JPH0143050Y2 - - Google Patents

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JPH0143050Y2
JPH0143050Y2 JP1983151423U JP15142383U JPH0143050Y2 JP H0143050 Y2 JPH0143050 Y2 JP H0143050Y2 JP 1983151423 U JP1983151423 U JP 1983151423U JP 15142383 U JP15142383 U JP 15142383U JP H0143050 Y2 JPH0143050 Y2 JP H0143050Y2
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JP
Japan
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probe
slot
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JP1983151423U
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JPS6061005U (ja
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁血流計プローブのスロツトカバー
に関する。
一般に電磁血流計プローブは被測定血管を挾持
する孔部を有しており、この孔部に挾持した血管
中の血流(速度)を検出するものである。この電
磁血流計プローブ(以下単にプローブと称す)は
更に、被測定血管を孔部に収容するため、又、孔
部から外部へ取り出すたのスロツトを有してい
る。このようなプローブの孔部に被測定血管を単
に挾持させておけば、被測定血管は所定の位置か
ら外れたり、完全に離脱する場合が生じる。この
ため従来はH溝を有する閉塞部材(いわゆるHバ
ー)をスロツトに沿つて嵌合させてなおかつこの
Hバーが外れないように糸で縛つてプローブに固
定していた。このようにすれば被測定血管は孔部
から外れることはない訳であるが、容易に着脱で
きないという欠点があつた。又、このH溝を有す
る閉塞部材を嵌合させるためにはスロツト部の両
側の樹脂モールド体が厚くなければならないが、
スロツト部樹脂モールド体が、血管剥離が充輛で
きない所に使用する内厚の薄いプローブの場合に
は、この構造のスロツトカバー(Hバー)は使用
できない。特にこのようなプローブが用いられる
ときは、一般に手術時であるため迅速な処置がで
きず不便であつた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、その
目的は肉厚の薄いスロツト部に使用でき、容易に
プローブに着脱可能で、かつプローブ使用時には
確実に血管をプローブの孔部に挟持させ、内側か
らの通常の圧力では絶対にはずれないプローブの
スロツトカバーを提供することである。
そこで本考案ではプローブのスロツトに外部か
らプローブの孔部に向けて挿入されると所定の位
置でスロツトに嵌合するカバー体と、このカバー
体の両端からプローブの先端部分の両側部に沿つ
て延びる2枚の弾性を有する側板と、プローブの
周縁部であつてスロツトが設けられている位置に
対し孔部を挟んで対向する位置に設けられた凹凸
に嵌合する凹凸部を有すると共に2枚の側板の端
部を接続する渡り部材とから成るスロツトカバー
を作成し、上記目的を達成した。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案によるスロツトカバー1をプロ
ーブ2から取りはずした状態を示し、第2図は本
考案によるスロツトカバー1をプローブ2に結合
させた状態を示す図である。第1,2図中3は被
測定血管を挾持する孔部である。4はカバー体で
あり、プローブ2に設けられているスロツト5に
嵌合する部分4aとプローブ2の下部Aに接触す
る部分4bとから成る。カバー体4の両端からは
側板6,7がプローブ2の端部Bの側面に沿つて
延びプローブ2の上部Cに至つている。そして、
この上部Cで渡り部材8に側板6,7は結合して
いる。渡り部材8の内側にはプローブ2の上部C
に設けられた凹部9と嵌合する凸部10が設けら
ている。この実施例のスロツトカバー1はプラス
チツクで一体成型されているものとする。
このように構成されたスロツトカバー1を使用
するには、まず露出した被測定血管をスロツト5
に挿通させ孔部3に挾持させる。次にカバー体4
の部分4aをスロツト5に嵌合させながら(この
ときカバー体4の部分4bはプローブ2の下部A
に支持される)かつ渡り部材8に設けられた凸部
10をプローブ2の上部Cに接触させながら凹部
9に近づくようにスロツトカバー1に力を加え
る。このような力を加えられたスロツトカバー1
は形状および材質(プラスチツク)から生じる弾
力性によりわずかに湾曲しながら移動する。そし
て渡り部材8の凸部10とプローブ2の凹部9と
が嵌合した時点でスロツトカバー1はプローブ2
に係止される。被測定血管Pがこのようなスロツ
トカバー1により孔部3に挾持された状態を第3
図に示す。
本実施例によれば、スロツトカバー1のカバー
体4と渡り部材8とはスロツトカバー1がプロー
ブ2に結合したとき孔部3を挾んで対向する位置
にある。従つて孔部3に挾持された血管Pがカバ
ー体4を押圧する方向(第3図に示す矢印aの方
向)に引張られてもカバー体4は外れることがな
い。またスロツトカバー1はプローブ2の端部B
から外向き(第3図に示す矢印bの方向)に引張
られてもカバー体4と凸部10とによりプローブ
2に係止されているので容易に外れることはな
い。なおこのスロツトカバー1に対しカバー体4
の長手方向(第3図に示す矢印c,c′の方向)の
力が加えられても側板6,7により支えられてい
るのでプローブ2から容易に外れることはない。
このように本実施例のスロツトカバー1は一旦プ
ローブ2と結合すると通常のプローブ2の使用時
には容易に外れることがない。一方、スロツトカ
バー1をプローブ2から外すときは渡り部材8の
先端Dからプローブ2の端部Bに向けて力を加え
れば良い。この方向にかかる力は孔部3に挾持し
た被測定血管Pの移動によつて生じるものではな
い。またこの方向にかかる力は、渡り部材8の形
状を偏平にしたり先端Dを尖鋭にする等の処置を
すれば人為的以外には(通常のプローブ2の使用
時には)かかりにくくすることができる。
以上説明したように本考案によれば、電磁血流
計プローブに対して容易に着脱でき、装着された
ときには確実に係止され、スロツトの閉塞が確実
に行なわれ、電磁血流計プローブが薄型や小型で
あつてもスロツトの閉塞及びプローブに対する係
止が確実に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスロツトカバーをプローブか
ら取りはずした状態を示す図、第2図は本考案の
スロツトカバーをプローブに装着した状態を示す
図、第3図はプローブの孔部に被測定血管を挾持
させた後本考案のスロツトカバーをプローブに装
着した状態を示す図である。 1……スロツトカバー、2……プローブ、3…
…孔部、4……カバー体、5……スロツト、6,
7……側板、8……渡り部材、9……凹部、10
……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定血管を挟持して血流の流速に応じた信号
    を検出する電極が内面に露出した孔部とその孔部
    へ前記被測定血管を挿通するスロツトとを有する
    電磁血流計プローブの前記スロツトに外側から前
    記孔部側へ向けて挿入されると所定の位置で前記
    スロツトに嵌合するカバー体と、該カバー体の両
    端から前記電磁血流計プローブの先端部分の両側
    部に沿つて延びる2枚の弾性を有する側板と、前
    記電磁血流計プローブの周縁部であつて前記スロ
    ツトが設けられている位置に対し前記孔部を挟ん
    で対向する位置に設けられた凹凸に嵌合する凹凸
    部を有すると共に前記2枚の側板の端部を接続す
    る渡り部材とから成ることを特徴とする電磁血流
    計プローブのスロツトカバー。
JP15142383U 1983-09-30 1983-09-30 電磁血流計プロ−ブのスロツトカバ− Granted JPS6061005U (ja)

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JP15142383U JPS6061005U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電磁血流計プロ−ブのスロツトカバ−

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JP15142383U JPS6061005U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電磁血流計プロ−ブのスロツトカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS6061005U JPS6061005U (ja) 1985-04-27
JPH0143050Y2 true JPH0143050Y2 (ja) 1989-12-14

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JP15142383U Granted JPS6061005U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電磁血流計プロ−ブのスロツトカバ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4710390U (ja) * 1971-02-22 1972-10-06

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JPS6061005U (ja) 1985-04-27

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