JP2530402Y2 - 線条体の計尺装置 - Google Patents

線条体の計尺装置

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JP2530402Y2 JP1989018565U JP1856589U JP2530402Y2 JP 2530402 Y2 JP2530402 Y2 JP 2530402Y2 JP 1989018565 U JP1989018565 U JP 1989018565U JP 1856589 U JP1856589 U JP 1856589U JP 2530402 Y2 JP2530402 Y2 JP 2530402Y2
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昭浩 田中
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は通信ケーブル等の線条体の高速製造ラインに
おける計尺装置に関するものである。
[従来の技術] 電線ケーブル等の製造ラインにおいて、従来から使用
されている計尺器例を第2〜4図に示す。
第2図は比較的低速の製造ラインにおいて使用される
計尺器である。電線・ケーブル等の線条体1が矢印A方
向に走行すると、計尺ロール2及び3が線条体1との摩
擦抵抗により矢印B又はCの方向に回転する。この時、
計尺ロール2及び3のうちどちらか一方を例えば周長10
00mmにし、その回転を近接スイッチ等の検出器で検出
し、10パルス/回転の割合で出力すれば、そのパルス数
を計数することで、生産条長を計尺することができる。
第3図の計尺器は、線条体1と計尺ロール2との接触
面積を大きくとり、線条体1と計尺ロール2との間のス
ベリを少なくしたものである。
第4図の計尺器は、線条体1と計尺ロール2及び3と
の接触面積を第3図のものより大きくしてある。尚、第
4図の場合、計尺ロール2及び3は引取りロールである
ことが多い。
[考案が解決しようとする課題] しかし第2図の計尺器は、線条体1と計尺ロール2及
び3との間では点接触であるためすべりやすく、精度の
良い計尺が難しいので、高速の生産ラインで使用するこ
とができない。
一方、第3図及び第4図の計尺器は、線条体1と計尺
ロール2或いは3との間の接触面積を大きくすること
で、線条体1と計尺ロール2或いは3との間のすべりを
抑える工夫をしており、高速の生産ライン或いは線条体
1の材質がすべりやすい生産ライン等で使用される。し
かしこの場合、計尺ロールの回転を利用するために、計
尺誤差が生ずるという問題がある。即ち、線条体1が計
尺ロール2或いは3に曲線状に接触するために、計尺ロ
ールの半径が等価的に変ってしまうのである。例えば、
計尺ロールの周長が1000.000mmで、線径(直径)が1.00
0mmの線条体を50,000m生産する場合、 (1000.000mm+1.000mm×π)×50,000m=50,157m のように、条長が157m長くなり、生産ロスとなる。その
ため従来は、作業者が生産する線条体の線径が変わる毎
に、 生産条長×補正係数=計尺カウンタに設定する値の計
算を例えば下記のように行い、計尺カウンタにセットし
ていた。
線径 生産条長 補正係数 設定値 1.000 50,000m× 0.9980 =49,900m 1.500 40,000m× 0.9850 =39,400m 0.900 70,000m× 0.9993 =69,951m このため、次のような問題があった。
(1)短尺・少量生産の場合、計算回数が多く作業者の
負担が大きい。
(2)補正係数は表にしてある場合が多く、表の読取り
ミス或いは作業者による計算ミスによる生産誤りが生じ
易い。
(3)計尺ロールの径は生産ライン毎に異なる場合が多
く、作業者が複数のラインを担当する場合、補正係数の
選択ミスが生じ易い。
(4)生産条長と計尺カウンタへの設定値が異なるの
で、生産中に思い違いをしやすい。
本考案の目的は、通信ケーブル等の高速ラインにおけ
る従来の計尺装置の欠点を解消し、精度良く計尺できる
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本考案の要旨は、生産ライン上において、線状体を周
長lの計尺ロールに曲線状に接触させ、該計尺ロールを
回転させることにより生産条長の計尺を行う線条体の計
尺装置において、 線状体の外径寸法を測定し外径測定信号S4を出力する
外径測定器、 前記計尺ロール周長設定信号S5を出力する設定器、 前記外径測定器から出力される前記外径測定信号S4
入力し、所定の時間あるいは所定の条長における平均値
として線条体の外径Rを求めると共に、前記設定器から
出力される計尺ロール周長設定信号S5を入力して、K=
l/(l+πR)の演算式により補正係数Kを求め、補正
係数信号S3を出力するコントローラ、 及び前記コントローラから出力される補正係数信号S3
に基づき、前記計尺ロールから出力される計尺信号S1
対し補正動作を行いながら計尺を行い、所定の計尺値に
達した時に計尺完了信号S2を出力する計尺カウンタとか
ら構成したことにあり、それによって線条体の計尺を精
度良く行えるようにしたものである。
[実施例] 以下、本考案を第1図に基づいて説明する。11は外径
測定器であって、線条体1の外径(直径)を測定し、そ
の測定結果を外径測定信号S4として出力する。
12はコントローラであって、外径測定器11から外径測
定信号S4を入力して、所定の時間或いは所定の条長おけ
る平均値として、線条体1の外径Rを求めると共に、設
定器13から計尺プーリー周長設定信号S5を入力し、計尺
ロールの周長をl、円周率をπとして、式:k=l/(l+
πR)の演算により、補正係数Kを求め、所定の時間毎
に補正係数Kを補正係数信号S3として出力する。
10は計尺カウンタ10であって、コントローラ12から入
力した補正係数信号S3に基づき、計尺信号S1に対し補正
動作を行いながら計尺を行い、所定の予報値及び満尺値
に達すると、予報信号及び満尺信号からなる計尺完了信
号を出力する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、補正係数が自動
的に設定されるので、従来作業者が行っていた生産条長
×補正係数=設定値の計算が不要となり、作業者は生産
条長のみを設定すればよいこととなり、従って次のよう
な効果がもたらされる。
(1)短尺・少量生産の場合等、作業者の負担が大幅に
軽減される。
(2)作業者による計算ミス、設定ミスがなくなる。
(3)精度良い計尺を行うことができる。
(4)計尺カウンタが(計尺入力信号×補正係数)の結
果を表示するので、直読した値が真の計尺長となり、従
来のように換算が不要で便利である。
(5)計尺ロールの周長が摩耗により変化したり、或い
は計尺ロールを変えたりした場合でも、新しい計尺ロー
ル周長を設定するだけで即応でき便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の計尺装置を示す模式的説明図、第2〜
4図は従来の計尺器の例を示す説明図である。 1:線条体、2,3:計尺ロール、10:計尺カウンタ、11:外径
測定器、12:コントローラ、13:設定器、S1:計尺信号、
S2:計尺完了信号、S3:補正係数信号、S4:外径測定信
号、S5:計尺ロール周長設定信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大谷 智行 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 昭60−73411(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ライン上において、線状体を周長lの
    計尺ロールに曲線状に接触させ、該計尺ロールを回転さ
    せることにより生産条長の計尺を行う線条体の計尺装置
    において、 線状体の外径寸法を測定し外径測定信号S4を出力する外
    径測定器、 前記計尺ロール周長設定信号S5を出力する設定器、 前記外径測定器から出力される前記外径測定信号S4を入
    力し、所定の時間あるいは所定の条長における平均値と
    して線条体の外径Rを求めると共に、前記設定器から出
    力される計尺ロール周長設定信号S5を入力して、K=l/
    (l+πR)の演算式により補正係数Kを求め、補正係
    数信号S3を出力するコントローラ、 及び前記コントローラから出力される補正係数信号S3
    基づき、前記計尺ロールから出力される計尺信号S1に対
    し補正動作を行いながら計尺を行い、所定の計尺値に達
    した時に計尺完了信号S2を出力する計尺カウンタからな
    ることを特徴とする線条体の計尺装置。
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JPS6073411A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 Mitsubishi Electric Corp ケ−ブル測長装置

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