JP2528396B2 - ケ−ジ成形方法 - Google Patents

ケ−ジ成形方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、相互に離反した多数
のフ−プ筋に所定角度離反した多数の主筋を熔着して円
筒形の籠(ケ−ジ)を成形するケ−ジ成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、鉄筋、丸棒等を曲げ
てその端を熔着、連結して無端形状(通常、リング形状
とされる)とした鉄筋等(フープ筋と呼ばれる)12を
相互に離反して多数並設し、フープ筋の内部に、鉄筋、
丸棒等の長尺直棒(フープ筋に対して主筋と呼ばれる)
16を所定間隔(ピッチ)互いに離して熔着して成る円
筒形のケージが、基礎抗等として建築工事、土木工事に
広く使用されている。通常、主筋のピッチは最小で主筋
径の2.5倍以上とされる。
【0003】このようなケ−ジは、多数使用されている
にも拘らず、専用機もなく、手作りで、たとえば、以下
のように成形されている。
【0004】(1) 4人の作業員(A、B、C、D) のうち、作業
員(A) が左右の手にフ−プ筋を1本ずつ持ち、2本のフ
−プ筋を所定距離たとえば30cm離して垂直に地面に立て
て待機する。
【0005】(2) 主筋となる鉄筋、丸棒等の長尺直棒を
フ−プ筋に通し、作業員(B)、(C) が主筋の左右の端を持
ち、主筋を浮かせ、フ−プ筋のたとえば最上位置に押し
当てて支持する。長尺棒材が特に長いときや重量物であ
れば、クレ−ンで吊り下げて、作業員(B)、(C) が主筋の
左右の端を持つ。
【0006】(3) 作業員(D) が最上位置でフ−プ筋の内
面に主筋を熔着する。
【0007】(4) 作業員(B)、(C) に左右の端を持たれて
浮かされた上記主筋に、作業員(A) が左右のフ−プ筋を
通し、所定間隔(フ−プ筋のピッチ)、たとえば30cm離
して垂直に立てて待機する。
【0008】(5) 作業員(D) による主筋、フ−プ筋の熔
着、作業員(A) によるフ−プ筋の直立配置を繰り返し
て、所定本数のフ−プ筋に主筋を熔着する。
【0009】(6) 1本目の主筋と一連の数のフ−プ筋と
の熔着を終えると、主筋のピッチに対応する角度、たと
えば、30°、フ−プ筋が同時に回動される。
【0010】(7) それから、2本目の主筋を一連のフ−
プ筋に通し、作業員(B)、(C) がその主筋の左右の端を持
ち、フ−プ筋最上位置に押し当て、浮かせて支持する。
【0011】(8) 作業員(D) が最上位置でフ−プ筋の内
面に主筋を熔着する。このとき、作業員(A) はフ−プ筋
が直立に立てられたまま熔着されるように監視する。
【0012】(9) (6) のフ−プ筋の回動、(7) の別の主
筋の挿通、架設、(8) の熔着を繰り返して、多数の主筋
(回動角度を30°とすれば12本)をフ−プ筋に順次熔着
して、円筒形のケ−ジを成形する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のケ
−ジ成形方法においては、以下のような欠点がある。
【0014】(1) フ−プ筋を扱う作業員(1人)、主筋
を扱う作業員(2人)、熔着専門の作業員(1人)の4
人が必要となり、作業員の確保が難しいとともに、工賃
がかさむ。さらに、フ−プ筋、主筋担当の作業員(計3
人)は、フ−プ筋を立ててまたは主筋の端を持って待機
しているにすぎず、労働力が有効に利用されていない。
【0015】(2) フ−プ筋は一人で2本しか立てられ
ず、2本のフ−プ筋との熔着を繰り返す必要があり煩雑
で作業効率が低い。
【0016】(3) 主筋をフ−プ筋に1本ずつ挿通して熔
着しており、主筋の挿通、熔着を繰り返す点からも煩雑
で作業効率が悪い。
【0017】(4) 作業員がフ−プ筋をほぼ垂直に立てて
待機することが難しく、フ−プ筋の平行度が正確に確保
できない。
【0018】(5) 熔着される主筋が浮いているため、主
筋が左右に振れやすく、主筋の位置が安定しない。ま
た、主筋が自重で垂れ、フ−プ筋の最上位置からずれ
る。そのため、熔着が容易に行えず、疲労を招きやす
い。
【0019】この発明は、1人の作業員でも効率的に行
えるケ−ジ成形方法の提供を目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では主筋、フ−プ筋の熔着をフ−プ筋の最
下位置で行うこととしている。つまり、この発明によれ
ば、多数のフ−プ筋が材料置き台を囲んでその回りに配
置された後、主筋となる長尺鉄筋が材料置き台に積載さ
れる。
【0021】それから、フ−プ筋を揺動してほぼ垂直に
立て、主筋をフ−プ筋上に落下して最下位置でフ−プ筋
の内面に主筋が熔着される。そして、フ−プ筋が主筋の
ピッチに対応する角度だけ回動され、このフ−プ筋の回
動と、主筋の落下、熔着とを繰り返して、ケ−ジが成形
される。
【0022】フ−プ筋は、たとえば、材料置き台の長手
方向に沿って設けたホルダ−の嵌合溝に嵌合、支持され
てほぼ垂直に並設される。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0024】図1(A) に示すように、多数のフ−プ筋12
が材料置き台14を囲んでその回りに適当に積まれる。そ
れから、主筋となる鉄筋、丸棒等の長尺直棒16が材料置
き台14にのせられる(図1(B) 参照)。
【0025】材料置き台14は、直列に2つ以上、たと
えば、図2、図3に示すように2つ配置される。また、
フープ筋は特定の材料置き台14の回りに集中的に積ん
でも、複数の材料置き台に分散して積んでもよい。フー
プ筋12を回動するとき、フープ筋に熔着済の主筋16
との衝突を避ける位置に、材料置き台14は配置され
る。
【0026】図1(c)からわかるように、適当な本数
のフープ筋12を右に引き、最下点(地面との接点)を
支点として矢視のように揺動させる。すると、フープ筋
12は、材料置き台14とその上の主筋の端16aをま
たいで揺動され、主筋16に通される。
【0027】材料置き台14を昇降可能とし、下降した材
料置き台をフ−プ筋12がまたげば、フ−プ筋が容易に揺
動できる。
【0028】所定本数のフ−プ筋12が主筋16に通された
後、フ−プ筋はほぼ垂直に立てられる。フ−プ筋12を立
てて維持するために、実施例では、ホルダ−20が利用さ
れ、多数のホルダ−が材料置き台の長手方向に沿って並
設されている。
【0029】ホルダー20は、図4に示すように、下枠
20Lと、下枠の上方に位置する上枠20Uと、下枠、
上枠を連結する側枠20Sとを持つ略コ字形に形成さ
れ、側枠にスライダー21を昇降可能に取り付け、スラ
イダーから上枠が伸縮自在に伸びている。
【0030】各ホルダ−20は、たとえば、レ−ル(図示
しない)にスライド可能にのせられ、成形されるケ−ジ
のフ−プ筋のピッチだけ相互に離反して配置される。通
常、フ−プ筋12のピッチは、ケ−ジの中央で一定、両端
で小さくされる。
【0031】フープ筋12の嵌合、支持される嵌合溝2
2が、下枠20Lの上面、上枠20Uの下面にそれぞれ
形成されている。ここで、下枠20Lの嵌合溝22は、
フープ筋12の内面の露出する深さ、つまり、フープ筋
の径より小さな深さとされる。
【0032】スライダ−21を昇降させるとともに、上枠
20U を適当に伸縮させてホルダ−20の上下の嵌合溝22に
フ−プ筋12を嵌合、支持させれば、フ−プ筋は垂直に立
てられ、各ホルダ−20をそれぞれ操作して所定本数のフ
−プ筋12が立てられる(図2参照)。
【0033】ホルダ−20の嵌合溝22に傾斜面を設け(図
2参照)、嵌合溝の幅をフ−プ筋の最小径とすれば、径
の異なるフ−プ筋も確実に立てられる。また、ばね等に
よってスライダ−21の上下方向に遊びを設けておけば、
フ−プ筋の径とほぼ同じ位置に予め降下した各ホルダ−
の上枠20U に遊びを利用してフ−プ筋を順次嵌合でき、
フ−プ筋を立てる工程が迅速に遂行できる。遊びがあれ
ば、後述するフ−プ筋12の回動も容易に行える。
【0034】スライダ−21を自由落下構造とし、スライ
ダ−21とともに上枠20U を押し上げて、フ−プ筋12を嵌
合させてもよい。
【0035】図示のホルダ−20は一例であり、別の構成
のホルダ−を利用してもよい。たとえば、フ−プ筋12の
嵌合位置を一定化してフ−プ筋を整列させるように、上
下の嵌合溝22を部分円弧形またはV 字形としてもよい。
【0036】その後、図4に示すように、主筋16が材
料置き台14からフープ筋12に落とされる。落下した
主筋16が各フープ筋12上の最下位置に整列されるよ
うに、たとえば、バイスのようなV形溝を持つ整列化部
材をフープ筋間に適宜配設するとよい。
【0037】そして、最下位置で、主筋16、フープ筋
12が熔着される。図2、図3に示すように、実施例で
は、フープ筋12が9本並設されているため、主筋1
6、フープ筋12間の熔着が9回繰り返される。
【0038】最下位置では、主筋16に左右の振れや自重
によるたれの生じる余地はなく、主筋の位置が安定す
る。そのため、作業員に疲労を招くことなく熔着が容易
に行える。作業員が自然な姿勢で熔着を行えるように、
ホルダ−の下枠20L の位置を作業員の目の高さとしても
よい。
【0039】それから、フープ筋12が主筋16の間隔
(ピッチ)に対応した角度、たとえば図4の矢視方向
(時計方向)に30゜回動され、回動後のフープ筋12
上に、材料置き台14から主筋16が落下され、上記と
同様に、最下位置でフープ筋に熔着される。
【0040】主筋16の落下、熔着、フープ筋12の回
動を繰り返せば、9本のフープ筋12に30゜づつ相互
に離反して12本の主筋16の熔着されたケージ26が
成形される(図5参照)。
【0041】材料置き台14にのせた主筋16が、1つのケ
−ジ26を成形するに必要な本数(実施例では12本)であ
れば、ケ−ジの成形時、材料置き台上に主筋が一本も残
っていない。そのため、主筋16に邪魔されることなく、
ケ−ジ26がサイドに転動でき、転動によってケ−ジ26は
その成形位置から取り除かれ、次の成形サイクルが繰り
返される。このとき、材料置き台14は、ケ−ジ26の転動
の障害とならない位置に除かれる。
【0042】次の成形サイクルにおいても、上記と同様
な工程、つまり、(a) 材料置き台の回りへのフ−プ筋12
の配置、(b) 材料置き台14への主筋16の積載、(c) フ−
プ筋の揺動、直立配置、(d) 主筋の落下、熔着、(e) フ
−プ筋の回動が繰り返されて、ケ−ジが成形される。
【0043】たとえば、11本目の主筋16の熔着後、フ−
プ筋12を回動させようとしても、1本目の主筋が材料置
き台14に衝突してフ−プ筋がそれ以上回動できない虞れ
がある。しかし、主筋16のピッチとの関係からフ−プ筋
12の回動角度がかなり大きな値となるため、材料置き台
14の幅を狭めるとともに、材料置き台を中央に寄せて配
設すれば、主筋、材料置き台14の衝突が避けられ、フ−
プ筋の回動を妨げることはない。
