JP2533482Y2 - 原稿検知装置 - Google Patents
原稿検知装置Info
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- JP2533482Y2 JP2533482Y2 JP1990022366U JP2236690U JP2533482Y2 JP 2533482 Y2 JP2533482 Y2 JP 2533482Y2 JP 1990022366 U JP1990022366 U JP 1990022366U JP 2236690 U JP2236690 U JP 2236690U JP 2533482 Y2 JP2533482 Y2 JP 2533482Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は複写機等で用いられる原稿検知装置に関す
る。
る。
<従来技術> 複写機等に設けられた原稿サイズ検知装置において
は、原稿台(コンタクトガラス)の下部に設けられた光
検知部から光を出射させながら原稿台上に載置された原
稿をスキャンし、その反射光を前記光検知部によって検
知してこれが所定のスレショルドレベルを越えていたと
き、原稿からの反射光と判定してその反射位置に基づい
て前記原稿のサイズを判定している。
は、原稿台(コンタクトガラス)の下部に設けられた光
検知部から光を出射させながら原稿台上に載置された原
稿をスキャンし、その反射光を前記光検知部によって検
知してこれが所定のスレショルドレベルを越えていたと
き、原稿からの反射光と判定してその反射位置に基づい
て前記原稿のサイズを判定している。
そして、この場合、光検知部から出射される光が原稿
台に15度以上の角度で入射するようにして原稿台の下面
で反射する光が光検知部に戻らないようにし、これによ
って反射光の影響を軽減している。
台に15度以上の角度で入射するようにして原稿台の下面
で反射する光が光検知部に戻らないようにし、これによ
って反射光の影響を軽減している。
しかしながらこのような原稿サイズ検知装置では、原
稿台に載置されている原稿が濃度の濃い原稿のときには
この原稿によって光検知部からの光が吸収され、また前
記原稿が光を透過しなすい原稿(例えば、OHPフィル
ム、トレシングペーパー等の原稿)のときには原稿から
の反射光が極端に小さくなってしまい原稿のサイズ判定
ができなくなってしまうことがあった。
稿台に載置されている原稿が濃度の濃い原稿のときには
この原稿によって光検知部からの光が吸収され、また前
記原稿が光を透過しなすい原稿(例えば、OHPフィル
ム、トレシングペーパー等の原稿)のときには原稿から
の反射光が極端に小さくなってしまい原稿のサイズ判定
ができなくなってしまうことがあった。
このため、スレショルドレベルを小さくして原稿から
の反射光が小さいときにも、反射光のレベルを判定でき
るようにすることも考えられるが、このようにすると、
原稿からの反射光と、外乱光との区別が難しくなってし
まうため、ある程度の反射光量を持っている原稿しかサ
イズの判定を行なうことができないという問題があっ
た。
の反射光が小さいときにも、反射光のレベルを判定でき
るようにすることも考えられるが、このようにすると、
原稿からの反射光と、外乱光との区別が難しくなってし
まうため、ある程度の反射光量を持っている原稿しかサ
イズの判定を行なうことができないという問題があっ
た。
<目的> 本考案の目的は、光を吸収する濃度の濃い原稿や光を
透過しやすい原稿等の、検知しにくい原稿の検知を行え
る原稿検知装置を提供することにある。
透過しやすい原稿等の、検知しにくい原稿の検知を行え
る原稿検知装置を提供することにある。
<構成> 前記目的を達成するために、本考案は、光検知センサ
によって原稿台の下から光を当てて、その反射光に基づ
いて前記原稿台上に載置されている原稿を検知する原稿
検知装置において、前記光検知センサから出射される光
が原稿台の下面で反射されて前記光検知センサに戻る角
度となるように前記光検知センサの光路と前記原稿台の
位置を決めるとともに、前記光検知センサと前記原稿台
との距離を予め決められた所定値を維持するように固定
し、原稿が載置されていない部分の原稿台の反射光の反
射光量を基準として他の部分からの反射光量をレベル分
別して原稿の有無またはサイズを判断する構成にしてあ
る。
によって原稿台の下から光を当てて、その反射光に基づ
いて前記原稿台上に載置されている原稿を検知する原稿
検知装置において、前記光検知センサから出射される光
が原稿台の下面で反射されて前記光検知センサに戻る角
度となるように前記光検知センサの光路と前記原稿台の
位置を決めるとともに、前記光検知センサと前記原稿台
との距離を予め決められた所定値を維持するように固定
し、原稿が載置されていない部分の原稿台の反射光の反
射光量を基準として他の部分からの反射光量をレベル分
別して原稿の有無またはサイズを判断する構成にしてあ
る。
また、前記光検知センサから出射される光が原稿台に
対し5度〜15度の角度で入射する構成にしてある。
対し5度〜15度の角度で入射する構成にしてある。
以下、一実施例に基づいて本考案を具体的に説明す
る。
る。
第1図は本考案による原稿検知装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
この図に示す原稿検知装置は原稿載置部1と、光スキ
ャナ部2と、信号処理部3と、2つの駆動回路5、6と
を備えており、信号処理部3からの制御信号に応じて光
スキャナ部2から光を出射させて原稿載置部1をスキャ
ンさせ、その反射光に基づいて信号処理部3で前記原稿
載置部1上に載置されている原稿4のサイズを判定す
る。
ャナ部2と、信号処理部3と、2つの駆動回路5、6と
を備えており、信号処理部3からの制御信号に応じて光
スキャナ部2から光を出射させて原稿載置部1をスキャ
ンさせ、その反射光に基づいて信号処理部3で前記原稿
載置部1上に載置されている原稿4のサイズを判定す
る。
原稿載置部1はコンタクトガラス等によって構成され
る原稿台7と、この原稿台7の近傍で軸支される開閉自
在な原稿押さえ板8と、この原稿押さえ板8の開閉動作
でオン/オフする開閉スイッチ9と、前記原稿台7の端
部に設けられる原稿固定スケール10とを備えており、原
稿押さえ板8が閉じられたとき開閉スイッチ9が動作し
て閉止検知信号を生成しこれを前記信号処理部3に供給
する。
る原稿台7と、この原稿台7の近傍で軸支される開閉自
在な原稿押さえ板8と、この原稿押さえ板8の開閉動作
でオン/オフする開閉スイッチ9と、前記原稿台7の端
部に設けられる原稿固定スケール10とを備えており、原
稿押さえ板8が閉じられたとき開閉スイッチ9が動作し
て閉止検知信号を生成しこれを前記信号処理部3に供給
する。
また、前記光スキャナ部2は前記駆動回路5から光駆
動信号が供給されたとき光を出射するとともに、入射し
た反射光に対応した光検知信号を発生する光検知センサ
11と、この光検知センサ11から出射される光を偏向させ
て前記原稿台7上に載置されている原稿4側に出射し、
またその反射光を偏向して前記光検知センサ11に入射さ
せる湾曲した反射板12と、前記駆動回路6から駆動信号
が供給されたとき前記光検知センサ11を回動させるモー
タ13と、このモータ13の回動角度を検知するエンコーダ
14とを備えている。
動信号が供給されたとき光を出射するとともに、入射し
た反射光に対応した光検知信号を発生する光検知センサ
11と、この光検知センサ11から出射される光を偏向させ
て前記原稿台7上に載置されている原稿4側に出射し、
またその反射光を偏向して前記光検知センサ11に入射さ
せる湾曲した反射板12と、前記駆動回路6から駆動信号
が供給されたとき前記光検知センサ11を回動させるモー
タ13と、このモータ13の回動角度を検知するエンコーダ
14とを備えている。
前記光検知センサ11は第2図に示す如く匡体15と、こ
の匡体15内に収納される発光素子16と、前記匡体15内に
収納される受光素子17とを備えており、第4図(a)に
示す如くこれら発光素子16および受光素子17は前記反射
板12を介してその各光軸が原稿台7部分で交わるように
配置されている。
の匡体15内に収納される発光素子16と、前記匡体15内に
収納される受光素子17とを備えており、第4図(a)に
示す如くこれら発光素子16および受光素子17は前記反射
板12を介してその各光軸が原稿台7部分で交わるように
配置されている。
また、前記反射板12は第3図に示す如く前記光検知セ
ンサ11のスキャン範囲をカバーする長さに、かつ第4図
(b)に示す如く前記光検知センサ11からの光を原稿台
7に入射角θで入射させるような傾斜角度になるように
構成されている。
ンサ11のスキャン範囲をカバーする長さに、かつ第4図
(b)に示す如く前記光検知センサ11からの光を原稿台
7に入射角θで入射させるような傾斜角度になるように
構成されている。
この場合、入射角θと原稿台7上に載置されている各
種原稿4の反射率との間には第5図に示す関係が成り立
っているので、入射角θを5度〜15度のいずれかに設定
することにより、原稿台7を構成するコンタクトガラス
の各面によって反射される光(反射光)の量を検知する
ことができるとともに、この反射光の量をスレショルド
レベルとして原稿台7上の各点から反射光の量をレベル
弁別すれば、原稿台7上に載置されている原稿4がOHP
等の光透過率が高い原稿であっても、また濃度が濃く光
吸収率が高い原稿であっても、また白紙であっても原稿
の有無を検知することができる。
種原稿4の反射率との間には第5図に示す関係が成り立
っているので、入射角θを5度〜15度のいずれかに設定
