JP2568550Y2 - 距離測定装置 - Google Patents
距離測定装置Info
- Publication number
- JP2568550Y2 JP2568550Y2 JP1991024454U JP2445491U JP2568550Y2 JP 2568550 Y2 JP2568550 Y2 JP 2568550Y2 JP 1991024454 U JP1991024454 U JP 1991024454U JP 2445491 U JP2445491 U JP 2445491U JP 2568550 Y2 JP2568550 Y2 JP 2568550Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measurement
- wire
- guide roller
- arm
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイヤやテープなどを
巻き出して長さを計測する距離測定装置に関する。
巻き出して長さを計測する距離測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤやテープなどに目盛りを記入し、
巻取器に巻き取っておき、測定長さに応じてこのワイヤ
やテープを巻き出し、距離を測定する方法は広く行われ
ている。測定長さが長いものを測定する場合、このワイ
ヤやテープの伸びが測定精度に影響するので鋼やステン
レスの材料が用いられる。またワイヤなどの場合、ワイ
ヤに目盛りを刻むことも大変であるし、刻んでも判読し
にくいので、ワイヤの巻き出し量をガイドローラの回転
数に変え、この回転数をロータリエンコーダなどで計測
することが行われている。
巻取器に巻き取っておき、測定長さに応じてこのワイヤ
やテープを巻き出し、距離を測定する方法は広く行われ
ている。測定長さが長いものを測定する場合、このワイ
ヤやテープの伸びが測定精度に影響するので鋼やステン
レスの材料が用いられる。またワイヤなどの場合、ワイ
ヤに目盛りを刻むことも大変であるし、刻んでも判読し
にくいので、ワイヤの巻き出し量をガイドローラの回転
数に変え、この回転数をロータリエンコーダなどで計測
することが行われている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このようにエンコーダ
を用いてワイヤなどの巻き出し量を計測する場合、ワイ
ヤと接するガイドローラの外周は測定の基点と測定点と
を一直線で結ぶ直線上になければならない。本考案は、
計測体の巻き出し量を計測して距離を計測する際に、計
測方向が変化しても正しく計測できる距離測定装置を提
供することを目的とする。
を用いてワイヤなどの巻き出し量を計測する場合、ワイ
ヤと接するガイドローラの外周は測定の基点と測定点と
を一直線で結ぶ直線上になければならない。本考案は、
計測体の巻き出し量を計測して距離を計測する際に、計
測方向が変化しても正しく計測できる距離測定装置を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、計測体巻取器の計測基点を中心に回転可
能なアームと、このアーム上に設けられ上記計測基点を
通過して巻き出される計測体を案内するガイドローラ
と、このガイドローラの回転数を計数するエンコーダと
を備え、前記ガイドローラは２個のローラからなり両ロ
ーラに挟まれて前記測定体が巻き出されるようになって
おり、これにより測定点が計測基点に対し左右いずれの
側にあっても、前記計測体が測定点と計測基点間で一直
線に巻出されるようにしたものである。
め、本考案は、計測体巻取器の計測基点を中心に回転可
能なアームと、このアーム上に設けられ上記計測基点を
通過して巻き出される計測体を案内するガイドローラ
と、このガイドローラの回転数を計数するエンコーダと
を備え、前記ガイドローラは２個のローラからなり両ロ
ーラに挟まれて前記測定体が巻き出されるようになって
おり、これにより測定点が計測基点に対し左右いずれの
側にあっても、前記計測体が測定点と計測基点間で一直
線に巻出されるようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記構成により、ガイドローラの外周が計測基
点と計測点との間に一直線に巻き出された計測体に沿う
ようアームが回転するので正しい計測ができる。
点と計測点との間に一直線に巻き出された計測体に沿う
ようアームが回転するので正しい計測ができる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本考案の実施例の斜視図であり、１は距離
を計測するワイヤ、２はこのワイヤ１を巻き込んで格納
するワイヤケースでワイヤ１はバネなどで巻き取られ、
ワイヤ１を引き出すと引張力が働くようになっている。
３はこのワイヤケースの巻き取り中心を中心に回転でき
るように取り付けられたアーム、４はこのアーム３の回
転中心位置に取り付けられ、、アーム３の回転中心軸と
直交するワイヤ１が貫通する開口を有し、この開口とア
ーム３の中心軸との交点を測定基準点とする基準点キャ
ップ、５はワイヤ１を案内する計測ガイドローラでワイ
ヤ１はこの計測ガイドローラ５に接して移動し、ワイヤ
１の引き出し、巻き取りに応じて回転する。６はこの計
測ガイドローラ５の回転数を計数してワイヤ１の引き出
し長さを計測するロータリエンコーダである。
する。図１は本考案の実施例の斜視図であり、１は距離
を計測するワイヤ、２はこのワイヤ１を巻き込んで格納
するワイヤケースでワイヤ１はバネなどで巻き取られ、
ワイヤ１を引き出すと引張力が働くようになっている。
３はこのワイヤケースの巻き取り中心を中心に回転でき
るように取り付けられたアーム、４はこのアーム３の回
転中心位置に取り付けられ、、アーム３の回転中心軸と
直交するワイヤ１が貫通する開口を有し、この開口とア
ーム３の中心軸との交点を測定基準点とする基準点キャ
ップ、５はワイヤ１を案内する計測ガイドローラでワイ
ヤ１はこの計測ガイドローラ５に接して移動し、ワイヤ
１の引き出し、巻き取りに応じて回転する。６はこの計
測ガイドローラ５の回転数を計数してワイヤ１の引き出
し長さを計測するロータリエンコーダである。
【０００７】次に動作について説明する。ワイヤ１を引
き出して距離を計測しようとする点の一方の点にワイヤ
１の先端を位置し、もう一方の点の位置に基準点キャッ
プ４の中心位置を設定してワイヤ１をピンと張る。引き
出されるときワイヤ１が計測ガイドローラ５を回転させ
るので、これに同一軸で接続されたロータリエンコーダ
６が回転して回転数を計数し、ワイヤ１の巻き出し量を
計測する。この場合、計測ガイドローラ５のワイヤ１と
接する外周と基準点キャップ４の測定基準点との間の距
離は一定値なので、この値をロータリエンコーダの初期
値として加算しておく。アーム３はワイヤ１の方向に自
由に回転するので基準点キャップ４と計測点との間には
ワイヤ１が一直線に張られ、正確な計測ができる。図２
はワイヤ１の引き出し方向に応じて（ａ）から（ｂ）の
ようにアームが自由に回転する状況を示す。
き出して距離を計測しようとする点の一方の点にワイヤ
１の先端を位置し、もう一方の点の位置に基準点キャッ
プ４の中心位置を設定してワイヤ１をピンと張る。引き
出されるときワイヤ１が計測ガイドローラ５を回転させ
るので、これに同一軸で接続されたロータリエンコーダ
６が回転して回転数を計数し、ワイヤ１の巻き出し量を
計測する。この場合、計測ガイドローラ５のワイヤ１と
接する外周と基準点キャップ４の測定基準点との間の距
離は一定値なので、この値をロータリエンコーダの初期
値として加算しておく。アーム３はワイヤ１の方向に自
由に回転するので基準点キャップ４と計測点との間には
ワイヤ１が一直線に張られ、正確な計測ができる。図２
はワイヤ１の引き出し方向に応じて（ａ）から（ｂ）の
ようにアームが自由に回転する状況を示す。
【０００８】図３は本考案の第２実施例を示す斜視図で
ある。本実施例はアーム３の回転中心をワイヤケース２
の外部にブラケット11を設けて取り付けたものである。
図１と同一符号は同一機能を有する部材を表す。７はワ
イヤケース２から巻き出したワイヤ１を案内する第１ガ
イドローラ、８はアーム３の回転中心部に設けられ互い
に接する外周部が測定基準点となる第２ガイドローラ、
９はアーム３の先端に設けられた第３ガイドローラ、10
はアーム３の回転中心軸、11はアーム３を支持するブラ
ケットである。
ある。本実施例はアーム３の回転中心をワイヤケース２
の外部にブラケット11を設けて取り付けたものである。
図１と同一符号は同一機能を有する部材を表す。７はワ
イヤケース２から巻き出したワイヤ１を案内する第１ガ
イドローラ、８はアーム３の回転中心部に設けられ互い
に接する外周部が測定基準点となる第２ガイドローラ、
９はアーム３の先端に設けられた第３ガイドローラ、10
はアーム３の回転中心軸、11はアーム３を支持するブラ
ケットである。
【０００９】本実施例の場合、測定基準点がワイヤケー
スの中心ではなく、ワイヤケースの外のアームの回転中
心軸となる。
スの中心ではなく、ワイヤケースの外のアームの回転中
心軸となる。
【００１０】以上に説明した第１実施例や第２実施例を
用いて三角測量法で辺の長さを計り、位置を求めるよう
な場合、測定方向が変わってもアームの方向がワイヤ１
の引き出し方向に自由に回転するので計測基準点と計測
点間にワイヤ１が一直線に張られ精度よく距離の計測が
できる。
用いて三角測量法で辺の長さを計り、位置を求めるよう
な場合、測定方向が変わってもアームの方向がワイヤ１
の引き出し方向に自由に回転するので計測基準点と計測
点間にワイヤ１が一直線に張られ精度よく距離の計測が
できる。
【００１１】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
は、ワイヤの引き出し方向にアームが回転し、距離を計
る２点間にワイヤが一直線に張られるので正確な距離の
計測ができる。
は、ワイヤの引き出し方向にアームが回転し、距離を計
る２点間にワイヤが一直線に張られるので正確な距離の
計測ができる。
【図１】本考案の第１実施例の斜視図である。
【図２】アームの回転を説明する図である。
【図３】本考案の第２実施例を説明する図である。
１ ワイヤ ２ ワイヤケース ３ アーム ４ 基準点キャプ ５ 計測ガイドローラ ６ ロータリエンコーダ ７ 第１ガイドローラ ８ 第２ガイドローラ ９ 第３ガイドローラ 10 アームの回転中心軸 11 ブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】 計測体巻取器の計測基点を中心に回転可
能なアームと、このアーム上に設けられ上記計測基点を
通過して巻き出される計測体を案内するガイドローラ
と、このガイドローラの回転数を計数するエンコーダと
を備え、前記ガイドローラは２個のローラからなり両ロ
ーラに挟まれて前記測定体が巻き出されるようになって
おり、これにより測定点が計測基点に対し左右いずれの
側にあっても、前記計測体が測定点と計測基点間で一直
線に巻出されるようにしたことを特徴とする距離測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024454U JP2568550Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 距離測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024454U JP2568550Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 距離測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113002U JPH04113002U (ja) | 1992-10-01 |
| JP2568550Y2 true JP2568550Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=31909414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991024454U Expired - Fee Related JP2568550Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 距離測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568550Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0429368Y2 (ja) * | 1985-02-18 | 1992-07-16 | ||
| JPH0511448Y2 (ja) * | 1986-04-01 | 1993-03-22 | ||
| JPH0171668U (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-12 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1991024454U patent/JP2568550Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04113002U (ja) | 1992-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |