JP2535385B2 - 粘着シ―トの製造装置 - Google Patents

粘着シ―トの製造装置

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JP2535385B2 JP63191845A JP19184588A JP2535385B2 JP 2535385 B2 JP2535385 B2 JP 2535385B2 JP 63191845 A JP63191845 A JP 63191845A JP 19184588 A JP19184588 A JP 19184588A JP 2535385 B2 JP2535385 B2 JP 2535385B2
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雅敏 安藤
博幸 吉野
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粘着シートの製造装置に関し、特に部分的
に粘着剤を除去した粘着シートの製造装置に関するもの
である。
(従来の技術) 一般に粘着シートは、粘着剤層を中間層として、表面
基材とセパレーターを積層形態に接合させた構造のもの
で、現在商品ラベル、ネームプレート、シール類、ステ
ッカー、値付けラベル、ワッペン、配送伝票など多方面
で使用されている。
このような粘着シート製品の製造法は、セパレーター
に粘着剤を塗布した後、表面基材を貼り合わせ粘着剤を
表面基材に転写するか、表面基材に粘着剤を塗布してか
らセパレーターと貼り合わせる方法がある。いずれにし
ても、原反巻取りを各種ロールコーター或いはエアーナ
イフコーター等の塗布装置にセットし、粘着剤を塗布
し、ドライヤーを通して乾燥後、ラミネーターで相手原
反と貼り合わせて巻き取り、然る後これを各用途、目的
に応じた製品に加工することになる。
而して、粘着シートを被着体に貼り付ける際には必ず
セパレーターを剥離することになるが、用途によっては
この剥離を手作業で行う場合がある。その際に剥がし易
くするため、剥がし代(その部分は粘着剤が除去されて
いて接合していない)部分を設けておくことが便利な場
合がある。
また、粘着シートを両サイドにマージナルホールを設
けた粘着フォーム用紙の形に加工して使用する場合もあ
る。この場合も、マージナルホールのある両サイド部に
は、約1cm幅で粘着剤が除去されている部分を設ける必
要がある。
ところが、広幅の原反に粘着剤を全面塗布し、そのま
ま粘着シートに仕上げて了ったのでは、上記のような剥
がし代の部分、あるいはマージナルホールの両サイド部
分において、粘着剤が除去されているような製品に加工
することは困難である。
そこで、部分的に粘着剤を有しない形態の粘着シート
をその製造段階で造る方法が考えられる。例えば、第4
図に示すように、ロールコーター(3)として塗布ロー
ル(1)、メータリングロール(2)、バッキングロー
ル(9)からなる3本ロールコーターを使用してセパレ
ーター(6)に粘着剤(5)を塗布する場合には、ファ
ウンティン(10)から塗布ロールに転移された粘着剤層
を、粘着剤を必要とする部分に合わせて切り欠き(11)
を設けている第5図に示す部分除去用ブレード刃(4)
で除去する。次に、粘着剤をメータリングロール(2)
で均らした後に、塗布ロールとバッキングロールとのニ
ップ(12)において、図示されない原反から巻き戻され
たセパレータ(6)に塗布する方法によって、部分的に
粘着剤を除去した粘着シートの製造が行われている。
ところが、上記の如く製造法で製造される粘着シート
はセパレーターと表面基材の間に異物が挟まった状態の
欠陥品が発生し易いという難点がある。
かかる欠陥品が発生し易い理由を調査したところ、以
下の事由が原因していることが判明した。即ち、粘着剤
層は第4図のように塗布ロールにおいて必要としない部
分がブレード刃で除去されて縞状になって、第6図の如
くメータリングロールに転移される。しかし、メータリ
ングロールの粘着剤が除去された部分においては、実際
にはブレード刃によって除去し損ねた粘着剤が薄膜状に
なって転移されている。従って、薄膜状の粘着剤が短時
間に乾燥して塊となるが、この塊はメータリングロール
に設けられたクリーニングドクター(8)では除去が不
可能となり、この塊が塗布ロールで運搬されたり或いは
塗布ロールやメータリングロールによって弾き飛ばされ
て走行中のセパレーターに付いて行き、結果的に欠陥製
品となることが確認された。
そこで、メータリングロールに粘着剤の塊が形成され
る毎に、作業員はメータリングロールの洗滌を行うが、
この洗滌作業は除去する対象がロール面に強固にこびり
付いた粘着剤の塊であるため困難を極めているのが実情
である。しかも、洗滌してもすぐに再び粘着剤の塊が形
成されてしまうので、その度毎に洗滌作業をする必要が
生じ、作業員に多大な負担をかける状態になっている。
さらに、洗滌している間の粘着シートは全く製品となら
ず、これがため製品の歩留を大きく低減化させる一因と
なっている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、粘着剤を塗布するためのロールコーターの
ロールに粘着剤の塊が形成することなく、長期間に亘っ
て連続操業が可能な、部分的に粘着剤を除去した粘着シ
ートの製造装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、塗布ロール(1)及びメータリングロール
(2)を基本構成とするロールコーター(3)の塗布ロ
