JP2531638Y2 - ディスク再生装置のプログラム装置 - Google Patents

ディスク再生装置のプログラム装置

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JP2531638Y2
JP2531638Y2 JP1987134052U JP13405287U JP2531638Y2 JP 2531638 Y2 JP2531638 Y2 JP 2531638Y2 JP 1987134052 U JP1987134052 U JP 1987134052U JP 13405287 U JP13405287 U JP 13405287U JP 2531638 Y2 JP2531638 Y2 JP 2531638Y2
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time
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俊二 石橋
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株式会社 ケンウッド
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、ディスク再生装置のプログラム装置に係
り、とくに編集時間を指定してプログラム録音を行う場
合に好適なディスク再生装置のプログラム装置に関す
る。 〔従来の技術〕 例えば、CDオーディオプレーヤでは、ディスクに記録
された1曲目、2曲目、3曲目、……という曲順に従
い、普通に再生を行う機能を有する他、ディスクに記録
された曲順とは関係なく、5曲目、1曲目、3曲目、…
…という具合に、ユーザが指定した任意の曲順で再生で
きるようにしたプログラム演奏機能が備えられている。 すなわち、ユーザがプログラムモード設定キーを押し
プログラムモードの設定を行ったあと、まずディスクの
中の最初に演奏したい曲番、例えば「5」を曲番指定キ
ーで指定すると、プログラムメモリーのプログラム番号
1のエリアに「5」が登録され、次に2番目に演奏した
い曲番、例えば「1」を指定すると、プログラムメモリ
ーのプログラム番号2のエリアに「1」が登録され、3
番目に演奏したい曲番、例えば「3」を指定すると、プ
ログラムメモリーのプログラム番号3のエリアに「3」
が登録される。 プログラムメモリーに登録した3つの曲だけ聴きたい
場合、次にプレイキーを押せば、CDプレーヤのシステム
マイコンが、まず光ピックアップをディスクの5曲目の
先頭位置へ移動し、再生を開始させ、5曲目の曲が終了
すると、次に光ピックアップをディスクの1曲目の先頭
位置へ移動し、再生を開始させ、1曲目の曲が終了する
と、次に光ピックアップをディスクの3曲目の先頭位置
へ移動し、再生を開始させるというふうにして、ユーザ
が指定した曲順で演奏を行わせる。 また、CDプレーヤには、上記プログラム機能に関連し
て、編集機能が備えられており、例えばユーザが曲番
「5」、「1」、「3」をプログラムしたあと、更に編
集時間を指定すると、CDプレーヤのシステムマイコン
が、プログラム情報記憶部にまだ登録されていない曲
で、追加登録する曲の合計演奏時間が編集時間以内に収
まる曲(1又は複数曲)を、ディスク情報記憶部のTOC
データを参照して見出し、プログラム情報記憶部にその
曲番、例えば「2」、「4」、「6」を自動的に追加登
録するようになっている。従って、編集時間を指定した
あと、プレイキーをオンすれば、先にユーザが自ら指定
したプログラム曲、「5」、「1」、「3」に続けて、
更に編集時間分だけ曲番「2」、「4」、「6」の再生
を行う。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、上記した従来技術では、編集時間を指定しシ
ステムマイコンに自動プログラムさせたとき、それまで
にユーザが自らプログラムした曲の演奏時間については
何ら考慮されず、単に、既登録曲番との重複を避けなが
ら追加曲の合計演奏時間が指定された編集時間に収まる
ように追加登録されるだけなので、例えば30分テープや
45分テープのように録音最大時間が分かっており、テー
プの初めには、ディスクの曲番「5」、「1」、「3」
の曲順で録音したいが、残りの曲についてはとくに希望
曲順が無く、しかもいずれの曲を録音しても構わないと
いう場合、曲番「5」、「1」、「3」の合計演奏時間
をテープの録音最大時間から引いた時間を編集時間に指
定しないと、プログラムされた全曲を登録しようとした
とき、全プログラム曲の合計演奏時間の方が長くなっ
て、テープの長さが足ず、最後の曲が曲の途中までしか
録音されなかったり、全プログラム曲の合計演奏時間が
短すぎ、テープの後半に無駄な空きができてしまうとい
う事態が生じる。 この考案は、かかる問題に鑑みなされたもので、ユー
ザが自らプログラムした曲の演奏時間を考慮して、全プ
ログラム曲の演奏時間が指定編集時間内に収まるように
自動プログラムし、簡便な操作で、所望の録音媒体の録
音可能時間に対し最適な編集録音を行えるディスク再生
装置のプログラム装置を提供することを、その目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案では、ディスクのTOCよりTOC情報を読み出す
TOC読出部と、TOC読出部で読み出したTOC情報を記憶す
るディスク情報記憶部と、プログラムモードの設定を伴
うモード設定部と、プログラムモード時,ユーザがプロ
グラム再生したい曲番を指定するための曲番指定部と、
曲番をプログラム順序で記憶するプログラム記憶部と、
曲番指定部で指定された曲番を,指定順がプログラム順
となるようにプログラム記憶部に記憶させるプログラム
処理部と、を含むディスク再生装置において、 編集時間を指定する編集時間指定部と、編集時間指定
部の操作で編集時間が指定されると、前記ディスク情報
記憶部とプログラム記憶部に記憶された情報を参照し
て、プログラム記憶部の既登録曲番の合計演奏時間を編
集時間指定部で指定された編集時間と比較し、編集時間
の方が長いとき、全プログラム演奏時間が編集時間を越
えない範囲で、ディスクの未だプログラムされていない
曲番を探し、プログラム記憶部に追加記憶させる自動プ
ログラム処理部と、を有することを特徴としている。 また、前記自動プログラム処理部が自動プログラム処
理を終えたあとのプログラム記憶部に記憶された全登録
曲番を所定の表示部に表示させる表示処理部を設けたこ
と、を特徴としている。 〔実施例〕 図面を参照して、この考案の実施例を説明する。 第1図には、この考案に係るCDプレーヤの全体的なブ
ロック図が示されている。 ディスク10は、CDプレーヤのトレイに乗せローディン
グさせると、スピンドルモータ12の回転軸に固定され、
回転可能とされる。スピンドルモータ12の回転軸に固定
されたディスク10の下面側には、光ピックアップ14が設
けられており、プレイ時等にディスク10に記録された信
号の読み取りがなされる。この光ピックアップ14は、ピ
ックアップ送りモータ16の駆動を受けて、ディスク10の
半径方向に移動可能に成っており、ディスク10の走査
や、サーチ移動がなされる。 スピンドルモータ12、ピックアップ送りモータ16に
は、サーボ回路18が接続されており、システム制御用の
マイクロコンピュータ20から入力する種々の指令に従
い、ディスク10の回転開始や停止、光ピックアップ14の
サーチ移動や初期位置復帰を行わせる他、信号読み取り
時には、光ピックアップ14の走査位置におけるディスク
10の回転線速度を常に一定に保たせたり、光ピックアッ
プ14でディスク10のトラックを正確に追従させたりす
る。 光ピックアップ14の出力側には、検波回路22が接続さ
れており、信号読み取り時、光ピックアップ14から出力
されるRF信号に対し、増幅、波形等価、2値化、この2
値化信号より抽出したPLL同期クロックによる同期検波
がなされる。PLL同期クロックは、サーボ回路18へ出力
され、スピンドルモータ12の回転制御に用いられる。 検波回路22の出力側には、デジタル信号処理回路24が
接続されており、検波回路22から入力した検波後のデジ
タル信号より、所定の複号処理を経て、デジタルオーデ
ィオサンプルデータ、Qコード等の再生がなされる。 デジタル信号処理回路24の出力側には、アナログ変換
回路26が接続されており、デジタルオーディオサンプル
データがアナログオーディオ信号に変換される。 アナログ変換回路26の出力側は、外部に設けられたテ
ープレコーダ(図示せず)と接続されており、ディスク
10からテープへのダビングができるようになっている。 また、デジタル信号処理回路24には、マイクロコンピ
ュータ20が接続されている。マイクロコンピュータ20の
入力側にはキー入力部28、出力側には表示部30が接続さ
れている。 キー入力部28には、プレイキー、ストップキー、プロ
グラムモード設定キー、曲番入力と編集時間入力などを
行う数字キー(
〔0〕〜
〔9〕のテンキーと〔+10〕、
〔+20〕、〔+30〕、〔+40〕、〔+50〕)、エディッ
トキー、スペースキー等が含まれている。 表示部30には、トラックナンバ表示エリア30A、プロ
グラムナンバ表示エリア30B、タイム表示エリア30C、エ
ディットモード表示エリア30D、スペースモード表示エ
リア30E、プログラム情報をカレンダ式に表示するカレ
ンダ表示エリア30Fが設けられている。 マイクロコンピュータ20は、CPU、ROM、RAMがバス接
続されて成り、ROMに格納された制御プログラムによ
り、ユーザによるキー入力部28でのキー操作に従い、プ
レイ制御、ストップ制御、プログラム登録制御、プログ
ラム演奏制御、表示制御などの各種制御処理を、必要に
よりデジタル信号処理部24からQコード等を入力した
り、装置各部に所定の指令を出力したりして実行する。 マイクロコンピュータ20のRAMには、ディスク10より
読み出されたTOC(Table Of Contents)情報を記憶する
ディスク情報記憶エリアと、プログラム演奏を行うため
のプログラム情報記憶エリアとが設けられている。この
