JP2533635B2 - エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルム - Google Patents
エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルムInfo
- Publication number
- JP2533635B2 JP2533635B2 JP1030009A JP3000989A JP2533635B2 JP 2533635 B2 JP2533635 B2 JP 2533635B2 JP 1030009 A JP1030009 A JP 1030009A JP 3000989 A JP3000989 A JP 3000989A JP 2533635 B2 JP2533635 B2 JP 2533635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- film
- resin composition
- weight
- stretched film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエチレン系樹脂組成物及び延伸フィルムに関
し、更に詳しくは、透明性、剛性、スリップ性等の物性
バランスの優れたフィルム用の押出成形可能なエチレン
系樹脂組成物及び延伸フィルムに関する。
し、更に詳しくは、透明性、剛性、スリップ性等の物性
バランスの優れたフィルム用の押出成形可能なエチレン
系樹脂組成物及び延伸フィルムに関する。
(1)直鎖状低密度ポリエチレン(以下L−LDPEと略称
する)を主成分とし、高密度ポリエチレン(以下HDPEと
略称する)を特定の割合で配合した組成物を用い、押出
成型して得られるフィルムに関しては、製造法を含め種
々提案されている。又逆にHDPEを主成分としL−LDPEを
特定の割合で配合した組成物の場合も種々提案されてい
る。
する)を主成分とし、高密度ポリエチレン(以下HDPEと
略称する)を特定の割合で配合した組成物を用い、押出
成型して得られるフィルムに関しては、製造法を含め種
々提案されている。又逆にHDPEを主成分としL−LDPEを
特定の割合で配合した組成物の場合も種々提案されてい
る。
しかしながら、L−LDPEを主成分とした場合は、透明
性は優れているが剛性がなく、スリップ性に劣り、又逆
にHDPEを主成分とした場合は透明性が劣り問題となって
いた。
性は優れているが剛性がなく、スリップ性に劣り、又逆
にHDPEを主成分とした場合は透明性が劣り問題となって
いた。
本発明の目的は、上記の問題点である、透明性、剛
性、スリップ性等物性バランスの良いフィルム用の押出
成形可能なエチレン系樹脂組成物及び延伸フィルムを提
供することにある。
性、スリップ性等物性バランスの良いフィルム用の押出
成形可能なエチレン系樹脂組成物及び延伸フィルムを提
供することにある。
本発明者等は、鋭意検討の結果、L−LDPEとHDPEの他
に特定のポリエステル系樹脂を特定量添加した組成物を
用いると、得られたフィルムが透明性に優れ、物性バラ
ンスも良いことを見い出し本発明を完成した。
に特定のポリエステル系樹脂を特定量添加した組成物を
用いると、得られたフィルムが透明性に優れ、物性バラ
ンスも良いことを見い出し本発明を完成した。
すなわち、直鎖状低密度ポリエチレンと高密度ポリエ
チレンを主成分とするエチレン系樹脂組成物において、
エチレン系樹脂100重量部に対して極限粘度が0.62〜0.7
2のポリエステル系樹脂0.1〜9重量部を配合してなるこ
とを特徴とするエチレン系樹脂組成物である。
チレンを主成分とするエチレン系樹脂組成物において、
エチレン系樹脂100重量部に対して極限粘度が0.62〜0.7
2のポリエステル系樹脂0.1〜9重量部を配合してなるこ
とを特徴とするエチレン系樹脂組成物である。
また上記エチレン系樹脂組成物を製膜した後、少なく
とも一軸延伸してなることを特徴とするエチレン系樹脂
延伸フィルムである。
とも一軸延伸してなることを特徴とするエチレン系樹脂
延伸フィルムである。
本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレンは、エチレ
ンにα−オレフィンを共重合した分枝鎖の少ない共重合
体であって、密度が0.880〜0.940g/cc、メルトインデッ
クス(以降MIと略称する)が0.4〜10g/10分のものが好
ましく、さらに好ましくは密度が0.885〜0.935であり、
MIが0.5〜5.0g/10分である。密度が0.880未満ではフィ
ルムとした時強度が不足し、密度が0.940を越えると、
裂け易くなり好ましくない。また、MIが0.4g/10分未満
では透明性、作業性が悪くなり、10.0g/10分を越えると
強度が不足する。
ンにα−オレフィンを共重合した分枝鎖の少ない共重合
体であって、密度が0.880〜0.940g/cc、メルトインデッ
クス(以降MIと略称する)が0.4〜10g/10分のものが好
