JP2531239B2 - カメラ - Google Patents
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- JP2531239B2 JP2531239B2 JP63109886A JP10988688A JP2531239B2 JP 2531239 B2 JP2531239 B2 JP 2531239B2 JP 63109886 A JP63109886 A JP 63109886A JP 10988688 A JP10988688 A JP 10988688A JP 2531239 B2 JP2531239 B2 JP 2531239B2
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- color
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カメラにおける撮影時の情報を記録する装
置に関するものである。
置に関するものである。
撮影済みのカラーネガフィルムからカラー印画を得る
銀塩カラー現像方式においては、大別すると『フィルム
現像』と『引伸し』の2つの工程がある。
銀塩カラー現像方式においては、大別すると『フィルム
現像』と『引伸し』の2つの工程がある。
この2つの工程では、被写体の色調やコントラストを
忠実にカラー印画上に再現する為に、様々な工夫がなさ
れているものの、時として、被写体を撮影した時の印象
とは異なるカラー印画が作製される場合がある。
忠実にカラー印画上に再現する為に、様々な工夫がなさ
れているものの、時として、被写体を撮影した時の印象
とは異なるカラー印画が作製される場合がある。
特に、一度に多量のネガフィルムからカラー印画を作
製する自動プリントシステムにおいては、品質の高いカ
ラー印画を短時間に効率良く得ることが重要であるが、
被写体とはかけはなれた色調やコントラストのカラー印
画が作製されてしまうことがしばしばある。
製する自動プリントシステムにおいては、品質の高いカ
ラー印画を短時間に効率良く得ることが重要であるが、
被写体とはかけはなれた色調やコントラストのカラー印
画が作製されてしまうことがしばしばある。
現行のデーライトタイプカラーネガ、プリントシステ
ムでは、色温度が約5500Kの照明下で撮影された場合
に、被写体の色調は最も良好に再現されるように設計さ
れている。その為、それ以外の照明下で撮影を行う場合
は、フィルムの前方に色温度変換フィルターを装着し
て、照明光源の色温度を約5500Kに変換するか、あるい
は『引伸び』工程時に色補正を行う必要がある。また、
カラーネガフィルムとカラー印画紙における再現可能な
露出許容域(露光量域に対する濃度域)は露光量の大又
は小の領域で狭まるという欠点がある。その為、例えば
快晴下で人物を撮影した場合、現行の自動プリントシス
テムでは焼付け露光量が不適正であった場合、コントラ
ストが非常に強い、肌の質感に乏しいカラー印画となる
ことがある。
ムでは、色温度が約5500Kの照明下で撮影された場合
に、被写体の色調は最も良好に再現されるように設計さ
れている。その為、それ以外の照明下で撮影を行う場合
は、フィルムの前方に色温度変換フィルターを装着し
て、照明光源の色温度を約5500Kに変換するか、あるい
は『引伸び』工程時に色補正を行う必要がある。また、
カラーネガフィルムとカラー印画紙における再現可能な
露出許容域(露光量域に対する濃度域)は露光量の大又
は小の領域で狭まるという欠点がある。その為、例えば
快晴下で人物を撮影した場合、現行の自動プリントシス
テムでは焼付け露光量が不適正であった場合、コントラ
ストが非常に強い、肌の質感に乏しいカラー印画となる
ことがある。
カラー印画の色調やコントラストを最適に調整する為
に、『引伸し』工程の前段階において、個々のカラーネ
ガフィルムの色調や濃度を測定し、その測定結果をもと
に焼き付け露光量と色補正量を決定する方法が行なわれ
ており、最近では分割測定方式による自動プリントシス
テムが普及しつつある。この方式は個々のカラーネガフ
ィルムの画面を複数の画素に分割測定し、各測定部位の
色調と濃度を統計的に分析し、焼き付け露光量と色補正
量を決定するものである。しかしこの場合でも、カラー
印画の色調やコントラストは必ずしも最適に補正される
とは限らず、逆光状態のシーン、夕陽のシーン、木かげ
のシーン、窓辺のシーン、海辺のシーン、雪山のシー
ン、タングステン電灯下のシーン、などでは色補正やコ
ントラストが完全に補正されないことがしばしばある。
に、『引伸し』工程の前段階において、個々のカラーネ
ガフィルムの色調や濃度を測定し、その測定結果をもと
に焼き付け露光量と色補正量を決定する方法が行なわれ
ており、最近では分割測定方式による自動プリントシス
テムが普及しつつある。この方式は個々のカラーネガフ
ィルムの画面を複数の画素に分割測定し、各測定部位の
色調と濃度を統計的に分析し、焼き付け露光量と色補正
量を決定するものである。しかしこの場合でも、カラー
印画の色調やコントラストは必ずしも最適に補正される
とは限らず、逆光状態のシーン、夕陽のシーン、木かげ
のシーン、窓辺のシーン、海辺のシーン、雪山のシー
ン、タングステン電灯下のシーン、などでは色補正やコ
ントラストが完全に補正されないことがしばしばある。
その為、現像所では熟練した作業者が引伸し直前のカ
ラーネガを一コマずつ目視し、測定機から指示される焼
き付け露光量や色補正量を、撮像シーンの状況に応じて
修正したり、あるいは出来上がったカラー印画を目視検
査し、品質の悪いプリントは作製し直すという作業が行
なわれている。
ラーネガを一コマずつ目視し、測定機から指示される焼
き付け露光量や色補正量を、撮像シーンの状況に応じて
修正したり、あるいは出来上がったカラー印画を目視検
査し、品質の悪いプリントは作製し直すという作業が行
なわれている。
これに対し、カラー印画における色調やコントラスト
の再現性を向上させる技術が、従来からいくつか発表さ
れている。
の再現性を向上させる技術が、従来からいくつか発表さ
れている。
例えば「特開昭57−185777」では、撮影用カメラに色
温度計を内蔵し、被写体に関する色温度情報を記録し、
『引伸し』工程時にこの色温度情報を利用することによ
りカラー印画の品質を高める技術が開示されている。
温度計を内蔵し、被写体に関する色温度情報を記録し、
『引伸し』工程時にこの色温度情報を利用することによ
りカラー印画の品質を高める技術が開示されている。
また「特開昭59−162532」では、撮影時にストロボを
使用したか、否かの情報をカメラ側に記録し、この情報
を『引伸し』工程にフィードバックすることにより、カ
ラー印画の品質を向上させる技術が開示されている。
使用したか、否かの情報をカメラ側に記録し、この情報
を『引伸し』工程にフィードバックすることにより、カ
ラー印画の品質を向上させる技術が開示されている。
しかしながら、上記の従来技術では、専用の色温度測
定装置をカメラに内蔵する必要がある為、カメラの製造
コストが高くなるという欠点があった。
定装置をカメラに内蔵する必要がある為、カメラの製造
コストが高くなるという欠点があった。
また、現像所における『引伸し』工程での色補正量や
焼き付け露光量を決定する為の情報としては色情報だけ
では不十分であるという問題点があった。
焼き付け露光量を決定する為の情報としては色情報だけ
では不十分であるという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、第1の目的は専用の色温度測定装置を備える
ことなく、被写界を照明する光源の色情報例えば色温度
情報を類別できるカメラを提供することにある。
のであり、第1の目的は専用の色温度測定装置を備える
ことなく、被写界を照明する光源の色情報例えば色温度
情報を類別できるカメラを提供することにある。
さらに第2の目的はかかる色情報とともに、被写界の
輝度情報、閃光装置の使用・非使用の情報、及び撮影時
のカメラの姿勢情報を、現像所における『引伸し』工程
にフィードバックすることにより、カラー印画の色調や
コントラストの再現性を向上させ、効率良く仕上げるこ
とを目的とする。
輝度情報、閃光装置の使用・非使用の情報、及び撮影時
のカメラの姿勢情報を、現像所における『引伸し』工程
にフィードバックすることにより、カラー印画の色調や
コントラストの再現性を向上させ、効率良く仕上げるこ
とを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明では、被写体の輝
度や輝度比を測定する測光手段と、該測光手段の出力に
より被写界を照明する光源の色情報類別手段とを設け
た。
度や輝度比を測定する測光手段と、該測光手段の出力に
より被写界を照明する光源の色情報類別手段とを設け
た。
そして被写体の明るさ情報である輝度や輝度比を用い
て撮影シーンを分類し被写体を照明する光源の色情報を
類別するようにした。また、上記情報を記録媒体に記録
しておき、プリント時に上記情報を用いることにより、
再現性の良いカラー印画を得られるようにした。
て撮影シーンを分類し被写体を照明する光源の色情報を
類別するようにした。また、上記情報を記録媒体に記録
しておき、プリント時に上記情報を用いることにより、
再現性の良いカラー印画を得られるようにした。
本発明に於いては、測光装置によって出力される輝度
情報と撮影時の閃光装置の使用・非使用情報に基づいて
被写界を照明する光源の色情報を類別する装置を具備し
ている為、カメラに色温度計を備える必要なく、被写界
の色情報例えば色温度を類別することができる。
情報と撮影時の閃光装置の使用・非使用情報に基づいて
被写界を照明する光源の色情報を類別する装置を具備し
ている為、カメラに色温度計を備える必要なく、被写界
の色情報例えば色温度を類別することができる。
さらに、上記の輝度情報と被写界と照明する光源の色
情報の他に閃光装置の使用・非使用情報、カメラの姿勢
情報などを記録しておきそれらを現像所における『引伸
し』工程にフィードバックすることができる。
情報の他に閃光装置の使用・非使用情報、カメラの姿勢
情報などを記録しておきそれらを現像所における『引伸
し』工程にフィードバックすることができる。
第1図は本発明の第1の実施例である。
被写界の明るさは公知の受光素子1によって測定さ
れ、測光回路2によって対数圧縮され、レンズ情報提供
手段5から測光時のレンズの絞り情報を受けて、輝度算
出手段3が輝度値に換算する。
れ、測光回路2によって対数圧縮され、レンズ情報提供
手段5から測光時のレンズの絞り情報を受けて、輝度算
出手段3が輝度値に換算する。
測光手段4は、前記受光素子1、測光回路2、輝度算
出手段3から構成される。この測光手段4の出力BV
0(単位〔BV〕)は記録手段10及びプリント補正情報算
出手段9内の色情報類別手段7と焼き度情報算出手段8
とに入力される。
出手段3から構成される。この測光手段4の出力BV
0(単位〔BV〕)は記録手段10及びプリント補正情報算
出手段9内の色情報類別手段7と焼き度情報算出手段8
とに入力される。
色情報類別手段7は輝度BV0及び閃光発光手段6から
その使用/非使用情報を受けて後述するアルゴリズムか
らプリント時補正用の色温度CTx(単位〔K〕)を算出
して、記録手段10に送る。また、焼き度情報算出手段8
は、輝度BV0を受け、後述するアルゴリズムから、プリ
ント時の焼き度の補正量ΔPE(単位〔BV〕)を算出し
て、記録手段10に送る。
その使用/非使用情報を受けて後述するアルゴリズムか
らプリント時補正用の色温度CTx(単位〔K〕)を算出
して、記録手段10に送る。また、焼き度情報算出手段8
は、輝度BV0を受け、後述するアルゴリズムから、プリ
ント時の焼き度の補正量ΔPE(単位〔BV〕)を算出し
て、記録手段10に送る。
公知である、カメラの姿勢検知手段11から出力される
姿勢信号Sは、記録手段10に記録される。
姿勢信号Sは、記録手段10に記録される。
姿勢信号Sは色情報類別手段7に入力され、色情報を
類別するために使用してもかまわないが、現像所におい
て、ネガを分割して濃度測定する際に使用し濃度情報と
かね合わせて撮影シーンを類別することに用いても良
い。
類別するために使用してもかまわないが、現像所におい
て、ネガを分割して濃度測定する際に使用し濃度情報と
かね合わせて撮影シーンを類別することに用いても良
い。
次に、第2図、第3図を用いて、色情報類別手段7の
説明を行う。
説明を行う。
第2図において、輝度BV0、閃光手段の使用/非使用
情報(以後使用…SB、非使用…NON SBと略す)は判定器
20に入力される。
情報(以後使用…SB、非使用…NON SBと略す)は判定器
20に入力される。
ここでSBの時は照明光源の色温度はストロボ光の色温
度である5500Kと類別し設定器33へ進み、CTx=5500を出
力する。
度である5500Kと類別し設定器33へ進み、CTx=5500を出
力する。
NON SBの場合は判定器21へ進み、 BV0<5の時は、夕景、夜景、室内写真のシーンを想
定し設定器33へ進み、CTx=5500を出力する。
定し設定器33へ進み、CTx=5500を出力する。
9>BV0≧5の時は判定器21→22へと進み、さらに曇
天や雨天のシーンを想定し、設定器32へと進み、CTx=6
500を出力する。
天や雨天のシーンを想定し、設定器32へと進み、CTx=6
500を出力する。
11>BV0≧9では判定器22→23へ進み、晴天の順光シ
ーンを想定して、設定器33へ進み、CTx=5500を出力す
る。
ーンを想定して、設定器33へ進み、CTx=5500を出力す
る。
BV0≧11では判定器23→設定器31へ進み、高輝度で逆
光なシーンを想定してCTx=7000を出力する。
光なシーンを想定してCTx=7000を出力する。
第3図は第2図を用いて説明した結果を、表にまとめ
たものである。
たものである。
第4図は、焼き度情報算出手段8の詳細で、BV0≧9
の時は、判定器41→設定器43へと進み、プリント時の焼
き度の補正量ΔPEを の式に従って算出し、出力する。なおBV0≧9の時は相
当高輝度であるため、プリント時の露光量を少なめにし
て、オーバー目に焼くことになる。9>BV0≧5の時
は、判定器41→42→設定器44へと進み、プリント時の焼
き度の補正量ΔPEを ΔPE=0 として出力する。なお、9>BV0≧5の時は、通常輝度
範囲であるため、プリント時の焼き度の補正は行わな
い。5>BV0の時は、判定器41→42→設定器45へと進
み、プリント時の焼き度の補正量ΔPEを の式に従って算出し、出力する。なお、5>BV0の時
は、低輝度の範囲であるため、プリント時の露光量を多
めにして、アンダー目に焼くことになる。
の時は、判定器41→設定器43へと進み、プリント時の焼
き度の補正量ΔPEを の式に従って算出し、出力する。なおBV0≧9の時は相
当高輝度であるため、プリント時の露光量を少なめにし
て、オーバー目に焼くことになる。9>BV0≧5の時
は、判定器41→42→設定器44へと進み、プリント時の焼
き度の補正量ΔPEを ΔPE=0 として出力する。なお、9>BV0≧5の時は、通常輝度
範囲であるため、プリント時の焼き度の補正は行わな
い。5>BV0の時は、判定器41→42→設定器45へと進
み、プリント時の焼き度の補正量ΔPEを の式に従って算出し、出力する。なお、5>BV0の時
は、低輝度の範囲であるため、プリント時の露光量を多
めにして、アンダー目に焼くことになる。
第5図は第4図を用いて説明し、BV0とΔPEの関係を
図示したものである。
図示したものである。
第6図は、本発明の第2の実施例で、第1図と同様の
ものには、同じ番号を付け、説明は省略する。
ものには、同じ番号を付け、説明は省略する。
測光手段52は、被写界を50a〜50eの5つの領域に分割
して測光する分割測光型の受光素子50、測光回路2、測