実施例では、後者のプログラム情報記憶エリアには、全
20曲のプログラムができるようになっているものとす
る。 次に、上記実施例の全体的動作を説明する。 まず、ディスク10がトレイに乗せられ、このトレイが
押圧されると、ローディング機構が稼働し、ディスク10
がスピンドルモータ12の回転軸にセットされる。マイク
ロコンピュータ20は、ディスク10のセット完了後、サー
ボ回路18に、ディスク10の回転指令を与えディスク10を
回転させるとともに、光ピックアップ14の送り指令を出
力し、光ピックアップ14をTOC先頭位置まで移動させた
後、記録信号の検出を行わせる。そして、検波回路22で
同期検波され、デジタル信号処理回路24で複号されたTO
Cデータを入力し、RAM中のディスク情報記憶エリアに格
納する。このTOC情報には、ディスク10に記録された最
初の曲のトラックナンバ(最小曲番)STN、最後の曲の
トラックナンバ(最大曲番)ETN、各曲の開始時間、全
曲の終了時間が含まれている。 ここでは、STN=「1」、ETN=「15」とする。 TOCデータ読み取り後、光ピックアップ14は初期位置
に戻され、ディスク10の回転も止められる。 その後、マイクロコンピュータ20は、ユーザによるキ
ー操作を待つ。ここで、ユーザがプログラムモード設定
キーをオンすると、マイクロコンピュータ20は、プログ
ラムモード状態となり、以降、第2図のフローチャート
に従いプログラム登録処理を実行する。 即ち、まず、マイクロコンピュータ20は、RAMで管理
しているプログラムナンバPN、スペースフラグSFをクリ
アし(ステップ40)、ユーザによる曲番入力操作、若し
くはスペースキーの操作、或いはエディットキーの操作
がなされるのを待ち(ステップ42、44、45)、プログラ
ムしたい最初の曲番(トラックナンバ)UTN(1)が指
定されると、プログラムナンバPNをインクリメントして
1とし(ステップ46)、PN>20でないことを確認したあ
と(ステップ48)、プログラム情報記憶エリアのプログ
ラムナンバ1に対応するアドレスPAD1にUTN(1)を書
き込む(ステップ50)。例えば、ユーザが最初に再生し
たい曲としてトラックナンバ「5」の曲を指定したと
き、PAD1には「5」が登録される。続いて、マイクロコ
ンピュータ20は、表示部30のプログラムナンバ表示エリ
ア30Bの表示を<1>とさせ、トラックナンバ表示エリ
ア30Aの表示を<5>とさせ、カレンダ表示エリア30Fに
<5>を表示させる(ステップ52)。また、ディスク情
報記憶エリアに記憶されたTOCデータより、 曲番「6」の開始時間−曲番「5」の開始時間を計算
して曲番「5」の演奏時間を求め、タイム表示エリア30
Cにプログラム演奏タイム表示を行わせる(ステップ5
4、第4図(1)参照)。なお、第4図では、プログラ
ム演奏タイム表示には、マイナス符号がついている。 次にマイクロコンピュータ20はステップ42へ戻り、ユ
ーザが2番目に再生したい曲番の入力、またはスペース
キー、エディットキーの操作を待つ。 そして曲番入力キーの操作で次の曲番UNT(2)が指
定されると、プログラムナンバPNをインクリメントして
2とし(ステップ46)、PN>20でないことを確認したあ
と(ステップ48)、プログラム情報記憶エリアのプログ
ラムナンバ2に対応するアドレスPAD2にUTN(2)を書
き込む(ステップ50)。例えば、ユーザが2番目に再生
したい曲としてトラックナンバ「1」の曲を指定したと
き、PAD2には「1」が登録される。続いて、マイクロコ
ンピュータ20は、表示部30のプログラムナンバ表示エリ
ア30Bの表示を<2>とさせ、トラックナンバ表示エリ
ア30Aの表示を<1>とさせ、カレンダ表示エリア30Fに
<1、5>を表示させる(ステップ52)。また、ディス
ク情報記憶エリアに記憶されたTOCデータより、 曲番「2」の開始時間−曲番「1」の開始時間を計算し
て曲番「1」の演奏時間を求め、さきの曲番「5」の演
奏時間に加算して、タイム表示エリア30Cにプログラム
演奏タイム表示を行わせる(ステップ54、第4図(2)
参照)。 そして、ステップ42へ戻り、ユーザが3番目に再生し
たい曲番の入力、若しくはスペースキー入力、エディッ
トキー入力を待つ(ステップ44、45)。 ここで、ユーザがスペースキーをオンしたとき、マイ
クロコンピュータ20はスペースモード設定を行い、SF=
「1」とし、スペースモード表示エリア30Dにスペース
モード表示を行わせ、PN≧2であることを確認したあ
と、曲番「5」の演奏時間、曲番「1」の演奏時間、ダ
ビング時に曲間を数秒間空けさせるためのSPACE時間
(ここでは4秒)を加算し、タイム表示エリア30Cにプ
ログラム演奏タイム表示を行わせる(ステップ44、56〜
64、第4図(3)参照)。 そして、ステップ42へ戻り、ユーザが3番目に再生し
たい曲番の入力、若しくはスペースキー入力、エディッ
トキー入力を待つ(ステップ44、45)。 ユーザが3番目のプログラム、例えば、「3」を指定
すれば(ステップ42)、プログラムナンバPNをインクリ