することにより、原稿台7を構成するコンタクトガラス
の各面によって反射される光(反射光)の量を検知する
ことができるとともに、この反射光の量をスレショルド
レベルとして原稿台7上の各点から反射光の量をレベル
弁別すれば、原稿台7上に載置されている原稿4がOHP
等の光透過率が高い原稿であっても、また濃度が濃く光
吸収率が高い原稿であっても、また白紙であっても原稿
の有無を検知することができる。
そして、前記光スキャナ部2は前記駆動回路5から光
駆動信号が供給されたとき光検知センサ11から光を出射
させてこれを反射板12によって偏向させて原稿台7側に
入射させるとともに、この原稿台7側からの反射光を反
射板12によって偏向させて前記光検知センサ11に入射さ
せて前記反射光に対応した光検知信号を生成させこれを
前記信号処理部3に供給する。また、この動作と並行し
て駆動回路6から駆動信号が供給されたとき、モータ13
が動作して前記光検知センサ11を回動させてこの光検知
センサ11からの出射光と入射光とをスキャンさせるとと
もに、エンコーダ14によって前記光検知センサ11の回動
速度に対応したパルス信号を連続的に発生してこれを信
号処理部3に供給する。
駆動信号が供給されたとき光検知センサ11から光を出射
させてこれを反射板12によって偏向させて原稿台7側に
入射させるとともに、この原稿台7側からの反射光を反
射板12によって偏向させて前記光検知センサ11に入射さ
せて前記反射光に対応した光検知信号を生成させこれを
前記信号処理部3に供給する。また、この動作と並行し
て駆動回路6から駆動信号が供給されたとき、モータ13
が動作して前記光検知センサ11を回動させてこの光検知
センサ11からの出射光と入射光とをスキャンさせるとと
もに、エンコーダ14によって前記光検知センサ11の回動
速度に対応したパルス信号を連続的に発生してこれを信
号処理部3に供給する。
信号処理部3は前記開閉スイッチ9の出力および光検
知センサ11の出力、前記エンコーダ14の出力を受ける入
力インタフェース18と、この入力インタフェース18を介
して入力された内容に基づいて各種の処理を行なうCPU1
9と、このCPU19のプログラムや各種の定数データを格納
しているROM20と、前記CPU19の作業エリア等として使用
されるRAM21と、前記CPU19の出力に基づいて各種の制御
信号を発生して前記各駆動回路5、6、複写機各部、用
紙選択・変倍設定部、操作表示部等に出力する出力イン
タフェース22とを備えており、前記開閉スイッチ9の出
力に基づいて動作を開始して装置各部を制御しながら光
検知センサ11の出力およびエンコーダ14の出力に基づい
て原稿台7上に載置されている原稿4のサイズを判定す
る。
知センサ11の出力、前記エンコーダ14の出力を受ける入
力インタフェース18と、この入力インタフェース18を介
して入力された内容に基づいて各種の処理を行なうCPU1
9と、このCPU19のプログラムや各種の定数データを格納
しているROM20と、前記CPU19の作業エリア等として使用
されるRAM21と、前記CPU19の出力に基づいて各種の制御
信号を発生して前記各駆動回路5、6、複写機各部、用
紙選択・変倍設定部、操作表示部等に出力する出力イン
タフェース22とを備えており、前記開閉スイッチ9の出
力に基づいて動作を開始して装置各部を制御しながら光
検知センサ11の出力およびエンコーダ14の出力に基づい
て原稿台7上に載置されている原稿4のサイズを判定す
る。
次に、第6図に示すフローチャートを参照しながらこ
の実施例の動作を説明する。
の実施例の動作を説明する。
まず、原稿押さえ板8が閉じられて開閉スイッチ9か
ら閉止検知信号が出力されれば(ステップST1)、CPU19
は入力インタフェース18を介してこれを検知して光駆動
信号と、モータ駆動信号とを発生してこれを出力インタ
フェース22を介して各駆動回路5、6に供給し、これら
各駆動回路5、6によって光検知センサ11から光を出射
させるとともに、モータ13を動作させて前記光検知セン
サ11を回動させる(ステップST2)。
ら閉止検知信号が出力されれば(ステップST1)、CPU19
は入力インタフェース18を介してこれを検知して光駆動
信号と、モータ駆動信号とを発生してこれを出力インタ
フェース22を介して各駆動回路5、6に供給し、これら
各駆動回路5、6によって光検知センサ11から光を出射
させるとともに、モータ13を動作させて前記光検知セン
サ11を回動させる(ステップST2)。
この後、モータ13によって光検知センサ11が回動させ
られてエンコーダ14から出力されたパルス信号の積算値
が“2"になったとき(ステップST3)、CPU19は第10図に
示す如く光検知センサ11によって原稿台7のデータサン
プリング点からの反射光、即ち最大原稿サイズより外に
ある点からの反射光が受光されていると判断して光検知
