JPH04126508U - 超音波プローブ用カプラントホルダ - Google Patents

超音波プローブ用カプラントホルダ

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JPH04126508U
JPH04126508U JP3141491U JP3141491U JPH04126508U JP H04126508 U JPH04126508 U JP H04126508U JP 3141491 U JP3141491 U JP 3141491U JP 3141491 U JP3141491 U JP 3141491U JP H04126508 U JPH04126508 U JP H04126508U
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基春 本多
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横河メデイカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で、かつ、プローブへのカプラン
ト装着が容易に行える超音波プローブ用カプラントホル
ダを提供する。 【構成】 超音波プローブにカプラントを装着するカプ
ラントホルダにおいて、連結部にてそれぞれが回転自在
な構成で結合される2個の部材であって、該連結部を間
にし、一方の側に、カプラントを挾持するカプラント挾
持部と、他方の側に、カプラント挾持部でカプラントを
挾んだときのカプラントの弾性力を利用してプローブを
挾持するプローブ挾持部とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波プローブ(以下、プローブと言う)にカプラントを装着するカ プラントホルダの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プローブ用カプラントホルダとして特公平2−57424号が知ら れている。図6はその構成図である。図において、プローブ1は先端に超音波送 受波面1aを備え、ケーブル1bを介して超音波診断装置本体(図示せず)に接 続されている。カプラント6は上部幅広部6aと下部幅狭部6bとが段違いに構 成されている。ホルダ7は全体が断面U字状をなし、上端に間隔を保って形成さ れた2対の対向折曲片7a、7a、底面7b及び両側壁7c、7cを有する。底 面7bには方形状開口部7dが形成されている。ホルダ7は縦断面において左右 対称に分割可能になっており、底面に設けられた連結部70と、壁面側部を交差 するように取り付けられた連結係止片71(凹凸を有する2つの部材で構成され 、その凹凸部で係止する構成)を有し、連結部70を中心に回転自在、かつ、分 解、組み立て自在に構成されている。これらは全て合成樹脂からなっており、分 解、組み立ては合成樹脂の弾性を利用するようになっている。
【0003】 この様な構成において、ホルダ7の側面の連結係止片71に外力を加えて係止 を解くとホルダ7は分解可能となる。このとき底面の連結部70が回転可能なの でホルダ7は上部が広がるように開く。この開いた状態でカプラント6の下部幅 狭部6bを方形状開口部7d内に挿入して配置する。その後プローブ1をカプラ ント上に載置し、ホルダ7を元の組み立て状態に戻す。これによりホルダ上端の 2対の折曲係止片7a、7aがプローブ1の両肩部それぞれを覆うようにして係 止される。そして側部の連結係止片71を係止状態とすれば、プローブ1にカプ ラント6を確実に装着することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のプローブ用カプラントホルダにあっては、プローブとホルダと の結合はホルダが有する弾性力(バネ力)を利用するために、構成が複雑になる うえに、耐久性に問題があった。又、カプラントをホルダに取り付けるとき、カ プラントをホルダの上部から差し込み、更にその上からプローブを固定するよう になっているため、プローブにカプラントを装着する操作が煩わしいと言う問題 もあった。
【0005】 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、構成が簡単で、 かつ、プローブへのカプラント装着が容易に行える超音波プローブ用カプラント ホルダを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した問題点を解決する本考案は、超音波プローブにカプラントを装着する カプラントホルダにおいて、連結部にてそれぞれが回転自在な構成で結合される 2個の部材であって、該連結部を間にし、一方の側に、カプラントを挾持するカ プラント挾持部と、他方の側に、カプラント挾持部でカプラントを挾んだときの カプラントの弾性力を利用してプローブを挾持するプローブ挾持部とを具備する ことを特徴とするものである。又、カプラント挾持部は、カプラントより剛性の ある弾性スカートを介在してカプラントを挾持することにより、被検体にカプラ ントを接触して移動させたとき、カプラントの折れ曲がりを抑制するようにした ことを特徴とするものでもある。
【0007】
【作用】
カプラントをプローブに装着する操作は、先ずカプラント挾持部を開いてカプ ラントを所定の位置まで挿入する。次にカプラント挾持部を閉じるようにしてプ ローブ挾持部を開き、この中にプローブを所定の位置まで挿入して行われる。こ の装着状態で、カプラントはプローブの超音波送受波面に接触すると共に、カプ ラント挾持部で押圧され変形して(凹んだ状態で)保持される。このカプラント の押圧変形に基づく弾性力により、プローブ挾持部はプローブを両側から強く押 さえるようにしてしっかりと保持する。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の一実施例を示す構成図であり、図2はホルダの詳細を 示す構成図である。1はプローブであり、先端に超音波送受波面1aを備え、ケ ーブル1bを介して超音波診断装置本体(図示せず)に接続されている。2は寒 天のように弾性と柔軟性を有するカプラントであり、概ね直方体をしている。3 はホルダであって、上方(平面)からみるとコの字形断面の2個の部材3aを連 結部30にて回転自在に結合した構成となっている。ホルダ3は連結部30を間 にし、一方の側(下方)にカプラント2を挿入して挾持するカプラント挾持部( カプラント挿入口)3cを有し、他方の側(上方)に、プローブ1を挿入し側壁 3dで挾持するプローブ挾持部(プローブ挿入口)3bを有する。更に、ホルダ 3の構成を図2を用いて詳細に説明する。図2(a)はホルダの平面図(プロー ブ挾持部側からみた構成図)、図2(b)はホルダの正面図、図2(c)は図2 (b)のA−A´矢視断面図である。連結部30は2個のホルダ部材3aが重な り合う部分で設けられ、頭付きのピン3eを用いて構成されている。ピン3eを Eリングを使用して着脱可能にすれば、2個のホルダ部材3aの分解組み立てが 容易になる。側壁3dの内側には中板3f及び突起3hが設けられている。中板 3fでプローブ1の先端部分に嵌合する開口3gが形成され、突起3hの下方で はカプラントを収める空間3iが形成される。側壁3dの内側の間隔は装着する プローブ1の幅に一致させ、カプラント挾持部3cの間隔は装着するカプラント の幅より狭くなっている。
【0010】 次に図3(a)〜(d)を参照しながらプローブにカプラントを装着する操作 について説明する。ホルダ3の上部を両側から内側に押すと、ホルダ3の下部は 連結部30を中心にして開く(図3a)。カプラント挾持部3cをカプラン2の 幅より広く開き、この中にカプラント2を導き、突起3hに当たるまで挿入する (図3b)。カプラント2が突起3hに当たるまで押し込んだ後、ホルダ3の下 部を両側から押してホルダ3の下部を閉じる方向に操作する。このとき、カプラ ント挾持部3cの幅がカプラント2の幅より狭く構成されているため、カプラン ト2はカプラント挾持部3cの端で押圧され変形した状態(凹んだ状態)でホル ダ3に保持される(図3c)。この操作で開いたプローブ挾持部3bにプローブ 1を挿入する。挿入したプローブの先端はホルダ3の内部の中板3fで形成され た開口3gに嵌合して位置決めされる。プローブ1の先端の超音波送受波面1a は開口3gを通しホルダ3に保持されたカプラント2の上面に密着する(図3d )。ホルダ3の下部に加えた外力を取り外すと、ホルダ3の上部の側壁3dは、 カプラント2の押圧変形による弾性力によって連結部30を支点にして内側に閉 じる作用を受け、挿入されたプローブ1の側面に押し付けられる。これによりプ ローブ1はしっかりとホルダ3に保持される。プローブ1からホルダ3を取り外 すときには、上記の手順と逆の操作を行えばよい。即ち、ホルダ3の下部の両側 に外力を加えてプローブ1に加わる保持力を取り除き、プローブ1をホルダ3か ら引き抜く。その後ホルダ3の上部を押さえてホルダ3の下部を開きカプラント 2を取り外す。
【0011】 上記のようにカプラントをホルダを介してプローブに装着する操作及びその取 り外し操作を容易に行うことができる。
【0012】 図4は本考案の第2の実施例を示す構成図であり、図4(a)はカプラントを 示す構成図、図4(b)はスカートを示す構成図、図4(c)はスカートの装着 状態を示す構成図、図4(d)はスカート装着のカプラントをホルダで保持した 状態を示す構成図である。スカート4はカプラント2より剛性のある部材(カプ ラント2とホルダ3の中間の柔軟性を有する部材)、例えばゴムからなり、カプ ラント2の形状に合せて成型された開口4aを有する。そしてこの開口4aにカ プラント2を挿入してカプラント2の側壁を包んで一体化される構成となってい る。
【0013】 このような構成において、カプラント2は図4(c)に示すようにスカート4 の開口4aに挿入され、スカート4と一体化の状態で、先の実施例と同様な手順 でホルダ3に装着される。図4(d)に示すホルダ装着状態では、ホルダ3を図 の左右方向に移動するようにプローブを操作したとき、カプラント2の折れ曲り を抑制することができる。カプラント2の折れ曲りを防ぐことにより超音波診断 装置本体でみられるイメージの悪化を抑え、かつ、カプラントの寿命を長くする ことができる。
【0014】 図5は本考案の第3の実施例を示す構成図であり、図5(a)はカプラントを 示す構成図、図5(b)は袋を示す構成図、図4(c)は袋を装着したカプラン トをホルダで保持した状態を示す構成図である。袋5は超音波透過性膜、例えば ラテックスゴム(商品名)をカプラント2の形状に合せて成型したものであり、 カプラント2を収納して一体化し得るように構成されている。
【0015】 このような構成において、袋5に収納されたカプラント2は、先の実施例と同 様な手順でホルダ3に装着され超音波診断に供せられる。診断時には、カプラン ト2は直接被検体と接触することを防ぐことができる。従って、袋5を被検体毎 に代えるようにするれば衛生的に診断を行うことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、カプラントの弾性力を利用してプロー ブを挾持するようにしたので、ホルダの構成が簡単になり、しかも、プローブへ のカプラント装着及びプローブからのカプラント取り外し操作が容易にできる。 又、弾性スカートを介在してカプラントを挾持するようにしたので、被検体にカ プラントを接触して移動させたとき、カプラントの折れ曲がりを抑制することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図3】本考案の一実施例における装着操作の説明図で
ある。
【図4】本考案の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】本考案の第3の実施例を示す構成図である。
【図6】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…プローブ 2…カプラント 3…ホルダ 3a…ホルダ部材 3b…プローブ挾持部(プローブ挿入口) 3c…カプラント挾持部(カプラント挿入口) 4…弾性スカート 5…袋

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波プローブにカプラントを装着する
    カプラントホルダにおいて、連結部にてそれぞれが回転
    自在な構成で結合される2個の部材であって、該連結部
    を間にし、一方の側に、カプラントを挾持するカプラン
    ト挾持部と、他方の側に、カプラント挾持部でカプラン
    トを挾んだときのカプラントの弾性力を利用して超音波
    プローブを挾持するプローブ挾持部とを具備することを
    特徴とする超音波プローブ用カプラントホルダ。
  2. 【請求項2】 前記カプラント挾持部は、カプラントよ
    り剛性のある弾性スカートを介在してカプラントを挾持
    することを特徴とする請求項第1項の超音波プローブ用
    カプラントホルダ。
JP3141491U 1991-05-08 1991-05-08 超音波プローブ用カプラントホルダ Expired - Lifetime JP2533089Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012115551A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Hitachi Aloka Medical Ltd プローブ用カバー装着装置
JP2014233597A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社東芝 超音波プローブ及び超音波画像診断装置
JP2016073352A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 超音波探触子用アタッチメント、超音波探触子、超音波検査装置及び超音波検査方法

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