JP2529765Y2 - 荷台のホロ装置 - Google Patents

荷台のホロ装置

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JP2529765Y2
JP2529765Y2 JP1993021140U JP2114093U JP2529765Y2 JP 2529765 Y2 JP2529765 Y2 JP 2529765Y2 JP 1993021140 U JP1993021140 U JP 1993021140U JP 2114093 U JP2114093 U JP 2114093U JP 2529765 Y2 JP2529765 Y2 JP 2529765Y2
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JP
Japan
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plate
horizontal
holo
plates
sliding
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JP1993021140U
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JPH0668939U (ja
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憲二 浅原
俊 浅原
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憲二 浅原
俊 浅原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷台上の荷物を風雨な
どから保護するさいに使用される荷台のホロ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】貨物自動車などの荷台の上方周囲を被う
ものとなされたホロ装置は存在しており、一般には荷台
に固定されたU字形骨部材などにホロを被着したものと
なされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ホロ装置付の自動車を
使用するさい、ホロ装置の高さ一杯に荷物を積載しない
ことの多い場合もあり、この場合はホロ装置が走行中に
無駄な空気抵抗を生じしめるのであり、また個々人の住
宅などに荷物を配達するようなときはホロ装置が高すぎ
て走行の障害となることも少なからず生じるのである。
本考案は斯かる問題点を合理的に解消することのできる
荷台のホロ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、各壁面板5a、5bの長手方向適当間隔位
置には縦溝dを設け、各縦溝に摺動棒を摺動自在に包持
させると共に、各摺動棒に断面U字形のホロ構造体6を
支承する側板7a、7bを取付けしめ、一方各壁面板5
a、5bの対向する内面側には回転変位自在となされる
回転螺子軸と該軸と螺合して上下方向へ案内されるもの
となる水平摺動板を備えた枠体20を取付けしめ、他方
回動螺子軸の下部は壁面板5a、5b下部のあおり板に
沿った水平状に設けた縦軸14a、14bとベベルギア
24を介して連結させ、且つ各縦軸14a、14bの一
端はベベルギア18a、18bを介して横軸15と連動
連結し、これに対し他端は後部あおり板側で操作ハンド
ルを介し時計或いは反時計方向へ回動操作可能となした
構成を特徴とする。
【0005】
【作用】ホロ構造体は荷物の大きさに合わせて、無駄な
スペースの生じないようにその上下高さを調整操作し得
るものとなり、また荷物の積み降ろしのさいは必要に応
じ作業者が立って作業ができるような高さに設定され、
さらに庭木や構造物などに当たるようなときはこれを回
避し得る高さに調整されるものとなる。
【0006】
【実施例】図1は本考案を実施された自動車の一例を示
す図、図2は同自動車のホロ装置を後方から見た図であ
る。
【0007】1は荷台で、両側部に設けられた横部あお
り板2a、2b及び、後端に設けられた後部あおり板3
を具備してなる。4は運転室である。
【0008】しかして、5a及び5bは横部あおり板2
a、2bを上方へ延長するように設けた一対からなる方
形状の壁面板で、各々は例えば骨部材にアルミ板とかス
テンレス鋼板などを張り付けて形成し、その前端は運転
室4の後壁近傍に固定し、下端は横部あおり板2a、2
bの上縁に固定し、車体と強固に結合させてある。
【0009】これら一対の壁面板5a、5bにはこれら
の相互間を上方から被うものとなした断面が概ねU字形
のホロ構造体6を上下動自在に係着するのであって、具
体的には次のようになす。
【0010】即ちホロ構造体6は、一対の側板7a、7
bを対向状に配置すると共に各側板7a、7bの外面に
は水平状の棒部材8a、8bを設け、且つこれら側板7
a、7bの上縁を多数のアーチ状棒部材9・・・で結合
し、さらにホロ布10を棒部材9・・・の上方からその
前後部及び側板7a、7bの上部に達するように被い且
つその周縁を棒部材8a、8bや側板7a、7bの適所
に紐11・・で止着したものとなす。そして、この構造
体6は各側板7a、7bの内面が各壁面板5a、5bの
外面と対面するように関連させる。一方、各壁面板5
a、5bの長手方向適当間隔位置には図4に示すような
縦溝d・・・を設け、各縦溝dに支持用の摺動棒12・
・・を上下動自在に抱持させる。そして、各摺動棒12
・・・に側板7a、7bをボルトbなどの連結部材を介
して結合させ、ホロ構造体6を上下方向へ案内させるの
である。
【0011】13は前記ホロ構造体6を上下変位させる
ための上下操作装置で、具体的には次のようになす。
【0012】即ち、14a及び14bは各壁面板5a、
5bに沿わせて水平状に設けた縦軸で、15は荷台の前
部に設けた横軸であり、これらの軸14a、14b、1
5は壁面板5a、5bに固定した軸受16・・・や荷台
1の前部に固定した軸受17、17を介して回動のみ自
在に支持してある。各縦軸14a、14bの前端と横軸
15の両端にはこれらの軸14a、14b、15を連動
連結するためのベベルギア18a、18bが設けてあ
り、また各縦軸14a、14bの後端には取り外し自在
な操作ハンドル19の嵌着される嵌合部p、pが形成し
てある。
【0013】一方、20は各壁面板5a、5bの前後部
に固定された枠体であり、各枠体20には図3に示すよ
うにこれの一部をなす縦部材20a、20bを介して上
下方向へ案内されるものとした水平摺動板21が上下変
位自在に設けてあり、また縦部材20a、20bと一体
になされた上下一対の横部材20c、20dを介して一
定高さでの回転変位自在に案内されるものとした回動螺
子軸22が設けてあり、この軸22の螺子部は水平摺動
板21に設けたナット体23に螺合させてある。
【0014】そして各水平摺動板21・・・はボルトb
1、b1などの連結部材を介して前記摺動棒12と結合
させ、また回動軸22の下部は縦軸14a又は14bと
ベベルギア24を介して連動連結させてあり、一つの縦
軸14a又は14bを正逆に回転操作することで全ての
水平摺動板21・・・が一斉に上昇変位され或いは下降
変位されるものとなしてある。
【0015】なお、図示はしてないがホロ構造体6の前
部と後部には補助的な独立の補助ホロ布を適宜に止着す
るようになす。
【0016】上記本考案装置の使用例並びにその作動を
説明すると、荷台1への荷物の積み降ろしのさいは、荷
台1上に作業者が乗って荷物を楽に取り扱えるようにホ
ロ構造体6を高く設定するのがよいのであり、このため
作業者は必要に応じて操作ハンドル19を何れかの縦軸
14a又は14bの嵌合部pに嵌着し、手で所要の方向
へ回転操作するのである。
【0017】これにより、ベベルギア18a、18bや
横軸15を介して他方の縦軸14b又は14aが回転さ
れ、さらにベベルギア24・・・や回動螺子軸22を介
して水平摺動板21・・・が一斉に上昇変位され、さら
にこれらの摺動板21・・・と同体に摺動棒12・・・
が上昇され、ホロ構造体6は水平姿勢を保持されて円滑
に上昇変位されるものとなる。なお、ホロ構造体6の前
後に設けられた補助ホロ布はホロ構造体6の上昇変位を
妨げることがないように適当に処理する。
【0018】荷台1上の荷物の積付けは成るべくその高
さが低くなるようにするのがよいのであり、このように
すると、ホロ構造体6の内方に空積ができるが、このさ
いは前述したところに準じて、何れか一方の縦軸14a
又は14bを所要の方向へ回転操作し、ホロ構造体6を
低く設定するのである。
【0019】これにより自動車の走行中にホロ構造体6
が生じしめる空気抵抗がそれが高いままの状態より減少
するものとなって経済的な運転を可能となすと共に、ホ
ロ構造体6が荷崩れなどを生じ難くなして安全な運搬の
確保されるものとなすのである。
【0020】さらに、荷物の配達中にホロ構造体6が庭
木や構造物に衝突して自動車の通過が妨げられることが
あるが、このようなときにも前述同様にホロ構造体6の
高さを低く設定するのであり、これにより自動車は障害
物を回避して通過し得るものとなるのである。
【0021】
【考案の効果】以上の如く構成した本考案によれば、走
行中に無駄な空気抵抗を生じしめることのないものとな
り、また障害物などがあってもこれを回避して通過する
ことを可能となすと共に荷物の積み降ろしにも支障を来
さないものである。またホロ構造体の昇降が迅速且つ適
確に行えて作業性の向上に寄与すること大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施された自動車の一例を示す図であ
る。
【図2】同自動車のホロ装置を後方から見た図である。
【図3】同自動車の枠体部分を示す図である。
【図4】図1のx−x部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 荷台 5a及び5b 壁面板 6 ホロ構造体 13 上下操作装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横部あおり板2a、2bを上方へ延長し
    た壁面板5a、5bを形成し、各壁面板5a、5bの長
    手方向適当間隔位置には縦溝dを設け、各縦溝に摺動棒
    を摺動自在に包持させると共に、各摺動棒に断面U字形
    のホロ構造体6を支承する側板7a、7bを取付けし
    め、一方各壁面板5a、5bの対向する内面側には回転
    変位自在となされる回転螺子軸と該軸と螺合して上下方
    向へ案内されるものとなる水平摺動板を備えた枠体20
    を取付けしめ、他方回動螺子軸の下部は壁面板5a、5
    b下部のあおり板に沿った水平状に設けた縦軸14a、
    14bとベベルギア24を介して連結させ、且つ各縦軸
    14a、14bの一端はベベルギア18a、18bを介
    して横軸15と連動連結し、これに対し他端は後部あお
    り板側で操作ハンドルを介し時計或いは反時計方向へ回
    動操作可能となした構成を特徴とする荷台のホロ装置。
JP1993021140U 1993-03-16 1993-03-16 荷台のホロ装置 Expired - Lifetime JP2529765Y2 (ja)

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JPH0668939U JPH0668939U (ja) 1994-09-27
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JPS55130622A (en) * 1979-03-31 1980-10-09 Sanko Sousetsu Kogyo Kk Structure for table meat broiler

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JPH0668939U (ja) 1994-09-27

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