センサ11から出力される反射光量検知信号を取込み、こ
れをサンプリングデータAとして記憶した後(ステップ
ST4)、このサンプリングデータAと予め設定されてい
る基準スレショルドデータBとを比較する(ステップST
5)。
られてエンコーダ14から出力されたパルス信号の積算値
が“2"になったとき(ステップST3)、CPU19は第10図に
示す如く光検知センサ11によって原稿台7のデータサン
プリング点からの反射光、即ち最大原稿サイズより外に
ある点からの反射光が受光されていると判断して光検知
センサ11から出力される反射光量検知信号を取込み、こ
れをサンプリングデータAとして記憶した後(ステップ
ST4)、このサンプリングデータAと予め設定されてい
る基準スレショルドデータBとを比較する(ステップST
5)。
そして、A>Bであれば、CPU19は原稿台7上に複写
可能な原稿サイズ以上の原稿4が載置されていると判断
してこれを表示した後、サイズ検知処理を終了する(ス
テップST12)。
可能な原稿サイズ以上の原稿4が載置されていると判断
してこれを表示した後、サイズ検知処理を終了する(ス
テップST12)。
また、A≧Bであれば、CPU19はサンプリングデータ
Aの値を原稿4が載置されていない部分からの反射光量
と判断してこれをスレショルドレベルとして記憶した後
(ステップST6)、モータ13によって回動駆動されてい
る光検知センサ11からの反射光量検知信号を取り込みな
がらこの反射光量検知信号によって示される値Cが前記
スレショルドレベルA以上となるまでこの動作を繰り返
す(ステップST7、ST8)。
Aの値を原稿4が載置されていない部分からの反射光量
と判断してこれをスレショルドレベルとして記憶した後
(ステップST6)、モータ13によって回動駆動されてい
る光検知センサ11からの反射光量検知信号を取り込みな
がらこの反射光量検知信号によって示される値Cが前記
スレショルドレベルA以上となるまでこの動作を繰り返
す(ステップST7、ST8)。
そして、第11図(a)に示す如く光検知センサ11から
出力される反射光量検知信号の値が大きくなり、A<C
となれば、CPU19は第11図(b)に示す如くこのときま
でに供給されているパルス信号の積算値を検知パルス数
として第12図に示す如く作成されているサイズテーブル
23をアクセスし原稿4のサイズを判定するとともに、こ
のサイズに対応する確認パルス数を読み出してこれを記
憶する(ステップST9)。
出力される反射光量検知信号の値が大きくなり、A<C
となれば、CPU19は第11図(b)に示す如くこのときま
でに供給されているパルス信号の積算値を検知パルス数
として第12図に示す如く作成されているサイズテーブル
23をアクセスし原稿4のサイズを判定するとともに、こ
のサイズに対応する確認パルス数を読み出してこれを記
憶する(ステップST9)。
この後、CPU19は積算値を零にセットした後、前記エ
ンコーダ14から出力されるパルス信号の積算を開始す
る。
ンコーダ14から出力されるパルス信号の積算を開始す
る。
そして、前記光検知センサ11が最終位置まで回転する
までの間に、前記光検知センサ11から出力される反射光
量検知信号の値CがA≧Cとなるか、または前記光検知
センサ11が最終位置まで回転したとき、前記エンコーダ
14から出力されるパルス信号の積算値と記憶している確
認パルス数とを比較しこれらが一致していなれば、CPU1
9は原稿4が載置されている位置が正しくないと判断し
てこれを表示した後、サイズ検知処理を終了する(ステ
ップST13)。
までの間に、前記光検知センサ11から出力される反射光
量検知信号の値CがA≧Cとなるか、または前記光検知
センサ11が最終位置まで回転したとき、前記エンコーダ
14から出力されるパルス信号の積算値と記憶している確
認パルス数とを比較しこれらが一致していなれば、CPU1
9は原稿4が載置されている位置が正しくないと判断し
てこれを表示した後、サイズ検知処理を終了する(ステ
ップST13)。
また、前記光検知センサ11から出力される反射光量検
知信号の値CがA<Cの状態を満たしたまま、前記光検
知センサ11が最終位置まで回転し、このとき前記エンコ
ーダ14から出力されるパルス信号の積算値と記憶してい
る確認パルス数とが一致していれば、CPU19は上述した
動作で検知した原稿サイズが正しいと判断してこれを表
示した後、モータを停止させてサイズ検知動作を終了す
る(ステップST11)。
知信号の値CがA<Cの状態を満たしたまま、前記光検
知センサ11が最終位置まで回転し、このとき前記エンコ
ーダ14から出力されるパルス信号の積算値と記憶してい
る確認パルス数とが一致していれば、CPU19は上述した
動作で検知した原稿サイズが正しいと判断してこれを表
示した後、モータを停止させてサイズ検知動作を終了す