ましく、さらに好ましくは密度が0.885〜0.935であり、
MIが0.5〜5.0g/10分である。密度が0.880未満ではフィ
ルムとした時強度が不足し、密度が0.940を越えると、
裂け易くなり好ましくない。また、MIが0.4g/10分未満
では透明性、作業性が悪くなり、10.0g/10分を越えると
強度が不足する。
共重合させるα−オレフィンとしては、炭素数が3〜
8個のものであり、例えばプロピレン、ブテン−1、ペ
ンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチル
ペンテン−1等が包含される。該ポリエチレンのα−オ
レフィン含量は特に限定されないが、通常1〜10モル%
である。α−オレフィン含量が1モル%未満では、延伸
フィルムとした時に縦裂けし易くなり、10モル%を越え
るとフィルムの腰が弱くなり、スリップ性が劣る。
8個のものであり、例えばプロピレン、ブテン−1、ペ
ンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチル
ペンテン−1等が包含される。該ポリエチレンのα−オ
レフィン含量は特に限定されないが、通常1〜10モル%
である。α−オレフィン含量が1モル%未満では、延伸
フィルムとした時に縦裂けし易くなり、10モル%を越え
るとフィルムの腰が弱くなり、スリップ性が劣る。
本発明に使用する高密度ポリエチレンは、エチレン系
重合体であって、密度が0.945〜0.960g/cc、MIが0.4〜
5.0g/10分のものが好ましい。該範囲内に入るものであ
れば共重合体あるいはブレンド体であってもよい。密度
が0.945g/cc未満では延伸フィルムとしたとき強度が不
足し、0.960g/ccを越えると、裂け易くなる。また、MI
が0.4g/10分未満ではフィルムの延伸性が悪くなり、5.0
g/10分を越えると透明性が悪くなる。
重合体であって、密度が0.945〜0.960g/cc、MIが0.4〜
5.0g/10分のものが好ましい。該範囲内に入るものであ
れば共重合体あるいはブレンド体であってもよい。密度
が0.945g/cc未満では延伸フィルムとしたとき強度が不
足し、0.960g/ccを越えると、裂け易くなる。また、MI
が0.4g/10分未満ではフィルムの延伸性が悪くなり、5.0
g/10分を越えると透明性が悪くなる。
本発明に用いるポリエステル系樹脂はテレフタル酸と
エチレングリコールから、エステル化工程を経て溶融重
縮合されたポリマーであり、更に固相重合させて製造さ
れたポリエチレンテレフタレート樹脂であって、極限粘
度(以降IVと略称する)が0.75以下であり、好ましくは
0.62〜0.72の範囲である。IVが小さくなるとフィルム強
度が劣る傾向にあり、IVが0.75を越えると分散性が悪く
フィルムにフィッシュアイが発生する。
エチレングリコールから、エステル化工程を経て溶融重
縮合されたポリマーであり、更に固相重合させて製造さ
れたポリエチレンテレフタレート樹脂であって、極限粘
度(以降IVと略称する)が0.75以下であり、好ましくは
0.62〜0.72の範囲である。IVが小さくなるとフィルム強
度が劣る傾向にあり、IVが0.75を越えると分散性が悪く
フィルムにフィッシュアイが発生する。
本発明における主成分であるエチレン系樹脂100重量
部に対するポリエステル系樹脂の配合量は、0.1〜9重
量部、好ましくは0.1〜5重量部である。0.1重量部未満
では、フィルムの透明性、剛性、スリップ性等の物性バ
ランスが得られず、9重量部を越えると分散性が悪く押
出成形時にプレートアウトが発生し、成形性が悪くな
る。
部に対するポリエステル系樹脂の配合量は、0.1〜9重
量部、好ましくは0.1〜5重量部である。0.1重量部未満
では、フィルムの透明性、剛性、スリップ性等の物性バ
ランスが得られず、9重量部を越えると分散性が悪く押
出成形時にプレートアウトが発生し、成形性が悪くな
る。
本発明の主成分であるエチレン系樹脂の配合割合は、
L−LDPE30〜80重量%、HDPE70〜20重量%が好ましく、
更に好ましくは、L−LDPE40〜60重量%、HDPE60〜40重
量%である。L−LDPEが多いとフィルムの剛性がでにく
くなり、腰も弱くなり易く、スリップ性が劣る傾向にあ
り、HDPEが多いと透明性が劣る傾向にある。
L−LDPE30〜80重量%、HDPE70〜20重量%が好ましく、
更に好ましくは、L−LDPE40〜60重量%、HDPE60〜40重
量%である。L−LDPEが多いとフィルムの剛性がでにく
くなり、腰も弱くなり易く、スリップ性が劣る傾向にあ
り、HDPEが多いと透明性が劣る傾向にある。
本発明のエチレン系樹脂組成物には上記した樹脂の他
に、必要に応じて通常の樹脂添加物、例えば顔料、染
料、静電防止剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、滑剤、充填
剤等を適宜配合してもよい。
に、必要に応じて通常の樹脂添加物、例えば顔料、染
