JPS6382301A - 巻尺型デイジタル測長器におけるロ−プ巻取装置 - Google Patents

巻尺型デイジタル測長器におけるロ−プ巻取装置

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JPS6382301A
JPS6382301A JP61227763A JP22776386A JPS6382301A JP S6382301 A JPS6382301 A JP S6382301A JP 61227763 A JP61227763 A JP 61227763A JP 22776386 A JP22776386 A JP 22776386A JP S6382301 A JPS6382301 A JP S6382301A
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rope
reel
lap
wound
wound around
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Toru Nakaoki
中沖 徹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリールに巻き込み、引き出すようにしたロープ
の移動運動をエンコーダ板の回転運動に変換し、このエ
ンコーダ板の回転運動をディジタルパルス信号にA−D
変換して。
前記ロープの移動量を測定するようにした巻尺型ディジ
タル測長器に関し、更に特定すれば巻尺型ディジタル測
長器におけるロープ巻き取り装置に関する。
〔従来の技術〕
此種の装置は、実開昭60−179904号及び実開昭
60−179903号公報に示されるように、ケーシン
グ内に巻き取り復帰方向に回転力を付与してリールを回
転自在に配設し、該リールの表面に柔軟性のあるロープ
の一端を取り付け、該リールの表面に前記ロープを巻き
付け、該ロープ他端の直線方向の移動量を前記リールの
回転量に変換し、このリールの回転量をディジタル量に
変換して。
ロープ他端に接続した工作機械等の移動体の移動量を測
定している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記ロープをケーシングから最大限引き出した状態にお
いて、ロープをリールの表面にリールの復帰回転力によ
って巻き取るとき。
ロープがリール表面に不規則に巻かれてしまうことがあ
る。即ち、ロープがロープ表面に巻かれているロープの
上に重なって巻かれてしまうことがある。この場合、ロ
ープの巻き取り径が増大してしまい、その結果ロープ他
端の直線方向の移動量とリールの回転量とが正確に対応
しなくなり、ロープの移動量の測定に誤差が生じてしま
うことになる6本発明は、リール表面へのロープ巻き取
り時、規則的に並列状にロープがリール表面に巻き取ら
れるようにして上記欠陥を除去することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、ロープ巻き取り繰
り出し用のリールの一側に該り−ル10の表面に対して
垂直に突出するように鍔部材32を取り付け、前記ロー
プ36の前記リール10表面に対する取り付け端Pを前
記鍔部材32の一側面と隣接する位置に設定し、前記ロ
ープ36を前記リール10の復帰回転力によって該リー
ル10表面に巻き取るとき、前記ロープ36の前記リー
ル10表面に沿った2周目の始端が前記ロープ36の巻
き取り始端に対して、前記リール10表面上で隣接する
位置に案内されるように、前記鍔部材32の一側面に傾
斜面32aを形成したものである。
〔作用〕
ロープ36を最大限リールIOから繰り出した状態から
、ロープ36のテンションを緩めると、ロープ36は、
リール1oの巻き取り方向の回転によってリール10表
面に巻き取られる。このときロープ36の1周目は鍔部
材32の傾斜面32aに沿ってリール1゜の表面に巻か
れ、ロープ36は、その1周目の終端がロープ36の外
径と略同−幅程リール10表面の中央方向に傾斜面32
aによって案内され、この案内作用によって、ロープ3
6の2周目の始端は、ロープ36の1周目の始端に、リ
ール10の表面上で隣接する位置に案内される。従って
、ロープ36の2周目はロープ36の1周目の上に重な
ることがない。ロープ36の2周目が1周目に隣接すれ
ば3周目以後は、ロープ36のテンションの作用で前に
巻かれたロープの横に位置するように規制されるため、
ロープ36は、規則的に並列状に前に巻かれたロープに
隣接してリール10の表面上にコイル状に巻かれてゆく
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
2は笛部2aと蓋部2bとから成るケーシングであり、
蓋部2bはねじによって鞘部2aに脱着可能に固定され
ている。前記鞘部2aには軸体4が固設され、該軸体4
にボールベアリングを介して円盤6のボス部が回転自在
に支承されている。前記円盤6には公知のスリット板か
ら成るエンコーダ板8と、ロープ用のリール10と、ば
ね抜用のり−ル12が固定されている。14は一対の発
光素子、■6は一対の受光素子であり、これらは光学的
光検出器を構成し、該発光、受光素子14゜16は、前
記ケーシング2の鞘部2aに固定された公知の固定スリ
ット板18を介して、前記エンコーダ板8をはさんで対
向するようにブラケットによって鞘部2aに固定されて
いる。20は外周部が前記筒部2aに形成された筒部に
オイルシールを介して嵌合するカバーであり、該カバー
20の内径部はオイルシールを介して前記円盤6のボス
部の外周面に回転自在に嵌合している。22は前記筒部
2aに固定された軸体であり、これに、ばね抜用リール
23が前記リール12に適宜の間隔を存して隣接するよ
うに回転自在に支承されている。前記リール23には、
うずまき状に変形された長尺帯状のばね板24が巻回さ
れている。前記ばね板24は前記リール23の外径より
も縮径する方向に付勢された状態で前記リール23の表
面に巻回されている。
前記ばね板24の一端は、第10図に示すようにT字状
に形成さ九ている。前記リール12の周壁12aには、
その円周方向に対して直角な方向に前記ばね板24のT
字状部の幅広部24aを挿入するための溝26が透設さ
れ、該$26によって、前記周壁12aにばね板24の
幅広部24aを係止する係止面S。
S′を形成している。前記周q 12 aには。
前記溝26に隣接して、切欠部28が形成され、該切欠
部28の幅は前記ばね板24先端部の幅狭部24bの幅
と略同−に形成されている。前記切欠部28に隣接して
ばね板24の先端部の幅狭部24bの幅と略同−にガイ
ド面30が形成され、該ガイド面30は、前記切欠部2
8に向けて低くなるように、その表面が傾斜している。
前記周壁12aの裏面には、前記溝26に隣接して凹入
部31が形成され、該凹入部31に前記ばね板24の幅
広部24aが配置されるように構成されている。前記凹
入部31の壁面と、前記ガイド面30の傾斜面の中間点
は、リール12の中心を中心とする円線上において、略
同−高さレベルとなるように設定されている。このよう
に設定することで、ばね板24の一端部分を極端にわん
曲させることなく、ゆるやかに傾斜させた状態でリール
周壁12aに係止させることができるものである。前記
ばね板24の一端は前記リール周壁12aの溝26から
周壁12aの内側に挿入され、ばね板24の幅広部24
aの係止面a、bが前記R壁12aの係止面s、s’に
当接係止されている。
該ばね板24をリールエ2に係止させた状態において、
ばね板24の幅広部24aは、周u 12 aの凹入部
31の底面に当接し、且つばね板24の幅狭部24bば
周壁12aのガイド面30に嵌合且つ当接している。前
記り一ル12が第1図中、反時計方向に回転すると、リ
ール12に係止されたばね仮24は、り一ル23から繰
り出されて、リール12の表面に巻き回されるように構
成されている。前記ばね板24は、そのわん白方向とは
逆方向にわん曲するように、前記リール12の表面に巻
き回されるように設定され、前記リール12に巻き回さ
れるばね仮24の逆方向にわん曲しようとする復帰弾力
によって前記リール12に第1図中、時計方向に復帰回
転力が発生するように構成されている。前記リール1O
の一側面には鍔部材32がねじによって固定されている
。前記リール10の周壁10aには穴34が穿設され、
該穴34は1周壁10aの一側面に開口している。前記
周壁10aには、柔軟性のあるワイヤから成るロープ3
6の外径と略同−幅のガイド溝38が前記穴34と連通
して穿設され、該ガイド溝38は前記周壁10aの一側
面と該周壁10a表面の一端部に開口している。前記鍔
部材32の前記リール周壁IQaの表面から垂直方向に
突出する内周面には1円周方向に沿って徐々に変化する
傾斜面32aが形成されている。
前記傾斜面32aは、前記ガイド溝38と対向する部分
を基点(ゼロ度)として、リール10のロープ巻き取り
回転方向Aとは反対の円周方向B(第4図参照)に沿っ
て徐々に周壁10a表面の中心方向に突出し、前記基点
と接する終点(360度)において、突出量△Xが最大
となるように設定されている6前記突出景ΔXは前記ロ
ープ36の外径と略同−幅に設定されている。前記ロー
プ36の先端には鋼製のボール37が固定され、該ボー
ル37は前記穴34に収納され、該ロープ36の基点部
分は溝38を経て、第6図すに示すようにリール周壁1
0a表面の一側端に導かれている。前記ケーシング2の
笛部2aには3段階に口径が変化するロープ案内孔40
が形成され、該孔40の中間口径部には、ナイロン製の
管状体から成るロープガイド42が嵌合している644
はゴムから成る突起体であり、これの軸穴の大径部にフ
ェルトから成る円柱体46が嵌合し、該円柱体46に半
径方向に切断部が形成されている。前記突起体44は前
記笛部2aの孔40の大径部に嵌着固定され、該状態に
おいて、円柱体46は。
前記ロープガイド42に当接している。48は前記笛部
2aにボルト50によって脱着可能に固定されたブラケ
ットであり、これにゴム板52の両側部が保持され、該
ゴム板52に切断部が形成されている。前記ロープ36
は、前記ロープガイド42、円柱体46の切断部、及び
ゴム板52の切断部に挿入されて笛部2aの外部に導か
れている。前記ロープ36の先端には取付金具54が固
定されている。前記ロープ36を最大限り−ル10から
繰り出した状態において、リール10の表面の一側端と
ロープ案内孔40間のロープ36は、第11図に示すよ
うにリール10の中心軸線56に平行な軸線58に対し
て略直角となるように設定されている。60は前記取付
金具54に固定されたゴム体である。62は笛部2aに
固定された基板であり、これに電子回路が装置されてい
る。前記笛部2aにはロープ36のくり出し、引き込み
量をディジタルに表示する表示器(図示省略)が装着さ
れている。
次に本実施例の作用について説明する。
本器を例えば工作機械にセットし、工作機械の移動台の
移動長を測定する場合には、工作機械の例えば固定台側
にケーシング2aを固定し、ロープ36をゴム板52の
ロープ36に対する制止摩擦力に抗して強くリール10
から繰り出し本器を工作機械にセットした後は、ナツト
50をゆるめて、ブラケット48をケーシング2から外
し、ロープ36に対するゴム板56の切断部の制止力を
解除する。
操作者は、工作機械の手動ハンドルを手で回して、移動
台を原点に位置させ、ここでリセットスイッチを操作し
て、ケーシング2内の電子回路中のカウンターをゼロに
リセットする。
次に、上記ハンドルを回転して移動台を移動させると、
ロープ36は、ケーシング2内のり−ル10から引き出
され、あるいは、り一ル10に巻き込まれる。これによ
り移動体のその移動経路に沿った往復方向の移動に伴っ
て、リール10が正逆回転する。リール10がロープ3
6の引張力によって、正回転すると、これと連動するり
−ル12が第1図中、反時計方向に回転し、ばね板24
がリール12の表面に巻き込まれて、ばね板24の原形
わん曲方向とは反対方向にわん曲される。ばね板24が
リール12の表面に、復帰方向とは反対方向にわん曲さ
れると、このばね板24に元のわん曲方向に戻ろうとす
る弾力がり一ル12に作用し、リール12に時計方向に
回転トルクが発生する。このリール12の時計方向の回
転トルクは、ばね板24の元のわん曲方向に戻ろうとす
る弾力のみによって発生し、この弾力は、移動量測定範
囲内で常に一定なので、リール12の回転量に応じて、
リール12の復帰回転トルクが変化することがない。リ
ール10の回転によって円盤6が回転する。この円盤6
の回転運動は、エンコーダ板8と光学的検出器とによっ
て方向性を有する一対のパルス信号に変換される。この
パルス信号は、整形された後、ケーシング2内の電子回
路によって処理され、移動台の移動長、即ち、ロープ3
6の直線方向の移動量が表示器にディジタルに表示され
る。
次に、ロープ36が第11図に示す、リール10から最
大限引き出された状態から、リール10に巻き込まれる
動作の詳細を第6図を参照して説明する。
ロープ36の、リール取り付け端部Pは、第6図すに示
すようにリール10表面の鍔部材32寄りの側端に位置
している。第11図に示すように、ロープ36の全長が
直線状となるまでロープ36を最もリール10からくり
出し、ロープ36にテンシミンを付与させた状態から、
ロープ36を徐々に弛ませてゆくと、ロープ36は徐々
にリール10の表面に巻き取られてゆく。ロープ36が
リール10表面を1周した後、ロープ36が更にリール
10表面を1周するとき、ロープ36が既にリール10
表面に巻き取られている1周目のループ状のロープに隣
接してリール10表面に巻き取られれば、ロープ36は
第6図Cに示すように並列状に順番に規則的にリール1
0表面に巻き取られるが、第6a図に示すように2周目
のロープ36が、1周目のロープ36の上に重なってリ
ール10に巻き取られてしまうと、3周目以後がリール
10表面に不規則に巻き取られてしまい、ロープ36の
直線方向の変位量と、リール10の回転量が正確に対応
しなくなってしまう。そのため、本実施例においては、
2周目のロープ36が必ず1周目のロープ36の横に並
列状に隣接するように、傾斜面32aがリール10に巻
き取られるロープ36の1周目をロープ36の外径と略
同−量だけり−ル10の中央方向に案内する。即ち、1
周目のロープ36が傾斜面32aに当接しつつリール1
0表面に巻き取られてゆくと、ロープ36が接する傾斜
面32aがロープ36の巻き取りに応じて徐々にリール
10表面の中央方向に突出し、この突出面にならってロ
ープがリール10表面に巻き取られてゆくと、・2周目
の始端が第6図Cに示すように1周面のロープ36の横
に案内される。2周目のロープ36が1周目のロープ3
6の横に隣接すれば、以後は、ワイヤは、隣接するロー
プに規制されて規則的にコイル状にリール10表面に巻
き取られてゆく。
〔効果〕
本発明は上述の如く構成したので、ロープをロープ繰り
出し巻き取り用のリール表面に、並列コイル状に規則的
に巻き取らせることができ、正確な測長データを得るこ
とができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーシングの内部構造を示す正面図、第2図は
断面図、第3図は側面図、第4図は鍔部材の正面図、第
5図はA−A線断面図、第6図a、b、cは説明図、第
7図は鍔部材の展開説明図、第8図はばね抜用リールの
拡大断面図、第9図は同リールの平面図、第10図はば
ね板の一部平面図、第11図は説明図である。 2・・・・ケーシング、 4・・・・軸体、 6・・・
・円盤、  8・・・・エンコーダ板、   10.1
2・・・・リール、 14・・・・発光素子、  16
・・・・受光素子、   18・・・・固定スリット板
。 20・・・・カバー、 22・・・・軸体、 24・・
・・ばね板、 26・・・・溝、 28・・・・切欠部
。 30・・・・ガイド面、 32・・・・鍔部材。 32a・・・・傾斜面、 34・・・・穴、 36・・
・・ロープ、  38・・・・ボール、 40・・・・
ロープ案内孔、  42・・・・ロープガイド、44・
・・・突起体、 46・・・・円柱体、 48・・・・
ブラケット、  50・・・・ボルト、  52・・・
・ゴム板、 54・・・・取付金具、 56・・・・中
心軸線、 58・・・・軸線、  60・・・・ゴム体
。 62・・・・基板 特許出願人   武藤工業株式会社 第6図 (Q) 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング2内に巻き取り復帰方向に回転力を付
    与してリール10を回転自在に配設し、該リール10の
    表面に柔軟性のあるロープ36の一端を取り付け、該リ
    ール10の表面に前記ロープ36を巻き付け、該ロープ
    36他端の直線方向の移動量を前記リール10の回転量
    に変換し、このリール10の回転量を、ディジタル量に
    変換するようにした巻尺型ディジタル測長器において、
    前記リール10の一側に該リール10の表面に対して垂
    直に突出するように鍔部材32を取り付け、前記ロープ
    36の前記リール10表面に対する取り付け端Pを前記
    鍔部材32の一側面と隣接する位置に設定し、前記ロー
    プ36を前記リール10の復帰回転力によって該リール
    10表面に巻き取るとき、前記ロープ36の前記リール
    10表面に沿った2周目の始端が前記ロープ36の巻き
    取り始端に対して、前記リール10表面上で隣接する位
    置に案内されるように、前記鍔部材32の一側面に傾斜
    面32aを形成したことを特徴とするロープ巻き取り装
    置。
JP61227763A 1986-09-26 1986-09-26 巻尺型デイジタル測長器におけるロ−プ巻取装置 Expired - Lifetime JPH0812041B2 (ja)

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