【0044】従来では、フ−プ筋を垂直に立てて待機す
る作業員が1人と、主筋を浮かせた状態で熔着するため
に主筋の端を持って待機する作業員が2人それぞれ必要
とされる。
【0045】これに対して、この発明では、熔着を最下
位置で行うため、主筋16は材料置き台14から適当に落下
させればよく、主筋を浮かせて支持するための作業員は
不要となる。また、一連のフ−プ筋12はホルダ−20を利
用して全て予め垂直に立てられ、フ−プ筋を垂直に立て
て待機する作業員も不要となる。
【0046】この発明のケ−ジ成形方法の各工程はいず
れも1人で行え、ただ1人の作業員によってケ−ジ26が
成形できる。そのため、作業員の確保に苦慮することも
ない。また、必要な作業員が1人であるため、従来より
安価な工賃のもとでケ−ジが成形できる。
【0047】従来の成形方法では、フ−プ筋の直立配置
と、主筋、フ−プ筋の熔着とを繰り返す必要があり、煩
雑で作業効率が低い。これに対して、この発明の成形方
法では、フ−プ筋12が予め全て立てられているため、主
筋、フ−プ筋の熔着を行うだけで足りる。そのため、高
い作業効率が確保される。
【0048】そして、主筋16は、フ−プ筋に1本ずつ挿
通することなく、材料置き台14から一本づつ落とすだけ
で足り、この点からも、高い作業効率が得られる。
【0049】また、ホルダ−20のようなフ−プ筋12の直
立配置を確保する手段を設けるだけでこの成形方法が行
える。そのため、実施に多額の費用と人手を必要とする
ことなく、この成形方法が安価に遂行できる。
【0050】実施例では、1サイクル分のフ−プ筋12
(9本)を材料置き台14の回りに配置しているが、数サ
イクル分のフ−プ筋をまとめて予め配置しておいてもよ
い。
【0051】フ−プ筋12を主筋16に通す方法は多数考え
られ、たとえば、主筋を材料置き台14にのせてから、主
筋を持ち上げ、主筋、材料置き台の隙間から、フ−プ筋
を主筋に通してもよい。しかし、図示のように、フ−プ
筋12を材料置き台14の回りに予め配置し、フ−プ筋を揺
動させて主筋16に通せば、主筋へのフ−プ筋の挿通が迅
速、容易に行える。
【0052】また、材料置き台14を3つ以上使用すると
き、他の2つ以上の材料置き台で主筋16を積載、支持し
ながら残る端の材料置き台を下げて材料置き台、主筋間
に隙間を設け、この隙間からフ−プ筋が主筋をまたいで
主筋に通してもよい。材料置き台14が3つ以上のとき、
このフ−プ筋12の挿通方法は常に採用できる。
【0053】これに対して、材料置き台14が3つ以下な
ら、上記のフ−プ筋12を材料置き台14の回りに予め配置
し揺動させて主筋16に挿通する方法が採用できる。そし
て、材料置き台14が4つ以上のときは、2つの方法を組
み合わせて採用するとよい。
【0054】実施例では、図4において、フープ筋12
が時計方向に回動されているが、反時計方向に回動し
て、ホルダーの側枠20Sと逆サイドにオープンスペー
スを確保すれば、熔着済の主筋16に邪魔されることな
く、熔着が行える。このとき、材料置き台14は、熔着
点(最下位置)の左サイドに配設される。
【0055】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
【0056】たとえば、主筋16は、通常、1本づつ落と
されて熔着されるが、数本同時に落とし、他の主筋を脇
にどけながら主筋をフ−プ筋12に熔着する場合もこの発
明に含まれる。また、フ−プ筋は、通常、リング形状と
されるが、六角形、四角形等の多角形にフ−プ筋を成形
してもよい。
【0057】
【発明の効果】上記のように、この発明によれば、1人
の作業員でケ−ジを容易に成形できる。そのため、作業
員の確保に苦慮することもなく、安価な工賃のもとでケ
−ジが成形できる。
【0058】熔着を最下位置で行っているため、主筋に
左右の振れや自重によるたれの生じる余地はなく、主筋
の位置が安定する。そのため、作業員に疲労を招くこと
なく熔着が容易に行える。
【0059】そして、フ−プ筋が予め全て立てられてい
るため、フ−プ筋の直立配置、主筋、フ−プ筋の熔着を
繰り返すこともなく、主筋、フ−プ筋の熔着だけを行え
ばよい。
【0060】主筋は、フ−プ筋に1本ずつ挿通されるこ
となく、材料置き台から順次落とせば足りる。そのた
め、高い作業効率が確保され、作業員に疲労を生じさせ
ない。
【0061】また、フ−プ筋の直立配置を確保するホル
ダ−のような手段を設けるだけでこの成形方法が行え、
この成形方法が安価に遂行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のケ−ジ成形方法の概略工程図であ
る。
【図2】3本の主筋を熔着した時点でのケ−ジの左半部
の正面図である。
【図3】3本の主筋を熔着した時点でのケ−ジの右半部
の正面図である。
【図4】図2の線A-A に沿ったケ−ジの左側面図であ
る。
【図5】成形されたケ−ジの側面図である。
【図6】ケ−ジの側面図である。
【符号の説明】
12 フ−プ筋 14 材料置き台 16 主筋(長尺直棒) 20 ホルダ− 20L、20U、20S ホルダ−の下枠、上枠、側枠 21 ホルダ−のスライダ− 22 ホルダ−の下枠、上枠の嵌合溝 26 ケ−ジ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)材料置き台に主筋となる多数の鉄
    筋、丸棒等の長尺直棒をのせ、 (b)材料置き台を囲んでその回りに予め積んだフープ
    筋を、材料置き台およびその上の主筋をまたぐように揺
    動させて、材料置き台の主筋に通し相互に離してほぼ垂
    直に立て、 (c)主筋を材料置き台からフープ筋上に下ろして最下
    位置でフープ筋に順次熔着し、 (d)フープ筋を主筋のピッチに対応した角度だけ回動
    し、 (e)(c)の材料置き台からの主筋の降下、フープ筋
    への熔着と、(d)のフープ筋の回動とを繰り返してケ
    ージを成形するケージ成形方法。
  2. 【請求項2】 材料置き台の長手方向に沿って設けたホ
    ルダーの嵌合溝に嵌合、支持させて多数のフープ筋をほ
    ぼ垂直に並設した請求項1記載のケージ成形方法。
  3. 【請求項3】 (a)昇降可能な1つの材料置き台を含
    む3つ以上の材料置き台に主筋となる多数の鉄筋、丸棒
    等の長尺直棒をのせ、 (b)少なくとも2つの材料置き台で主筋を積載、支持
    しながら、残る1つの材料置き台を下降させて、主筋と
    の間に隙間を設け、この隙間を利用して、フープ筋が主
    筋をまたぐように主筋に通され相互に離してほぼ垂直に
    立てられ、 (c)主筋を材料置き台からフープ筋上に下ろして最下
    位置でフープ筋に順次熔着し、 (d)フープ筋を主筋のピッチに対応した角度だけ回動
    し、 (e)(c)の材料置き台からの主筋の降下、フープ筋
    への熔着と、(d)のフープ筋の回動とを繰り返してケ
    ージを成形するケージ成形方法。
  4. 【請求項4】 材料置き台の長手方向に沿って設けたホ
    ルダーの嵌合溝に嵌合、支持させて多数のフープ筋をほ
    ぼ垂直に並設した請求項3記載のケージ成形方法。
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