JP2533089Y2 - 超音波プローブ用カプラントホルダ - Google Patents

超音波プローブ用カプラントホルダ

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JP2533089Y2
JP2533089Y2 JP3141491U JP3141491U JP2533089Y2 JP 2533089 Y2 JP2533089 Y2 JP 2533089Y2 JP 3141491 U JP3141491 U JP 3141491U JP 3141491 U JP3141491 U JP 3141491U JP 2533089 Y2 JP2533089 Y2 JP 2533089Y2
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基春 本多
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は超音波プローブ(以下、
プローブと言う)にカプラントを装着するカプラントホ
ルダの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プローブ用カプラントホルダ
として特公平2−57424号が知られている。図6は
その構成図である。図において、プローブ1は先端に超
音波送受波面1aを備え、ケーブル1bを介して超音波
診断装置本体(図示せず)に接続されている。カプラン
ト6は上部幅広部6aと下部幅狭部6bとが段違いに構
成されている。ホルダ7は全体が断面U字状をなし、上
端に間隔を保って形成された2対の対向折曲片7a、7
a、底面7b及び両側壁7c、7cを有する。底面7b
には方形状開口部7dが形成されている。ホルダ7は縦
断面において左右対称に分割可能になっており、底面に
設けられた連結部70と、壁面側部を交差するように取
り付けられた連結係止片71(凹凸を有する2つの部材
で構成され、その凹凸部で係止する構成)を有し、連結
部70を中心に回転自在、かつ、分解、組み立て自在に
構成されている。これらは全て合成樹脂からなってお
り、分解、組み立ては合成樹脂の弾性を利用するように
なっている。
【0003】この様な構成において、ホルダ7の側面の
連結係止片71に外力を加えて係止を解くとホルダ7は
分解可能となる。このとき底面の連結部70が回転可能
なのでホルダ7は上部が広がるように開く。この開いた
状態でカプラント6の下部幅狭部6bを方形状開口部7
d内に挿入して配置する。その後プローブ1をカプラン
ト上に載置し、ホルダ7を元の組み立て状態に戻す。こ
れによりホルダ上端の2対の折曲係止片7a、7aがプ
ローブ1の両肩部それぞれを覆うようにして係止され
る。そして側部の連結係止片71を係止状態とすれば、
プローブ1にカプラント6を確実に装着することができ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のプロー
ブ用カプラントホルダにあっては、プローブとホルダと
の結合はホルダが有する弾性力(バネ力)を利用するた
めに、構成が複雑になるうえに、耐久性に問題があっ
た。又、カプラントをホルダに取り付けるとき、カプラ
ントをホルダの上部から差し込み、更にその上からプロ
ーブを固定するようになっているため、プローブにカプ
ラントを装着する操作が煩わしいと言う問題もあった。
【0005】本考案は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、構成が簡単で、かつ、プローブへの
カプラント装着が容易に行える超音波プローブ用カプラ
ントホルダを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
る本考案は、超音波プローブにカプラントを装着するカ
プラントホルダにおいて、連結部にてそれぞれが回転自
在な構成で結合される2個の部材であって、該連結部を
間にし、一方の側に、カプラントを挾持するカプラント
挾持部と、他方の側に、カプラント挾持部でカプラント
を挾んだときのカプラントの弾性力を利用してプローブ
を挾持するプローブ挾持部とを具備することを特徴とす
るものである。又、カプラント挾持部は、カプラントよ
り剛性のある弾性スカートを介在してカプラントを挾持
することにより、被検体にカプラントを接触して移動さ
せたとき、カプラントの折れ曲がりを抑制するようにし
たことを特徴とするものでもある。
【0007】
【作用】カプラントをプローブに装着する操作は、先ず
カプラント挾持部を開いてカプラントを所定の位置まで
挿入する。次にカプラント挾持部を閉じるようにしてプ
ローブ挾持部を開き、この中にプローブを所定の位置ま
で挿入して行われる。この装着状態で、カプラントはプ
ローブの超音波送受波面に接触すると共に、カプラント
挾持部で押圧され変形して(凹んだ状態で)保持され
る。このカプラントの押圧変形に基づく弾性力により、
プローブ挾持部はプローブを両側から強く押さえるよう
にしてしっかりと保持する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1及び図2は本考案の一実施例を示す構
成図であり、図2はホルダの詳細を示す構成図である。
1はプローブであり、先端に超音波送受波面1aを備
え、ケーブル1bを介して超音波診断装置本体(図示せ
ず)に接続されている。2は寒天のように弾性と柔軟性
を有するカプラントであり、概ね直方体をしている。3
はホルダであって、上方(平面)からみるとコの字形断
面の2個の部材3aを連結部30にて回転自在に結合し
た構成となっている。ホルダ3は連結部30を間にし、
一方の側(下方)にカプラント2を挿入して挾持するカ
プラント挾持部(カプラント挿入口)3cを有し、他方
の側(上方)に、プローブ1を挿入し側壁3dで挾持す
るプローブ挾持部(プローブ挿入口)3bを有する。更
に、ホルダ3の構成を図2を用いて詳細に説明する。図
2(a)はホルダの平面図(プローブ挾持部側からみた
構成図)、図2(b)はホルダの正面図、図2(c)は
図2(b)のA−A´矢視断面図である。連結部30は
2個のホルダ部材3aが重なり合う部分で設けられ、頭
付きのピン3eを用いて構成されている。ピン3eをE
リングを使用して着脱可能にすれば、2個のホルダ部材
3aの分解組み立てが容易になる。側壁3dの内側には
中板3f及び突起3hが設けられている。中板3fでプ
ローブ1の先端部分に嵌合する開口3gが形成され、突
起3hの下方ではカプラントを収める空間3iが形成さ
れる。側壁3dの内側の間隔は装着するプローブ1の幅
に一致させ、カプラント挾持部3cの間隔は装着するカ
プラントの幅より狭くなっている。
【0010】次に図3(a)〜(d)を参照しながらプ
ローブにカプラントを装着する操作について説明する。
ホルダ3の上部を両側から内側に押すと、ホルダ3の下
部は連結部30を中心にして開く(図3a)。カプラン
ト挾持部3cをカプラント2の幅より広く開き、この中
にカプラント2を導き、突起3hに当たるまで挿入する
(図3b)。カプラント2が突起3hに当たるまで押し
込んだ後、ホルダ3の下部を両側から押してホルダ3の
下部を閉じる方向に操作する。このとき、カプラント挾
持部3cの幅がカプラント2の幅より狭く構成されてい
るため、カプラント2はカプラント挾持部3cの端で押
圧され変形した状態(凹んだ状態)でホルダ3に保持さ
れる(図3c)。この操作で開いたプローブ挾持部3b
にプローブ1を挿入する。挿入したプローブの先端はホ
ルダ3の内部の中板3fで形成された開口3gに嵌合し
て位置決めされる。プローブ1の先端の超音波送受波面
1aは開口3gを通しホルダ3に保持されたカプラント
2の上面に密着する(図3d)。ホルダ3の下部に加え
た外力を取り外すと、ホルダ3の上部の側壁3dは、カ
プラント2の押圧変形による弾性力によって連結部30
を支点にして内側に閉じる作用を受け、挿入されたプロ
ーブ1の側面に押し付けられる。これによりプローブ1
はしっかりとホルダ3に保持される。プローブ1からホ
ルダ3を取り外すときには、上記の手順と逆の操作を行
えばよい。即ち、ホルダ3の下部の両側に外力を加えて
プローブ1に加わる保持力を取り除き、プローブ1をホ
ルダ3から引き抜く。その後ホルダ3の上部を押さえて
ホルダ3の下部を開きカプラント2を取り外す。
【0011】上記のようにカプラントをホルダを介して
プローブに装着する操作及びその取り外し操作を容易に
行うことができる。
【0012】図4は本考案の第2の実施例を示す構成図
であり、図4(a)はカプラントを示す構成図、図4
(b)はスカートを示す構成図、図4(c)はスカート
の装着状態を示す構成図、図4(d)はスカート装着の
カプラントをホルダで保持した状態を示す構成図であ
る。スカート4はカプラント2より剛性のある部材(カ
プラント2とホルダ3の中間の柔軟性を有する部材)、
例えばゴムからなり、カプラント2の形状に合せて成型
された開口4aを有する。そしてこの開口4aにカプラ
ント2を挿入してカプラント2の側壁を包んで一体化さ
れる構成となっている。
【0013】このような構成において、カプラント2は
図4(c)に示すようにスカート4の開口4aに挿入さ
れ、スカート4と一体化の状態で、先の実施例と同様な
手順でホルダ3に装着される。図4(d)に示すホルダ
装着状態では、ホルダ3を図の左右方向に移動するよう
にプローブを操作したとき、カプラント2の折れ曲りを
抑制することができる。カプラント2の折れ曲りを防ぐ
ことにより超音波診断装置本体でみられるイメージの悪
化を抑え、かつ、カプラントの寿命を長くすることがで
きる。
【0014】図5は本考案の第3の実施例を示す構成図
であり、図5(a)はカプラントを示す構成図、図5
(b)は袋を示す構成図、図4(c)は袋を装着したカ
プラントをホルダで保持した状態を示す構成図である。
袋5は超音波透過性膜、例えばラテックスゴム(商品
名)をカプラント2の形状に合せて成型したものであ
り、カプラント2を収納して一体化し得るように構成さ
れている。
【0015】このような構成において、袋5に収納され
たカプラント2は、先の実施例と同様な手順でホルダ3
に装着され超音波診断に供せられる。診断時には、カプ
ラント2は直接被検体と接触することを防ぐことができ
る。従って、袋5を被検体毎に代えるようにするれば衛
生的に診断を行うことができる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
カプラントの弾性力を利用してプローブを挾持するよう
にしたので、ホルダの構成が簡単になり、しかも、プロ
ーブへのカプラント装着及びプローブからのカプラント
取り外し操作が容易にできる。又、弾性スカートを介在
してカプラントを挾持するようにしたので、被検体にカ
プラントを接触して移動させたとき、カプラントの折れ
曲がりを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図3】本考案の一実施例における装着操作の説明図で
ある。
【図4】本考案の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】本考案の第3の実施例を示す構成図である。
【図6】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…プローブ 2…カプラント 3…ホルダ 3a…ホルダ部材 3b…プローブ挾持部(プローブ挿入口) 3c…カプラント挾持部(カプラント挿入口) 4…弾性スカート 5…袋

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波プローブにカプラントを装着する
    カプラントホルダにおいて、連結部にてそれぞれが回転
    自在な構成で結合される2個の部材であって、該連結部
    を間にし、一方の側に、カプラントを挾持するカプラン
    ト挾持部と、他方の側に、カプラント挾持部でカプラン
    トを挾んだときのカプラントの弾性力を利用して超音波
    プローブを挾持するプローブ挾持部とを具備することを
    特徴とする超音波プローブ用カプラントホルダ。
  2. 【請求項2】 前記カプラント挾持部は、カプラントよ
    り剛性のある弾性スカートを介在してカプラントを挾持
    することを特徴とする請求項第1項の超音波プローブ用
    カプラントホルダ。
JP3141491U 1991-05-08 1991-05-08 超音波プローブ用カプラントホルダ Expired - Lifetime JP2533089Y2 (ja)

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JPH04126508U JPH04126508U (ja) 1992-11-18
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JP5520204B2 (ja) * 2010-12-02 2014-06-11 日立アロカメディカル株式会社 プローブ用カバー装着装置
JP6157935B2 (ja) * 2013-06-05 2017-07-05 東芝メディカルシステムズ株式会社 超音波プローブ及び超音波画像診断装置
JP6347713B2 (ja) * 2014-10-02 2018-06-27 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 超音波探触子用アタッチメント、超音波検査装置及び超音波検査方法

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