JP2528788Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JP2528788Y2
JP2528788Y2 JP1990031579U JP3157990U JP2528788Y2 JP 2528788 Y2 JP2528788 Y2 JP 2528788Y2 JP 1990031579 U JP1990031579 U JP 1990031579U JP 3157990 U JP3157990 U JP 3157990U JP 2528788 Y2 JP2528788 Y2 JP 2528788Y2
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一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,化粧料等を収納するコンパクト容器に関す
るものである。
〔従来の技術〕
容器本体と蓋体とをその片端部で回動自在に組付け,
両者の組付き容器本体および蓋体の他端部に形成した係
止片と係合片との係合によって達成するコンパクト容器
が多く使用されている。
この種の容器において,容器本体の係止片と蓋体の係
合片との係合を解く手段としては色々考えられるが,本
願出願人は,先に,この係合を容易に解く手段を有する
コンパクト容器を考案し出願した(実願昭56−30779
号)。これは,第3図に示すように,解錠子3を蓋体2
に軸支すると共に、この解錠子3の片端部(第3図にお
いて下端部)に傾斜した解錠斜面11を形成し、この解錠
斜面11に対向する容器本体1の表面部分に、解錠斜面11
に対応した傾斜角度の係止斜面12を形成したものであ
る。
こうした構成にあって,容器本体1と蓋体2の係合を
解くには,解錠子3の片端部側を押圧する。この押圧に
よって解錠子3がその軸支部分を支点として回動し,解
錠斜面11が係止斜面12を押圧する。そしてこの係止斜面
12が押圧されることによって容器本体1の係止片5が蓋
体2の係合片6から離脱し,両者の組付きが解かれるも
のである。
〔考案が解決しようとする課題〕
こうした従来技術における問題は,容器本体1と蓋体
2とを再び組付ける際に,その組付きが必ずしも円滑に
達成されないことである。すなわち,容器本体1と蓋体
2との組付きを解く際に解錠子3を押圧して回動する
が,この解錠子3が回動されたままの姿勢で容器本体1
と蓋体2とに組付きが行われようとすると,解錠子3の
姿勢によっては,この組付き力が解錠子3を容器本体1
と蓋体2との組付きを解く前の待機姿勢方向ではなく、
さらに組付きを解く方向と同一の回動方向へ作用するこ
とがある。その結果,容器本体1と蓋体2との組付きは
解錠子3によって阻止され,よって達成されない。
こうした弊害を防止するためには,使用者があらかじ
め解錠子3を逆方向に押圧力を加えて待機姿勢に復帰さ
せた後,容器本体1と蓋体2とを組付けなければならな
いといった余分な操作が要求される。
本考案は,こうした問題に鑑み創案されたもので,解
錠子3を操作することなく容器本体1と蓋体2との組付
けを確実に行うことの出来るコンパクト容器を提供する
ことをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として,容器本体1と蓋体2とから構
成し、容器本体1あるいは蓋体2に軸支した解錠子3を
回動し、解錠子3の片端部で容器本体1あるいは蓋体2
を押圧することによって容器本体1と蓋体2との係合組
付きを解くコンパクト容器において、容器本体1と蓋体
2との係合組付きを解除した回動後の解錠子3を待機姿
勢に復帰させるべく、解錠子3の他端部を弾圧する弾性
部材4を容器本体1あるいは蓋体2に設けた。
〔作用〕
本考案の作用を,第1図および第2図を参照しながら
説明する。尚,この説明は,解錠子3を蓋体2に設けた
場合によるものである。
容器本体1と蓋体2とが組付いた状態にあっては,容
器本体1の係止片5と蓋体2の係合片6とが係合し,容
器本体1の係止斜面12と解錠子3の解錠斜面11とが当接
した状態にある。この状態から解錠子3を押圧するとそ
の軸支部分を支点として回動しその片端部である解錠斜
面11が容器本体1の係止斜面12を押圧する。この押圧力
によって容器本体1の係止片5と蓋体2の係合片6との
係合が解かれ,両者の組付きが解かれる。
この回動の際,解錠子3の他端部は弾性部材4を押圧
し,弾性部材4は弾性変形する。容器本体1と蓋体2と
の組付きが解かれた後,解錠子3に対する押圧力を取り
去ると解錠子3は弾性部材4の弾性復帰力によってその
他端部が弾圧され,解錠子3は軸支部分を支点として逆
方向に回動し待機姿勢に復帰する。
この状態から,容器本体1と蓋体2とを再び組付ける
際,解錠子3は待機姿勢に復帰しているので,従来のよ
うに蓋体2が解錠子3に待機姿勢に復帰する方向とは逆
の方向に押圧力を作用させるといったことがないので,
解錠子3を操作することなく,両者の組付きを常に確実
に達成することが出来る。
〔実施例〕
第1図および第2図に,本考案の一実施例を示す。
これは硬質合成樹脂製の化粧料を収納するコンパクト
容器である。容器本体1と蓋体2との組付きは,係止片
5と係合片6の係合によって達成されるものである。
本実施例において,解錠子3は蓋体2に設けている。
この解錠子3は,回動の際の押圧力を受け,両側端部が
蓋体2に支軸9によって軸支させると共に、解錠子3の
片端部である下端面を解錠斜面11とした解錠本体7と,
この解錠本体7の上端中央部から内方に突設され、解錠
子3の他端部である先端部上面が弾性部材4に弾接する
弾接片8とのよって構成している。弾接片8の先端部に
は,弾性部材4との弾接を確実に達成すべく凸部10を設
けている。
弾性部材4は,蓋体2に開口部13を形成し、この開口
部13の両側端間に架設された形態で設けている。この弾
性部材4は蓋体2と一体成形した合成樹脂材でも良い
し,又,合成樹脂材あるいは他の材料を組付けるものと
しても良い。
尚,本実施例においては,解錠子3を蓋体2に組付け
るものとしているが,逆に,容器本体1に組付けるもの
とすることも出来る。
〔考案の効果〕
このように本考案においては,弾性部材を設けたこと
によって回動後の解錠子が待機姿勢に復帰するので,容
器本体と蓋体との組付けを,従来のように解錠子に操作
を加えることなく,確実に達成することが出来る。
又,解錠子は必ず待機姿勢に自動復帰するので,従来
のように,突出部分が形成されることによって外観形状
が損なわれたり,又,その突出部分に指や衣服が引っ掛
かって容器を落としてしまうといったことがない等,多
くの優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面図,第2図
はその要部平面図,第3図は従来技術を示す縦断面図で
ある。 符号の説明 1:容器本体,2:蓋体,3:解錠子,4:弾性部材,5:係止片,6:
係合片,7:解錠本体,8:弾接片,9:支軸,10:凸部,11:解錠
斜面,12:係止斜面,13:開口部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体(1)と蓋体(2)とから構成
    し、前記容器本体(1)あるいは蓋体(2)に軸止した
    解錠子(3)を回動し、該解錠子(3)の片端部で前記
    容器本体(1)あるいは蓋体(2)を押圧することによ
    って、前記容器本体(1)と蓋体(2)との係合組付き
    を解くコンパクト容器において、前記容器本体(1)と
    蓋体(2)との係合組付きを解除した回動後の前記解錠
    子(3)を待機姿勢に復帰させるべく、該解錠子(3)
    の他端部を弾圧する弾性部材(4)を前記容器本体
    (1)あるいは蓋体(2)に設けて成るコンパクト容
    器。
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JPH03123409U JPH03123409U (ja) 1991-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5939925Y2 (ja) * 1981-01-26 1984-11-10 吉田工業株式会社 コンパクト容器
JPS62177406U (ja) * 1986-04-28 1987-11-11

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JPH03123409U (ja) 1991-12-16

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