メントして3とし(ステップ46)、PN>20を確認したあ
と(ステップ48)、プログラム情報記憶エリアのプログ
ラムナンバ3に対応するアドレスPAD3に曲番「3」を登
録し、プログラムナンバ表示とトラックナンバ表示を各
々<3>とさせ、カレンダ表示を<1、3、5>とさせ
る(ステップ50、52)。また、ディスク情報記憶エリア
に記憶されたTOCデータより、 曲番「4」の開始時間−曲番「3」の開始時間を計算
して曲番「3」の演奏時間を求め、さきの曲番「5」及
び「1」の演奏時間に加算し、更にSFが「1」なので、
曲間4秒×2を加算してプログラム演奏タイム表示を行
わせる(ステップ54、第4図(4)参照)。 そして、マイクロコンピュータ20は、ステップ42へ戻
り、ユーザが4番目に再生したい曲番の入力、またはス
ペースキー入力、エディットキー入力を待つ。 以下同様にして、ディスク10に含まれている残りの曲
番、「2」、「4」、「6」、「7」……についても、
ユーザが曲番入力キーで、個々の曲番を再生希望順に入
力すれば、その都度プログラム情報記憶エリアのプログ
ラムナンバ4、5、6、……に対応するアドレスPAD4、
5、6、……に曲番が登録され、プログラムナンバ表
示、トラックナンバ表示、演奏時間表示がなされる。 そして、ディスク10に記録された15曲全部のプログラ
ムが終了すれば、あとは、テープレコーダの録音を開始
させ、CDプレーヤのプレイキーをオンするだけで、マイ
クロコンピュータ20に、15曲全部のプログラム再生を行
わせ、テープにCD曲のダビングを行わせることができ
る。 即ち、マイクロコンピュータ20は、ユーザのプレイキ
ーオンによる割り込みに付勢されて、サーボ回路18にデ
ィスク回転指令を与えてディスク10を回転させるととも
に、プログラム情報記憶エリアに登録されたプログラム
ナンバ1の曲番「5」を読出し、ディスク情報記憶エリ
アのTOC情報を参照して曲番「5」の開始時間を求めた
のちサーボ回路18に送り指令を与え、光ピックアップ14
をディスク10の曲番「5」の開始位置へ移動させ、記録
信号の読み取りを開始させる。 これにより、光ピックアップ14で曲番「5」の記録信
号が検出され、検波回路22で同期検波されたのち、デジ
タル信号処理回路24でデジタルオーディオサンプルデー
タが複号され、アナログ変換回路26でアナログオーディ
オ信号に変換されて、テープレコーダ側へ出力される。 曲番「5」の曲の再生中、マイクロコンピュータ20
は、デジタル信号処理回路24からQコードを入力し、表
示部30のトラックナンバ表示を<5>とさせ、タイマに
は曲番「5」の再生開始時点からの経過時間を表示させ
る。 曲番「5」の再生が終わると、マイクロコンピュータ
20は、プログラム情報記憶エリアに登録されたプログラ
ムナンバ2の曲番「1」を読出し、ディスク情報記憶エ
リアのTOC情報を参照して曲番「1」の開始時間を求め
たのちサーボ回路18に送り指令を与え、光ピックアップ
14をディスク10の曲番「1」の開始位置へ移動させ、記
録信号の読み取りを開始させる。この際、スペースモー
ド設定がなされていれば、曲番「5」の再生終了から曲
番「1」の再生開始までの間にSPACE時間4秒をとり、
テープに無録音部を形成させて、テープ再生時の曲間検
出を可能としている。 以下、同様にしてユーザが指定したプログラム順序
で、テープ長が十分であることを条件に、ディスク10の
最初の曲から最後の曲までの全てがダビングされる。 勿論、CDプレーヤのプレイキーを押した時点で、スペ
ースモードが解除されている場合、ダビング中の曲間の
4秒のSPACE時間は確保されない。 これと異なり、例えば30分テープにディスク10から出
来るだけ多くの曲を録音したいが、始めに録音したいの
は、順に曲番「2」、「5」、「7」、「8」の4曲だ
けであとはとくに希望する順番が無いとき、前述と同様
にして、プログラムモード設定キーの操作でプログラム
モード状態とし曲番入力キーで順に「2」、「5」、
「7」、「8」の曲番をプログラムしたあと(ステップ
42、46〜54の繰り返し。なお、この段階ではまだスペー
スモードにされてないとする。4曲の合計演奏時間が15
分20秒のとき、表示部30の表示状態は、第5図(1)の
如くなる。)、エディットキーをオンし、数字キーで編
集時間30分の設定を行う。 マイクロコンピュータ20は、ステップ45でプログラム
モード状態におけるエディットキーのオンが有るか否か
を判定しており、今の場合YESとなるので、第3図のフ
ローへ移り、まずエディットモード表示を行わせ、タイ
ム表示を消し<−−>としたあと(ステップ68、第5図
(2)参照)、ステップ70へ移り、編集時間の入力を待
つ。 ユーザが数字キーでテープ長の30分を編集時間として
設定すると、マイクロコンピュータ20は、RAMに登録す
るとともに、タイマ表示エリア30Cに表示する(ステッ
プ72、第5図(3)参照)。この際、時間はプラス表示
される。 次に、マイクロコンピュータ20は、プログラム情報記
憶エリアに既登録曲が有るか否か判定し(ステップ7
