JP2531348Y2 - サンルーフのチルトハンドル解除装置 - Google Patents

サンルーフのチルトハンドル解除装置

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JP2531348Y2
JP2531348Y2 JP1987071237U JP7123787U JP2531348Y2 JP 2531348 Y2 JP2531348 Y2 JP 2531348Y2 JP 1987071237 U JP1987071237 U JP 1987071237U JP 7123787 U JP7123787 U JP 7123787U JP 2531348 Y2 JP2531348 Y2 JP 2531348Y2
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JP
Japan
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handle
sunroof
sunroof panel
panel
base
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JP1987071237U
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JPS63179232U (ja
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政明 米倉
良一 寺島
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Toyota Motor East Japan Inc
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のサンルーフを開閉するチルトハンド
ル解除装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のサンルーフのチルトハンドル解除装置
は実開昭56-108917号公報に示されるものが知られてい
る。これは、車両ボデーに固定されるベースと、サンル
ーフパネルに固定されるリテーナと、ベースリンクを介
して回動可能に保持され且つリテーナに軸により回動可
能に軸支されるハンドルと、サンルーフパネルの閉状態
においてハンドルを保持するロツク機構とを有するもの
であり、更に、リンクとハンドルとの枢着点をサンルー
フパネルを開とする位置からリテーナとハンドルとの軸
支点及びベースとリンクとの枢着点を結ぶ軸線を越えて
位置させるようにハンドルをターンオーバーさせ、これ
により、サンルーフパネルの閉状態において、モーメン
ト荷重がサンルーフパネルが閉状態となる方向に回動さ
せるべく作用させられるようにしていた。又、このサン
ルーフパネルの閉状態において、ロツク機構を解除した
後、サンルーフパネルを閉状態に保持するロツク機構を
解除して、サンルーフパネルに枢着されているハンドル
を回動させてハンドルのターンオーバーを解除し、更に
ハンドルを上方に押出すことにより車両ボデーに固定さ
れるベースとハンドルとの間に設けられたリンクを回動
させ、これにより、閉状態にあるサンルーフパネルを開
状態としていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したサンルーフのチルトハンドル解除装置である
とサンルーフパネルを開状態とするためにロツク機構を
解除した後、ハンドルのターンオーバーを解除しなけれ
ばならないため、使用者はハンドルのターンオーバーを
解除するだけの力をハンドルに与えなければならず、そ
の操作が大変面倒なものである。
故に本考案は、ハンドルのターンオーバーを簡単な構
成で自動的に行うことを、その技術的課題とするもので
ある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じ
た技術的手段は、サンルーフパネルの閉状態においてハ
ンドルを面一状態で収容するガーニツシユと、ハンドル
をリテーナに回動可能に軸支させる軸に枢着されると共
に一端が前記リテーナに係止され且つ他端が前記ハンド
ルに係止され前記ハンドルのターンオーバーが解除され
るまでの間において前記ハンドルを前記ガーニツシユよ
り飛び出し且つ前記サンルーフパネルが開状態となる方
向に回動させるべく常時付勢するスプリングとを配設し
た、ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。サンルーフパ
ネルを閉状態から開状態とする時、使用者がロツク機構
を解除すると、スプリングの付勢力によりハンドルが軸
を中心に回動してハンドルのターンオーバーを解除す
る。これにより、使用者はハンドルがターンオーバーし
た状態から上方に押出すだけで、サンルーフパネルを開
状態とすることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示されるようにチルトハンドル解
除装置1は車両ボデー(図示せず)に固定されるベース
10と、ベース10にリンク2,3を介して回動可能に保持さ
れ、サンルーフパネル(図示せず)に固定されるリテー
ナ30が回動可能に軸支されているハンドル40とから構成
されている。
第1図及び第2図においてベース10について説明す
る。
ベース10の本体11は略コの字状形の形状で開口部15を
形成している。この本体11に両端には夫々、同軸上に挿
入穴19,20(20は図示しない)が設けられているブラケ
ツト部12,21が一体的に形成されている。更に、本体11
にはブラケツト部12,21と反対方向に延在する取付け部1
3,13が夫々、一体的に形成されている。
この取付け部13及び本体11には穴14が設けられており
この穴14内にビス(図示せず)を挿入し、このビスによ
り車体ボデーに固定されている。又、本体11には周知の
ロツク装置16が設けられている。このロツク装置16は本
体11の両側面から突出しているスイツチ17を押すことに
より、開口部15内に突出しているスライドバー18を本体
11内に没入させる。
第1図及び第2図においてハンドル40について説明す
る。
ハンドル40にはブラケツト部41が一体的に形成されて
いる。ブラケツト部41には挿入穴42,43(43は図示しな
い)が同軸上に設けられている。更に、ブラケツト部41
にはスライドバー18と係合可能な穴44が設けられてい
る。ハンドル40の一端側の両側面には突出部45,46が設
けられておりこの突出部45,46との間にはサンルーフパ
ネル(図示せず)に挿入穴32に挿入されたビス(図示せ
ず)により固定されているリテーナ30が軸47により回動
可能に軸支されている。
上記したベース10とハンドル40は次のように組付けら
れる。
第1図及び第2図に示されるようにリンク2,3は夫
々、クランク状の形状で一端にはピン(図示せず)が、
他端にはハブ部2a,3aが一体的に形成されている。リン
ク2のピンはベース10のブラケツト部12に形成された挿
入穴19に固定され、リンク2側に対して回動可能に挿入
されて枢着されており、リンク3のピンはベース10のブ
ラケツト部21の挿入穴20に固定され、リンク3側に対し
て回動可能に枢着されている。更に、リンク2のハブ部
2aはハンドル40のブラケツト部41に設けられた挿入穴42
に挿入されて枢着されており、リンク3のハブ部3aはハ
ンドル40のブラケツト部41に設けられた挿入穴43に挿入
され枢着されている。これにより、ハンドル40はリンク
2,3を介してベース10に回動可能に保持されている。
又、第2図に示されるようにスライドバー18は穴44内に
挿入され係合し、ハンドル40をサンルーフパネルを閉と
する位置に保持してハンドル40の回動を規制している。
次に本考案の詳細について説明する。
第1図及び第2図に示されるようにリテーナ30とハン
ドル40とを軸支する軸47にはスプリング4が挿入されて
いる。このスプリング4の一端はリテーナ30の軸支部付
近に形成された傾斜面31と係合し、他端はハンドル40の
裏面48と係合している。このスプリング4はハンドル40
を軸47を中心に回動させてハンドル40のターンオーバー
を解除する方向に常時、付勢している。
次に本考案の作動について説明する。
第2図の実線で示される状態において第1図に示され
るスイツチ17を使用者が押すとスライドバー18が本体11
内に没入する。これによりハンドル40の穴44とスライド
バー18との係合がはずれ、ハンドル40はスプリング4の
付勢力によりハンドル40が軸47を中心に第2図示A方向
に回動してハンドル40がサンルーフパネルを閉とする位
置より飛び出し、ターンオーバーを解除した状態とな
る。この状態から使用者がハンドル40を上方に押し上げ
ることによりリンク2,3がベース10のブラケツト部12,21
に設けられた挿入穴19,20内に挿入されるリンク2,3のピ
ンを中心に第2図示B方向に回動させる。これによりハ
ンドル40及びリテーナ30はハンドル40のブラケツト部41
に設けられた挿入穴42,43内に挿入されるリンク2,3のハ
ブ部2a,3aを中心に回動しながら第2図示の2点鎖線で
示される位置に移動し、サンルーフパネルを開状態とす
る。更に、この状態において、ベース10のブラケツト部
12,21にストツパ機構として設けられた突出部12a,21a
(21aは図示しない)とリンク2,3に設けられた嵌合穴
(図示せず)とが嵌合して、リンク2,3を固定するため
ハンドル40は前述したサンルーフパネルを開状態とする
位置に保持される。サンルーフパネルを開状態から閉状
態とする時は、ハンドル40を引き下げて更に第2図示C
方向の回動させるさせることによりハンドル40をスプリ
ング4の付勢力に抗してターンオバーさせて第2図示の
実線に示される状態とする。この状態において、スライ
ドバー18が穴44内に挿入され係合状態となりハンドル40
はサンルーフパネルを閉状態とする位置に保持され、サ
ンルーフパネルは閉状態となる。
上記したように、サンルーフパネルを開状態とする
時、スイツチ17を押すと、ハンドル40はスプリング4の
付勢力により飛び出しターンオバーを自動的に解除する
ため、使用者はハンドル40を押し上げるのみで余分な力
を必要とせず簡単にサンルーフパネルを開状態とするこ
とができる。又、第3図に示されるようにハンドル40は
スイツチ17を押すことによりターンオバーを自動的に解
除できるためハンドル40をサンルーフパネルを閉状態と
する位置においてベース10を覆うガーニツシユ5と面一
としガーニツシユ5内に収納した状態とすることがで
き、更に、ガーニツシユ5とドームランプ6を一体的に
形成して見栄えを向上させることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ハンドルのターンオーバーが解除さ
れるまでの間においてサンルーフパネルが開状態になる
方向に回動させるべく常時付勢するスプリングが配設し
たので、ハンドルを回動させてサンルーフパネルを開状
態とするときハンドルのターンオーバーはスプリングの
付勢力により自動的に解除されるため使用者はハンドル
を押出すだけの簡単な操作でサンルーフパネルを開状態
とすることができる。このため使用者がサンルーフパネ
ルを開状態するために必要とする力を、単にスプリング
を設けるという簡単な構成で少なくすることができ、容
易にサンルーフを開状態とすることができる。又、スプ
リングの付勢力でハンドルが回動させられることで、ハ
ンドルは、ガーニツシユより飛び出すことにもなるの
で、サンルーフパネルの閉状態において、ハンドルを面
一状態でガーニツシユに収容することが可能となり、こ
れにより、チルトハンドル解除装置自体の見栄えを向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンルーフのチルトハンドル解除
装置の斜視図、第2図はサンルーフのチルトハンドル解
除装置の開状態と閉状態を表す断面図、第3図はサンル
ーフのチルトハンドル解除装置をガーニツシユで覆いド
ームランプと一体化させた状態を表す斜視図である。 1……チルトハンドル解除装置,2,3……リンク,4……ス
プリング,5……ガーニツシユ,6……ドームランプ,10…
…ベース,11……本体,12,21,41……ブラケツト部,13…
…取付け部,14,44……穴,15……空間,16……ロツク装
置,17……スイツチ,18……スライドバー,19,40,32……
挿入穴,30……リテーナ,31……傾斜面,40……ハンドル,
45,46……突出部,47……軸,48……裏面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ボデーに固定されるベースと、前記車
    両ボデーに形成された開口部を開閉するサンルーフパネ
    ルに固定されるリテーナと、前記ベースにリンクを介し
    て回動可能に保持され且つ前記リテーナに軸により回動
    可能に軸支されるハンドルと、前記サンルーフパネルの
    閉状態で前記ハンドルを保持するロツク機構とを有する
    装置であつて、 前記リンクと前記ハンドルとの枢着点を前記サンルーフ
    パネルの開状態における位置から前記リテーナと前記ハ
    ンドルとの軸支点及び前記ベースと前記リンクとの枢着
    点を結ぶ軸線を越えて位置させることで、前記サンルー
    フパネルの閉状態で前記ハンドルに作用するモーメント
    荷重がサンルーフパネルを閉状態とする方向に回動させ
    るべく作用する前記ハンドルのターンオーバーが得られ
    るサンルーフのチルトハンドル解除装置において、 前記サンルーフパネルの閉状態で前記ハンドルを面一状
    態で収容するガーニツシユと、前記軸に枢着されると共
    に一端が前記リテーナに係止され且つ他端が前記ハンド
    ルに係止され前記ハンドルのターンオーバーが解除され
    るまでの間において前記ハンドルを前記ガーニツユより
    飛び出し且つ前記サンルフパネルが開状態となる方向に
    回動させるべく常時付勢するスプリングとを配設した、
    サンルーフのチルトハンドル解除装置。
JP1987071237U 1987-05-13 1987-05-13 サンルーフのチルトハンドル解除装置 Expired - Lifetime JP2531348Y2 (ja)

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JPS63179232U JPS63179232U (ja) 1988-11-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS641848Y2 (ja) * 1980-01-24 1989-01-17
JPS61237782A (ja) * 1985-04-10 1986-10-23 ダイハツ工業株式会社 車両における開閉部材の開閉位置保持装置

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