JPS5943437Y2 - 2度撚集合装置 - Google Patents
2度撚集合装置Info
- Publication number
- JPS5943437Y2 JPS5943437Y2 JP18533479U JP18533479U JPS5943437Y2 JP S5943437 Y2 JPS5943437 Y2 JP S5943437Y2 JP 18533479 U JP18533479 U JP 18533479U JP 18533479 U JP18533479 U JP 18533479U JP S5943437 Y2 JPS5943437 Y2 JP S5943437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisting
- double
- capstan
- wire
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2度撚集合装置の計尺装置の改良に関する。
2度撚集合機本体は、2度撚り後の撚線を引取るキャプ
スタンと、巻取りボビンと引取キャプスタンを保持する
浮枠と、浮枠の外周を高速で回転する線ガイド腕とを主
要部分として成り、キャプスタンは2度撚集合機本体の
外の駆動源からの伝動により駆動されているのが一般的
である。
スタンと、巻取りボビンと引取キャプスタンを保持する
浮枠と、浮枠の外周を高速で回転する線ガイド腕とを主
要部分として成り、キャプスタンは2度撚集合機本体の
外の駆動源からの伝動により駆動されているのが一般的
である。
このような2度撚集合機本体を備えた2度撚集合装置に
おいて撚線の製造長を計尺する従来方法としでは、素線
にバックテンションを与えるために撚線前の素線を巻き
付けるロールからの伝動によりカウンターを駆動する方
法、即ち素線長を計尺することにより間接的に撚線長を
計尺する方法を採用していた。
おいて撚線の製造長を計尺する従来方法としでは、素線
にバックテンションを与えるために撚線前の素線を巻き
付けるロールからの伝動によりカウンターを駆動する方
法、即ち素線長を計尺することにより間接的に撚線長を
計尺する方法を採用していた。
しかしながら、このような従来の計尺方法は撚線後の撚
線長を実計尺していないため、素線を撚線したことによ
る長さの差を補正したとしても(1)素線の伸びによる
誤差、(2)バンクテンションロールと素線間のスリッ
プによる誤差、(3)撚線ピッチを種々変えること性じ
る撚込率の差による誤差が発生し、計尺誤差をかなり大
きく見込まねばならないという問題があった。
線長を実計尺していないため、素線を撚線したことによ
る長さの差を補正したとしても(1)素線の伸びによる
誤差、(2)バンクテンションロールと素線間のスリッ
プによる誤差、(3)撚線ピッチを種々変えること性じ
る撚込率の差による誤差が発生し、計尺誤差をかなり大
きく見込まねばならないという問題があった。
一方、2度撚集合機本体内で2変換後の撚線の製造長を
直接計尺しようとすれば引取りキャプスタンが高速で回
転する線ガイド腕の回転空間内に配設されているため、
キャプスタン部に連結した計尺用カウンターからの信号
を何らかの手段で、回転する線ガイド腕の回転空間外に
取り出す必要があるが、このため、一般的には、電気信
号として取出すため、(1)カウンター用のスリップリ
ングを設ける必要があり、設備が犬がかりとなり、(2
)スリップリングが正常に作用するための管理(磨耗し
た場合の交換、ゴミ等の除去)が面倒で、信頼性に乏し
い、また、回転する線ガイド腕白に配置したカウンター
により直接計尺表示をしようとすれば、(3)カウンタ
ーが高速で回転する線ガイド腕の中にあるため作業中に
見れないという問題がある。
直接計尺しようとすれば引取りキャプスタンが高速で回
転する線ガイド腕の回転空間内に配設されているため、
キャプスタン部に連結した計尺用カウンターからの信号
を何らかの手段で、回転する線ガイド腕の回転空間外に
取り出す必要があるが、このため、一般的には、電気信
号として取出すため、(1)カウンター用のスリップリ
ングを設ける必要があり、設備が犬がかりとなり、(2
)スリップリングが正常に作用するための管理(磨耗し
た場合の交換、ゴミ等の除去)が面倒で、信頼性に乏し
い、また、回転する線ガイド腕白に配置したカウンター
により直接計尺表示をしようとすれば、(3)カウンタ
ーが高速で回転する線ガイド腕の中にあるため作業中に
見れないという問題がある。
本考案は上記に鑑み、計尺精度を向上させることを目的
として案出し、2度撚集合機本体の外に、キャプスタン
部での計尺を模擬した計尺装置を配設したものであり、
引取りキャプスタンと巻取りボビンとを保持する浮枠と
、該浮枠の外周を高速で回転する線ガイド腕とを備えた
2度撚集合機本体を有し、2度撚りした後の撚線を引取
るキャプスタンを、2度撚集合機本体の外の駆動源から
の伝動により駆動する2度撚集合装置において、2変換
集合機本体の外に前記駆動源に連結した計尺装置を設け
、計尺用カウンターによってキャプスタンの回転数と比
例する回転数をカウントし得るように計尺用カウンター
と駆動源間の伝動系統を設定したことを特徴とする。
として案出し、2度撚集合機本体の外に、キャプスタン
部での計尺を模擬した計尺装置を配設したものであり、
引取りキャプスタンと巻取りボビンとを保持する浮枠と
、該浮枠の外周を高速で回転する線ガイド腕とを備えた
2度撚集合機本体を有し、2度撚りした後の撚線を引取
るキャプスタンを、2度撚集合機本体の外の駆動源から
の伝動により駆動する2度撚集合装置において、2変換
集合機本体の外に前記駆動源に連結した計尺装置を設け
、計尺用カウンターによってキャプスタンの回転数と比
例する回転数をカウントし得るように計尺用カウンター
と駆動源間の伝動系統を設定したことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は本考案に成る2度撚集合装置の2度撚集合機本
体部と計尺装置部の伝動線図である。
体部と計尺装置部の伝動線図である。
図において、1は2度撚集合機本体であり、2は計尺装
置、3は駆動源としてのラインシャフトである。
置、3は駆動源としてのラインシャフトである。
ラインシャフトの駆動源及び素線の送り出し装置、素線
にバックテンションを付与する装置の記載は省略してい
る。
にバックテンションを付与する装置の記載は省略してい
る。
2度撚集合機本体1は、ラインシャフト3によりギヤー
4を介して駆動される線ガイド腕11と、浮枠12と、
2度撚り後の撚線を引取るキャプスタン13と、巻取ボ
ビン14とを備えている。
4を介して駆動される線ガイド腕11と、浮枠12と、
2度撚り後の撚線を引取るキャプスタン13と、巻取ボ
ビン14とを備えている。
15は撚線をキャプスタン13に数回巻回するためのタ
ーンホイールである。
ーンホイールである。
キャプスタン13はギヤー4及び16、ベベルギヤー1
7、チェンジギヤ18及びギヤ19を介してラインシャ
フト13により駆動される。
7、チェンジギヤ18及びギヤ19を介してラインシャ
フト13により駆動される。
チェンジギヤ18は、引取り速度を変え、撚線の撚りピ
ッチを変えるためのものである。
ッチを変えるためのものである。
巻取りボビン14の駆動装置は本考案と関係がないので
記載を略している。
記載を略している。
2は2度撚集合機本体1の外にラインシャフト3と連結
して設けた計尺装置であり、計尺用カウンター21によ
ってキャプスタン130回転数と比例する回転数をカウ
ントし得るようにカウンター21とラインシャフト間の
伝動系統即ちギヤー22、ウオーム減速機23、ギヤー
24、チェンギャ25、ベベルギヤ26を配設する。
して設けた計尺装置であり、計尺用カウンター21によ
ってキャプスタン130回転数と比例する回転数をカウ
ントし得るようにカウンター21とラインシャフト間の
伝動系統即ちギヤー22、ウオーム減速機23、ギヤー
24、チェンギャ25、ベベルギヤ26を配設する。
例えば標準サイズの撚線をキャプスタン13に巻き付は
り時の撚線中心径の局長が1mの場合は、キャプスタン
13が1回転すればカウンター21が1mを表示するよ
うにする。
り時の撚線中心径の局長が1mの場合は、キャプスタン
13が1回転すればカウンター21が1mを表示するよ
うにする。
撚線の種類が変り線径が変った場合は計尺値を適宜補正
して読み取るようにする。
して読み取るようにする。
撚りピッチを変えるため、2度撚集合機本体のチェンジ
ギヤ18の組合せを変えた場合には、計尺装置のチェン
ジギヤ25の組合せもこれに合せて変える。
ギヤ18の組合せを変えた場合には、計尺装置のチェン
ジギヤ25の組合せもこれに合せて変える。
本考案は上記のように、2度撚集合機本体内のキャプス
タン13部での計尺を2度撚集合機本体外で模擬して計
尺しているため、従来の素線を計尺する方法に比べ、格
段に計尺精度が向上する。