る(ステップST11)。
またこのとき、用紙選択スイッチによって用紙サイズ
がセットされていれば、CPU19は第7図に示す如くセッ
トされている原稿サイズと、上述したサイズ検知動作に
よって得られた原稿サイズとが一致しているかどうかを
チェツクし(ステップST15)、これらが一致していれば
サイズ選択表示を行ない(ステップST16)、またこれら
が一致していなければ、サイズが一致していないことを
表示する(ステップST17)。
がセットされていれば、CPU19は第7図に示す如くセッ
トされている原稿サイズと、上述したサイズ検知動作に
よって得られた原稿サイズとが一致しているかどうかを
チェツクし(ステップST15)、これらが一致していれば
サイズ選択表示を行ない(ステップST16)、またこれら
が一致していなければ、サイズが一致していないことを
表示する(ステップST17)。
この後、第8図に示す如くCPU19は複写機のプリント
スイッチが押されているかどうかをチェツクし(ステッ
プST20)、これが押されたとき、モータ13を逆回転させ
て光検知センサ11を元の角度位置(光検知開始位置)に
戻した後(ステップST21)、光検知センサ11をオフ状態
にする(ステップST22)。
スイッチが押されているかどうかをチェツクし(ステッ
プST20)、これが押されたとき、モータ13を逆回転させ
て光検知センサ11を元の角度位置(光検知開始位置)に
戻した後(ステップST21)、光検知センサ11をオフ状態
にする(ステップST22)。
次いで、第9図に示す如く複写動作が終了したり(ス
テップST25)、原稿押さえ板8が持ち上げられて開閉ス
イッチ9が閉止検知信号を出力しなくなったとき(ステ
ップST26)、CPU19は原稿のサイズ変更と判断して記憶
している原稿サイズをリセットする(ステップST27)。
テップST25)、原稿押さえ板8が持ち上げられて開閉ス
イッチ9が閉止検知信号を出力しなくなったとき(ステ
ップST26)、CPU19は原稿のサイズ変更と判断して記憶
している原稿サイズをリセットする(ステップST27)。
このようにこの実施例においては、原稿台7に入射す
る光の角度θを5度ないし15度にして原稿台7のガラス
面からの反射光が光検知センサ11に入射するようにし、
この反射光の量を基準として光検知センサ1をスキャン
させたときに得られる原稿台7からの反射光量をチェツ
クするようにしたので、原稿台7からの反射光がコンタ
クトガラスのみの反射光量よりも少し大きいとき、即ち
原稿台7からの反射光中に、この原稿台7上に載置され
ている原稿4からの反射光が含まれているとき、これを
検知して原稿4のサイズを判断することができる。
る光の角度θを5度ないし15度にして原稿台7のガラス
面からの反射光が光検知センサ11に入射するようにし、
この反射光の量を基準として光検知センサ1をスキャン
させたときに得られる原稿台7からの反射光量をチェツ
クするようにしたので、原稿台7からの反射光がコンタ
クトガラスのみの反射光量よりも少し大きいとき、即ち
原稿台7からの反射光中に、この原稿台7上に載置され
ている原稿4からの反射光が含まれているとき、これを
検知して原稿4のサイズを判断することができる。
これによって、光を吸収する濃度の濃い原稿4が載置
されている場合でも、OHP等の光を透過しやすい原稿4
が載置されている場合でも、そのサイズを検知すること
ができる。
されている場合でも、OHP等の光を透過しやすい原稿4
が載置されている場合でも、そのサイズを検知すること
ができる。
<効果> 以上説明したように、本考案によれば、原稿が載置さ
れていない部分の原稿台の反射光の反射光量がその他の
反射光量よりも少ないことに基づいて原稿の有無の検
知、原稿のサイズの検知を行うので、光を吸収する濃度
の濃い原稿や光を透過しやすい原稿等の、検知しにくい
原稿の検知を行える。
れていない部分の原稿台の反射光の反射光量がその他の
反射光量よりも少ないことに基づいて原稿の有無の検
知、原稿のサイズの検知を行うので、光を吸収する濃度
の濃い原稿や光を透過しやすい原稿等の、検知しにくい
原稿の検知を行える。
また、光検知センサから出射される光が原稿台に対し
5度〜15度の角度で入射することにより、反射光との光
量の差も十分に確保されるので、確実な検知が可能とな
る。
5度〜15度の角度で入射することにより、反射光との光
量の差も十分に確保されるので、確実な検知が可能とな
る。
第1図は本考案による原稿検知装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は第1図に示す光検知センサの内部構
成図、第3図は第1図に示す光検知センサおよび反射板
の詳細を示す斜視図、第4図(a)、(b)は各々第1
図に示す光検知センサの光路を示す模式図、第5図は光
入射角と原稿台からの反射光量との関係を示す表図、第
