JPH05160940A - 画像消去機構付電子黒板装置 - Google Patents

画像消去機構付電子黒板装置

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JPH05160940A
JPH05160940A JP3324601A JP32460191A JPH05160940A JP H05160940 A JPH05160940 A JP H05160940A JP 3324601 A JP3324601 A JP 3324601A JP 32460191 A JP32460191 A JP 32460191A JP H05160940 A JPH05160940 A JP H05160940A
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JP
Japan
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blade
writing
image erasing
erasing mechanism
electronic blackboard
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Pending
Application number
JP3324601A
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English (en)
Inventor
Noboru Otaki
登 大瀧
Joshi Tadokoro
譲司 田所
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
Hitoshi Tomiyama
均 冨山
Osamu Ishikawa
修 石川
Yuji Machida
裕司 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク樹脂膜が消し粉になって生ずる手、衣
服、電子黒板の周囲等の汚れ、拭き取りの不十分から生
ずる筆記媒体の汚れ及び印刷品位の劣化、読み取りの性
能劣化を防止する。 【構成】 矢印A−B方向に交叉する筆記画面の一辺に
渡って設けたブレード12を有する回動部7と、矢印A
−B方向に移動する筆記画面に回動部7を回動させてブ
レード12のエッジ部を筆記画面に圧接する回動手段8
とを備え、筆記画面上の画像を剥離して消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の書き込み及び消去
が容易な大形の筆記媒体と、この筆記媒体に書き込まれ
た画像を記録紙に記録する手段を備えた電子黒板装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子黒板装置に用いられる筆記
媒体は、乳白色のベースフィルム上にフッ素フィルムあ
るいはマイラーフィルム等を貼合せたシート状のもの
で、水性インクを使用した筆記具、例えば水性フェルト
ペン等により容易に画像を書き込むことができる。その
ときの画像の構成要素は図8に示すように筆記媒体側か
ら剥離剤、顔料を含む樹脂膜となっている。従って、書
き込んだ画像を柔軟な毛繊維、布、フェルト又はスポン
ジ等の払拭部材で簡単に消去することができる。
【0003】そこで、従来より種々の画像消去機構付電
子黒板装置が開発されてきている。例えば本出願人がす
でに開示した特開昭61−9071号公報もその1つで
ある。この公報に開示された画像消去機構付電子黒板装
置の画像消去機構は筆記媒体面に対して平行に、且つ回
動可能に設けた回転体に払拭部材を巻回し、筆記媒体に
払拭部材を接して回転するとともに、筆記媒体を移動し
て画像を消去するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像消去機構付
電子黒板装置にあっては、画像消去機構に毛繊維をスパ
イラル状に植設した回転ブラシを用いた場合は画像を構
成する樹脂膜を毛繊維の太さ分だけ削り取り、削り取っ
た樹脂膜を粉末状の消し粉として飛散させ、手、衣服、
電子黒板装置の周囲等を汚すとともに、筆記媒体表面に
は未消去部分が残るという問題点があった。
【0005】又、布、フェルト、スポンジ等を払拭部材
として用いた場合は樹脂膜が網状の目をつまらせて消去
能力を劣化させ、樹脂膜は筆記媒体上に残る。残った樹
脂膜は溶剤が気化してさらに固くなり、次にその上を払
拭部材が通ったとき払拭部材側から樹脂膜を奪い取り、
加速的に大きくなって筆記媒体を汚すとともに画像を印
刷装置で印刷したときの印刷品位を劣化させるという問
題点があった。
【0006】さらに払拭部材では剥離剤まで完全に拭う
ことができず、筆記媒体の表面に薄く付着していて、長
期の利用ではこの剥離剤が筆記媒体の表面を汚し、筆記
媒体の素地の白さを灰色に変化させることがあったり、
電子黒板の読み取り性能を劣化させるという問題点もあ
った。
【0007】本発明は、樹脂膜が消し粉になって手、衣
服、電子黒板の周囲等を汚したり、拭き取りの不十分か
ら生ずる筆記媒体の汚れ、印刷品位の劣化、読み取りの
性能劣化を防止した画像消去機構付電子黒板装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【作用】上記のように構成された第1の画像消去機構付
電子黒板装置においては、画像消去時、弾性を有するブ
レードのエッジ部が筆記媒体の筆記面に圧接され、筆記
媒体とブレード接離手段との相対運動により、画像を構
成する剥離剤入り樹脂膜を剥離する。剥離された樹脂膜
は粘着性を有するのでブレードのエッジ部でラセン状に
なって垂れ下がる。垂れ下った部分の自重が粘着力より
大きくなったとき切れて消し粉受けに落下する。このと
き樹脂膜は粉末でなく、糸状である。又、剥離剤は液状
になり、エッジ部に沿って消し粉受けに滴下する。
【0009】そして、制御手段は画像消去にあたっては
筆記画面を複数回消去する。
【0010】又、第2の画像消去機構付電子黒板装置に
おいては、操作手段により第1の画像消去機構付電子黒
板装置と同じ作用を行うとともに、ハンドル付回転機構
を操作してクリーニングローラを回転させ、ブレードに
付着した樹脂膜や剥離剤を除去する。
【0011】従って、本発明によれば、樹脂膜が粉末に
なって飛散し、手、衣服、電子黒板装置の周囲を汚した
り、拭き取りの不十分から生ずる筆記媒体の汚れ、印刷
品位の劣化、読み取り性能の劣化等を防止することがで
きるのである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の画像消去機構付電子黒板装置におい
ては、画像消去機構が移動方向に交叉する筆記媒体の一
辺に渡って設けたブレードを有する回動部と、回動部を
回動させてブレードのエッジ部を筆記画面に圧接する回
動手段とを備えたものである。
【0013】さらに、画像消去にあたっては、筆記画面
を複数回消去することが好ましい。
【0014】又、同様の目的で、第2の画像消去機構付
電子黒板装置においては、画像消去機構が移動方向に交
叉する筆記媒体の一辺に渡って設けたブレードを有する
回動部と、ブレードのエッジ部を筆記画面に圧接する操
作手段を備え、さらにブレードのエッジ部を払拭するブ
レードクリーニング手段を備えたものである。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。
【0016】(第1実施例)図1は第1実施例の構成を
示す模式図である。但し、画像読取手段、印刷手段は図
示していない。下敷板1は、ほぼ1筆記画面(以後1画
面と記す)分の大きさを持ち、筆記媒体2の巻取り、繰
出しを互に行う第1のローラ3と第2のローラ4との間
に配置されてある。筆記媒体2は第1のローラ3、第2
のローラ4間に数画面分巻かれてあり、巻取り、繰出し
動作により画面は矢印A−B方向に移動する。筆記媒体
2には移動方向に沿って縁にページマーク2aを1画面
に相当する間隔で設けてあり、ページマーク2aがペー
ジセンサ5によって検知されると、下敷板1の面上に1
画面分セットされる。画像消去機構6は回動部7と回動
手段8とからなる。回動部7は軸9,10に回動自在に
軸支された支持板11と、弾性を有する材質、例えばゴ
ム、プラスチック等からなる板状のブレード12とから
なる。ブレード12は長手を矢印A−B方向に直角な筆
記画面の一辺(高さ)に渡って圧接できるように、且つ
短手を支持板11からほぼ均等に食み出すように配設し
て支持板11にねじ止め、あるいは接着にて固着してあ
る。回動手段8はセンサ部13と回転駆動部14とから
なる。センサ部13は支持板11に固着されて軸9を中
心に回動するセンサレバー15と、支持板11のホーム
ポジションに対応して設けたホームセンサ16とからな
る。回転駆動部14はモータ17と、モータ17の回転
軸に固着したモータギヤ18と、支持板11に固着され
るとともにモータギヤ18に噛み合って軸10を中心に
回転するギヤ19とからなる。
【0017】図2は第1実施例の制御部を示すブロック
図である。メモリ付制御回路21(以後制御回路21と
記す)は装置全体を制御するマイクロプロセッサ等から
構成される。制御回路21にはモータ駆動回路A22、
モータ駆動回路B23、モータ駆動回路C24、センサ
ドライバ/レシーバ25,26、消去/戻しキー27、
消去キー28、戻しキー29が接続してある。モータ駆
動回路A22、モータ駆動回路B23の出力側はそれぞ
れ第1のローラ3、第2のローラ4を回転駆動させるモ
ータ29,30に接続してある。又、モータ駆動回路C
24の出力側は画像消去機構6のモータ17に接続して
ある。センサドライバ/レシーバ25,26はそれぞれ
ページセンサ5、ホームセンサ16に接続してある。
【0018】次に動作について図3,図4をも加えて説
明する。
【0019】図3は画像消去動作を示すフローチャート
であり、図4は図1のE−E断面矢視図による画像消去
機構の動作説明図である。ステップS1 で制御回路21
は消去キー28が押されたか否かを検知している。消去
キー28が押されたことを認識すると、ステップS2
そのときの筆記画面のページ数をメモリに記憶する。ス
テップS3 でモータ17を回転駆動して回動部7を矢印
D方向へ回動する。この結果ブレード12の一方のエッ
ジ部12bは図4(b)に示すように筆記画面に圧接す
る。ステップS4 でモータ29,30を回転駆動して筆
記媒体2を矢印A方向へ移動する。このときエッジ部1
2bは画像を構成する剥離剤入り樹脂膜を剥離する。剥
離された樹脂膜は粘着性を有するのでエッジ部12bで
ラセン状になって垂れ下がる。垂れ下った部分の自重が
粘着力より大きくなったとき切れて消し粉受けに落下す
る。落下した樹脂膜は粉末でなく、糸状である。又、剥
離剤は液状になり、エッジ部12bに沿って消し粉受け
に滴下する。この間、ステップS5 でページセンサ5に
よりページマーク2bを検知している。ページマーク2
bが検知されると、ステップS6 でモータ29,30の
回転駆動を停止して筆記媒体2の移動を停止する。続い
てステップS7 でモータ17を回転駆動して回動部7を
矢印C方向へ回動する。この間ホームセンサ16により
センサレバー15を検知しており、検知するとモータ1
7の回転駆動を停止して処理を終了する。回動部7はブ
レード12のエッジ部12a,12bが筆記媒体2から
離れたホームポジションで停止している。この結果下敷
板1の面上には新しい筆記画面がセットされてあり、筆
記できる状態になっている。ステップS1で消去キー2
8が押されないと、制御回路21はステップS8 に進
む。ステップS8 で制御回路21は戻しキー29が押さ
れたか否かを検知している。戻しキー29が押されたこ
とを認識すると、制御回路21は現在のページ数がメモ
リに記憶してあるか否かを調べる。メモリに記憶されて
いなければ以後の処理を終了する。メモリに記憶されて
いれば、ステップS10に進む。ステップS10でモータ1
7を回転駆動して回動部7を矢印C方向へ回動する。こ
の結果ブレード12の一方のエッジ部12aは筆記画面
に圧接する。ステップS11でモータ29,30を回転駆
動して筆記媒体2を矢印B方向へ移動する。このときエ
ッジ部12aは一度消去した画面を再度消去する。この
間、ステップS12でページセンサ5によりページマーク
2bを検知している。ページマークが検知されると、ス
テップS13でモータ29,30の回転駆動を停止して筆
記媒体2の移動を停止する。続いて、ステップS14で消
去の済んだそのページ数をメモリから除き、ステップS
15でモータ17を回転駆動して回動部7を矢印D方向へ
回動する。この間、ホームセンサ16によりセンサレバ
ー15を検知しており、検知するとモータ17の回転駆
動を停止して処理を終了する。この結果回動部7はホー
ムポジションで停止し、下敷板1の面上には2度消去し
た筆記画面がセットされてある。ステップS8 で戻しキ
ー29が押されないと、制御回路21はステップS16
進む。ステップS16で制御回路21は消去/戻しキー2
7が押されたか否かを検知している。消去/戻しキー2
7が押されるとステップS17に進み、押されないとステ
ップS1 に戻る。ステップS17,S18,S19,S20はス
テップS3 ,S4 ,S5 ,S6と同様である。ステップ
21で制御回路21はモータ17を回転駆動して回動部
7を矢印C方向へ回動し、ブレード12の他方のエッジ
部12aを一度消去した画面に圧接する。ステップS22
でモータ29,30を回転駆動して筆記媒体2を矢印B
方向へ移動させる。ステップS23,S24,S25はステッ
プS12,S13,S15と同様である。
【0020】この様に、本実施例では消し粉は粉末でな
く、糸状で飛散せず、手、衣服、電子黒板装置の周囲等
を汚さず、さらに筆記画面は必ず2度消去されるので、
未消去部分や剥離剤はほぼ完全に除去される。
【0021】本実施例では回動手段にモータ、ギヤを用
いたが、電磁ソレノイドを用いてもよい。
【0022】又、1枚のブレードを使用し、回動軸方向
の平行な2辺を支持板から食み出すようにして支持板に
固着したが、2枚のブレードを支持板に固着してもよ
い。
【0023】(第2実施例)図5は第2実施例の構成を
示す模式図である。但し、画像読取手段、印刷手段は図
示していない。筆記媒体51はホーロー板等からなり、
スタンド52に支えられている。画像消去機構53は移
動機構54により筆記画面に対して矢印I−J方向へ移
動する。筆記媒体51の一端部(図中では左側)にはブ
レードクリーニング手段55が固設してある。
【0024】図6は図5のF−F断面矢視図である。2
点鎖線で示した画像消去機構はブレードのクリーニング
状態を示している。又、図7は図6のG−G断面矢視図
である。画像消去機構53は移動機構54の内部に回動
部56と操作手段57とを有する。回動部56は矢印I
−J方向に対して直角な方向に対向して設けられた軸5
8,59(軸59は図示せず)に回動自在に軸支された
支持板60と、弾性を有する材質、例えばゴム、プラス
チック等からなる板状のブレード61と、付勢手段とし
ての引張スプリング62と、ストッパ63とからなる。
軸58,59は移動機構54のフレーム54aに設け
る。ブレード61の長手は筆記画面の全高さに渡ってエ
ッジ部61aを筆記画面に圧接できるように軸58,5
9に対して支持板60の一端側に接着してある。引張ス
プリング62の一端部は軸58,59に対して支持板6
0の他端側に引掛けてあり、他端部を移動機構54のフ
レーム54aに引掛けてある。従って、支持板60は引
張スプリング62により引張られ、軸58,59を中心
に回動して一端部をストッパ63に当接している。操作
手段57は一端にボタン64aを有するとともに中央部
にストッパ65を設け、他端を支持板60の一端側に当
接させたロッド64である。ロッド64はボタン64a
をフレーム54aの外に出し、ボタン64aとストッパ
65との間をフレーム54の摺動穴に設けてある。ブレ
ードクリーニング手段55は軸67に払拭部材68を植
設し、払拭部材68の全長がブレード61の長手方向の
全長に等しいクリーニングローラ69と、クリーニング
ローラ69を矢印方向へ回転させるハンドル付回転機構
70と、粉落し部材71と消し粉受け箱72と、フレー
ム73とからなる。クリーニングローラ69の一端部は
フレーム73に設けた軸受74に軸支し、他端部はブラ
ケット75に設けた軸受76に軸支してある。ブラケッ
ト75はフレーム73にねじ77で固着してある。ハン
ドル付回転機構70はハンドル78と一組の歯車79と
からなる。一方の歯車79aはクリーニングローラ69
の他端部に固着してあり、他方の歯車79bはハンドル
78に固着してある。ハンドル78はフレーム73に回
転自在に設けてある。粉落し部材71の先端部71aは
クリーニングローラ69のほぼ全長に沿って払拭部材6
8の中に入り込んでいる。消し粉受け箱72はフレーム
73に対して引出し構造に収納されてある。又、フレー
ム73にはブレード受入れ口73aが設けてあり、2点
鎖線で示したように画像消去機構53が左端部まで移動
すると、ブレード61のエッジ部61aと払拭部材68
とが接触する。
【0025】次に動作について説明する。画像消去時、
画像消去機構53を筆記媒体51に対して他端部(図5
では右側)へ移動させる。次に操作手段のボタン64a
を押し込む。回動部54は2点鎖線で示すように操作手
段57により押されて矢印H方向へ回動し、ブレード6
1のエッジ部61aを筆記画面に圧接する。この状態で
画像消去機構53を矢印I方向へ移動する。このとき画
像は第1実施例で説明したように剥離する。画像消去機
構53を筆記媒体51に対して一端部(図5では左側)
まで移動したら停止させ、ブレードクリーニング手段5
5のハンドル78を回転する。クリーニングローラ69
は図6に示すように矢印方向へ回転し、払拭部材68が
ブレード61に付着している樹脂膜や剥離剤をフレーム
73内で拭き落す。拭き落された樹脂膜や剥離剤は消し
粉受け箱72に落下する。又、このとき、払拭部材68
に付着した樹脂膜や剥離剤は粉落し部材71によって同
様に消し粉受け箱72に落下する。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0027】弾性を有するブレードのエッジ部を筆記媒
体の筆記面に対して接離するようにしたことにより、顔
料等を含む樹脂膜は粉末化せず、糸状になって消し粉受
けに落下するので、手、衣服、電子黒板の周囲等を汚さ
ない。
【0028】又、ブレードは筆記画面全幅に渡って樹脂
膜を剥離するとともに筆記画面を複数回消去するので消
し残りは完全になくなり、いつでも白地の筆記画面が得
られる。
【0029】又、樹脂膜と筆記媒体との間に存在する剥
離剤は剥離した際に液状となり、エッジ部に沿って滴下
することにより剥離剤も完全に除去されるので、筆記媒
体の白地は灰色等に変化せず、画像読み取り性能は劣化
しない。
【0030】又、消去動作を操作手段を用いた場合に
は、簡単な機構で画像消去機構を構成できる。
【0031】又、ブレードクリーニング手段を設けて消
去動作終了時、ブレードのエッジ部に付着している樹脂
膜を除去するようにしたことにより、常に鋭利なエッジ
部で消去できる。
【0032】又、ブレードクリーニング手段にダストカ
バー、ダストボックスを加えることにより、払拭された
樹脂膜は飛散せず、電子黒板装置の周囲を汚すことはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示す模式図
【図2】第1実施例の制御部を示すブロック図
【図3】画像消去動作を示すフローチャート
【図4】図1のE−E断面矢視図による画像消去機構の
動作説明図
【図5】第2実施例の構成を示す模式図
【図6】図5のF−F断面矢視図
【図7】図6のG−G断面矢視図
【図8】画像の構成を示す断面図
【符号の説明】
2,51 筆記媒体 6,53 画像消去機構 7,54 回動部 8 回動手段 55 ブレードクリーニング手段 57 操作手段 69 クリーニングローラ 70 ハンドル付回転機構
フロントページの続き (72)発明者 冨山 均 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 石川 修 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 町田 裕司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記媒体と画像消去機構との相対運動に
    より、筆記画面上の画像を剥離して消去する画像消去機
    構付電子黒板装置において、 画像消去機構は移動方向に交叉する筆記画面の一辺に渡
    って設けたブレードを有する回動部と、 回動部を回動してブレードのエッジ部を筆記画面に圧接
    する回動手段とを備えたことを特徴とする画像消去機構
    付電子黒板装置。
  2. 【請求項2】 回動手段を制御して筆記画面を複数回消
    去する制御部を備えた請求項1記載の画像消去機構付電
    子黒板装置。
  3. 【請求項3】 筆記媒体と画像消去機構との相対運動に
    より、筆記画面上の画像を剥離して消去する画像消去機
    構付電子黒板装置において、 画像消去機構は移動方向に交叉する筆記画面の一辺に渡
    って設けたブレードを有する回動部と、 ブレードのエッジ部を筆記画面に圧接する操作手段とを
    備えたことを特徴とする画像消去機構付電子黒板装置。
  4. 【請求項4】 ブレードのエッジ部全長を払拭する払拭
    部材を植設して回転自在に軸支したクリーニングローラ
    と、そのクリーニングローラを回転させるハンドル付回
    転機構とからなるブレードクリーニング手段を備えた請
    求項3記載の画像消去機構付電子黒板装置。
JP3324601A 1991-12-09 1991-12-09 画像消去機構付電子黒板装置 Pending JPH05160940A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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