料、静電防止剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、滑剤、充填
剤等を適宜配合してもよい。
また、充填剤の配合は透明性を損なわない範囲で行
い、配合できる充填剤としては、従来から用いられてい
るものを配合することができる、例えばシリカ、珪酸塩
類、カオリン、雲母、タルク、クレー、無機炭酸塩類、
炭酸カルシウム等が挙げられる。これらの充填剤はそれ
ぞれ単独で使用することもでき、或いは2種又はそれ以
上混合して使用してもよい。
い、配合できる充填剤としては、従来から用いられてい
るものを配合することができる、例えばシリカ、珪酸塩
類、カオリン、雲母、タルク、クレー、無機炭酸塩類、
炭酸カルシウム等が挙げられる。これらの充填剤はそれ
ぞれ単独で使用することもでき、或いは2種又はそれ以
上混合して使用してもよい。
本発明のエチレン系樹脂組成物は、上記したL−LDPE
とHDPEの合計100重量部に対し、ポリエステル系樹脂0.1
〜9重量部と、必要に応じて各種樹脂添加物を配合し、
公知のブレンダー等を用いて得ることができ、更に公知
の混練機等によってペレット化することもできる。
とHDPEの合計100重量部に対し、ポリエステル系樹脂0.1
〜9重量部と、必要に応じて各種樹脂添加物を配合し、
公知のブレンダー等を用いて得ることができ、更に公知
の混練機等によってペレット化することもできる。
本発明のエチエン系樹脂組成物からフィルムを得る方
法としては、該組成物を公知のTダイ法、インフレーシ
ョン法等の押出成形により未延伸フィルムを得ることが
できる。
法としては、該組成物を公知のTダイ法、インフレーシ
ョン法等の押出成形により未延伸フィルムを得ることが
できる。
得られた未延伸フィルムを公知の延伸方法、例えば、
ロール延伸法、テンター法等あるいは、これらの方法を
組み合わせることにより、一軸延伸フィルム、あるいは
二軸延伸フィルム等、本発明のエチレン系樹脂延伸フィ
ルムが得られる。
ロール延伸法、テンター法等あるいは、これらの方法を
組み合わせることにより、一軸延伸フィルム、あるいは
二軸延伸フィルム等、本発明のエチレン系樹脂延伸フィ
ルムが得られる。
本発明のエチレン系樹脂延伸フィルムの製造方法を一
例をあげて説明する。
例をあげて説明する。
公知の押出成形機を用いて、本発明で得られるエチレ
ン系樹脂組成物を溶融し、樹脂の温度が180〜280℃で範
囲の金型より押し出してフィルム状物とし、温度60〜10
0℃のチールロール上で冷却・固化して未延伸フィルム
が得られる。
ン系樹脂組成物を溶融し、樹脂の温度が180〜280℃で範
囲の金型より押し出してフィルム状物とし、温度60〜10
0℃のチールロール上で冷却・固化して未延伸フィルム
が得られる。
次いで、この未延伸フィルムを温度80〜120℃の予熱
ロールで加熱し、公知のロール延伸機を用いて、一対の
表面速度が異なるロール間で延伸速度30〜100m/分、延
伸倍率4〜10倍で延伸することにより、一軸延伸フィル
ムが得られる。
ロールで加熱し、公知のロール延伸機を用いて、一対の
表面速度が異なるロール間で延伸速度30〜100m/分、延
伸倍率4〜10倍で延伸することにより、一軸延伸フィル
ムが得られる。
本発明のエチレン系樹脂延伸フィルムの厚みは、用途
により異なるため特定できないが、通常10〜200μmの
範囲が好ましい。
により異なるため特定できないが、通常10〜200μmの
範囲が好ましい。
本発明のエチレン系樹脂延伸フィルムは、必要に応じ
て、コロナ放電処理、界面活性剤の塗布等の表面処理に
より、印刷性、帯電防止等の二次加工性を改良すること
が好ましい。
て、コロナ放電処理、界面活性剤の塗布等の表面処理に
より、印刷性、帯電防止等の二次加工性を改良すること
が好ましい。
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。
尚、本発明の評価は以下の方法により行った。
尚、本発明の評価は以下の方法により行った。
(1) 密度: JIS K−6760での測定値 (2) メルトインデックス(MI): 190℃、2.16kg荷重下における10分間の溶融樹脂の吐出
量を、JIS K6760に準拠して測定。
量を、JIS K6760に準拠して測定。
(3) 極限粘度(IV): ポリエステルの分子量を示す尺度。
フェノール/テトラクロロエタン=6/4(重量比)の混
合溶媒を使用し30℃で測定。
合溶媒を使用し30℃で測定。
(4) 透明性: フィルムサンプルの透明性は、Haze(曇り度)をASTM D
1003に準拠して測定。
1003に準拠して測定。
(5) 引張強度: ASTM D882に準拠してフィルムの延伸方向(MD)と直角
方向(TD)の引張り破断強度及び伸度を測定。引張速度
は500mm/分で行った。
方向(TD)の引張り破断強度及び伸度を測定。引張速度
は500mm/分で行った。
(6) スリップ性: 傾斜角測定法 ASTM D1894に準拠して、傾斜台上に該フィルムを固定
し、重さ1kg、底面が60mm×100mmの治具に同フィルムを
装着し、傾斜台上のフィルムの上に、フィルムを装着し
た治具をフィルム面を下面にして乗せ、逐次角度を変化
させて、すべり始めた時の角度を読み取り、平均値をta
nθで表す。
し、重さ1kg、底面が60mm×100mmの治具に同フィルムを
装着し、傾斜台上のフィルムの上に、フィルムを装着し
た治具をフィルム面を下面にして乗せ、逐次角度を変化
させて、すべり始めた時の角度を読み取り、平均値をta
nθで表す。
実施例1〜8及び比較例1〜3 第1表に示すL−LDPE、HDPE及びポリエチレンテレフ
タレートを第1表に示す割合で配合し、リボンブレンダ
ーを使用して混合した。該混合物をTダイを装備したφ
65mm押出機で溶融混練した温度230℃の樹脂を金型より
吐出させ温度80℃のチールロール上で冷却・固化して厚
さ30μmの未延伸フィルムをえた。物性測定結果を第1
表に示す。
タレートを第1表に示す割合で配合し、リボンブレンダ
ーを使用して混合した。該混合物をTダイを装備したφ
65mm押出機で溶融混練した温度230℃の樹脂を金型より
吐出させ温度80℃のチールロール上で冷却・固化して厚
さ30μmの未延伸フィルムをえた。物性測定結果を第1
表に示す。
実施例9〜16及び比較例4〜6 第2表に示すL−LDPE,HDPE及びポリエチレンテレフ
タレートとを第2表に示す割合で配合しリボンブレンダ
ーを用いて混合した後、実施例1と同様に製膜して厚さ
175μmの未延伸フィルムを得た。
タレートとを第2表に示す割合で配合しリボンブレンダ
ーを用いて混合した後、実施例1と同様に製膜して厚さ
175μmの未延伸フィルムを得た。
次いでこの未延伸フィルムを温度110℃の予熱ロール
で加熱し、速度75m/分の延伸ロールで7倍の延伸を行い
厚さ25μmの一軸延伸フィルムを得た。得られた一軸延
伸フィルムの物性測定結果を第2表に示す。
で加熱し、速度75m/分の延伸ロールで7倍の延伸を行い
厚さ25μmの一軸延伸フィルムを得た。得られた一軸延
伸フィルムの物性測定結果を第2表に示す。
実施例からも明らかなように、選択されたL−LDPE、
HDPE及びポリエステル樹脂を使用して、特定の配合割合
により製造した、本発明のエチレン系樹脂組成物を用い
たフィルムは、透明性、剛性、スリップ性等の物性バラ
ンスに優れたフィルムであり、透明性、剛性、スリップ
性を必要とするフィルムの用途に好適に使用することが
出来る。
HDPE及びポリエステル樹脂を使用して、特定の配合割合
により製造した、本発明のエチレン系樹脂組成物を用い
たフィルムは、透明性、剛性、スリップ性等の物性バラ
ンスに優れたフィルムであり、透明性、剛性、スリップ
性を必要とするフィルムの用途に好適に使用することが
出来る。
Claims (4)
- 【請求項1】直鎖状低密度ポリエチレンと高密度ポリエ
チレンを主成分とするエチレン系樹脂組成物において、
エチレン系樹脂100重量部に対して極限粘度が0.62〜0.7
2のポリエステル系樹脂0.1〜9重量部を配合してなるこ
とを特徴とするエチレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】直鎖状低密度ポリエチレンがエチレンにα
−オレフィンを共重合した分枝鎖の少ない共重合体であ
って、密度が0.880〜0.940g/ccであり、メルトインデッ
クスが0.4〜10g/10分である請求項1記載のエチレン系
樹脂組成物。 - 【請求項3】高密度ポリエチレンがエチレン系重合体で
あって、密度が0.945〜0.960g/ccであり、メルトインデ
ックスが0.4〜5g/10分である請求項1記載のエチレン系
樹脂組成物。 - 【請求項4】請求項1記載のエチレン系樹脂組成物を製
膜した後、少なくとも一軸延伸してなることを特徴とす
るエチレン系樹脂延伸フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030009A JP2533635B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1030009A JP2533635B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02209937A JPH02209937A (ja) | 1990-08-21 |
JP2533635B2 true JP2533635B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12291874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1030009A Expired - Fee Related JP2533635B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533635B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5367025A (en) * | 1991-10-08 | 1994-11-22 | Wedtech, (Usa) Inc. | Crosslinkable polyethylene-based composition for rotational molding |
JP2006176620A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | フィルム |
JP4689361B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2011-05-25 | 電気化学工業株式会社 | 延伸フィルム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02209932A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-08-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ひねり包装用フィルム |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1030009A patent/JP2533635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02209937A (ja) | 1990-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0826737B1 (en) | Organic polymers modified with silicone materials | |
US4705829A (en) | Low density polyethylene resin compositions and thermoplastic films thereof | |
CA2166454C (en) | Method of modifying polyolefin with diorganopolysiloxane process aid | |
CA1239723A (en) | Film of polymer mixture containing 4-methyl-1-pentene polymer | |
US5714547A (en) | Polymer blend composition for forming transparent polyethylene film | |
KR100746253B1 (ko) | 폴리에틸렌계 필름 | |
JPH0362738B2 (ja) | ||
US4554321A (en) | Film compositions of butene polymers | |
US5041501A (en) | Blends of linear low density ethylene copolymers | |
JP2019163358A (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物、それからなる積層体及び二軸延伸ポリプロピレンフィルム | |
JP3499652B2 (ja) | 透湿性フィルム | |
EP1100846B1 (en) | Polyethylene compositions having improved optical and mechanical properties and improved processability in the melted state | |
JP2533635B2 (ja) | エチレン系樹脂組成物及び延伸フィルム | |
JPS647095B2 (ja) | ||
EP0457568B1 (en) | Polypropylene-polybutylene compositions | |
JP3579701B2 (ja) | ポリプロピレン系一軸延伸フィルム | |
JP5031211B2 (ja) | ポリエステル組成物及びフィルム | |
JPS5840335A (ja) | カレンダ−加工可能なポリエチレン組成物 | |
EP0377121A2 (en) | Medical bag | |
JP3338535B2 (ja) | 高速インフレーションフィルム用ポリエチレン樹脂組成物 | |
KR100220892B1 (ko) | 캘린더가 가능한 폴리프로필렌계 필름 및 시이트조성물, 및 이의 제조방법 | |
JPH02209932A (ja) | ひねり包装用フィルム | |
JP4379969B2 (ja) | ポリエチレン組成物およびそのフィルム | |
JPH0853155A (ja) | 縦方向易引裂性フィルム | |
JPH0931260A (ja) | フィルム用樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |