JP3379356B2 - 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ - Google Patents

体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ

Info

Publication number
JP3379356B2
JP3379356B2 JP29708496A JP29708496A JP3379356B2 JP 3379356 B2 JP3379356 B2 JP 3379356B2 JP 29708496 A JP29708496 A JP 29708496A JP 29708496 A JP29708496 A JP 29708496A JP 3379356 B2 JP3379356 B2 JP 3379356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
lever
housing
hook member
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29708496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10118020A (ja
Inventor
光夫 近藤
治男 秋庭
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP29708496A priority Critical patent/JP3379356B2/ja
Publication of JPH10118020A publication Critical patent/JPH10118020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3379356B2 publication Critical patent/JP3379356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡や超音
波内視鏡等のように、映像信号の処理を行うプロセッサ
や、超音波信号の処理を行う超音波観測装置等の信号処
理装置との間で電気信号の授受を行う必要のある体腔内
検査装置において、洗浄液や消毒液等に浸漬させる際
に、これら信号処理装置に着脱可能に接続される電気コ
ネクタに設けた電気接点を防水保護するため用いられる
体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】体腔内検査装置の一例として電子内視鏡
装置がある。電子内視鏡装置は、体腔内の映像に関する
情報を電気信号に変換して取り出し、この電気信号を所
定の信号処理を行った上で、モニタ画面に表示するもの
であって、その具体的な構成は図5に概略示したように
なっている。
【0003】図中において、1は内視鏡であって、内視
鏡1は本体操作部2に体腔内等への挿入部3を連設する
と共に、ユニバーサルコード4の一端が分離不能に接続
されている。ユニバーサルコード4は途中で分岐してお
り、そのうちの一方のコード4aは光源装置に着脱可能
に接続され、また他方のコード4bはプロセッサに着脱
可能に接続されるものである。ここで、光源装置とプロ
セッサとは別個の機器として構成しても良いが、単一の
機器で構成することもできる。そこで、図5には、光源
装置とプロセッサとが単一の装置、即ち光源・プロセッ
サユニット5として構成したものとして説明する。
【0004】ユニバーサルコード4における一方のコー
ド4aの先端には光源コネクタ6が、また他方のコード
4bの先端には電気コネクタ7がそれぞれ設けられてお
り、また光源・プロセッサユニット5には光源コネクタ
6及び電気コネクタ7がそれぞれ着脱可能に接続される
ソケット部5a,5bが設けられている。
【0005】ところで、内視鏡1は患者の体腔内に挿入
されることから、使用の都度洗浄及び消毒を行わなけれ
ばならない。最も清浄化が必要なのは実際に体腔内に挿
入される挿入部3であるが、洗浄・消毒の作業を簡略化
し、かつ完全に清浄化するために、内視鏡1の全体を洗
浄液や消毒液に浸漬させるようにする。このために、内
視鏡1は全体が完全な気密構造とされている。しかしな
がら、ユニバーサルコード4における電気コネクタ7に
は多数の電気接点が設けられ、これら電気接点を洗浄・
消毒液に浸漬させると、ダメージが発生するだけでな
く、この電気接点を設けた部位は完全な気密構造とする
のが困難であるから、洗浄・消毒時には、少なくとも電
気コネクタ7の電気接点が設けられている部位に防水キ
ャップを装着して、その保護を図るようにしている。
【0006】図6及び図7に従来技術による電気コネク
タ7に着脱可能に装着される防水キャップの構成を示
す。同図において、9は防水キャップであって、この防
水キャップ9は、コード4bが連結されている電気コネ
クタ7の筐体8に形成され、電気接点(図示せず)が臨
んでいる開口部8aに着脱可能に装着されて、この開口
部8aを密閉するためのものである。防水キャップ9は
キャップ本体10を備え、このキャップ本体10は、金
属やプラスチック等の硬質部材からなる台板11と、こ
の台板11の表面に固着して設けたゴム等からなる弾性
シール部材12から構成される。弾性シール部材12
は、シート部12aと凸部12bとからなり、筐体8の
開口部8a側に当接させると、凸部12bは筐体8の開
口部8a内において、電気接点とは接触しない位置まで
入り込み、シート部12aは筐体8の端面に当接して、
開口部8aの内部をシールできるようになっている。
【0007】防水キャップ9のキャップ本体10は筐体
8に装着した状態に固定する必要があり、このためにキ
ャップ本体10には一対からなるフック部材13が設け
られている。フック部材13は金属ロッドを略コ字状に
曲成させたものであり、その両端部は折り曲げて、支持
プレート14の取付孔14a内に回動可能に連結するこ
とによりループ形状となっている。そして、フック部材
13を構成する一対の杆部13a,13aは長尺に形成
されており、その間の間隔は台板11の幅より広くなっ
ている。従って、フック部材13は台板11を跨ぐよう
にして回動できる状態になる。また、杆部13a,13
a間に設けた掛け渡し部13bは、電気コネクタ7の筐
体8の両肩部に厚み方向に向けて形成した凹溝からなる
掛着部8bに着脱可能に掛着される。
【0008】一対からなるフック部材13の端部が連結
されている支持プレート14は、台板12に対して近接
・離間する方向に変位可能となっている。このために、
台板11の長手方向の両端近傍位置には一対からなるガ
イドロッド15が垂設されており、このガイドロッド1
5に支持プレート14が挿通されている。また、両ガイ
ドロッド15間の位置にねじ杆16が設けられ、このね
じ杆16には回転円板17が固着して設けられている。
ねじ杆16の一端は台板11,支持プレート14のいず
れか一方、例えば台板11に回転自在に装着されると共
に、他方、例えば支持プレート14に螺合されている。
従って、回転円板17を回転させると、支持プレート1
4と台板11とはガイドロッド15により相対回転不能
な状態になっているから、支持プレート14は台板11
に対して近接・離間する方向に移動する。
【0009】以上のように構成される防水キャップ9
は、そのキャップ本体10における弾性シール部材12
の凸部12bを電気コネクタ7の筐体8における開口部
8aに嵌め込むようにして装着される。この時には、支
持プレート14は台板11に近接する位置に保持してお
き、フック部材13を筐体8の掛着部8bの上部位置に
まで回動させて、この掛着部8bに引っ掛けることがで
きるようにする。この状態で、回転円板17を回転させ
ると、フック部材13が連結されている支持プレート1
4は台板11から離間する方向に変位する。この結果、
フック部材13が筐体8の掛着部8bに圧接されるよう
になり、かつこのフック部材13に張力が発生して、台
板11を筐体8側に押し付けるようになり、弾性シール
部材12のシート部12bが筐体8の開口部8aの周壁
部に押し付けられる。この押し付け力により、開口部8
aがシールされ、かつ防水キャップ10の全体が筐体8
に連結した状態に固定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、防水キャップ9のキャップ本体10を電気コネク
タ7の筐体8に固定するための機構は、支持プレート1
4,ガイドロッド15,ねじ杆16及び回転円板17か
ら構成されることから、その構成が極めて複雑になるだ
けでなく、キャップ本体10を筐体8に固定したり、固
定を解除するには、回転円板17を回転させる操作が必
要となることから、操作が面倒になり、かつ時間もかか
る等という問題点がある。
【0011】また、筐体8の開口部8aを確実にシール
するには、弾性シール部材12を筐体8に対してできる
だけ強い力で圧接させなければならない。ただし、この
弾性シール部材12の圧接力は、回転円板17の回転操
作による支持プレート14の軸線方向の動きにより得ら
れるものであり、回転円板17をどれ位回転させれば十
分な圧接力が得られるのかを明確に認識させる機構とは
なっていない。実際には、この防水キャップ9を装着す
る作業を行う際に、回転円板17の回転に対する抵抗に
基づいて判断しなければならないが、この判断を誤る
と、完全なシールを行われないことがある。また、ガイ
ドロッド15やねじ杆16の状態によっては、回転円板
17の回転に対する抵抗も異なってくることもあり、回
転円板17の回転に対する抵抗によっては、シールが完
全に行われているかどうかを正確には判断できない。
【0012】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、防水キャップを電気
コネクタの筐体に固定したり、また固定を解除する機構
を簡単な構成で形成でき、かつその操作を容易に行うこ
とができ、しかも固定した状態では、筐体の開口部を確
実にシールできるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、体腔内検査装置のユニバーサルコー
ドの端部に設けた電気コネクタの筐体に形成した開口部
に装着されるキャップ本体と、筐体に設けた掛着部に係
脱可能に掛着されて、キャップ本体を筐体に固定するた
めの一対のフック部材とを備えたものであって、フック
部材は、キャップ本体に形成した透孔に挿通されて電気
コネクタへの当接部とは反対側に延在されされておりこ
のレバーは所定の幅を有するものであって、その外周面
には平坦面からなる作動面と、曲面形状となった開放面
とが形成されており、前記フック部材への連結部を中心
として回動操作することによって、作動面または開放面
を前記キャップ本体に当接可能となし、前記フック部材
の連結部から前記作動面までの距離は、前記両フック部
材をそれぞれ前記掛着部に掛着した状態で、前記レバー
の前記作動面を前記キャップ本体に当接させると、前記
各フック部材に張力を作用させて、キャップ本体に圧接
される長さを有し、また前記フック部材の連結部から前
記開放面までの距離のうち、最も短い距離は、前記両フ
ック部材を前記掛着部から取り外し可能な長さとする
成としたことをその特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて詳細に説明する。ここで、ユニバーサルコ
ードに設けられる電気コネクタ自体の構成は、前述した
従来技術のものと格別の差異はないので、従来技術と同
一または均等な部材については、同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0015】まず、図1において、20は防水キャップ
を示し、この防水キャップ20は、キャップ本体21を
有し、このキャップ本体21は硬質部材からなる台板2
2と弾性シール部材23とからなり、弾性シール部材2
3は、シート部23aと凸部23bとから構成される。
以上の点については、前述した従来技術のものと格別の
差異はない。
【0016】台板22の幅寸法は、電気コネクタ7の筐
体8の幅より大きくなっており、その左右の両側部にお
いて、筐体8の幅より広い間隔を置いて、それぞれ各一
対の長孔24が穿設されている。一対からなるフック部
材25は弾性を有する金属ロッドを略コ字状に曲成し
て、両側の長尺な杆部25a,25aに筐体8の厚み方
向の寸法より所定寸法だけ長い掛け渡し部25bを連設
したものであり、両杆部25aは長孔24内に挿通され
て、台板22の裏面側、即ち弾性シール部材23を装着
した側とは反対側に延在されている。そして、両杆部2
5aの両端部は内向きに曲成されて、レバー26に形成
した取付孔26a内に設けた取付パイプ27に挿入され
ており、これにより一対からなるフック部材25は、キ
ャップ本体21を貫通するループ形状となっており、レ
バー26の取付パイプ27を中心として回動可能となっ
ている。
【0017】両フック部材25におけるそれぞれ一対か
らなる杆部25a,25a間を掛け渡す掛け渡し部25
bは、電気コネクタ7の筐体8における両肩部に形成し
た掛着部8bに係脱可能に掛着されるものであり、フッ
ク部材25の掛け渡し部25bを筐体8の掛着部8bに
掛着して、このフック部材25に所定の張力を加えるこ
とによって、キャップ本体21は電気コネクタ7の筐体
8に連結した状態に固定できるようになっている。この
ために、フック部材25が連結されているレバー26は
所定の幅を有する部材であって、その外周面には作動面
28と開放面29とが形成されている。
【0018】両フック部材25の掛け渡し部25bを筐
体8に設けた掛着部8bに掛着させた状態で、レバー2
6の作動面28をキャップ本体21の台板22に当接さ
せると、図2に示したように、フック部材25には所定
の張力が作用して、台板22に装着した弾性シール部材
23が筐体8の開口部8aの周囲に圧接されて、所定量
撓むことによって、この開口部8aの内部を密閉させ
る。また、この状態からレバー26を回動させて、開放
面29が台板22に当接する状態にすると、図3に示し
たように、フック部材25の掛け渡し部25bは掛着部
8bから所定量浮き上がることになって、フック部材2
5を矢印方向に回動させると、筐体8から分離できるよ
うになっている。
【0019】即ち、レバー26の作動面28は平坦な面
であって、この作動面28を台板22に当接させ、かつ
キャップ本体21における弾性シール部材23を筐体8
に当接させると、フック部材25のレバー26への連結
部から掛け渡し部25bまでの間隔は、この連結部の位
置から掛着部8bまでの間隔とを比較すると、前者の方
が所定寸法だけ短くなっている。従って、この寸法差分
が弾性シール部材23の撓み代となり、この撓み代によ
り筐体8の開口部8aのシール機能が発揮される。一
方、レバー26の開放面29は曲面形状になっており、
この開放面29はフック部材25が連結される取付パイ
プ27の中心から開放面29までの距離は連続的に短く
なり、最も短い部位では、この取付パイプ27の中心か
ら開放面29までの距離と比較して、前述した寸法差分
と筐体8に設けた掛着部8bの溝の深さとの合計の寸法
より大きくなるように設定されている。
【0020】以上の寸法関係を図4に基づいて説明す
る。図中において、位置Pはレバー26におけるフック
部材25の連結部である取付パイプ27の中心の位置で
ある。また、線Lはレバー26の外形を示し、L1 は作
動面28を構成する直線、L2は開放面29を構成する
曲線である。線Fはフック部材25の杆部25aの長さ
であり、位置Rは筐体8の掛着部8bの溝底の位置、線
rで示したのはその溝深さ寸法である。この位置関係
は、キャップ本体21に外力が作用しない状態であり、
その弾性シール部材23が筐体8の開口部8aの周囲の
壁面に当接し、かつレバー26の作動面28が台板22
と当接している状態が示されている。
【0021】線Fの長さは、位置Pと位置Rとを結ぶ直
線Cより寸法fだけ短くなっている。位置Pから線L1
への垂線の長さXと、線L2 における位置Pに最も近い
位置までの長さYとを比較すると、長さXの方が長さY
より寸法fと寸法rとの合計の長さより長い。即ち、X
−Y>f+r(関係式1)の関係を持たせている。従っ
て、寸法fは弾性シール部材23の撓み代であり、また
関係式1は防水キャップ20を筐体8に着脱できるため
の条件となる。
【0022】内視鏡1を使用して、体腔内の検査等を行
った後、その洗浄及び消毒を行うために、挿入部3はも
とより、本体操作部2及びユニバーサルコード4を含め
た内視鏡1の全体を洗浄液なり消毒液なりに浸漬するに
当っては、ユニバーサルコード4に設けた電気コネクタ
7の筐体8において、電気接点が臨んでいる開口部8a
を密閉して、洗浄液や消毒液が浸入しないように保護す
る。
【0023】このために、防水キャップ20を筐体8に
装着するが、防水キャップ20を装着するには、まずキ
ャップ本体21の弾性シール部材23における凸部23
bが開口部8aの内部に嵌合させるように装着する。こ
の状態で、まずレバー26を、その開放面29が台板2
2側に向く状態にして、両フック部材25をそのレバー
26を中心として回動させて、これらフック部材25を
筐体8の掛着部8bに上部側に変位させる。そして、レ
バー26をその作動面28が台板22と当接させる方向
に回動させると、フック部材25の掛け渡し部26bが
掛着部8bに掛着される。しかも、作動面28が台板2
2と面接触の状態になると、前述した寸法fの差に基づ
いて、フック部材25に張力が作用することになり、こ
の結果弾性シール部材23が撓められて、筐体8の開口
部8aの周囲の壁面に圧接される。従って、筐体8の開
口部8aはキャップ本体21における弾性シール部材2
3で完全に気密状態となるように密閉される。
【0024】また、内視鏡1の洗浄や消毒が終了して、
液中から引き上げた後に、レバー26を回動させて、そ
の開放面29が台板22に対面する状態となし、特に開
放面29のうち、レバー26のフック部材25を連結し
た位置から最も短い距離となる位置にまで変位させる。
これによって、両フック部材25の掛け渡し部25bが
筐体8における掛着部8bから離脱できるようになり、
これらのフック部25を筐体8から離間する方向に回動
させる。そして、筐体8からキャップ本体21を引き出
すようにすることによって、防水キャップ22は電気コ
ネクタ7から分離できる。
【0025】以上のように、防水キャップ20の電気コ
ネクタ7への連結・固定を行う機構としては、レバー2
6のみで構成されるから、その構成が極めて簡単にな
り、また防水キャップ20の連結及び分離を行う操作
は、レバー26を回動させるだけ良いから、操作が極め
て簡単になり、ほぼワンタッチ操作で防水キャップ20
の着脱を行うことができる。さらに、レバー26を回動
させて、作動面28が台板22と当接する状態になる
と、キャップ本体21を構成する弾性シール部材23が
所定の力で筐体8の開口部8aの周囲に圧接される。従
って、操作の程度や抵抗等に依存して、弾性シール部材
23の筐体8に対する圧接力が変化して、気密度合いが
変化する等といった不都合を生じることはない。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、防
水キャップを電気コネクタの筐体に固定したり、また固
定を解除する機構が極めて簡単な構成となり、しかも固
定及び固定の解除の操作を容易に行うことができ、また
固定した状態では、筐体の開口部を確実にシールできる
等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す防水キャップの外
観図である。
【図2】防水キャップを電気コネクタの筐体に固定した
状態を示す正面図である。
【図3】防水キャップの筐体に対する固定を解除した状
態を示す正面図である。
【図4】防水キャップの構成各部と、筐体の各部との位
置及び寸法関係を示す説明図である。
【図5】体腔内検査装置の一例としての電子内視鏡装置
の全体構成図である。
【図6】従来技術による防水キャップを電気コネクタの
筐体に固定した状態を示す正面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 4 ユニバーサルコード 5 光源・プロセッサユニット 7 電気コネクタ 8 筐体 8a 開口部 8b 掛着部 20 防水キャップ 21 キャップ本体 22 台板 23 弾性シール部材 23a シート部 23b 凸部 25 フック部材 25a 杆部 25b 掛け渡し部 26 レバー 26a 取付孔 28 作動面 29 開放面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内検査装置のユニバーサルコードの
    端部に設けた電気コネクタの筐体に形成した開口部に装
    着されるキャップ本体と、筐体に設けた掛着部に係脱可
    能に掛着されて、キャップ本体を筐体に固定するための
    一対のフック部材とを備えたものにおいて、 前記フック部材は、前記キャップ本体に形成した透孔に
    挿通されて前記電気コネクタへの当接部とは反対側に延
    在され、これら両フック部材の他端にレバーが相対回動
    自在に連結されておりこのレバーは所定の幅を有するものであって、その外周
    面には平坦面からなる作動面と、曲面形状となった開放
    面とが形成されており、前記フック部材への連結部を中
    心として回動操作することによって、作動面または開放
    面を前記キャップ本体に当接可能となし、 前記フック部材の連結部から前記作動面までの距離は、
    前記両フック部材をそれぞれ前記掛着部に掛着した状態
    で、前記レバーの前記作動面を前記キャップ本体に当接
    させると、前記各フック部材に張力を作用させて、キャ
    ップ本体に圧接される長さを有し、 また前記フック部材の連結部から前記開放面までの距離
    のうち、最も短い距離は、前記両フック部材を前記掛着
    部から取り外し可能な長さとする 構成としたことを特徴
    とする体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ。
  2. 【請求項2】 前記キャップ本体は、台板に前記コネク
    タの開口部の周囲の壁部をシールする弾性シール部材を
    装着したものから構成したことを特徴とする体腔内検査
    装置の電気コネクタ用防水キャップ。
  3. 【請求項3】 前記各フック部材は金属ロッドをループ
    状に曲成して、その両端部を前記レバーに相対回動可能
    に係合させるように連結し、このレバーへの係合部から
    延びる一対の杆部間の掛け渡し部を前記筐体部の掛着部
    に掛着する構成としたことを特徴とする請求項1記載の
    体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ。
JP29708496A 1996-10-21 1996-10-21 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ Expired - Fee Related JP3379356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29708496A JP3379356B2 (ja) 1996-10-21 1996-10-21 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29708496A JP3379356B2 (ja) 1996-10-21 1996-10-21 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10118020A JPH10118020A (ja) 1998-05-12
JP3379356B2 true JP3379356B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=17842001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29708496A Expired - Fee Related JP3379356B2 (ja) 1996-10-21 1996-10-21 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3379356B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4745841B2 (ja) * 2006-01-30 2011-08-10 Hoya株式会社 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ
JP4745840B2 (ja) * 2006-01-30 2011-08-10 Hoya株式会社 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ
JP4895868B2 (ja) * 2007-03-07 2012-03-14 Hoya株式会社 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10118020A (ja) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0714575U (ja) コネクターのロック機構
US5476090A (en) Hard enclosure and sheath for same
JP2998578B2 (ja) 内視鏡の本体操作部
WO2000028882A3 (en) Medical manipulator for use with an imaging device
JP2004529473A (ja) リターンパッドケーブルコネクタ
JP2008504944A (ja) 超音波撮像用の音響医療用センサ
JP2004181248A (ja) ケーブル管理のための装置及び方法
JP7234449B2 (ja) 医用撮像装置コネクタ組立体
WO2021000490A1 (zh) 内窥镜
JP3379356B2 (ja) 体腔内検査装置の電気コネクタ用防水キャップ
JPWO2017018301A1 (ja) 内視鏡
JP7079840B6 (ja) 医療撮像デバイス・コネクタ・アセンブリ
JPH0470009B2 (ja)
JPS62213015A (ja) 防水型電気接点
JP2009205923A (ja) 電気コネクタ
JP4745841B2 (ja) 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ
CN210784295U (zh) 一种具有防护功能的一次性使用子宫探针
JP3184598B2 (ja) 内視鏡コネクタおよび内視鏡装置
JP3330820B2 (ja) 超音波探触子の穿刺針保持装置
CN112401925A (zh) 一种用于b超机器人的探头柔性连接装置
JP2001203029A (ja) 医療用コネクタ
JP3533726B2 (ja) 内視鏡の本体操作部
JP2533089Y2 (ja) 超音波プローブ用カプラントホルダ
JP4745840B2 (ja) 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ
JP4895868B2 (ja) 超音波内視鏡の超音波信号コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees