JP2532961Y2 - ホワイトボード用清掃具 - Google Patents

ホワイトボード用清掃具

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JP2532961Y2
JP2532961Y2 JP1991006221U JP622191U JP2532961Y2 JP 2532961 Y2 JP2532961 Y2 JP 2532961Y2 JP 1991006221 U JP1991006221 U JP 1991006221U JP 622191 U JP622191 U JP 622191U JP 2532961 Y2 JP2532961 Y2 JP 2532961Y2
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JP
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roll
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whiteboard
wound
main body
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将 木村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年、ホワイトボードが普及し、
また、ホワイトボードの文字をセンサで読み取りサーマ
ルヘッドにて感熱記録紙に記録できるようになり、その
普及度は一段と高まっている。
【0002】本考案は、このホワイトボード上に記され
た文字等を消去するための清掃具に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来からのホワイトボード用の清掃具
は、平板状のホルダーに比較的厚みのある布やフェルト
などを取付けたもので、普通一般に用いられている黒板
消しと同じようなものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の清掃具によ
ると、ホワイトボード上の文字などを消去する際、常に
同一平面で擦るため長く使用するとホワイトボード上の
インキが清掃具の表面に付着し累積する。その結果、イ
ンキが固まって粉となって落ちたり、ホワイトボード上
に残ったりして完全に消去できなくなるという欠点があ
った。
【0005】本考案は、上記欠点を解消し、ホワイトボ
ード上のインキを完全に拭き取り、ホワイトボード面を
常に清浄状態に保持することのできる清掃具を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案では中空の本体1内に2つのロール7,8を
互いに平行に軸支し、一方のロール7には予めシート状
の清掃用基材2を巻込んでおく。
【0007】そして、基材2をロール7から繰出し、ロ
ール8に巻取る間に基材2平面の内面を支受する支受体
9を設けるとともに、基材2平面の外面は本体1より外
方へ露出せしめる。支受体9は、弾性を有するシート材
からなるものとし、この支受体9の表面に基材の移動方
向と平行に溝を列設する。
【0008】
【作用】一方のロール7から繰出され、支受体9の外側
に位置するシート状の清掃用基材2の平面を、ホワイト
ボード面に擦りつけると、ホワイトボード面のインキは
基材2に吸収される。弾性を有するシート材からなる支
受体9の表面には基材の移動方向と平行に溝が列設して
あるので、シート上の柔軟な基材表面は溝を形成した支
受体表面の凹凸に相応した形状となり、ホワイトボード
上のインキを基材の凹部に取込み易くすることができ
る。
【0009】インキを拭き取った後の基材2は、ロール
8に巻取ると同時に支受体9上にロール7から新しい清
浄な基材2を繰出し新たな清掃に備える。
【0010】このようにして、ホワイトボード面のイン
キは予めロール7に巻込んだ清浄な基材2の長さの範囲
内において完全に吸収され、ホワイトボード上の文字等
を消去することができる。また、ロール7に巻込んだ清
浄な基材2が無くなると、清浄な基材2を巻込んだ新し
いロールと交換する。
【0011】
【実施例】本考案ホワイトボード用清掃具の実施例を添
付図面に基づいて説明する。
【0012】図1に実施例の斜視図、図2にその断面図
(一部省略)を示す。これは、本体1の一平面上にシー
ト状の清掃用基材2を本体1内部より繰出させ、本体1
から露出している基材2をホワイトボード面に擦りつけ
てインキを吸収し、清掃毎に新しい基材2を順次繰出し
得るようにしたものである。
【0013】本体1は、図1の左手前側をこれと対向す
る枠板の一部3に対して狭幅とし、その部分を開口した
箱状とし、図1において4,5で示す側板はビスあるい
は嵌合手段により(図示省略)枠板に対し着脱自在とす
る。図1および図2に示すように、前記側板4,5に
は、円筒状の軸部6を形成し不織布からなる清掃用基材
2を予め巻込んだロール7と、ロール7から繰出された
基材2を巻取るロール8のそれぞれの孔に軸部6,6を
両側から嵌め込んで2つのロール7と8とを本体1内に
おいて互いに平行に軸支する。ロール7,8は紙管とす
ることができる。
【0014】図1に示すように、本体1の開口部分に
は、基材2が本体1より外側に露出して走行するごとく
基材2の内面を支受する支受体9を設ける。支受体9
は、ゴムシートなどで作るとよく、本体1の開口部をほ
ほ閉鎖するごとく平板状とするとともに、図1において
右奥に位置する枠板の一部3に向かって図示のように2
枚の支持板10を一体的に延び出させ、支持板10の一方の
側面11を側板5に貼着などして支受体9を本体1に固定
する。そして、支受体9の両端と本体1の開口部におけ
る2つの端縁部分との間には、基材2を通過させ得る2
つの間隙12,12を設ける。
【0015】2つのロール7,8の一端には、それぞれ
無端状ベルト13を嵌め込む溝14を設ける。両ロール
7,8の大きさは同一寸法形状とするとよい。なお、2
枚の支持板10は、無端状ベルト13の走行に支障がな
いように、例えばL字状に切欠いておくとよい。
【0016】本体1の枠板の一部3には、図1に示すよ
うに、長手方向の中程に、長四角形状の切欠部15を形成
し、該切欠部15には回動可能につまみ16を保持せしめ
る。そして、つまみ16の外周の一部を切欠部15を通して
枠板3の外方へ突き出させ、ロール7,8の溝14および
つまみ16に形成されたプーリ17には、無端状ベルト13を
巻掛ける。つまみ16を手指で図1の矢視方向に回転させ
ると、ロール7から基材2が順次繰出されて一方の間隙
12から本体1外へ現れ出、支受体9の外側を通過しても
う一方の間隙12から本体1内へ送り込まれ、ロール8に
巻取られる。そして、支受体9で支受されている基材2
によりホワイトボード面のインキを拭き取ることができ
る。
【0017】また、図示しないが、例えば、本体1内に
おいて電池と駆動モータを固定し、駆動モータとつまみ
16の軸部とを歯車機構にて連絡しておくと、スイッチを
入れることによりつまみ16が自動的に回転し、自動的に
基材2をロール7から繰出させてロール8に巻取るよう
にすることもできる。
【0018】なお、実施例においては、つまみ16は2つ
のロール7,8とは別の位置に別の軸部を設けて本体1
に取付けたが、ロールの一端を側板より突出させ、その
端部につまみ16を固定してもよい。また、ロール8を直
接回すことによりロール7から繰出される基材2を順次
巻取っていくようにした場合には、無端状ベルト13は別
に用いなくてもよいが、基材の移動を円滑にするために
は無端状ベルト13を使用した方がよい。
【0019】インキを拭き取った後の基材2は、ロール
8に巻取られるが、その巻取りを終えたロール8は軸部
6より外しロール8をつけたまま廃棄し、新しい清浄な
基材2を巻き込んだロールを軸部6に嵌め込み、基材の
なくなったロールを今度は巻取用とするとよい。
【0020】基材は、不織布の他、紙や綿布、柔軟性の
あるポリエステルやナイロンなどのシート材の合成樹脂
材、紙特に和紙と前記合成樹脂材とを張り合わせた複合
材など、シート状に形成することができ、吸水性と柔軟
性があれば何でもよいが、和紙、不織布を用いる方が安
価で、かつ、インキの吸収率が大きく有効である。これ
らの基材に予め水、界面活性剤、高沸点溶剤等の含浸処
理を施すと、清掃性能を高めることができるが、図示し
ないが、本体1内に前記含浸液の蓄積部を設け、使用時
にその蓄積部より含浸液を基材へ注入するようにしても
よい。
【0021】また、弾性を有するシートからなる支受体
を用いる際は、支受体表面に基材の移動方向と平行に、
例えば、V字状の溝を列設しておくとよい。このように
すると、清掃具をその溝に対し直角方向にホワイトボー
ド面に擦りつけたとき、シート上の柔軟な基材表面は、
溝を形成した支受体表面の凹凸に相応した形状となり、
ホワイトボード上のインキを基材の凹部に取込み易くす
ることができる。
【0022】なお、支受体は、ゴムシートの他、フェル
トや柔軟性を有する多孔性のポリウレタンフォームなど
の合成樹脂材としてもよい。この場合は実施例に示すゴ
ムシートや実施例と同様な形状とした弾性を有する合成
樹脂材の上面にシート状のフェルトやポリウレタンフォ
ームを貼着するとよい。
【0023】
【考案の効果】本考案による清掃具は、弾性を有するシ
ート材からなる支受体9の表面に基材の移動方向と平行
に溝が列設されているから、シート上の基材表面は、溝
を形成した支受体表面の凹凸に相応した形状となり、ホ
ワイトボード上のインキを基材の凹部に取込み易くする
ことができる効果がある。
【0024】また、その結果、ホワイトボード面の文字
をセンサで読み取りサーマルヘッドにて感熱記録紙に記
録する器械においては、文字読み取り部のインキによる
汚染がほとんど無くなり器械の寿命が長くなるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部を分解した斜視図、
【図2】その一部を省略し切欠いて示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 基材 7,8 ロール 9 支受体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空の本体1内において、シート状の清掃
    用基材2を巻込んだロール7とその基材2を巻取るロー
    ル8とを互いに平行に軸支し、基材2をスール7から繰
    出し、ロール8に巻取る間に基材平面の内面を支受する
    支受体9を設けるとともに基材平面の外面を本体1より
    外方へ露出せしめたものにおいて、前記支受体9を弾性
    を有するシート材からなるものとし、この支受体9の表
    面に基材の移動方向と平行に溝を列設したことを特徴と
    するホワイトボード用清掃具。
JP1991006221U 1991-01-21 1991-01-21 ホワイトボード用清掃具 Expired - Lifetime JP2532961Y2 (ja)

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JPH04102897U JPH04102897U (ja) 1992-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519608Y1 (ja) * 1967-06-19 1970-08-08
JPS5561365A (en) * 1978-10-31 1980-05-09 Hitachi Metals Ltd Production of molding of fe-a -si base alloy
JPS56163593U (ja) * 1980-05-03 1981-12-04
JP2540356Y2 (ja) * 1990-08-28 1997-07-02 栄一 上野 黒板ふき
JP2516990Y2 (ja) * 1993-06-28 1996-11-13 小沢コンクリート工業株式会社 化粧型枠

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