ールにブレード刃(4)を当接させて粘着剤(5)を必
要としない部分を除去した後に、粘着剤をメータリング
ロールで均してから塗布ロールでセパレーターまたは表
面基材(6)に塗布し、その後に表面基材またはセパレ
ーターを接合させる粘着シートの製造装置において、該
メータリングロールの全ロール面に接着剤を供給するた
めの補助供給手段(7)をクリーニングドクター(8)
の前段の位置に設けていることを特徴とする部分的に接
着剤を除去した粘着シートの製造装置である。
(作用) 本発明の主要部をなす補助供給手段を、ロールコータ
ーのロールに備えた粘着シートの製造装置について、第
1図及び第2図に基づき更に詳細に説明する。
第1図〔A〕は補助供給手段(7)の正面図、〔B〕
図はその平面図、また〔A〕においてヘッダーパイプ
(13)をA−A個所で切断した拡大断面図が〔C〕に示
されている。
第1図〔B〕に示すように、円形パイプを矩形状に曲
げることによってヘッダーパイプが形成され、この両端
部に各々ブラケット(14)が設けられる。ヘッダーパイ
プは、例えば機械加工などを行うことによってその下部
が除去される。また、ヘッダーパイプ内の粘着剤がさら
に左方に侵入しないように、第1図〔B〕に示すように
めくら板(15)で塞いだ後に、ヘッダーパイプの除去さ
れた個所にホルダー(16)が第1図〔C〕の如く固定さ
れる。そして、ブレード刃(17)は、ブレード押え(1
8)をボルトで締め付けることによってホルダーの上面
に固定される。
第1図〔A〕に示すように、ヘッダーパイプの右端に
は、粘着剤(5)をヘッダーパイプの内部に供給するた
めの供給パイプ(19)がほぼ垂直方向に設けられる。ま
た、ブレード刃の上面に粘着剤を供給するための孔(2
0)が、第1図〔C〕のようにヘッダーパイプの表面の
ブレード刃が設置される側に幅方向に適宜なピッチをあ
けて設けられる。
かかる構造の補助供給手段(7)をロールコーターに
適用する場合に、その設置方法は第4図と第2図に示す
ように、塗布ロールとメータリングロールとのニップ
(21)からクリーニングドクター(8)までの表面上の
適当な位置に、ブレード刃(17)の先端がメータリング
ロールの表面と接触し且つブレード刃の上面とロールの
表面とで液溜りを形成するように、ヘッダーパイプの両
端のブラケットを図示されないフレイムに固定する方法
によってなされる。
なお、本発明の補助供給手段が使用可能なロールコー
ターとその設置場所としては、上記の3本ロールコータ
ーの構成にのみに限定されるものではなく、他の形式の
コーターとしては塗布ロールとメータリングロールを基
本構成とするキスロールコーターや第3図に示すロール
コーターなどにも使用できる。これらのコーターを使用
する場合には、いずれにしても部分除去用ブレード刃を
メータリングロール(2)のみに設置する。
(効果) 本発明の補助供給装置を、粘着剤をセパレーターまた
は表面基材に塗布するためのロールコーターのメータリ
ングロールに設けてヘッダーパイプの孔から粘着剤を供
給することによって、ロールの表面を粘着剤で常に湿潤
させることができる。従って、従来の如くロールの表面
に粘着剤の塊が形成されることによって起こるトラブル
が全くなくなり、長期間に亘る連続操業が可能になると
ともに、製品の歩留が向上し且つ作業員の負担が大幅に
軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図〔A〕は、本発明の主要部をなす補助供給手段の
正面図、〔B〕はその平面図、及び〔C〕は〔A〕にお
けるヘッダーパイプをA−A個所で切断した拡大断面図
である。第2図は、本発明の補助供給手段を3本ロール
コーターのメータリングロールに適用した場合の一実施
例を示す詳細図である。第3図は、本願発明の補助供給
手段が適用可能なロールコーターの説明図である。第4
図〜第6図は、それぞれ従来の3本ロールコーターの構
成図、切り欠きを設けた部分除去用ブレードの平面図、
及びメータリングロールに転写された縞状の粘着剤層の
説明図である。 (1)……塗布ロール (2)……メータリングロール (3)……ロールコーター (4)……部分除去用ブレード刃 (5)……粘着剤 (6)……セパレーターまたは表面基材 (7)……補助供給手段 (8)……クリーニングドクター (9)……バッキングロール (10)……ファウンティン (11)……切り欠き (12)……ニップ (13)……ヘッダーパイプ (14)……ブラケット (15)……めくら板 (16)……ホルダー (17)……ブレード刃 (18)……ブレード押え (19)……供給パイプ (20)……孔 (21)……ニップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布ロール(1)及びメータリングロール
    (2)を基本構成とするロールコーター(3)の塗布ロ
    ールにブレード刃(4)を当接させて粘着剤(5)を必
    要としない部分を除去した後に、粘着剤をメータリング
    ロールで均してから塗布ロールでセパレーターまたは表
    面基材(6)に塗布し、その後に表面基材またはセパレ
    ーターを接合させる粘着シートの製造装置において、該
    メータリングロールの全ロール面に接着剤を供給するた
    めの補助供給手段(7)をクリーニングドクター(8)
    の前段の位置に設けていることを特徴とする部分的に接
    着剤を除去した粘着シートの製造装置。
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