4)、今の場合YESなので次に、スペースモード設定の有
無を考慮した既登録曲の合計演奏時間Tが編集時間tよ
り長いかを判定し(ステップ76)、ここでは、SF=
「0」なのでSPACE時間を含めない4曲の合計演奏時間
が15分20秒で30分より少ないため、ステップ78へ進み、
ディスク情報記憶エリアのTOCデータ中、最小曲番STN
(この例では「1」)を読出し、RAMで管理しているN
をN=STNとする。 そして、プログラム情報記憶エリアに曲番N=1が既
に登録されているか判定し(ステップ80)、今の場合NO
なので、SFが「0」であることを確認したあと(ステッ
プ82)、曲番1の演奏時間をそれまでのプログラム演奏
時間に加算し、編集時間を越えていなければ、PNをイン
クリメントして5とし、PN>20でない条件で、プログラ
ム情報記憶エリアのアドレスPAD5に曲番「1」を登録す
る(ステップ84〜92)。 そして、トラックナンバ表示を<1>、プログラムナ
ンバ表示を<5>、カレンダ表示を<1、2、5、7、
8>とする(ステップ93)。 そして、Nをインクリメントし「2」としたあと(ス
テップ94)、ディスク情報記憶エリアのTOCデータ中、
最大曲番ETN(この例では「15」)を参照し、N>ETNか
否かを判定し(ステップ96)、今の場合NOなのでステッ
プ80へ移り、プログラム情報記憶エリアに曲番Nが既に
登録されているか判定する。曲番「2」は既に登録され
ているので、マイクロコンピュータ20はなにもせず、N
をインクリメントし3としたあと、N>ETNでないこと
を確認し、プログラム情報記憶エリアに曲番N=3が既
に登録されているか判定し(ステップ80)、今度はNOな
のでマイクロコンピュータ20は、SFが「0」であること
を確認したあと(ステップ82)、曲番3の演奏時間をそ
れまでのプログラム演奏時間に加算し、編集時間を越え
ていなければ、PNをインクリメントして6とし、PN>20
でない条件で、プログラム情報記憶エリアのアドレスPA
D6に曲番「3」を登録する(ステップ84〜92)。 そして、トラックナンバ表示を<3>、プログラムナ
ンバ表示を<6>、カレンダ表示を<1、2、3、5、
7、8>とする(ステップ93)。 そして、Nをインクリメントし「4」としたあと(ス
テップ94)、ディスク情報記憶エリアのTOCデータ中、
最大曲番ETN(この例では「15」)を参照し、N>ETNか
否かを判定し(ステップ96)、今の場合NOなのでステッ
プ80へ移る。 以下、上記と同様の処理が繰り返されることにより、
曲番「4」は既登録でないので、この曲番「4」を加え
たプログラム合計演奏時間が30分に満たなければ、追加
登録され(ステップ82〜93)、曲番「5」はユーザによ
り先に登録済みなので無視され(ステップ80)、曲番
「6」は既登録でないので、この曲番「6」を加えたプ
ログラム合計演奏時間が30分に満たなければ、追加登録
され(ステップ82〜93)、曲番「7」、「8」はユーザ
により先に登録済みなので無視される(ステップ80)。 次の曲番「9」は既登録でないので、ステップ80でNO
と判断され、ステップ82、84へ移るが、この曲番「9」
の演奏時間が長く、曲番「9」を加えたプログラム合計
演奏時間が30分を越えると、ステップ86の判定でYESと
なり、この場合、追加登録はされず、ステップ94、96、
80へ移る。 曲番「10」、「11」についても合計演奏時間が30分を
越えれば追加登録されない(ステップ82、84、86、9
4)。次の曲番「12」も既登録でないが、この曲番「1
2」を加えたプログラム合計演奏時間が30分に満たなけ
れば、追加登録される(ステップ82〜93)。 後、残り時間が少なく、曲番「13」〜「15」のいずれ
も合計演奏時間が30分を越えてしまうとき、追加登録さ
れず、ステップ94のインクリメントでN=21とされたと
ころで、ステップ96の判定がYESとなり、この場合ステ
ップ98へ移り、30分から、プログラムされた9曲の合計
演奏時間を引いた残り時間が、マイナス符号でタイム表
示エリア30Cに表示され(第5図(4)参照)、3秒経
過後、エディットモードが自動解除されてエディットモ
ード表示が消え、プログラムされている合計演奏時間
が、マイナス符号でタイム表示エリア30Cに表示される
(ステップ100〜104、第5図(5)参照)。 ユーザが曲間にSPACE時間をとるためスペースキーを
オンすると、マイクロコンピュータ20は、SF=「1」と
し、スペースモード表示を行ったあと、9曲の合計演奏
時間に、4秒×8=32秒を加えた時間を、マイナス符号
でタイム表示エリア30Cに表示させる(ステップ106、10
8、104、第5図(6)参照)。 その後、ユーザにより、テープレコーダの録音が開始
されたあと、CDプレーヤのプレイキーがオンされると、
割り込み処理でマイクロコンピュータ20は、前述と同様
にして、ディスク10の曲番「2」、「5」、「7」、
「8」、「1」、「3」、「4」、「6」、「12」の順
に、曲間にSPACE時間を設けていきながらダビングを行
っていく。 これにより、初めにユーザが指定した曲順「2」、
「5」、「7」、「8」の曲を含み、かつ、他の曲を自
動的に加えて30分テープに丁度収まるようにした複数曲
の編集録音ができる。 これとは別に、エディットキーがオンされたとき、既
にユーザにより多数の曲が登録されており、続いて設定
した編集時間より既登録曲の合計演奏時間が遥かに長い
ときのマイクロコンピュータ20の処理につき説明する。 例えば43分テープにディスク10から出来るだけ多くの
曲を録音したいが、始めに録音したい曲として、順に曲
番「2」、「5」、「7」、「8」、「12」、「15」、
「3」、「4」、「1」の9曲あり、あとはとくに希望
する順番が無いとき、前述と同様にして、プログラムモ
ード設定キーの操作でプログラムモード状態とし曲番入
力キーで順に「2」、「5」、「7」、「8」、「1
2」、「15」、「3」、「4」、「1」の曲番をプログ
ラムしたあと(ステップ42、46〜54の繰り返し。なお、
この段階でスペースモード設定がされているとする。9
曲の合計演奏時間が曲間のSPACE時間を含めて53分20秒
のとき、表示部30の表示状態は、第6図(1)の如くな
る。)、エディットキーをオンし、数字キーで編集時間
43分の設定を行う。 マイクロコンピュータ20は、ステップ45でプログラム
モード状態におけるエディットキーのオンが有るか否か
を判定しており、今の場合YESとなるので、エディット
モード表示を行わせ、タイム表示を消し<−−>とした
あと(ステップ68、第6図(2)参照)、ステップ70へ
移り、編集時間の入力を待つ。 ユーザが数字キーでテープ長の43分を編集時間として
設定すると、マイクロコンピュータ20は、RAMに登録す
るとともに、タイム表示エリア30Cに表示する(ステッ
プ72、第6図(3)参照)。この際、時間はプラス表示
される。 次に、マイクロコンピュータ20は、プログラム情報記
憶エリアに既登録曲が有るか否か判定し(ステップ7
4)、今の場合YESなので次に、スペースモード設定の有
無を考慮した既登録曲の合計演奏時間が編集時間より長
いかを判定しステップ76)、ここでは、SPACE時間を含
めた9曲の合計が53分20秒で43分より遥かに長いため、
ステップ110へ進み、プログラム情報記憶エリアの既登
録曲の内、PNが示す最後のアドレスPAD9の曲番をクリア
して曲番「1」の登録を抹消したあと、PNをデクリメン
トし(ステップ112)、更にトラックナンバ表示を<4
>、プログラムナンバ表示を<8>とし、カレンダ表示
を<2、3、4、5、7、8、12、15>とし(ステップ
114)、ステップ76へ戻る。 そして、再びスペースモード設定の有無を考慮した既
登録曲(8曲)の合計演奏時間が編集時間より長いかを
判定し、まだ長いときは、PNが示す最後のアドレスPAD8
の曲番をクリアし曲番「4」の登録を抹消したあと、PN
をデクリメントし(ステップ112)、更にトラックナン
バ表示を<3>、プログラムナンバ表示を<7>とし、
カレンダ表示を<2、3、5、7、8、12、15>とし
(ステップ114、第6図(4)参照)、ステップ76へ戻
る。 そして、再びスペースモード設定の有無を考慮した既
登録曲(7曲)の合計演奏時間が編集時間より長いかを
判定し、短くなったときは、ステップ78へ移り、Nを1
としたあと、曲番Nが登録済みか否か判定し(ステップ
80)、今の場合、NOなので、スペースモードであること
を確認したあと、曲番「1」の演奏時間にSPACE時間を
含めて既登録曲の合計演奏時間(各曲間のSPACE時間を
含む)に加算したのち(ステップ85)、この時間が43分
を越えているか判定し(ステップ86)、今の場合YESな
のでなにもせずステップ94へ移り、Nをインクリメント
して2とし、N>ETNでないことを確認したあと、ステ
ップ80へ戻り、今度は曲番「2」が既登録か否か判定す
る。 曲番「2」は、プログラムナンバ1に登録済みなの
で、マイクロコンピュータ20は、ステップ94へ進み、N
を更にインクリメントして「3」とし、N>ETNでない
ことを確認したあと、ステップ80へ戻り、今度は曲番
「3」が既登録か否か判定する。 曲番「3」も、プログラムナンバ7に登録済みなの
で、マイクロコンピュータ20は、ステップ94へ進み、N
を更にインクリメントして「4」とし、N>ETNでない
ことを確認したあと、ステップ80へ戻り、今度は曲番
「4」が既登録か否か判定する。曲番「4」は登録され
ていないので、スペースモードであることを確認したあ
と、曲番「4」の演奏時間にSPACE時間を含めて既登録
曲の合計演奏時間(各曲間のSPACE時間を含む)に加算
したのち(ステップ85)、この時間が43分を越えている
か判定し(ステップ86)、今の場合YESなのでなにもせ
ずステップ94へ移り、Nをインクリメントして5とし、
>ETNでないことを確認したあと、ステップ80へ戻り、
今度は曲番「5」が既登録か否か判定する。 曲番「5」は、プログラムナンバ2に登録済みなの
で、Nを6とし、曲番「6」が登録済みか否か、登録さ
れていなければ曲番「6」の演奏時間にSPACE時間を含
めてそれまでの既登録曲の合計演奏時間に加算した時間
が編集時間より少ないか判定し、多ければ、再びステッ
プ94へ戻り、同様の処理を繰り返す。 そして、例えば未登録の曲番「11」のとき、ステップ
86の判定でNOとなれば、PNをインクリメントし、PN>20
でないことを確認したあと、このPNが示すアドレスPAD8
に曲番「11」を登録する(ステップ88、90、92)。 そして、マイクロコンピュータ20は、トラックナンバ
表示を<11>、プログラムナンバ表示を<8>、カレン
ダ表示を<2、3、5、7、8、11、12、15>とさせる
(ステップ93)。 そして、ステップ94へ戻り、Nを12とする。曲番「1
2」は既に登録されているのでなにもせず、次にNを13
とする。曲番「13」は未登録であるが、曲番「13」を加
えると編集時間を越えるときはなにもせず、Nを14と
し、曲番「14」も未登録であるが、曲番「14」を加えた
ときも編集時間を越えるときはなにもせず、Nを15とす
る。曲番「15」は既に登録されているのでなにもせず、
次にNをインクリメントすると16となり、N>ENTとな
るので、ステップ96の判定でYESと判断され、この場合
ステップ98へ移り、43分から、プログラムされた8曲の
合計演奏時間(SPACE時間を含む)を引いた残り時間
が、マイナス符号でタイム表示エリア30Cに表示され
(第6図(5)参照)、3秒経過後、エディットモード
が自動解除されてエディットモード表示が消え、プログ
ラムされている合計演奏時間がマイナス符号でタイム表
示エリア30Cに表示される(ステップ100〜104、第6図
(6)参照)。 ユーザが曲間のSPACE時間を除くためスペースキーを
オンすると、マイクロコンピュータ20は、SF=「0」と
し、スペースモード表示を消灯させ、8曲の合計演奏時
間だけで4秒×7=28秒のSPACE時間を加えない時間
を、マイナス符号でタイム表示エリア30Cに表示させる
(ステップ106、108、104、第6図(7)参照)。 その後、ユーザにより、テープレコーダの録音が開始
されたあと、CDプレーヤのプレイキーがオンされると、
割り込み処理でマイクロコンピュータ20は、前述と同様
にして、ディスク10の曲番「2」、「5」、「7」、
「8」、「12」、「15」、「3」、「11」の順に、曲間
にSPACE時間を設けることなくダビングを行っていく。 これにより、初めにユーザが指定した曲順「2」、
「5」、「7」、「8」、「12」、「15」、「3」、
「4」、「1」の中から、優先度が最も低く、編集時間
を越えた「1」と「4」を除き、余った時間に収まる他
の曲を自動的に加えて43分テープに丁度収まるようにし
た複数曲の編集録音ができる。 この実施例によれば、ユーザが、プログラムモード設
定キーをオンし、プログラムモード状態としたあと、初
めに録音したい曲として、数値キーを用いて、プログラ
ム情報記憶エリアに1又は複数曲のプログラムを行った
あと、エディットキーをオンし、数値キーで編集時間を
設定すると、ユーザがプログラムした全曲の演奏時間が
編集時間より短い時は、マイクロコンピュータ20が、未
登録の曲番を探し、編集時間内にちょうど収まるように
なるまで自動的に、プログラム情報記憶エリアに登録す
るので、ユーザは初めに録音しておきたいいくつかの曲
番をプログラムし、テープ長を編集時間に設定しただけ
にも係わらず、録音開始後、初めはユーザが指定した曲
番の順に録音を行い、続いて、ユーザが指定していない
曲番を録音させ、全体の録音時間を、丁度ユーザが指定
した編集時間内に収めさせることができ、例えば、或る
ディスクから30分テープに出来るだけ一杯録音したい
が、絶対に録音をしておきたい希望曲が数曲しかない場
合、該希望曲を指定したのち、単に編集時間として30分
を指定するだけの簡便な操作で、当該希望曲を優先して
先に録音し、他の曲を希望曲に続けて録音し、かつ、希
望曲と他の曲を合わせた合計演奏時間が丁度30分に収ま
るように自動的に録音させることができ、ユーザが曲別
の演奏時間とテープ長との関係から、希望曲以外にどの
曲が録音可能なのか計算して選び出し、かつ、該選択し
た曲を一々プログラムするというような面倒な手間を掛
けなくても、テープ終端で曲が途切れることなく、テー
プ長を有効利用した録音が可能となる。 逆にユーザがプログラムした全曲の演奏時間が編集時
間より長い時は、マイクロコンピュータ20が、プログラ
ム優先度の低い曲から、編集時間より短くなるまで自動
的に登録を抹消するようにしたので、ユーザが曲別の演
奏時間とテープ長との関係から、録音を希望する曲の中
で、どの曲までがテープ長に収まるように録音可能なの
か計算して選び出すという面倒な手間を掛けなくても、
単に、是非録音しておきたい曲を所望順序でプログラム
し、編集時間を指定するだけの簡単な操作で、希望曲の
内、優先度のより高い方から丁度テープに収まる範囲内
の曲をテープ終端で曲が途切れないように自動的に録音
させることができる。しかも、録音抹消により録音可能
時間に余りが生じれば、ディスクの中の未だ登録されて
いない曲で、全体のプログラム演奏時間を、丁度ユーザ
が指定した編集時間内に収められる他の曲があるか探
し、あれば、該探し出した曲を自動的に追加登録するの
で、テープ長を有効に使った録音が可能になる。 しかも、スペースモードの設定の有無に従い、表示部
30に表示するプログラム演奏時間を、曲間にSPACE時間
を設けたときと、SPACE時間を設けないときの2つを切
り換え表示させたことにより、より実際の録音時間に近
いプログラム演奏時間を知ることができる。 更に、編集処理の進行で、1曲ずつ、追加登録、或い
は登録抹消される度に、トラックナンバ表示、プログラ
ムナンバ表示、カレンダ表示が変化していくので、編集
実行中を視覚に訴えて、見た目の面白さを出すことが出
来る。 そして、自動プログラム処理による編集が完了すれ
ば、マイクロコンピュータ20の表示制御処理により、表
示部30のカレンダ表示エリア30Fに全プログラム曲番が
表示されるので、ユーザは録音開始前にディスク中のど
の曲が録音対象となったか確認することができ、必要に
応じて、優先録音する曲の一部を変更することも、録音
前に行うことができる。 〔考案の効果〕 この考案に係るディスク再生装置のプログラム装置に
よれば、ユーザが幾つかの希望曲をプログラムしたあ
と、編集時間指定部の操作で編集時間を指定すると、自
動プログラム処理部が、ディスクのTOC情報を記憶した
ディスク情報記憶部とプログラム記憶部に記憶された情
報を参照して、プログラム記憶部の既登録曲番の合計演
奏時間を編集時間指定部で指定された編集時間と比較
し、編集時間の方が長いとき、全プログラム演奏時間が
編集時間を越えない範囲で、ディスクの未だプログラム
されていない曲番を探し、プログラム記憶部に追加記憶
するようにしたことにより、ユーザが、ディスクの記録
曲の内、幾つかの希望曲は優先的に録音し、他の曲はど
れでも良いからとにかく、優先曲を含めて全体が所望の
録音時間内に収まる範囲で録音したいとき、希望曲をプ
ログラムしたあと、編集時間を指定するだけの簡単な操
作で、ユーザが先に指定した希望曲を含み、ディスクの
他の曲と合わせた合計演奏が丁度所望の録音時間内に収
まるように自動的に編集させることができ、ユーザが曲
別の演奏時間と所望の録音時間との関係から、希望曲以
外にどの曲が録音可能なのか計算して選び出し、かつ、
該選択した曲を一々プログラムするというような面倒な
手間を掛けなくても、録音媒体の終端で曲が途切れるこ
となく、テープ等の録音媒体を有効利用した録音が可能
となる。 また、自動プログラム処理部が自動プログラム処理を
終えたあとのプログラム記憶部に記憶された全登録曲番
を所定の表示部に表示させる表示処理部を設けたことに
より、ユーザは録音開始前にディスク中のどの曲が録音
対象としなったか確認することができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係るCDプレーヤのブロック
図、第2図及び第3図は第1図中のマイクロコンピュー
タがプログラム登録処理を実行する場合の動作を示すフ
ローチャート、第4図〜第6図は、表示部の表示状態を
示す説明図である。 10:ディスク、20:マイクロコンピュータ、28:入力部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクのTOCよりTOC情報を読み出すTOC
    読出部と、TOC読出部で読み出したTOC情報を記憶するデ
    ィスク情報記憶部と、プログラムモードの設定を行うモ
    ード設定部と、プログラムモード時,ユーザがプログラ
    ム再生したい曲番を指定するための曲番指定部と、曲番
    をプログラム順序で記憶するプログラム記憶部と、曲番
    指定部で指定された曲番を,指定順がプログラム順とな
    るようにプログラム記憶部に記憶させるプログラム処理
    部と、を含むディスク再生装置において、 編集時間を指定する編集時間指定部と、 編集時間指定部の操作で編集時間が指定されると、前記
    ディスク情報記憶部とプログラム記憶部に記憶された情
    報を参照して、プログラム記憶部の既登録曲番の合計演
    奏時間を編集時間指定部で指定された編集時間と比較
    し、編集時間の方が長いとき、全プログラム演奏時間が
    編集時間を越えない範囲で、ディスクの未だプログラム
    されていない曲番を探し、プログラム記憶部に追加記憶
    させる自動プログラム処理部と、 を有することを特徴とするディスク再生装置のプログラ
    ム装置。
  2. 【請求項2】前記自動プログラム処理部が自動プログラ
    ム処理を終えたあとのプログラム記憶部に記憶された全
    登録曲番を所定の表示部に表示させる表示処理部を設け
    たこと、 を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のディ
    スク再生装置のプログラム装置。
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