光回路2の出力とレンズ情報提供手段5の出力とから5
つの輝度の最大値BVmax、5つの輝度の最大輝度差ΔB
V、5つの輝度の平均BVmeanを算出する輝度算出手段51
から構成されている。そしてこの出力は記録手段10及び
プリント補正情報算出手段55内の色情報類別手段53と焼
き度情報算出手段54とに入力される。色温度情報類別手
段53は、BVmax、ΔBV、SB/NON SBの3情報を受け、第
7図に記載のアルゴリズムに従ってCTxを決定し、記録
手段10に出力する。なお、判定器と設定器からなるブロ
ック図は第2図の拡張であるので記録は省略する。第8
図は、第7図におけるNON SB時の流れを表にまとめた
ものである。
して測光する分割測光型の受光素子50、測光回路2、測
光回路2の出力とレンズ情報提供手段5の出力とから5
つの輝度の最大値BVmax、5つの輝度の最大輝度差ΔB
V、5つの輝度の平均BVmeanを算出する輝度算出手段51
から構成されている。そしてこの出力は記録手段10及び
プリント補正情報算出手段55内の色情報類別手段53と焼
き度情報算出手段54とに入力される。色温度情報類別手
段53は、BVmax、ΔBV、SB/NON SBの3情報を受け、第
7図に記載のアルゴリズムに従ってCTxを決定し、記録
手段10に出力する。なお、判定器と設定器からなるブロ
ック図は第2図の拡張であるので記録は省略する。第8
図は、第7図におけるNON SB時の流れを表にまとめた
ものである。
焼き度情報算出手段54はBVmeanの情報を受け、第4図
のBV0にBVmeanを代入して第4図と同様のアルゴリズム
に従ってΔPEが求められ記録手段10に出力する。
のBV0にBVmeanを代入して第4図と同様のアルゴリズム
に従ってΔPEが求められ記録手段10に出力する。
上記実施例における記録手段10は、カメラ内もしくは
フィルムパトローネにRAMを設けてそこに書き込むよう
にしても、また銀塩フィルムにバーコード等を写し込む
ようにしても、さらに電子カメラでは磁気ディスクに記
憶させるようにしてもよく、その方式は限定するもので
はない。
フィルムパトローネにRAMを設けてそこに書き込むよう
にしても、また銀塩フィルムにバーコード等を写し込む
ようにしても、さらに電子カメラでは磁気ディスクに記
憶させるようにしてもよく、その方式は限定するもので
はない。
以上のように本発明によれば、特定の色温度測定装置
を持たなくても被写体を照明する光源の色情報例えば色
温度を類別することができる。
を持たなくても被写体を照明する光源の色情報例えば色
温度を類別することができる。
さらに、色情報、輝度情報、閃光装置の使用・非使用
情報、カメラの姿勢情報を記録することができるため、
現像所においては、これらの情報をカラー印画作製時に
利用すると、正確な色補正、並びに焼き度の補正を行う
ことができる。また従来から現像所で行なわれているネ
ガの濃度測定結果にこれらの情報をフィードバックする
こともでき、カラープリント作製時の正確な色補正、並
びに焼き度の補正を行うことができる。
情報、カメラの姿勢情報を記録することができるため、
現像所においては、これらの情報をカラー印画作製時に
利用すると、正確な色補正、並びに焼き度の補正を行う
ことができる。また従来から現像所で行なわれているネ
ガの濃度測定結果にこれらの情報をフィードバックする
こともでき、カラープリント作製時の正確な色補正、並
びに焼き度の補正を行うことができる。
第1図は本発明の第1の実施例の全体図、 第2図は色情報類別手段7のアルゴリズムを表す図、 第3図は色情報類別手段7によって、撮影シーンの色情
報を類別した結果をまとめたもの、 第4図は焼き度情報算出手段の詳細を表す図、 第5図は第4図におけるBV0とΔPEの関係を表す図、 第6図は本発明の第2の実施例の全体図、 第7図は第6図の装置におけるアルゴリズムを表す図、 第8図は第7図において撮影シーンの色情報を類別した
結果をまとめたもの。 〔主要部分の符号の説明〕 4、52……測光手段 6……閃光手段 9、55……プリント補正情報算出手段 10……記録手段 7、53……色情報類別手段 11……姿勢検知手段
報を類別した結果をまとめたもの、 第4図は焼き度情報算出手段の詳細を表す図、 第5図は第4図におけるBV0とΔPEの関係を表す図、 第6図は本発明の第2の実施例の全体図、 第7図は第6図の装置におけるアルゴリズムを表す図、 第8図は第7図において撮影シーンの色情報を類別した
結果をまとめたもの。 〔主要部分の符号の説明〕 4、52……測光手段 6……閃光手段 9、55……プリント補正情報算出手段 10……記録手段 7、53……色情報類別手段 11……姿勢検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 忠雄 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (72)発明者 岩崎 宏之 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社ニコン大井製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−69126(JP,A) 特開 昭60−105390(JP,A) 特開 昭62−270929(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】単一の受光手段を具備し、被写界の輝度を
測定する測光手段と、該測光手段の出力である輝度情報
に基づいて、被写界を照明する光源の色情報を演算抽出
する色情報類別手段とを有することを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のカメラにおい
て、 前記測光手段は被写界を複数の領域に分割して測光する
ように構成されていることを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のカメラにおい
て、 前記色情報類別手段は前記複数の領域の測光出力から得
られる輝度情報と輝度差情報とを用いて色情報を演算抽
出することを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載のカメラにおい
て、閃光発生装置の使用・非使用を検知する閃光発光装
置使用検知手段を更に有し、 前記色情報類別手段は、該閃光発光装置使用検知手段の
出力である閃光発光装置使用/非使用情報と前記輝度情
報とに基づいて、被写界を照明する光源の色情報を演算
抽出することを特徴とするカメラ。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載のカメラにおい
て、 撮影時のカメラの姿勢を検知する姿勢検知手段を有する
ことを特徴とするカメラ。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
一項に記載のカメラにおいて、 前記測光手段の出力と、 前記閃光発光使用検知手段と出力と、 前記姿勢検知手段の出力の少なくともいずれか1つの出
力を記録する手段を有することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109886A JP2531239B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | カメラ |
EP89304560A EP0341921B1 (en) | 1988-05-07 | 1989-05-05 | Camera system |
DE68925231T DE68925231T2 (de) | 1988-05-07 | 1989-05-05 | Kamerasystem |
US07/567,692 US5016039A (en) | 1988-05-07 | 1990-08-13 | Camera system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63109886A JP2531239B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280731A JPH01280731A (ja) | 1989-11-10 |
JP2531239B2 true JP2531239B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14521655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63109886A Expired - Lifetime JP2531239B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531239B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2613311B2 (ja) * | 1990-09-03 | 1997-05-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真プリント方法 |
US5617175A (en) * | 1992-07-29 | 1997-04-01 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera having electronic flash units |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60105390A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ装置 |
JPS6269126A (ja) * | 1985-09-21 | 1987-03-30 | Canon Inc | 被写体への入射光測定装置 |
JPS62270929A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-25 | Canon Inc | カメラの測光装置 |
-
1988
- 1988-05-07 JP JP63109886A patent/JP2531239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01280731A (ja) | 1989-11-10 |
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