分の影響をなくす
ことができ、きれいな波形でインバータ1を動作させる
ことができる。
【0042】一方、事故等によって系統に電圧急変が発
生した場合や、逆相電圧又は高調波成分が過渡的に異常
に拡大した場合には、比較器19及び比較器20におけ
る電圧偏差が一定値を超え、スイッチ動作指令が出力さ
れ、切り換え器22,23をB側入力端側に高速に切り
換え、系統の瞬時電圧に追従して高速に応答できる。し
たがって、本実施例の電力変換装置は、定常時における
波形改善と事故時等における応答改善との双方を実現す
ることができる。
【0043】なお、事故等が発生してから比較器19及
び比較器20における電圧偏差が一定値よりも小さくな
った場合には、切り換え器22,23をA側入力端側に
もどす。この場合は、一般には前記もどす動作をするま
で一定時限をとり、再度電圧偏差が一定値を超えないこ
とを確認してからもどす。
【0044】図2は、本発明の第2実施例にかかる電力
変換装置を示すブロック図である。なお、図1に示す第
1実施例の構成要素と同一のものには同一符号を付して
いる。本実施例の電力変換装置は、インバータ1と、サ
イン波コサイン波発生器4と、三相/dq軸変換器5,
6と、q軸電流制御回路7と、d軸電流制御回路8と、
係数器9,10と、dq軸/三相変換器11と、パルス
幅変調制御回路12と、減算器13,14と、加算器1
5,16と、フィルタ17,18と、比較器19,20
と、論理和回路21と、切り換え器22,23と、ハイ
パスフィルタ24,25とを備えている。第1実施例と
異なる主な構成は、ハイパスフィルタ24,25を追加
したことと、比較器19,20の入力がそれぞれ一つづ
つであることである。
【0045】次に、本実施例の動作を説明する。第1実
施例と異なる動作を主に説明する。ハイパスフィルタ2
4,25は、三相/dq軸変換器5を介して系統の検出
電圧を入力している。比較器19は、ハイパスフィルタ
24の出力信号と所定の基準値とを比較してその比較結
果に基づいて切り換え器22,23を制御する信号を出
力する。比較器20は、ハイパスフィルタ25の出力信
号と所定の基準値とを比較してその比較結果に基づいて
切り換え器22,23を制御する信号を出力する。
【0046】系統電圧が定常状態であるときには、ハイ
パスフィルタ24,25の出力が比較器19,20にお
ける基準値よりも小さいので、切り換え器22,23は
A側入力端側のままとなっている。一方、事故等によっ
て系統に電圧急変が発生した場合や、逆相電圧又は高調
波成分が過渡的に異常に拡大した場合には、ハイパスフ
ィルタ24,25の出力が比較器19,20における基
準値よりも大きくなるので、切り換え器22,23はB
側入力端側に高速に切り替わる。
【0047】これらにより、本実施例の電力変換装置
は、第1実施例の電力変換装置と同様に、定常時におけ
る波形改善と事故時等における応答改善との双方を実現
することができる。
【0048】図3は、本発明の第3実施例にかかる電力
変換装置を示すブロック図である。なお、図1に示す第
1実施例の構成要素と同一のものには同一符号を付して
いる。本実施例の電力変換装置は、インバータ1と、サ
イン波コサイン波発生器4と、三相/dq軸変換器5,
6と、q軸電流制御回路7と、d軸電流制御回路8と、
係数器9,10と、dq軸/三相変換器11と、パルス
幅変調制御回路12と、減算器13,14と、加算器1
5,16と、比較器19,20と、論理和回路21と、
切り換え器22,23と、フーリエ変換回路26と、三
相/dq軸変換器27とを備えている。第1実施例と異
なる主な構成は、フィルタ17,18がないことと、フ
ーリエ変換回路26と三相/dq軸変換器27とを追加
したことである。
【0049】次に、本実施例の動作を説明する。第1実
施例及び第2実施例と異なる動作を主に説明する。フ−
リエ変換回路26は、系統の三相検出電圧vsa,vsb
scのフ−リエ変換を行う。このフ−リエ変換により、
系統の三相検出電圧は、基本波成分の正相分のみとな
る。三相/dq軸変換器27は、前記のフ−リエ変換し
た結果を入力して、q軸電圧vsq2とd軸電圧vsd2とに
変換する。他の動作は、第1実施例と同様である。
【0050】これらにより、本実施例の電力変換装置
は、第1実施例と同様な動作効果が得られ、定常時にお
ける波形改善と事故時等における応答改善との双方を実
現することができる。
【0051】図4は、本発明の第4実施例にかかる電力
変換装置を示すブロック図である。
【0052】なお、図1に示す第1実施例の構成要素と
同一のものには同一符号を付している。本実施例の電力
変換装置は、インバータ1と、パルス幅変調制御回路1
2と、減算器13,14と、比較器19,20と、論理
和回路21と、切り換え器22,23と、フーリエ変換
回路26と、三相/αβ軸変換器28,29,35と、
β軸電流制御回路30と、α軸電流制御回路31と、α
β軸/三相変換器32と、加算器33,34とを備えて
いる。
【0053】第1〜3実施例と異なる主な構成は、三相
/dq軸変換器5,6,27の代わりに三相/αβ軸変
換器28,29,35が設けられており、q軸電流制御
回路7の代わりにβ軸電流制御回路30が設けられてお
り、d軸電流制御回路8の代わりにα軸電流制御回路3
1が設けられており、dq軸/三相変換器11の代わり
にαβ軸/三相変換器32が設けられていることであ
る。
【0054】次に、本実施例の動作における、第1〜3
実施例と異なる動作を説明する。第1〜3実施例では、
系統の三相電圧とインバータ1の三相出力電流とを一旦
q軸電圧とd軸電圧とに変換し、出力するq軸電圧とd
軸電圧とを三相電圧に逆変換してインバータ1を制御し
ている。一方、本実施例では、系統の三相電圧とインバ
ータ1の三相出力電流とを一旦α軸電圧とβ軸電圧とに
変換し、出力するα軸電圧とβ軸電圧とを三相電圧に逆
変換してインバータ1を制御している。
【0055】三相電圧をα軸電圧とβ軸電圧とに変換す
るための関係式は、例えば系統の三相電圧については下
記数式12で表せる。他の量についても同様である。
【0056】
【数12】
【0057】α軸電圧とβ軸電圧とを三相電圧に変換す
るための関係式は、下記数式13で表せる。
【0058】
【数13】
【0059】これらにより、本実施例の電力変換装置
は、第1〜3実施例と同様な動作効果が得られ、定常時
における波形改善と事故時等における応答改善との双方
を実現することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
常時においては、系統の検出電圧をフィルタを通し、そ
のフィルタの出力に基づいてインバータを制御するの
で、不平衡成分や高調波成分を出力することを抑えるこ
とができる。更に、本発明によれば、系統において事故
等が発生して系統電圧が急変した場合には、比較器がそ
の系統電圧の急変を検出して高速に切り換え器を制御す
るので、系統電圧の急変に高速に応答して過電流の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる電力変換装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例にかかる電力変換装置を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例にかかる電力変換装置を示
すブロック図である。
【図4】本発明の第4実施例にかかる電力変換装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】 1 インバータ 2 誘導性インピ−ダンス 3 系統電源 4 サイン波コサイン波発生器 5、6 三相/dq軸変換器 7 q軸電流制御回路 8 d軸電流制御回路 9、10 係数器 11 dq軸/三相変換器 12パルス幅変調制御回路 13、14 減算器 15、16 加算器 17、18 フィルタ 19、20 比較器 21 論理和回路 22、23 切り換え器 24、25 ハイパスフィルタ 26 フ−リエ変換回路 27 三相/dq軸変換器 28、29、35 三相/αβ軸変換器 30 β軸電流制御回路 31 α軸電流制御回路 32 αβ軸/三相変換器 33、34 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 系統に誘導性インピーダンスを介して並
    列接続されたインバータと、このインバータの出力電流
    と基準電流の差に応じて電圧制御信号を生成し、この電
    圧制御信号に応じて前記インバータの出力電圧を制御す
    る電圧制御回路とを有し、系統の検出電圧に応じて前記
    電圧制御信号を補正する構成の電力変換装置において、
    前記系統の検出電圧を入力信号とするフィルタと、この
    フィルタの出力信号と前記系統の検出電圧とのうちのど
    ちらか一方を出力する切り換え器と、前記系統の検出電
    圧と前記フィルタの出力信号とを比較してその比較結果
    に基づいて前記切り換え器を制御する比較器とを有し、
    この比較器は、前記系統の検出電圧と前記フィルタの出
    力信号との差が所定の値よりも小さいときは前記切り換
    え器の出力をフィルタの出力信号とし、前記系統の検出
    電圧と前記フィルタの出力信号との差が所定の値よりも
    大きいときは前記切り換え器の出力を系統の検出電圧と
    する制御信号を前記切り換え器に出力することを特徴と
    する電力変換装置。
  2. 【請求項2】 系統に誘導性インピーダンスを介して並
    列接続されたインバータと、このインバータの出力電流
    と基準電流の差に応じて電圧制御信号を生成し、この電
    圧制御信号に応じて前記インバータの出力電圧を制御す
    る電圧制御回路とを有し、系統の検出電圧に応じて前記
    電圧制御信号を補正する構成の電力変換装置において、
    前記系統の検出電圧を入力信号とするフィルタと、この
    フィルタの出力信号と前記系統の検出電圧とのうちのど
    ちらか一方を出力する切り換え器と、系統の検出電圧を
    入力信号とするハイパスフィルタと、このハイパスフィ
    ルタの出力信号と基準値とを比較してその比較結果に基
    づいて前記切り換え器を制御する比較器とを有し、この
    比較器は、前記ハイパスフィルタの出力信号が前記基準
    値よりも小さいときは前記切り換え器の出力をフィルタ
    の出力信号とし、前記ハイパスフィルタの出力信号が前
    記基準値よりも大きいときは前記切り換え器の出力を系
    統の検出電圧とする制御信号を前記切り換え器に出力す
    ることを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電力変換装置にお
    いて、前記フィルタは、前記系統の検出電圧をフーリエ
    変換するフーリエ変換回路であることを特徴とする電力
    変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の電力変換装置
    において、前記インバータの出力電流をdq軸変換した
    信号と基準信号との差に応じて前記電圧制御信号を生成
    し、系統の検出電圧をdq軸変換した信号に応じて前記
    電圧制御信号を補正することを特徴とする電力変換装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の電力変換装置
    において、前記インバータの出力電流をαβ軸変換した
    信号と基準信号との差に応じて前記電圧制御信号を生成
    し、系統の検出電圧をαβ軸変換した信号に応じて前記
    電圧制御信号を補正することを特徴とする電力変換装
    置。
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