JP2535505Y2 - リールのブレーキ構造 - Google Patents
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- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0155—Antibacklash devices
- A01K89/01557—Centrifugal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、釣り糸を巻き取るスプ
ールに連動して回転する回転体に、前記回転体の回転に
起因して作用する遠心力を受けてその回転体の径方向に
スライド移動するブレーキブロックを取り付け、このブ
レーキブロックと固定系に取り付けられたブレーキシュ
ーとで遠心ブレーキを構成してあるリールのブレーキ構
造に関する。
ールに連動して回転する回転体に、前記回転体の回転に
起因して作用する遠心力を受けてその回転体の径方向に
スライド移動するブレーキブロックを取り付け、このブ
レーキブロックと固定系に取り付けられたブレーキシュ
ーとで遠心ブレーキを構成してあるリールのブレーキ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般には、ブレーキブロックは回転
体が回転すると遠心力によるスライド移動力を受けてブ
レーキシューに作用する構成であった。
体が回転すると遠心力によるスライド移動力を受けてブ
レーキシューに作用する構成であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、遠心ブレーキ
を作用させずにスプールだけのフリー回転を検証したい
場合にも、遠心ブレーキが作用して旨くなかった。又、
このような場合だけではなく、複数個の遠心ブレーキが
備えられているリールにおいては、釣り糸の径や錘の重
さに応じてブレーキ力を調節するのに、ブレーキブロッ
クを異なる重さのものに切り換えるが、取り外したブレ
ーキブロックの保管場所に困ることがあり、ブレーキブ
ロックを紛失することもあった。本考案の目的は、ブレ
ーキブロックをブレーキシューに対して離間させる保持
姿勢に維持する構成を採用しながら、保持姿勢と作用姿
勢との切り換えを容易迅速に行えるものを提供する点に
ある。
を作用させずにスプールだけのフリー回転を検証したい
場合にも、遠心ブレーキが作用して旨くなかった。又、
このような場合だけではなく、複数個の遠心ブレーキが
備えられているリールにおいては、釣り糸の径や錘の重
さに応じてブレーキ力を調節するのに、ブレーキブロッ
クを異なる重さのものに切り換えるが、取り外したブレ
ーキブロックの保管場所に困ることがあり、ブレーキブ
ロックを紛失することもあった。本考案の目的は、ブレ
ーキブロックをブレーキシューに対して離間させる保持
姿勢に維持する構成を採用しながら、保持姿勢と作用姿
勢との切り換えを容易迅速に行えるものを提供する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による特徴構成
は、 (請求項1) 前記ブレーキブロックのスライド移動を
許すとともに前記ブレーキシューに作用してブレーキ作
用を行うことを許す作用姿勢と、前記回転体の回転作動
時であっても前記ブレーキブロックを前記ブレーキシュ
ーより離間させて保持姿勢に維持する位置保持機構を設
け、前記位置保持機構の位置保持作用を解除することに
よって、前記作用姿勢より前記保持姿勢に、又は、前記
保持姿勢より前記作用姿勢に切り換え可能に構成してあ
る、 (請求項2) 前記ブレーキブロックを前記回転体の周
方向複数箇所に設け、前記各ブレーキブロック毎に対応
して前記位置保持機構を設けてある、点にあり、その作
用効果は次の通りである。
は、 (請求項1) 前記ブレーキブロックのスライド移動を
許すとともに前記ブレーキシューに作用してブレーキ作
用を行うことを許す作用姿勢と、前記回転体の回転作動
時であっても前記ブレーキブロックを前記ブレーキシュ
ーより離間させて保持姿勢に維持する位置保持機構を設
け、前記位置保持機構の位置保持作用を解除することに
よって、前記作用姿勢より前記保持姿勢に、又は、前記
保持姿勢より前記作用姿勢に切り換え可能に構成してあ
る、 (請求項2) 前記ブレーキブロックを前記回転体の周
方向複数箇所に設け、前記各ブレーキブロック毎に対応
して前記位置保持機構を設けてある、点にあり、その作
用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】作用姿勢に設定すると、遠心力によってブレー
キブロックがスライド移動しブレーキシューに作用し
て、遠心力に応じたブレーキ力を現出する。保持姿勢に
維持すると位置保持機構によって遠心力が作用してもブ
レーキブロックはブレーキシューに作用しない。
キブロックがスライド移動しブレーキシューに作用し
て、遠心力に応じたブレーキ力を現出する。保持姿勢に
維持すると位置保持機構によって遠心力が作用してもブ
レーキブロックはブレーキシューに作用しない。
【0006】
【考案の効果】したがって、ブレーキブロックを作用さ
せない状態を位置保持機構によって回転体より取り外す
ことなく現出できて、スプールのフリー回転を容易に得
ることができるとともに、ブレーキブロックの仕舞いに
気を使う必要がない。しかも、請求項2の構成のよう
に、複数遠心ブレーキを設けた場合においては、各ブレ
ーキブロック毎に、作用姿勢と保持姿勢とに切り換える
ことができるので、作用姿勢にあるブレーキブロックと
保持姿勢にあるブレーキブロックとの割合いを任意に変
更することによって、スプールに作用する全体としての
ブレーキ力を大小細かく調節することが可能である。
せない状態を位置保持機構によって回転体より取り外す
ことなく現出できて、スプールのフリー回転を容易に得
ることができるとともに、ブレーキブロックの仕舞いに
気を使う必要がない。しかも、請求項2の構成のよう
に、複数遠心ブレーキを設けた場合においては、各ブレ
ーキブロック毎に、作用姿勢と保持姿勢とに切り換える
ことができるので、作用姿勢にあるブレーキブロックと
保持姿勢にあるブレーキブロックとの割合いを任意に変
更することによって、スプールに作用する全体としての
ブレーキ力を大小細かく調節することが可能である。
【0007】
【実施例】図1、図3及び図5に示すように、左右サイ
ドケース1、1の間にスプール2を配置しスプール軸3
とともに一体回転可能に装着する。右ケース1にメイン
軸4を支承し、このメイン軸4にドラグ操作具5及び糸
巻上げ用ハンドル6を装着し、スプール2を回転駆動す
べく構成し、左ケース1にスプール2に対する一対の遠
心ブレーキ7,7を設けて、両軸受リールを構成してあ
る。ハンドル6の取り付け構造について説明する。図3
に示すように、握り部6Aとその握り部6Aを支持する
アーム6Bでハンドル6を構成し、アーム6Bをメイン
軸4に取り付けるが、まず、樹脂製のアダプター8をメ
イン軸4の軸端に取り付け、この樹脂製アダプター8の
外周面にアーム6Bを取り付ける構成をとることによっ
て、メイン軸4とアーム6Bとの直接接触を回避して、
アルミニュウム製のアーム6Bと真鍮製のメイン軸4と
の直接接触に起因する局部電池による腐食を未然に防止
できる。
ドケース1、1の間にスプール2を配置しスプール軸3
とともに一体回転可能に装着する。右ケース1にメイン
軸4を支承し、このメイン軸4にドラグ操作具5及び糸
巻上げ用ハンドル6を装着し、スプール2を回転駆動す
べく構成し、左ケース1にスプール2に対する一対の遠
心ブレーキ7,7を設けて、両軸受リールを構成してあ
る。ハンドル6の取り付け構造について説明する。図3
に示すように、握り部6Aとその握り部6Aを支持する
アーム6Bでハンドル6を構成し、アーム6Bをメイン
軸4に取り付けるが、まず、樹脂製のアダプター8をメ
イン軸4の軸端に取り付け、この樹脂製アダプター8の
外周面にアーム6Bを取り付ける構成をとることによっ
て、メイン軸4とアーム6Bとの直接接触を回避して、
アルミニュウム製のアーム6Bと真鍮製のメイン軸4と
の直接接触に起因する局部電池による腐食を未然に防止
できる。
【0008】遠心ブレーキ7について説明する。図1に
示すように、左ケース1の内周壁1Aとスプール2との
凹入空間にスプール軸3の軸端を配し、その軸端にブレ
ーキブロック9を収納する回転体としてのホルダ10を
一体回転可能に取り付ける。図2に示すように、スプー
ル軸3の径方向に長いホルダ10の両端部にブレーキブ
ロック9を収納する収納空間を形成し、この収納空間内
にスプール軸3の径方向に沿った支軸11を立設し、支
軸11にブレーキブロック9をスライド移動自在に装着
する。収納空間の開口端に内向きの第1突起12を、左
右壁面より夫々突設し、第1突起12、12を弾性変形
可能に構成する。この弾性変形力を利用してブレーキブ
ロック9を押し込むと収納空間内にブレーキブロック9
を収納することができ、ブレーキブロック9の一端に張
出片9Aを形成することによって、張出片9Aと第1突
起12との接当によって、ブレーキブロック9の収納空
間からの抜け出しを阻止できる。
示すように、左ケース1の内周壁1Aとスプール2との
凹入空間にスプール軸3の軸端を配し、その軸端にブレ
ーキブロック9を収納する回転体としてのホルダ10を
一体回転可能に取り付ける。図2に示すように、スプー
ル軸3の径方向に長いホルダ10の両端部にブレーキブ
ロック9を収納する収納空間を形成し、この収納空間内
にスプール軸3の径方向に沿った支軸11を立設し、支
軸11にブレーキブロック9をスライド移動自在に装着
する。収納空間の開口端に内向きの第1突起12を、左
右壁面より夫々突設し、第1突起12、12を弾性変形
可能に構成する。この弾性変形力を利用してブレーキブ
ロック9を押し込むと収納空間内にブレーキブロック9
を収納することができ、ブレーキブロック9の一端に張
出片9Aを形成することによって、張出片9Aと第1突
起12との接当によって、ブレーキブロック9の収納空
間からの抜け出しを阻止できる。
【0009】収納空間の奥側に第1突起12と同様の構
成になる第2突起13,13を左右壁面より突設し、第
2突起13,13の弾性変形力を利用してブレーキブロ
ック9を奥の固定位置に押し込むと、奥の位置で位置固
定できる。以上のような構成によって、第2突起13よ
りも奥側に位置させるとブレーキブロック9をその位置
で位置固定でき、その位置よりブレーキブロック9を第
2突起13の弾性力に抗して抜け出させ、第2突起13
と第1突起12との間に位置させると、支軸11の軸芯
に沿ってブレーキブロック9をスライド移動させること
ができる。尚、第1突起12及び第2突起13の一面を
傾斜面12a,13aに形成し、ブレーキブロック9を
内部に押し込む際に押し込み易く、一旦おしこまれると
抜け出し難い構造とすることができる。
成になる第2突起13,13を左右壁面より突設し、第
2突起13,13の弾性変形力を利用してブレーキブロ
ック9を奥の固定位置に押し込むと、奥の位置で位置固
定できる。以上のような構成によって、第2突起13よ
りも奥側に位置させるとブレーキブロック9をその位置
で位置固定でき、その位置よりブレーキブロック9を第
2突起13の弾性力に抗して抜け出させ、第2突起13
と第1突起12との間に位置させると、支軸11の軸芯
に沿ってブレーキブロック9をスライド移動させること
ができる。尚、第1突起12及び第2突起13の一面を
傾斜面12a,13aに形成し、ブレーキブロック9を
内部に押し込む際に押し込み易く、一旦おしこまれると
抜け出し難い構造とすることができる。
【0010】図1及び図2に示すように、ホルダ10の
外方に断面L字形のブレーキシュー14を配して、固定
系としての左ケース1の内周壁1Aに取り付け、遠心力
の作用でこのブレーキシュー14に押しつけられるブレ
ーキブロック9との協動で遠心ブレーキ7,7を構成す
る。遠心ブレーキ7はホルダ10に一対設けられること
になる。ここに、第2突起13,13及びブレーキブロ
ック9の張出片9Aを、前記ブレーキブロック9のスラ
イド移動を許すとともに前記ブレーキシュー14に作用
してブレーキ作用を行うことを許す作用姿勢と、前記遠
心力によるスライド移動力に抗して前記ブレーキブロッ
ク9を前記ブレーキシュー14より離間させて保持姿勢
に維持する位置保持機構Aと称し、遠心力以上の強制操
作力を作用させて、ブレーキブロック9を移動させる
と、保持姿勢よりブレーキブロック9を遠心力によって
スライド移動可能な作用姿勢に切り換えることができ
る。図4に示すように、カバー15を持ち上げた状態
で、左ケース1の外周壁1B及び内周壁1Aに、ブレー
キブロック9に対する操作ができるように、大きな切り
欠き部1Cを形成し、ブレーキブロック9に保持姿勢か
ら作用姿勢への切り換えを容易に行えるようにしてあ
る。
外方に断面L字形のブレーキシュー14を配して、固定
系としての左ケース1の内周壁1Aに取り付け、遠心力
の作用でこのブレーキシュー14に押しつけられるブレ
ーキブロック9との協動で遠心ブレーキ7,7を構成す
る。遠心ブレーキ7はホルダ10に一対設けられること
になる。ここに、第2突起13,13及びブレーキブロ
ック9の張出片9Aを、前記ブレーキブロック9のスラ
イド移動を許すとともに前記ブレーキシュー14に作用
してブレーキ作用を行うことを許す作用姿勢と、前記遠
心力によるスライド移動力に抗して前記ブレーキブロッ
ク9を前記ブレーキシュー14より離間させて保持姿勢
に維持する位置保持機構Aと称し、遠心力以上の強制操
作力を作用させて、ブレーキブロック9を移動させる
と、保持姿勢よりブレーキブロック9を遠心力によって
スライド移動可能な作用姿勢に切り換えることができ
る。図4に示すように、カバー15を持ち上げた状態
で、左ケース1の外周壁1B及び内周壁1Aに、ブレー
キブロック9に対する操作ができるように、大きな切り
欠き部1Cを形成し、ブレーキブロック9に保持姿勢か
ら作用姿勢への切り換えを容易に行えるようにしてあ
る。
【0011】〔別実施例〕 ブレーキブロック9は支軸11に装着しない状態で
収納空間に装着してもよい。 位置保持機構Aとしては、ブレーキブロック9の張
出片9Aを弾性変形可能なものに形成してもよい。 ブレーキブロック9を保持姿勢より作用姿勢に切り
換える操作力としては小型化されたソレノイド等を設け
てもよい。 図6に示すように、回転体10としてボスに支軸1
1を立設したものを採用し、支軸11にブレーキブロッ
ク9を保持姿勢と作用姿勢とに保持する第1突起12及
び第2突起13を形成してもよい。 図7に示すように、ブレーキブロック9としては、
前記した弾頭状のブロック9aと平板状のブロック9b
とで構成し、平板状ブロック9aを単独で又は両ブロッ
ク9a,9bを一体で作用姿勢と保持姿勢に切り換える
ことにより、ブレーキ力の変更が可能になる。 ホルダ10にブレーキブロック9の収納空間を3箇
所以上設け、多数の遠心ブレーキ7を形成し、夫々の遠
心ブレーキ7を個々に作用姿勢と保持姿勢に切り換え、
ブレーキ力を多段に切り換え可能である。 ブレーキブロック9を保持姿勢に維持するに、支軸
11に係合孔を形成し、ブレーキブロック9とその係合
孔とを貫通するピンで、ブレーキブロック9を支軸11
に固定してもよい。 ブレーキブロック9を保持姿勢に維持するに、支軸
11にブレーキブロック9を螺着することによって行う
ようにしてもよい。
収納空間に装着してもよい。 位置保持機構Aとしては、ブレーキブロック9の張
出片9Aを弾性変形可能なものに形成してもよい。 ブレーキブロック9を保持姿勢より作用姿勢に切り
換える操作力としては小型化されたソレノイド等を設け
てもよい。 図6に示すように、回転体10としてボスに支軸1
1を立設したものを採用し、支軸11にブレーキブロッ
ク9を保持姿勢と作用姿勢とに保持する第1突起12及
び第2突起13を形成してもよい。 図7に示すように、ブレーキブロック9としては、
前記した弾頭状のブロック9aと平板状のブロック9b
とで構成し、平板状ブロック9aを単独で又は両ブロッ
ク9a,9bを一体で作用姿勢と保持姿勢に切り換える
ことにより、ブレーキ力の変更が可能になる。 ホルダ10にブレーキブロック9の収納空間を3箇
所以上設け、多数の遠心ブレーキ7を形成し、夫々の遠
心ブレーキ7を個々に作用姿勢と保持姿勢に切り換え、
ブレーキ力を多段に切り換え可能である。 ブレーキブロック9を保持姿勢に維持するに、支軸
11に係合孔を形成し、ブレーキブロック9とその係合
孔とを貫通するピンで、ブレーキブロック9を支軸11
に固定してもよい。 ブレーキブロック9を保持姿勢に維持するに、支軸
11にブレーキブロック9を螺着することによって行う
ようにしてもよい。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】遠心ブレーキを示す縦断背面図
【図2】遠心ブレーキのブレーキブロックとブレーキシ
ュとの関係を示す縦断側面図
ュとの関係を示す縦断側面図
【図3】ハンドルのメイン軸への取り付け状態を示す断
面図
面図
【図4】カバーを開放した状態のリールの側面図
【図5】リールの平面図
【図6】遠心ブレーキのブレーキブロックを保持する別
形態を示す縦断側面図
形態を示す縦断側面図
【図7】遠心ブレーキのブレーキブロックの別形態を示
す縦断側面図
す縦断側面図
2 スプール 7 遠心ブレーキ 9 ブレーキブロック 10 回転体 14 ブレーキシュー A 位置保持機構
Claims (2)
- 【請求項1】 釣り糸を巻き取るスプール(2)に連動
して回転する回転体(10)に、前記回転体(10)の
回転に起因して作用する遠心力を受けてその回転体(1
0)の径方向にスライド移動するブレーキブロック
(9)を取り付け、このブレーキブロック(9)と固定
系に取り付けられたブレーキシュー(14)とで遠心ブ
レーキ(7)を構成してあるリールのブレーキ構造であ
って、前記ブレーキブロック(9)のスライド移動を許すとと
もに前記ブレーキシュー(14)に作用してブレーキ作
用を行うことを許す作用姿勢と、前記回転体(10)の
回転作動時であっても 前記ブレーキブロック(9)を前
記ブレーキシュー(14)より離間させて保持姿勢に維
持する位置保持機構(A)を設け、前記位置保持機構
(A)の位置保持作用を解除することによって、前記作
用姿勢より前記保持姿勢に、又は、前記保持姿勢より前
記作用姿勢に切り換え可能に構成してあるリールのブレ
ーキ構造。 - 【請求項2】 前記ブレーキブロック(9)を前記回転
体(10)の周方向複数箇所に設け、前記各ブレーキブ
ロック(9)毎に対応して前記位置保持機構(A)を設
けてある請求項1記載のリールのブレーキ構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991046172U JP2535505Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | リールのブレーキ構造 |
GB9212728A GB2257882B (en) | 1991-06-19 | 1992-06-16 | Brake structure for a reel |
KR1019920010574A KR100201360B1 (ko) | 1991-06-19 | 1992-06-18 | 릴의브레이크구조 |
US07/893,004 US5393005A (en) | 1991-06-19 | 1993-06-03 | Brake structure for a reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991046172U JP2535505Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | リールのブレーキ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573U JPH0573U (ja) | 1993-01-08 |
JP2535505Y2 true JP2535505Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=12739610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991046172U Expired - Fee Related JP2535505Y2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | リールのブレーキ構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5393005A (ja) |
JP (1) | JP2535505Y2 (ja) |
KR (1) | KR100201360B1 (ja) |
GB (1) | GB2257882B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0910946A2 (en) | 1997-10-27 | 1999-04-28 | Daiwa Seiko Inc. | Fishing reel |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714999U (ja) * | 1993-08-23 | 1995-03-14 | 西川産業株式会社 | 詰わた |
US5782420A (en) * | 1995-02-21 | 1998-07-21 | Zebco Division Of Brunswick Corp. | Motion limiting device for inertial spool brakes for fishing reels |
US5803385A (en) * | 1996-10-16 | 1998-09-08 | Penn Fishing Tackle Manufacturing Company | Centrifugal brake system for fishing reel |
US6168106B1 (en) | 1998-08-28 | 2001-01-02 | Brunswick Corporation | Remotely operable centrifugal brake |
TW462872B (en) * | 1999-07-26 | 2001-11-11 | Shimano Kk | Centrifugal braking apparatus of double-bearing reel |
JP4313902B2 (ja) * | 1999-08-04 | 2009-08-12 | 株式会社シマノ | 両軸受リールの遠心制動装置 |
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