タン13部での計尺を2度撚集合機本体外で模擬して計
尺しているため、従来の素線を計尺する方法に比べ、格
段に計尺精度が向上する。
しかも、2度撚集合機本体の外で計尺するようにしてい
るので、2度撚集合機本体の中に計尺装置を設ける場合
程設備を犬がかりにする必要はなく、又、面倒なスリッ
プリングの管理等もなく、計尺の信頼性も低下すること
がない。
るので、2度撚集合機本体の中に計尺装置を設ける場合
程設備を犬がかりにする必要はなく、又、面倒なスリッ
プリングの管理等もなく、計尺の信頼性も低下すること
がない。
、なお、1度撚り後の撚線が2度撚集合機本体に入る前
に計尺する方法も考えられるが、撚線の撚りピッチが完
成品の2倍であるため撚線をキャプスタンに巻き付ける
ことにより撚りがくずれる惧れがあり、さらに、線の曲
げ回数が増えるため、導体の加工硬化を促進するので、
採用し得ない。
に計尺する方法も考えられるが、撚線の撚りピッチが完
成品の2倍であるため撚線をキャプスタンに巻き付ける
ことにより撚りがくずれる惧れがあり、さらに、線の曲
げ回数が増えるため、導体の加工硬化を促進するので、
採用し得ない。
本考案においては、従来の撚線状態には全く手を加えて
いないので、このような問題もない。
いないので、このような問題もない。
第1図は、本考案に成る2度撚集合装置の2度撚集合機
本体部及び計尺装置部の伝動線図である。 図において、1・・・・・・2度撚集合機本体、2・・
・・・・計尺装置、3・・・・・・ラインシャフト、1
1・・・・・・線ガイド腕、12・・・・・・浮枠、1
3・・・・・・キャプスタン、14・・・・・・巻取ボ
ビン、21・・・・・・カウンター。
本体部及び計尺装置部の伝動線図である。 図において、1・・・・・・2度撚集合機本体、2・・
・・・・計尺装置、3・・・・・・ラインシャフト、1
1・・・・・・線ガイド腕、12・・・・・・浮枠、1
3・・・・・・キャプスタン、14・・・・・・巻取ボ
ビン、21・・・・・・カウンター。
Claims (1)
- 引取りキャプスタンと巻取りボビンとを保持する浮枠と
、該浮枠の外周を高速で回転する線ガイド腕とを備えた
2度撚集合機本体を有し、2度撚りした後の撚線を引取
るキャプスタンを、2度撚集合機本体の外の駆動源から
の伝動により駆動する2度撚集合装置において、2度撚
集合機本体の外に、前記駆動源に連結した計尺装置を設
け、計尺用カウンターによって前記キャプスタンの回転
数に比例した回転数をカウントし得るように計尺用カウ
ンターと駆動源間の伝動系統を設定したことを特徴とす
る2度撚集合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18533479U JPS5943437Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2度撚集合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18533479U JPS5943437Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2度撚集合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56103097U JPS56103097U (ja) | 1981-08-12 |
JPS5943437Y2 true JPS5943437Y2 (ja) | 1984-12-22 |
Family
ID=29695525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18533479U Expired JPS5943437Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 2度撚集合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943437Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP18533479U patent/JPS5943437Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56103097U (ja) | 1981-08-12 |
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