JP2540356Y2 - 黒板ふき - Google Patents

黒板ふき

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JP2540356Y2
JP2540356Y2 JP1990089219U JP8921990U JP2540356Y2 JP 2540356 Y2 JP2540356 Y2 JP 2540356Y2 JP 1990089219 U JP1990089219 U JP 1990089219U JP 8921990 U JP8921990 U JP 8921990U JP 2540356 Y2 JP2540356 Y2 JP 2540356Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は黒板ふきに関するものであり、黒板の文
字、又は図形等を消すのに用いられる。
「従来の技術」 従来より黒板に書いた文字、又は図形等を消す為に、
通常黒板ふきが用いられていた。
「考案が解決しようとする問題点」 これには次のような欠点があった (イ)黒板に書かれた文字、又は図形等を拭きながら消
すと、黒板ふきの表面にチョークの粉がたまってしまっ
て、その汚れの為にすぐにふきにくくなる。
(ロ)黒板ふきを直接手に持って使用する為、手に汚れ
が附いてしまう事が多々ある。
本案は、これ等の欠点を除く為になされたものである 「問題を解決する為の手段」 (イ)上面部が開口しており、又一側面が着脱自在な長
方形の板(13)を有する長方形の箱体(12)の底面にか
まぼこ形の弾性部材(23)を貼着する。
(ロ)箱体(12)に、シート状の清拭材料(9)を巻き
付けた、円柱棒(1)(2)を嵌着する (ハ)円柱棒(1)(2)に巻かれたシート状清拭材料
(9)は箱体(12)の底面にある弾性部材(23)を被っ
た状態にして、2本の円柱棒(1)(2)によって、箱
体(12)に取付けられる。
(ニ)2本の円柱棒は(1)(2)は、着脱自在な長方
形の板(13)の、穴部(14)(15)を貫通して箱体から
突出している。本案は以上の如く構成された黒板ふきで
ある。
「作用」 (イ)箱体(12)に取付けてあるシート状の清拭材料
(9)を、巻き付けた2本の円柱棒(1)(2)を回転
させる事によって、シート状清拭材料(9)の新しい清
拭面が、清拭部である弾性部材(23)の上面に表出して
くる。
(ロ)2本の円柱棒(1)(2)は、着脱自在な長方形
の板(13)の穴部を貫通して箱体(12)から突出してお
り、その突出した先の部分は使用時の柄(7)(8)と
なる。
「実施例」 以下、本案の実施例について説明する (イ)上面部及び一側面が開口している箱体(12)にお
いて、一端は2個の底つき穴部(16)(17)を有し他端
には同一直径の2個の貫通している穴(14)(15)を有
する長方形の板(13)を、着脱自在に留め具(18)(1
9)(20)(21)を用いて取付ける。
(ロ)箱体(12)の底面部には、弾性部材(23)をかま
ぼこ形に貼着し、前記箱体(12)には、2本の円柱棒
(1)(2)に巻き付けたシート状清拭材料(9)を、
箱体(12)の底面にある弾性部材(23)を被う状態にし
て、その円柱棒(1)(2)によって、箱体(12)の穴
部(14)(15)(16)(17)へ取付ける。
尚、弾性部材(23)については、その表面は、シート
状清拭材料(9)に対して、滑り易く加工した物が適し
ている。
(ハ)円柱棒(1)(2)へのシート状清拭材料(9)
の取付けは、円柱棒の割込み部(3)(4)へ、シート
状清拭材料の折返し縫い込み部(10)(11)を、差し込
んで取付ける。
(ニ)シート状の清拭材料(9)は、円柱棒(1)
(2)にしっかりと取付け易いように、折返し縫い込み
部(10)(11)のあるものが適しているが、折返し縫い
込み部のないシート状清拭材料(24)でも、使用可能で
ある。
(ホ)箱体(12)における円柱棒の円周溝嵌め込み板
(22)は、そこへ円柱棒の円周棒(5)(6)を嵌め込
む事によって、円柱棒(1)(2)が前後に動く事を防
ぎ、箱体(12)にしっかりと固定させる事を目的として
いる。
(ヘ)第7図は本考案における他の実施例を示すもので
あり、着脱自在な長方形の板を箱体(12)に固定的に取
付けて、その長方形の板の上の一部のみを、一端を軸と
して、開動自在にできる板を取付けた事を特徴とするも
のでありこの方法では、円柱棒(1)(2)の箱体(1
2)への取付け固定度において多少劣るものの、円柱棒
(1)(2)の箱体(12)への取付け、取外しが容易に
なるものである。
(ト)第8図は本考案における他の実施例を示すもので
あり、実用新案登録請求の範囲第1項記載の箱体(12)
における、両側の長方形の板の一部を除いた構造であ
る。箱体(12)における一部側板がないが、第1項記載
の箱体(12)による黒板ふきと、ほぼ同じ効果が得られ
る。
(チ)第9図は箱体(12)において、シート状清拭材料
(9)の汚れ部を被う事を目的として、箱体(12)の上
面開口部に箱体上面開口部カバー(26)を、着脱自在に
取付ける事を示すものである。
その着脱方法は、箱体上面開口部カバーの数ヶ所に足を
設け、その端部に凸部を設けて箱体上面開口部カバー嵌
着凸部(27)(28)(29)(30)とし、箱体(12)の方
へは箱体上面開口部カバー嵌着凹部を設けて、着脱自在
な箱体上面開口部カバー(26)とする。
尚、前記(ト)の第8図における箱体の両側板の一部
を除く構造と、(チ)の第9図における箱体上面開口部
カバー(26)を付けて、箱体(12)を密閉状態にする事
においては、シート状清拭材料(9)の汚れ部を被う事
に関して相反する構造になるが、これは使用方法によっ
て、どちらも意義があり、箱体(12)の両側板を一部除
く構造の場合は、円柱棒(1)(2)に巻かれたシート
状清拭材料(9)の汚れ部分を被うまで、シート状清拭
材料(9)を円柱棒に巻きとれば、その新しい面が汚れ
た面を被う事になる為、清拭作業中にも汚れ材質が飛散
する事はなく、又、(チ)における第9図の箱体上面開
口部カバー(26)を取付ける構造については、シート状
清拭材料(9)の汚れ部分を箱体(12)内に密閉する構
造である為、シート状清拭材料(9)の汚れ部分が箱体
(12)内に収まってしまえば、清拭作業中の汚れ材質の
飛散を防ぐ事ができる為、汚れ部分を被う為の円柱棒
(1)(2)への完全な巻きとりは必要としない。
(リ)本考案の製作材料は、弾性部材(23)及び、シー
ト状清拭材料(9)等を除き、木製でも可能であるが、
使用時の重量的な軽さ及び製造コスト等を考慮した場
合、プラスチック等に類する材料が最も適している。
本案は以上のような構造で、これを使用する時は、 (イ)箱体(12)における着脱自在な長方形の板(13)
を取外す。
(ロ)シート状清拭材料(9)の両端の折返し縫い込み
部(10)(11)を、2本の円柱棒(1)(2)の割り込
み部(3)(4)へ差し込んで、シート状清拭材料
(9)を円柱棒(1)(2)へ取付ける。
(ハ)上記のシート状清拭材料(9)を、箱体(12)の
底面にある弾性部材(23)に被せた状態にして、2本の
円柱棒(1)(2)によって、箱体(12)へ装着する (ニ)円柱棒(1)(2)の箱体(12)への装着方法
は、最初に着脱自在な長方形の板(13)を箱体(12)か
ら外しておいて、先づ円柱棒(1)(2)の先端の割り
込み部(3)(4)を、箱体(12)の底つき穴部(16)
(17)へ差し込み、円柱棒の円周溝(5)(6)を円柱
棒円周溝嵌め込み板へ(22)へ嵌め込んで、次に箱体
(12)の2本の円柱棒の柄(7)(8)に、着脱自在な
長方形の板(13)の貫通穴部(14)(15)を差し込み、
着脱自在な長方形の板(13)を箱体(12)に合わせ、留
め具(18)(19)(20)(21)で留める事によって、円
柱棒(1)(2)を箱体(12)に装着する。
尚、前記の円柱棒(1)(2)の箱体(12)への取付
け方法は、登録請求の範囲第1項記載の黒板ふきについ
て述べてあるが、第7図に示す他の実施例の場合のみ、
着脱自在な長方形の板(13)が箱体の側板として固定さ
れている為、円柱棒(1)(2)の取付け方法が一部異
なる。
使用に際しては、円柱棒の柄(7)(8)を持って黒
板における文字や図形等を清拭するが、柄を持つ事によ
って、手を汚さないという利点があり、又、円柱棒
(1)(2)に取付けられているシート状清拭材料
(9)を用いる事によって、清拭効果を増す利点があ
る。
これは弾性部材(23)を被っている部分のシート状清
拭材料(9)の面が清拭部となり、清拭作業を行なっ
て、その面が汚れた場合、箱体(12)における円柱棒の
柄(7)(8)の部分によって円柱棒(1)(2)を回
転させて、シート状清拭材料(9)の新しい面を表出さ
せて更に清拭作業が行なえるものである。
尚、2本の棒を回転させて、新しい清拭面を表出させ
る、という方法は、本人による実用新案登録出願番号61
−044946.の清掃棒による方法を用いるが、清掃棒自体
では、黒板のような平面的な物を清拭する場合、それな
りに欠点があり、実際に清拭してみた場合、清拭材料を
巻いた先端部分しか黒板の清拭に用いる事ができず、又
清掃棒自体の清拭部の表面積が小さい為に、効果的に黒
板の汚れを拭き取る事ができない。
又、従来の黒板等の汚れを清拭する為の黒板ふき自体
には、清拭面がすぐに汚れてしまって、使用しにくくな
り、そして直接手に持って使用する為に、手を汚してし
まう事が多々ある等の欠点がある。
本案は、清掃棒及び従来の黒板ふきの欠点を取除き、
両者の長所のみ取り入れて考案したものであり、清掃棒
の手法による柄を持って使用する為に手を汚さない事、
及び棒を回転させる事によって新たな清拭面を表出させ
る事、又、従来の黒板ふきの清拭面積の大きさ、及び弾
力性材質による黒板を清拭する場合の、拭き取り効果を
取り入れて考案したものである。
「考案の効果」 (イ)シート状清拭材料(9)を巻き付けた、2本の円
柱棒(1)(2)を回転させる事によって、清拭部にシ
ート状清拭材料(9)の新しい面を表出させて、シート
状清拭材料(9)の全面を使いきるまで、汚れていない
清拭面を用いて、黒板に書かれた文字、又は図形等を消
す事ができる。
(ロ)上記の円柱棒(1)(2)の柄(7)(8)を持
って清拭作業ができる為、手が汚れない。
尚、登録請求第1項記載の黒板ふきにおいて、絶対的に
箱体上面開口部カバーを必要とするわけではないので箱
体上面開口部カバーを用いる黒板ふきの場合にのみ箱体
に上面開口部カバー嵌着凹部を有する箱体となるもので
ある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の箱体にシート状清拭材料を巻き付けた
円柱棒を取付けた斜視図 第2図は本考案の円柱棒の斜視図 第3図は本考案のシート状清拭材料の斜視図 第4図は本考案の円柱棒にシート状清拭材料を巻き付け
た斜視図 第5図は本考案の箱体における着脱自在な長方形の板を
取外してある斜視図 第6図は本考案の実施可能な別のシート状清拭材料の斜
視図 第7図は本考案の他の実施例を示す斜視図 第8図は本考案の他の実施例を示す斜視図 第9図は本考案の部品を加えた斜視図 第10図は本考案の底つき穴部付近の拡大断面斜視図 第11図は箱体上面開口部カバー嵌着凸部の拡大斜視図 (1)(2)は円柱棒 (3)(4)は円柱棒の割込み部 (5)(6)は円柱棒の円周溝 (7)(8)は円柱棒の柄 (9)はシート状清拭材料 (10)(11)はシート状清拭材料の折返し縫い込み部 (12)は箱体 (13)は着脱自在な長方形の板 (14)(15)は貫通穴部 (16)(17)は底つき穴部 (18)(19)は留め具の引っ掛け部 (20)(21)は留め具の受け部 (22)は円柱棒の円周溝嵌め込み板 (23)は弾性部材 (24)は折返し縫い込み部のないシート状清拭材料 (25)は側板上部開閉板 (26)は箱体上面開口部カバー (27)(28)(29)(30)は箱体上面開口部カバー嵌着
凸部 (31)(32)(33)(34)は箱体上面開口部カバー嵌着
凹部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面部及び一側面が開口している箱体にお
    いて、一端は2個の底つき穴部を有し、他端には同一直
    径の貫通穴部を有する長方形の板を、側面の開口部に着
    脱自在に取付けて、箱体の底面部には、かまぼこ形の弾
    性部材を貼着し、前記箱体の穴部に嵌着する2本の円柱
    棒を有し、この2本の円柱棒の間に、シート状の清拭材
    料を巻き付けて、前記箱体に嵌する事を特微とする黒板
    ふき。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の黒板
    ふきにおいて、2個の底つき穴部を有する箱体の穴部
    へ、シート状の清拭材料を巻き付けて嵌着する事を特微
    とする、2本の円柱棒。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項記載の黒板
    ふきにおいて、2個の底つき穴部を有する箱体の一端
    に、着脱自在に取付ける事を特微とする、2個の貫通穴
    部を有する、長方形の板。
  4. 【請求項4】長方形の板の底面部には、かまぼこ形の弾
    性部材を貼着し、前記、長方形の板の上部の一端には、
    2個の底つき穴部を有する長方形の板を固定的に取付
    け、他端の両側には、やや四角形の板を固定的に取付け
    て、その両側に取付けた板のほぼ中間部には、上部に半
    円形の凹部を2個有する長方形の板を、その短い部分が
    両側の板に接する状態で固定的に取付け、又、両側の板
    の端部には、2個の底つき穴部と同一直径の貫通穴部を
    有する長方形の板を着脱自在に取付けられる事を特微と
    し、箱体に於ける2個の底つき穴部に、シート状の清拭
    材料を巻き付けた2本の円柱棒を嵌着する事を特微とす
    る黒板ふき。
  5. 【請求項5】実用新案登録請求の範囲第1項記載の黒板
    ふきにおいて用いられる、箱体上面開口部カバー。
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