JP2530708B2 - 帯状材巻取り装置 - Google Patents

帯状材巻取り装置

Info

Publication number
JP2530708B2
JP2530708B2 JP1060321A JP6032189A JP2530708B2 JP 2530708 B2 JP2530708 B2 JP 2530708B2 JP 1060321 A JP1060321 A JP 1060321A JP 6032189 A JP6032189 A JP 6032189A JP 2530708 B2 JP2530708 B2 JP 2530708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped material
strip
winding
pinch roll
deflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1060321A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02239052A (ja
Inventor
兼幸 津曲
基哉 神鳥
元徳 牧山
篤則 布施
美幸 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP1060321A priority Critical patent/JP2530708B2/ja
Publication of JPH02239052A publication Critical patent/JPH02239052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530708B2 publication Critical patent/JP2530708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はストリップ等の帯状材巻取り装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、コイル等の帯状材巻取り装置としては、種々の
形式のものが知られているが、近年、ラインの高速化に
対処するため、第2図に示すように、巻取りシールを2
台配設したものが広く採用されている。
前記巻取り装置は、水平方向に送り出しロール10によ
り送り出された帯状材Sを、第1テーブル11上を搬送さ
せ、第1ピンチロール12で斜め下方に方向変換してベル
トラッパー21で押えながら第1巻取りリール13に従来周
知の方法で巻回する。
そして、第1巻取りリール13による巻取りが終了する
と、シャー14により帯状材Sを切断するとともに、可動
ガイドテーブル15を上動させる一方、第1ピンチロール
12を停止離間させ、後続の帯状材Sを第2テーブル16上
に送り、第2ピンチロール17を介してベルトラッパー22
で押えながら第2巻取りリール18に巻取るものである。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、帯状材をコイルとして製品化する場合、コイ
ルの巻き始めに淫れが生じると、コイル端面に凹凸部が
生じ、エッジ部が損傷するばかりか、梱包をするうえに
おいても種々の不具合が生じる。
ところで、前記従来の巻取り装置では、シャー14から
第1,第2巻取りリール13,18までの距離が長く、かつ、
シャー14でカットされた帯状材Sの先端はノーテンショ
ンの状態でテーブル11,16上を水平通板するため、先端
部がテーブル等の摩擦により蛇行し、前記巻き始め部に
乱れが生じる。特に、第2巻取りリール18においては、
通板距離が第1巻取りリール13より長いため蛇行量が著
しく、コイル端面を平滑にすることは極めて困難であ
る。
したがって、第1,第2ピンチロール12,17の手前に、
帯状材の蛇行を検出するセンサー19,20を設け、該セン
サ19,20からの信号により図示しない手段で蛇行量を調
整しているが、帯状材Sの先端がノーテンションであ
り、かつ、蛇行量が大きく、さらにテンションのオフ時
とオン時のセンサーによる検出ずれがあるために補正が
完全に行われずコイル端面の平滑化は非常に困難であ
る。また、前記ピンチロールが2組必要であるととも
に、各ピンチロール毎にセンサを設けるため高価であ
る。
さらに、第1,第2巻取りリール13,18は同一線上に直
列に設置するため、設置スペースが大となり設備費が嵩
む等多くの問題点を有する。
本発明は前記問題を解決するためになされたもので、
構成が簡単で設置スペースが小さく、かつ、コイル端面
が平滑なコイルを得ることができる帯状材巻取り装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、帯状材巻取り装
置を、水平方向に供給される帯状材を鉛直方向に送り出
すピンチロールと、所定間隔をもって対向する2本のデ
フレクタロールと、前記ピンチロールと前記デフレクタ
ロールとの間に設けられて帯状材を切断するシャーと、
前記デフレクタロールの下方で、該デフレクタロールの
両側に所定間隔を介して設置した2基の巻取り手段と、
前記デフレクタロールと巻取り手段との間で、かつ、前
記デフレクタロール相互間の上下中心線上に設けられ、
前記双方の巻取り手段に向って回動可能な状態に上部が
軸支された上端が先尖りの山形状をした通板テーブル
と、で構成したものである。
(実施例) つぎに、本発明の一実施例を第1図にしたがって説明
する。
図において、1は一対のロールからなるピンチロール
で、水平に通板されて来た帯状材Sを、下方垂直に搬送
するようになっている。また、前記ピンチロール1の下
方には2本のデフレクタロール2が配設されている。な
お、前記ピンチロール1とデフレクタロール2との間に
は下記するように帯状材Sを切断するシャー3が設けら
れている。
4A,4Bは前記デフレクタロール2の下方で、かつ、デ
フレクタロール2を挟んで水平に配設された同一構成か
らなる従来周知の巻取り手段である第1,第2巻取りリー
ルである。
なお、5は前記デフレクタロール2相互間の上下中心
線上に設けた通板テーブルで、上端5aが先尖の山形状を
しており、上部が軸6に軸支されて左右に回動可能とな
っている。その他、7は前記ピンチロール1の上端側に
近接して設けた帯状材Sの蛇行検出センサであり、シャ
ー3でカットしても帯状材Sがノーテンションにならな
い位置に設けてある。
つぎに、前記構成からなる帯状材巻取り装置の作動に
ついて説明する。
まず、通板テーブル5を、第1巻取りリール4Aに帯状
材Sを案内すべく軸6を中心に時計回り方向に回動する
(第1図の状態)。
そして、水平方向に送り出されて来る帯状材Sをピン
チロール1により垂直下方に通板し、通板テーブル5の
上端5aおよび本体5bによりガイドしつつベルトラッパー
8で押えながら第1巻取りリール4Aを駆動することによ
り巻取る。
このようにして、第1巻取りリール4Aに帯状材Sが所
定量近く巻取られると、通板テーブル5を中間位置まで
回動する。第1巻取りリール4Aによる所定量の巻取りが
完了すると、ラインを停止してピンチロール1を圧下
し、シャー3にて帯状材Sを切断する。
前記切断と同時に通板テーブル5を反時計回り方向に
回動し、続いて送り出されて来る帯状材Sをベルトラッ
パー9で押えながら第2巻取りリール4Bへガイドし、前
記同様第2巻取りリール4Bに帯状材Sを巻取る。
そして、前記第2巻取りリール4Bでの帯状材Sの巻取
り中に、第1巻取りリール4Aのコイル取出作業等を行
い、次の巻取り作業に備える。
なお、蛇行検出センサ7の機能は従来のものと全く同
様である。
(発明の効果) 以上の説明で明らかように、本発明においては、帯状
材は水平テーブル上をノーテンションで通板しないた
め、テーブルとの摩擦による蛇行は生じない。しかも、
ピンチロールの片方に約90゜巻回されているため、先端
送りの際、ピンチロールによって捩れが生じないととも
に、ピンチロールを通過した帯状材は重力により鉛直方
向に垂下するため蛇行せず、つまり、帯状材Sはそのコ
イル端面が平滑な状態で巻回されることになる。
一方、第1,第2巻取りリールは、いずれもピンチロー
ルの下方に対称に位置するため、2つの巻取りリールを
備えるものの設置スペースを従来のものに比べて大巾に
低減することとなるばかりか、ピンチロール、蛇行検出
センサは共に一組でよいため設備費も安価であり、装置
の集中化により作業性が向上する。また、コイル姿も均
一になり、品質管理上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る帯状材巻取り装置の構成図、第2
図は従来の帯状材巻取り装置の構成図である。 S……帯状材、1……ピンチロール、2……デフレクタ
ロール、3……シャー、4A,4B……巻取り装置、5……
通板テーブル、7……蛇行検出センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神鳥 基哉 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社名古屋製造所 内 (72)発明者 牧山 元徳 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社名古屋製造所 内 (72)発明者 布施 篤則 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社名古屋製造所 内 (72)発明者 石原 美幸 愛知県名古屋市港区千年3丁目1番12号 住友軽金属工業株式会社名古屋製造所 内 (56)参考文献 特開 昭61−136862(JP,A) 特開 昭60−15340(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に供給される帯状材を鉛直方向に
    送り出すピンチロールと、所定間隔をもって対向する2
    本のデフレクタロールと、前記ピンチロールと前記デフ
    レクタロールとの間に設けられて帯状材を切断するシャ
    ーと、前記デフレクタロールの下方で、該デレフレクタ
    ロールの両側に所定間隔を介して設置した2基の巻取り
    手段と、前記デフレクタロールと巻取り手段との間で、
    かつ、前記デフレクタロール相互間の上下中心線上に設
    けられ、前記双方の巻取り手段に向って回動可能な状態
    に上部が軸支された上端が先尖りの山形状をした通板テ
    ーブルと、で構成したことを特徴とする帯状材巻取り装
    置。
JP1060321A 1989-03-13 1989-03-13 帯状材巻取り装置 Expired - Lifetime JP2530708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1060321A JP2530708B2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 帯状材巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1060321A JP2530708B2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 帯状材巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02239052A JPH02239052A (ja) 1990-09-21
JP2530708B2 true JP2530708B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=13138792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1060321A Expired - Lifetime JP2530708B2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 帯状材巻取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530708B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015340A (ja) * 1983-07-06 1985-01-26 Fuji Photo Film Co Ltd ウエブの多条巻取装置
JPS61136862A (ja) * 1984-12-04 1986-06-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The コ−トカレンダ−に於ける切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02239052A (ja) 1990-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7339529B2 (ja) 鋼帯のセンタリング方法及び連続鋼帯の製造方法
JP2530708B2 (ja) 帯状材巻取り装置
JP3275573B2 (ja) 金属帯の巻取制御方法
JPS64131B2 (ja)
JPH10230319A (ja) スリット鋼板の安定通板装置
JPS62134102A (ja) 熱間圧延設備
US20020014320A1 (en) Plate width adjusting apparatus and plate width adjusting method
JP3011345B2 (ja) スリッタラインに於ける通板方法
JPH10329994A (ja) 細幅フィルムの高速巻取方法
JP2000280023A (ja) スリット材の巻取り方法及び蛇行防止装置
US4008597A (en) Method for shaping a slit product
JPS628890Y2 (ja)
JP3758775B2 (ja) ストリップの幅分割方法
CN115402848B (en) Method for rewinding, winding and cutting of vertical splitting machine
JP2989277B2 (ja) コイルから巻戻される鋼板の後端の押え装置
KR940004980Y1 (ko) 코일강판의 모서리 조절장치(Strip Centering Device)
JPH09314230A (ja) 連続矯正ラインにおける金属ストリップの蛇行防止方法
JPS6147602B2 (ja)
JPH0113967B2 (ja)
JPH0359772B2 (ja)
KR890002597B1 (ko) 얇은 스트립을 감는 방법
JPS5937123B2 (ja) 圧延方法
JP2021109741A (ja) マスキングテープの巻取装置および巻取方法
JPH0327804A (ja) 熱延鋼板のスキンパス・スリッタコンビネーションライン
JPS628889Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 13