JP2534986Y2 - 車両用窓装置 - Google Patents

車両用窓装置

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JP2534986Y2
JP2534986Y2 JP1989038253U JP3825389U JP2534986Y2 JP 2534986 Y2 JP2534986 Y2 JP 2534986Y2 JP 1989038253 U JP1989038253 U JP 1989038253U JP 3825389 U JP3825389 U JP 3825389U JP 2534986 Y2 JP2534986 Y2 JP 2534986Y2
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重幸 川越
起己 桶谷
武則 永田
市雄 酒井
芳城 大吉
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Araco Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Araco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用窓装置に関するもので、さらに詳し
くは車両の側部に配設された引違い窓装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来のこの種の車両用窓装置としては、実開昭61-103
216号公報に示されるものが知られている。これは、外
枠の一方のレール上に第1パネルが又他方のレール上に
第2パネルが夫々引違い摺動可能に夫々保持されてお
り、一方のレールの第2パネル側に第2パネルの全面を
覆う網戸が保持されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した車両用窓装置であると、第2パネル
の全面を覆う網戸が一方のレール上に保持されるため第
1パネルは摺動不可能となり十分な開口を得ることがで
きず、又、第1パネルを摺動可能とすると網戸を外枠に
保持されるために別のレールが必要となるので室内がレ
ール分狭くなり居住性が損なわれるという欠点があつ
た。
故に、本考案は、既存のレールにより網戸を保持する
と共に第1パネル及び第2パネルが摺動可能となるよう
にすることを、その技術的課題とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じ
た技術的手段は、第2パネルの摺動方向における網戸の
長さを前記第2パネルの長さよりも小さく設定して第1
パネルの開方向への摺動により前記第1パネルと外枠と
の間に開口を生じさせるべく前記網戸と前記第1パネル
との間に前記第1パネルの開方向への摺動を許容させる
隙間を設定するとともに、前記第2パネルの開方向への
摺動により前記第2パネルと前記外枠との間に生じる開
口が前記網戸により覆われていることを保証させるスト
ツパを設け、前記網戸の前記外枠への保持状態において
前記第1パネル及び前記第2パネルを摺動可能とした、
ことである。
(作用) 上記の如く構成したことにより、第1パネルを開方向
へ網戸に当接するまで摺動させることにより第1パネル
と外枠との間に開口が生じ、また第2パネルを開方向へ
ストッパに当接するまで摺動させることにより第2パネ
ルと外枠との間に網戸で覆われた開口が生じる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示されるように窓装置1は車両2
の側部に形成された開口部3に配設されている。この窓
装置1は、車両2に全周に渡りシール部材10を介して保
持された外枠4と、外枠4に引違い摺動可能に夫々保持
されたフロント側内枠パネル5及びリヤ側内枠パネル6
と、外枠4に保持された網戸7とから構成されている。
第3図及び第4図に示されるように、フロント側内枠
パネル5及びリヤ側内枠パネル6は内枠5a,6aと内枠5a,
6aに全周に渡りシール部材5b,6bを介して保持されたウ
インドガラス5c,6cとから構成されている。外枠4には
室外側レール8及び室内側レール9が夫々形成されてお
り、室外側レール8にはフロント側内枠パネル5が室内
側レール9にはリヤ側内枠パネル6が夫々摺動可能に保
持されている。又、室外側レール9にはリヤ側内枠パネ
ル6の摺動を規制して摺動範囲を設定するストツパ11固
定されている。
第3図ないし第5図に示されるように、網戸7はフレ
ーム7aとフレーム7aの溝に嵌合固定されたホルダ7bを介
して全周に渡り張設されたスクリーン7cとから構成され
ており、フロント側内枠パネル5及びリヤ側内枠パネル
6の摺動方向(第3図示A方向)においてリヤ側内枠パ
ネル6より小さく、リヤ側内枠パネル6の一部を覆うよ
うになつている。この網戸7はフレーム7aの底面がピー
ス12を介して室外側側面がシール部材13を介して室外側
レール8に保持され、フレーム7aの室内側側面に室内よ
りビス14にて固定されたブラケツト15により室外側レー
ル8に固定されている。このブラケツト15は室外側レー
ル8の室内側側面と当接しており、室外からは容易に外
れないようになつている。
上記した構成により、第4図の如くリヤ側内枠パネル
6はストツパ11と当接するまで摺動させることにより開
口部3を開閉することができ、又フロント側内枠パネル
5は網戸7と当接するまで摺動させることにより開口部
3を開閉することができる。これにより、既存の室外側
レール8により網戸7を保持することができると共にフ
ロント側内枠パネル5及びリヤ側内枠パネル6を夫々摺
動可能とすることができる。
〔考案の効果〕
一対のレールを有する外枠と、前記一対のレールのう
ちの一方レール上に摺動可能に保持された第1パネル
と、前記一対のレールのうちの他方レール上に前記外枠
で摺動可能に保持された第2パネルと、前記一方レール
上に摺動不可能に保持された網戸とを有した車両用窓装
置において、前記第2パネルの摺動方向における前記網
戸の長さを前記第2パネルの長さよりも小さく設定して
前記第1パネルの開方向への摺動により前記第1パネル
と前記外枠との間に開口を生じさせるべく前記網戸と前
記第1パネルとの間に前記第1パネルの開方向への摺動
を許容させる隙間を設定するとともに、前記第2パネル
の開方向への摺動により前記第2パネルと前記外枠との
間に生じる開口が前記網戸により覆われていることを保
証させるストツパを設け、前記網戸の前記外枠への保持
状態において前記第1パネル及び前記第2パネルを摺動
可能としたので、既存のレールにより網戸を保持するこ
とができると共に第1パネル及び第2パネルを摺動可能
とすることができ、室内の居住性を損なうことなく且つ
十分な開口を得ることができる。
又、この開口は、第2パネルをストツパと当接するま
で摺動させる(開方向に摺動させる)ことで網戸を通し
た開口のみとして得られ、第1パネルを網戸と当接する
まで摺動させる(開方向に摺動させる)ことで網戸を通
さない開口のみ或いは網戸を通した開口及び網戸を通さ
ない開口の両方として得ることができ、且つ、第2パネ
ルをストツパと離れる方向に外枠と当接するまで及び第
1パネルを網戸と離れる方向に外枠と当接するまで夫々
摺動させる(閉方向に摺動させる)ことで第1パネル及
び第2パネルによりこの開口を完全に閉じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の窓装置を装着した車両を表す平面図、
第2図は本考案に係る窓装置の平面図、第3図は第2図
示B−B線断面図、第4図は第1パネル及び第2パネル
を開状態とした第3図に相当する第2図示B−B線断面
図、第5図は第2図示C−C線の縦断面図である。 4……外枠,5……フロント側内枠パネル(第1パネ
ル),6……リヤ側内枠パネル(第2パネル),7……網
戸,8……室外側レール(レール),9……室内側レール
(レール),
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 酒井 市雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)考案者 大吉 芳城 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 審査官 六車 江一 (56)参考文献 特開 昭62−187617(JP,A) 実開 昭55−161609(JP,U) 実開 昭61−103216(JP,U) 実公 昭42−13850(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のレールを有する外枠と、前記一対の
    レールのうちの一方レール上に摺動可能に保持された第
    1パネルと、前記一対のレールのうちの他方レール上に
    摺動可能に保持された第2パネルと、前記一方レール上
    に前記外枠で摺動自在に保持された網戸とを有した車両
    用窓装置において、前記第2パネルの摺動方向における
    前記網戸の長さを前記第2パネルの長さよりも小さく設
    定して前記第1パネルの開方向への摺動により前記第1
    パネルと前記外枠との間に開口を生じさせるべく前記網
    戸と前記第1パネルとの間に前記第1パネルの開方向へ
    の摺動を許容させる隙間を設定するとともに、前記第2
    パネルの開方向への摺動により前記第2パネルと前記外
    枠との間に生じる開口が前記網戸により覆われているこ
    とを保証させるストツパを設け、前記網戸の前記外枠へ
    の保持状態において前記第1パネル及び前記第2パネル
    を摺動可能とした、車両用窓装置。
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JPH02128617U JPH02128617U (ja) 1990-10-23
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JPS55161609U (ja) * 1979-05-01 1980-11-20

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