JP2529523Y2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2529523Y2
JP2529523Y2 JP12260890U JP12260890U JP2529523Y2 JP 2529523 Y2 JP2529523 Y2 JP 2529523Y2 JP 12260890 U JP12260890 U JP 12260890U JP 12260890 U JP12260890 U JP 12260890U JP 2529523 Y2 JP2529523 Y2 JP 2529523Y2
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spring
cam
adjusting
arm
shaft
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JP12260890U
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JPH0477928U (ja
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岩一 竹中
紀雄 佐藤
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岩一 竹中
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空間を介して対峙する一対の弾性押圧子に、
上下動と水平動との組合せからなる複合運動を与えるこ
とによって、弾性押圧子に接当される身体の部位をマッ
サージするようにしたマッサージ機に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のこの種のマッサージ機としては、椅子式のマッ
サージ機が公知であるが、大型であるために設置に広い
場所を必要とするだけでなく高価であり、任意のマッサ
ージ部位への接当が困難なため、マッサージ部位が限定
される欠点があった。
このような欠点を解消するために、カム手段により上
下動する摺動軸の上端に固定した水平腕部材の両端に、
一端に弾性押圧子を有する一対のベルクランクを枢着
し、該ベルクランクの他端に、摺動軸のガイドとして固
定し中空筒に固定された水平支持腕の両端に一端が枢着
された縦腕の他端を枢着した構成のものが考案され、実
公昭59-25388号公報により開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記改良考案では、装置全体が縦長の取
扱い難いものとなるだけでなく、弾性押圧子に加わる押
圧力によって複合運動が阻害される時には、摺動軸の上
下運動を吸収することができないために構成部材が破損
する恐れがあるだけでなく、マッサージ位置に応じて弾
性押圧子相互の間隔を変化させることができないため
に、実用的でないという致命的な解決課題を有してい
た。
本考案は全体を極めてコンパクトなものとして持ち運
びを容易とするとともに、任意のマッサージ部位への接
当を弾性押圧子の間隔を変化調節させて行うことができ
るようにし、また強く接当した場合に生ずる複合運動の
変化をスプリングにより順応させるようにして、円滑且
つ効果的なマッサージができる安価なマッサージ機を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するために、モータの回転
運動がカム手段により往復運動に変換され主筒にガイド
されて上下動するようになったカム受けの左右に、水平
方向に張り出した支え腕を一体的に延設し、上端には弾
性押圧子が装着され下端部には腕の長さ方向の長穴が開
設された二本の揺動アームを、その中間において前記支
え腕に枢着して対称的に配設するとともに、その下部の
長穴を前記主筒を径方向に上下移動可能状態で貫通した
水平アーム軸に係合させ、該水平アーム軸の上下移動は
スプリングで弾力的に拘束するようにするとともに、ス
プリングの上端を押圧支持する固定部材を、調節ダイヤ
ルで操作される偏心調節カムで押圧位置を変化設定させ
て水平アーム軸の高さを調節させることにより、弾性押
圧子相互の揺動間隔を調節変化するようにしたことを特
徴とするものである。
(考案の作用) 上記のように構成した本考案のマッサージ機は、モー
タの駆動により上下動するカム受けによって、一対の揺
動アームがその中間部の枢着位置を支点に左右に揺動
し、弾性押圧子がマッサージに適した複合運動を行うよ
うになる。
この場合、揺動アームの下端部が枢着された上下移動
可能状態にスプリングで固定的に支持された水平アーム
軸と中間枢着位置の間の寸法的変化は、水平アーム軸に
対して揺動アーム下端部の長穴の摺動と、水平アーム軸
のスプリングの弾力に抗しての上方向への移動とにより
カバーされるようになるから、弾性押圧子への接当力の
強弱に順応して、弾性押圧子の円滑な複合運動が確保さ
れ、効果的なマッサージをすることができる。
また調節カムによって水平アーム軸の高さ位置が上下
に変更設定されるために、揺動アームの複合運動を変化
させて弾性押圧子の相互間隔を広く又は狭く設定するこ
とができ、身体のマッサージ部所に応じたものとするこ
とができる。
(実施例) 本考案に係るマッサージ機の実施例を図に基づいて詳
細に説明すると以下の通りである。
第1図は内部機構のみを示した側面図、第2図は駆動
モータを省略した正面図、第3図は第1図のA−A線に
おける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図、第5図、第6図は偏心調節カムにより変化させた運
動状態を示す説明図、第7図は機構部をケース内に格納
したマッサージ機全体の正面図である。
本考案のマッサージ機は、回転運動を行う原節と該原
節に直接接触して直線往復動をする従節及び従節を支持
する部材に回転自在に装備された運動調節部とからな
る。
原節はモータ1の水平駆動軸2の先端部に軸着された
偏心円形カム3からなり、モータ1はベース4に立設固
定された支持板5に支持固定されている。
また従節は、前記偏心円形カム3と枠とで枠カムを構
成するカム受け6からなり、該カム受け6は、その左右
に水平方向に張り出した支え腕7a、7bと、その下方へ後
記調節軸20をまたぐように(第3図参照)突出した垂直
摺動軸8が一体に形成されており、ベース4に固定され
て立設した主筒9内を摺動して直線往復動をするように
なっている。
前記主筒9の下部には、径方向に貫通して垂直方向に
移動可能とした水平アーム軸10を支持する移動部材11が
被冠され、ベース4との間に押上げスプリング12が配設
され、また移動部材11の上部には、前記押上げスプリン
グ12より強い吸収スプリング13を介して固定部材14が固
定されている。
また前記カム受け6の左右に張り出した支え腕7a、7b
には、揺動アーム15の中間部が枢着軸18で揺動自在に枢
着されており、該揺動アーム15の上端のそれぞれには、
弾性押圧子16が装着され、下端部のそれぞれには揺動ア
ーム15の垂直往復動と揺動運動からなる複合運動を許容
するための長穴17が開設され、該長穴17は前記水平アー
ム軸10に係合結合され、カム受け6の垂直往復動によっ
て生ずる揺動アーム15の枢着部と水平アーム軸10との軸
間変動に順応するようになっている。
運動調節部は、主筒9に上下移動可能に配設された固
定部材14の押し上げスプリング12及び吸収スプリング13
による上昇を、調節カム19で拘束し、該調節カム19が軸
着された調節軸20に装着した調節ダイヤル21を回転させ
て、固定部材14の上下位置を設定することにより、水平
アーム軸10の位置を決定するようになっており、これに
より弾性押圧子16の左右への揺動の間隔を変化させるの
である。
尚、モータ1の回転を調節して、弾性押圧16の複合運
動の速さを変化させるようにする場合もあるが説明を省
略する。
上記のように構成されたマッサージ機は、第7図に示
すように、ケース底体22とケースカバー23とによって形
成される内部空間に、調節ダイヤル21と弾性押圧子16及
びスイッチ24をケース外へ突出させた状態で格納固定さ
れるものであり、床上に置いて或いは手で持って、又は
柱、壁に立てかけてマッサージの必要な身体の部位へ弾
性押圧子16を接当して使用するものである。
そして上記のように構成したマッサージ機は、揺動ア
ーム15を枢着したカム受け6が、モータの駆動により回
転する偏心円形カム3によって、主筒9に摺動自在とな
った垂直摺動軸8にガイドされて一定のストロークで垂
直往復動を行うようになる。
一方、このカム受け6の垂直往復運動によって、中間
部が枢着され且つ下端部が水平アーム軸10に長穴17によ
り係合結合された一対の揺動アーム15は、その中間部の
枢着軸18を支点に左右に揺動して、垂直往復運動と揺動
運動が合成された複合運動を行うようになり、揺動アー
ム15の上端に装着した弾性押圧子16が左右方向に開閉す
る揺動運動と上下方向の運動とが合成された平面的な複
合運動を行う。
そして第5図に示すように、調節カム19により固定部
材14を押し下げた場合は、カム受け6が最上位置にある
時に弾性押圧子16相互の間隔は最も狭く、最下位置にあ
る時に広い状態となる。
また第6図に示すように、調節カム19による押し下げ
量が最小の時には、弾性押圧子16の開き具合が広い状態
で揺動アーム15は複合運動をするようになる。
この場合、弾性押圧子16が調節カム19により設定され
た状態で通常の複合運動を行う場合には、揺動アーム15
の枢着軸18と水平アーム軸10との間隔が一定した状態に
おいて、揺動アーム15の下端部が長穴17に沿って移動す
ることにより複合運動が確保されるが、弾性押圧子に強
い押圧力が作用して揺動アーム15の揺動が変化する場合
には、水平アーム軸10が吸収スプリング13の弾力に抗し
て上方向へ移動して前記軸間距離が変化し、弾性押圧子
16への接当力の強弱に順応して、弾性押圧子16の円滑な
複合運動が確保され、効果的なマッサージをすることが
できるようになる。
(考案の効果) 本考案は以上のような構造であるから、全体が極めて
コンパクトなものなり、持ち運びを容易とするととも
に、任意のマッサージ部位への接当を弾性押圧子の間隔
を変化調節させて行うことができるようになる。また強
く接当した場合に生ずる複合運動の変化をスプリングに
より順応させるようにして、円滑且つ効果的なマッサー
ジができる安価なマッサージ機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部機構のみを示した側面図、第2図は駆動モ
ータを省略した正面図、第3図は第1図のA−A線にお
ける断面図、第4図は第2図のB−B線における断面
図、第5図、第6図は調節時の運動状態を示す説明図、
第7図は機構部をケース内に格納した状態のマッサージ
機全体の正面図である。 1……モータ、2……水平駆動軸 3……偏心円形カム、4……ベース 5……支持板、6……カム受け 7a、7b……支え腕 8……垂直摺動軸、9……主筒 10……水平アーム軸、11……移動部材 12……押し上げスプリング 13……吸収スプリング、14……固定部材 15……揺動アーム、16……弾性押圧子 17……長穴、18……枢着軸 19……調節カム、20……調節軸 21……調節ダイヤル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ1の回転運動がカム手段により往復
    運動に変換され、主筒9にガイドされて上下動するよう
    になったカム受け6の左右に、水平方向に張り出した支
    え腕7a、7bを一体的に延設し上端には弾性押圧子16が装
    着され下端部には腕の長さ方向の長穴17が開設された二
    本の揺動アーム15を、その中間において前記支え腕7a、
    7bに枢着して対称的に配設するとともに、その下部の長
    穴17を前記主筒9を径方向に上下移動可能状態で貫通し
    た水平アーム軸10に係合させ、該水平アーム軸10の上下
    移動はスプリングで弾力的に拘束するようにするととと
    もに、スプリングの上端を押圧支持する固定部材14を、
    調節ダイヤル21で操作される調節カム19で押圧位置を変
    化設定させて水平アーム軸10の高さを調節することによ
    り、弾性押圧子16相互の揺動間隔を調節変化させるよう
    にしたことを特徴とするマッサージ機。
JP12260890U 1990-11-22 1990-11-22 マッサージ機 Expired - Lifetime JP2529523Y2 (ja)

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JP12260890U JP2529523Y2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 マッサージ機

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JPH0477928U JPH0477928U (ja) 1992-07-07
JP2529523Y2 true JP2529523Y2 (ja) 1997-03-19

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