JP2529914Y2 - 移植機における植付深さ調節装置 - Google Patents

移植機における植付深さ調節装置

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JP2529914Y2
JP2529914Y2 JP1991010841U JP1084191U JP2529914Y2 JP 2529914 Y2 JP2529914 Y2 JP 2529914Y2 JP 1991010841 U JP1991010841 U JP 1991010841U JP 1084191 U JP1084191 U JP 1084191U JP 2529914 Y2 JP2529914 Y2 JP 2529914Y2
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正俊 日朝
修一 清水
俊郎 和田
英夫 中島
武 白石
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は移植機における植付深さ
調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移植機は、図4で示すように、検
出輪31で畦8の高さを検知して走行伝動ケース4を揺
動させ、植付部Aの高さを変えることによって、植付深
さを一定に保つようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の移植機では、圃場面の小さな凹凸に対して
も検出輪31が上下動されて走行伝動ケース4が揺動す
るため、植付部Aが過剰に昇降して植付深さが変動しが
ちである。そこで、本考案は植付深さを安定して一定に
維持できる移植機における植付深さ調節装置を得ること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するため、本考案は次のような移植機における植付深さ
調節装置を提供するものである。すなわち、畦上面に沿
って転動する転動輪を支持した植付装置支持体の揺動に
より植付深さを一定に保持するように構成するととも
に、上記揺動が設定範囲を越えたときに植付部の高さを
変更するように構成した移植機における植付深さ調節装
置である。
【0005】
【作用】転動輪が畦上面に沿って転動しながら植付装置
支持体を揺動させて植付深さを一定に保持する。そし
て、植付装置支持体の揺動角が大きくなって揺動が設定
範囲を越えると植付部の高さが変わり、常に適正な植付
深さが得られる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する。まず図2
に示す歩行型の移植機を説明すると、走行機体1の前方
上部にエンジン2が搭載され、その後方のミッションケ
ース3を介して走行伝動ケース4の車軸5に取り付けた
走行車輪6を走行駆動する。また、機体前方の鎮圧ロー
ラー7は畦8の上面に沿って転動し、ガイド輪9は畦8
の左右傾斜面に沿って転動する。機体後方の苗載台10
にはポット苗11を備えたトレイ12が供給され、その
ポット苗11が苗取り出し爪13で取り出されて植付部
Aの移植爪14に移されると、移植爪14が下降して畦
8にポット苗11を植え付ける。また、移植爪14の下
降に先だってカッター15が下降し、畦8上にかけられ
ているマルチシート16に植付用の孔を穿設する。な
お、これら移植爪14とカッター15はPTO軸17の
回転によって植付伝動ケース18後方のリンク19が揺
動して上下動され、所定距離を走行毎にポット苗11を
移植する。植付伝動ケース18から延設された部材20
後端に転動輪21が装着してあり、この転動輪21が畦
8の上面に沿って転動しながら植付伝動ケース18を揺
動させることにより、畦上面と植付部Aの高さを一定に
保ち、移植爪14によるポット苗11の植付深さを一定
に保持するようになっている。その他、22は走行ハン
ドルである。
【0007】以上のような移植機において、植付伝動ケ
ース18の揺動角が大きくなって予め設定した範囲を越
えると、シリンダー23の伸縮によりクランクアーム2
4を介して走行伝動ケース4が揺動し、走行車輪6が上
下して植付部Aの高さが変わるように構成されている。
なお、このシリンダー23は走行機体1の前方に配設さ
れたポンプ25で稼働する。そこで、以上のような植付
伝動ケース18の揺動と走行伝動ケース4の揺動の関係
を図1において更に詳細に説明すると、ポンプ25の開
閉弁26と植付伝動ケース18はアウター27内を通る
ワイヤー28でつながれ、開閉弁26を介してポンプ2
5の圧がシリンダー23に伝達される。そして、畦8が
高くなって転動輪21が大きく持ち上げられ、植付伝動
ケース18が反時計方向の設定範囲を越えて揺動する
と、ワイヤー28が引っ張られて開閉弁26が閉じ、シ
リンダー23にポンプ25の圧が伝達されなくなってシ
リンダー23が短縮し、クランクアーム24を介して走
行伝動ケース4が時計回転方向に揺動し、走行車輪6が
下降して植付部Aが高くなるように構成されている。逆
に、畦8が低くなって転動輪21が大きく下がって植付
伝動ケース18が時計方向の設定範囲を越えて揺動した
場合には、ワイヤー28が戻されて開閉弁26が開き、
シリンダー23にポンプ25の圧が伝達されて、シリン
ダー23が伸び、クランクアーム24を介して走行伝動
ケース4が反時計回転方向に揺動し、走行車輪6が上昇
して植付部Aが低くなるようになっている。
【0008】以上のように、本考案の調節装置は、転動
輪21が畦8上面に沿って転動しながら植付伝動ケース
18を揺動させて植付深さを一定に保持するとともに、
植付伝動ケース18の揺動角が大きくなって揺動が設定
範囲を越えると、走行伝動ケース4が揺動して植付部全
体の高さが変わるようになっている。したがって、畦8
の上面に対する植付部Aの高さが一定に保たれ、移植爪
14によるポット苗11の植付深さが一定に保持され
て、常に適正な植付深さが得られる。なお、開閉弁26
と植付伝動ケース18は図2のようにリンク29で連結
することもできる。
【0009】また、移植爪14の内外面には土の付着が
多く、特に内部に土が堆積すると植付深さが浅くなった
り、苗の持ち上げが発生するが、図3に示すように移植
爪14の上死点近傍に移植爪14の内部に向かって送風
するノズル30を配設すると、移植爪14に付着した土
を乾燥させて吹き落とすことができ、このような問題を
解消することができる。
【0010】
【考案の効果】以上、何れにしても本考案によれば、畦
上面に沿って転動する転動輪を支持した植付装置支持体
の揺動により植付深さを一定に保持するように構成する
とともに、上記揺動が設定範囲を越えたときに植付部全
体の高さを変更するように構成したので、圃場面の凹凸
が小さいときは、植付装置支持体が凹凸に追従して揺動
し、植付深さを一定に保持する一方、大きな凹凸があれ
ば、植付装置支持体の揺動が設定範囲を越えるので植付
部の高さが変更されて、常に適正な植付深さが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】植付伝動ケースの揺動と走行伝動ケースの揺動
の関係の説明図
【図2】本考案にかかる移植機の正面図
【図3】植付部の拡大図
【図4】従来の移植機の正面図
【符号の説明】
A 植付部 4 走行伝動ケース 8 畦 18 植付伝動ケース 21 転動輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中島 英夫 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)考案者 白石 武 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に沿って転動する転動輪を支持し
    た植付装置支持体の揺動により植付深さを一定に保持
    るように構成するとともに、上記揺動が設定範囲を越え
    たときに植付部の高さを変更するように構成した移植機
    における植付深さ調節装置。
JP1991010841U 1991-02-06 1991-02-06 移植機における植付深さ調節装置 Expired - Fee Related JP2529914Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726973B2 (ja) * 1993-11-29 1998-03-11 マメトラ農機株式会社 移植機における苗植え付け深さ保持装置

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JPS5442979U (ja) * 1977-08-29 1979-03-23
JPS602108A (ja) * 1983-06-19 1985-01-08 井関農機株式会社 移植機の植付深さ調節装置
JPS61231909A (ja) * 1985-04-04 1986-10-16 株式会社クボタ 移植機
JPS6248311A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 三菱農機株式会社 移植機
JPH01196214A (ja) * 1987-10-14 1989-08-08 Kubota Ltd 移植機の覆土機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087510U (ja) * 1983-11-21 1985-06-15 ヤンマー農機株式会社 移植部と作溝デスクが一体回動する野菜移植機

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