6図は同実施例のサイズ検知動作例を示すフローチャー
ト、第7図は同実施例の用紙選択動作例を示すフローチ
ャート、第8図は同実施例の定位置復帰動作例を示すフ
ローチャート、第9図は同実施例のリセット動作例を示
すフローチャート、第10図は光検知センサの光軌跡例を
示す平面図、第11図(a)、(b)は各々同実施例の動
作例を示す波形図、第12図は同実施例で使用されるサイ
ズテーブルの一例を示す模式図である。 1…原稿載置部、2…光スキャナ部、3…信号処理部、
5、6…駆動回路、7…原稿台、11…光検知センサ、12
…反射板、13…モータ、14…エンコーダ。
ロック図、第2図は第1図に示す光検知センサの内部構
成図、第3図は第1図に示す光検知センサおよび反射板
の詳細を示す斜視図、第4図(a)、(b)は各々第1
図に示す光検知センサの光路を示す模式図、第5図は光
入射角と原稿台からの反射光量との関係を示す表図、第
6図は同実施例のサイズ検知動作例を示すフローチャー
ト、第7図は同実施例の用紙選択動作例を示すフローチ
ャート、第8図は同実施例の定位置復帰動作例を示すフ
ローチャート、第9図は同実施例のリセット動作例を示
すフローチャート、第10図は光検知センサの光軌跡例を
示す平面図、第11図(a)、(b)は各々同実施例の動
作例を示す波形図、第12図は同実施例で使用されるサイ
ズテーブルの一例を示す模式図である。 1…原稿載置部、2…光スキャナ部、3…信号処理部、
5、6…駆動回路、7…原稿台、11…光検知センサ、12
…反射板、13…モータ、14…エンコーダ。
Claims (2)
- 【請求項1】光検知センサによって原稿台の下から光を
当てて、その反射光に基づいて前記原稿台上に載置され
ている原稿を検知する原稿検知装置において、 前記光検知センサから出射される光が原稿台の下面で反
射されて前記光検知センサに戻る角度となるように前記
光検知センサの光路と前記原稿台の位置を決めるととも
に、前記光検知センサと前記原稿台との距離を予め決め
られた所定値を維持するように固定し、 原稿が載置されていない部分の原稿台の反射光の反射光
量を基準として他の部分からの反射光量をレベル分別し
て原稿の有無またはサイズを判断することを特徴とする
原稿検知装置。 - 【請求項2】前記光検知センサから出射される光が原稿
台に対し5度〜15度の角度で入射することを特徴とする
請求項1記載の原稿検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022366U JP2533482Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 原稿検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022366U JP2533482Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 原稿検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114840U JPH03114840U (ja) | 1991-11-26 |
JP2533482Y2 true JP2533482Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31525377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990022366U Expired - Lifetime JP2533482Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 原稿検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533482Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153561U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 原稿サイズ検知装置 |
JPS61179430A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Canon Inc | 原稿サイズを認識する装置を備えた複写機 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP1990022366U patent/JP2533482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03114840U (ja) | 1991-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |