JP2532496Y2 - プロッタ機構 - Google Patents

プロッタ機構

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JP2532496Y2
JP2532496Y2 JP101891U JP101891U JP2532496Y2 JP 2532496 Y2 JP2532496 Y2 JP 2532496Y2 JP 101891 U JP101891 U JP 101891U JP 101891 U JP101891 U JP 101891U JP 2532496 Y2 JP2532496 Y2 JP 2532496Y2
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JP
Japan
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pen
plotter
carriage
pin
plotter pen
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JP101891U
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English (en)
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JPH0496025U (ja
Inventor
靖 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はペンレコーダで用いられ
るプロッタ機構に関し、更に詳しくは、プロッタペンの
アップダウン機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ペンレコーダにおいて、測定条件や警報
情報等の各種のメッセージを記録紙に印字するために、
アナログ信号の大きさを記録するペン機構から独立し
て、印字記録するためのプロッタペンを、記録紙の送り
方向と直角に交わるX方向および記録紙の送り方向に沿
ったY方向に移動させるとともに、記録紙に対して垂直
なZ方向にアップダウンさせて印字記録するプロッタ機
構を組み込んだものが実用化されている。
【0003】ところで、従来のこのようなプロッタペン
のアップダウン機構は、プロッタペンが搭載されるキャ
リッジとは別々に構成されていた。そして、プロッタペ
ンのアップダウン量を設定する調節機構もキャリッジか
ら分離された形態でレコーダの側面に設けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来の構成に
よれば、レコーダにプロッタ機構を搭載するのにあたっ
て各機種毎に個別にプロッタペンのアップダウン機構を
設計しなければならず、コスト高になってしまう。ま
た、機種間でプロッタペンのアップダウン機構の共通化
が図れないので、部品管理点数も増加するという問題も
ある。さらに、ペンのアップダウン量を設定する調節機
構がレコーダの側面に設けられているのでメンテナンス
がやりにくく、操作性に欠ける。
【0005】本考案は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、キャリッジに搭載される
プロッタ機構に汎用性を持たせ、ペンのアップダウン量
の設定についての操作性も改善することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るプロッタ機
構は、プロッタペンが記録紙の送り方向に沿って前後に
移動可能に搭載されたキャリッジと、該キャリッジの側
面に取り付けられて垂直方向に変位可能にバネで付勢さ
れ、初期位置が任意に設定されるピンと、水平辺と垂直
辺によりほぼT字形に形成され、水平辺の一端は前記プ
ロッタペンのアームの下面を摺動するように形成され、
水平辺の他端には溝が形成されて該溝は前記ピンに係合
され、水平辺と垂直辺の連結部分は前記キャリッジに設
けられた軸に回転可能に取り付けられたペンアップダウ
ンバーと、前記キャリッジに搭載され、プランジャの端
部が前記ペンアップダウンバーの垂直辺の端部に連結さ
れたソレノイド、とで構成されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ソレノイドが励磁されることによりプランジャ
は磁気吸引される。プランジャが磁気吸引されることに
より、ペンアップダウンバーはピンを付勢するバネを圧
縮する方向に回転してプロッタペンをダウンさせる。
【0008】ソレノイドの励磁が解除されることにより
プランジャの磁気吸引も解除され、ペンアップダウンバ
ーはピンを付勢するバネの復元力でプロッタペンをアッ
プさせる方向に回転する。ここで、プロッタペンのアッ
プ量はピンの初期位置で決定される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳
細に説明する。
【0010】図1は本考案の一実施例の要部を示す側面
構成図である。図において、1はプロッタペンであり、
アーム2を介して図示しない記録紙の送り方向に沿って
前後に移動可能にキャリッジ3に搭載されている。本実
施例では、モータ4で回転される回転軸5の回転により
移動する例を示している。
【0011】6はピンであり、キャリッジ3の側面に取
り付けられている。該ピン6は図2に示すようにケース
7に形成されている溝8に沿って垂直方向に変位する。
図3は図2のケースの内部構成図である。ケース7の内
部には、ピン6が取り付けられた可動部9と、固定部1
0と、可動部9を固定部10側に付勢するバネ11が収
納されている。固定部10はケース7に対して任意の位
置にキャリッジ3の前面からネジ12で固定できるよう
に構成されていて、該固定部10の位置によりピン6の
初期位置が設定される。
【0012】13はペンアップダウンバーであり、水平
辺と垂直辺によりほぼT字形に形成されている。そし
て、水平辺の一端はプロッタペンのアーム2の下面を摺
動するように形成され、水平辺の他端には溝14が形成
されて該溝14はピン6に係合され、水平辺と垂直辺の
連結部部分はキャリッジ3に設けられた軸15に回転可
能に取り付けられている。
【0013】16はソレノイドであり、キャリッジ3に
搭載されている。該ソレノイド16に磁気吸引されるプ
ランジャ17の端部はペンアップダウンバー13の垂直
辺の端部に連結されている。
【0014】このような構成の動作を説明する。図1は
プロッタペン1をアップした状態である。この状態でソ
レノイド16を励磁すると、プランジャ17は矢印の方
向に磁気吸引される。この結果、ペンアップダウンバー
13は反時計方向に回転してプロッタペン1は図示しな
いプラテン上にダウンして印字状態になる。そして、ペ
ンアップダウンバー13の反時計方向の回転により可動
部9が上昇し、バネ11を圧縮する。
【0015】これに対し、プロッタペン1がダウンした
状態でソレノイド16を非励磁にすると、バネ11の復
元力で可動部9は下降する。この結果、ペンアップダウ
ンバー13は時計方向に回転してプロッタペン1は再び
アップして印字しない状態になり、プランジャ17も図
1に示す元の状態に戻る。ここで、バネ11の復元力に
よるプロッタペン1のアップ量は、キャリッジ3の前面
からネジ12による固定部10のケース7に対する固定
位置を上下させることで任意に調整できる。
【0016】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、以下のような効果が得られる。
【0017】キャリッジにはプロッタペンを記録紙の送
り方向に沿って前後に移動させる機構とプロッタペンを
アップダウンさせる機構が搭載されているので汎用性が
得られ、レコーダにプロッタ機構を搭載するのにあたっ
て従来のような機種毎のプロッタペンのアップダウン機
構の設計は不要になり、機種間でのプロッタ機構の共通
化が図れるのでコストを下げることができる。
【0018】そして、プロッタペンのアップ量はキャリ
ッジの前面から調整可能なピンの初期位置で決定される
ので、操作性も大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す側面構成図であ
る。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図2のケースの内部構成図である。
【符号の説明】
1 プロッタペン 2 アーム 3 キャリッジ 4 モータ 5 回転軸 6 ピン 7 ケース 8 溝 9 可動部 10 固定部 11 バネ 12 ネジ 13 ペンアップダウンバー 14 溝 15 軸 16 ソレノイド 17 プランジャ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロッタペンが記録紙の送り方向に沿っ
    て前後に移動可能に搭載されたキャリッジと、該キャリ
    ッジの側面に取り付けられて垂直方向に変位可能にバネ
    で付勢され、初期位置が任意に設定されるピンと、水平
    辺と垂直辺によりほぼT字形に形成され、水平辺の一端
    は前記プロッタペンのアームの下面を摺動するように形
    成され、水平辺の他端には溝が形成されて該溝は前記ピ
    ンに係合され、水平辺と垂直辺の連結部分は前記キャリ
    ッジに設けられた軸に回転可能に取り付けられたペンア
    ップダウンバーと、前記キャリッジに搭載され、プラン
    ジャの端部が前記ペンアップダウンバーの垂直辺の端部
    に連結されたソレノイド、とで構成されたことを特徴と
    するプロッタ機構。
JP101891U 1991-01-17 1991-01-17 プロッタ機構 Expired - Lifetime JP2532496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP101891U JP2532496Y2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 プロッタ機構

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JP101891U JP2532496Y2 (ja) 1991-01-17 1991-01-17 プロッタ機構

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Publication Number Publication Date
JPH0496025U JPH0496025U (ja) 1992-08-20
JP2532496Y2 true JP2532496Y2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=31728127

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