JP2528326Y2 - 自動車用ゴミ容器 - Google Patents

自動車用ゴミ容器

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JP2528326Y2
JP2528326Y2 JP1991025808U JP2580891U JP2528326Y2 JP 2528326 Y2 JP2528326 Y2 JP 2528326Y2 JP 1991025808 U JP1991025808 U JP 1991025808U JP 2580891 U JP2580891 U JP 2580891U JP 2528326 Y2 JP2528326 Y2 JP 2528326Y2
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JP
Japan
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container
opening
container body
seat
garbage
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JP1991025808U
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JPH0530004U (ja
Inventor
勝己 ▲はし▼野
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株式会社アジクリエーション
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車用ゴミ容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車旅行などでは、移動中に車内で飲
食物を食べたりすることが多いが、一般乗用車の場合、
ゴミ容器などが付いている車が少ない。また、たとえ付
いていても小さく余りゴミを入れられないものが多い。
そこで、昨今では、自動車専用のゴミ容器が多々市販さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のものは、実開昭
55−120601号公報に開示されているゴミ容器の
ように、吸盤が吸着可能なように粘着剤を介して偏平な
補助板を前側座席の背面等に貼着したのち、この補助板
にゴミ容器本体に紐を介して接続された吸盤を吸着させ
て座席の一部に固定したりして使用できるようになって
いるが、ゴミ容器の設置場所を変えようとすると、粘着
補助板を他の場所に貼り替えなければならず、非常に面
倒であるとともに、座席の背面などに粘着剤の跡形等が
残るため、何度も貼り替えたりすると、自動車の室内が
汚いものになってしまう。
【0004】また、吸盤とゴミ容器本体との間に紐が設
けられていて、ゴミ容器本体がしかりと固定されていな
いため、急ブレーキなどがかかるとゴミ容器本体が倒れ
たりしてゴミ容器本体内のゴミが室内に散らばったり、
ゴミ容器本体が子供などの顔にあたり怪我をさせる恐れ
がある。この考案は、このような事情に鑑みて、上記諸
問題を解決することができる新規な自動車用ゴミ容器を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の考案にかかる自動車用ゴミ
容器(以下、「請求項1のゴミ容器」と記す)は、可撓
性シート材によって形成された一側に開口部を有する容
器本体の背面から、座席の所望位置に巻回可能で、端部
に鉤状の係止金具を有し、弾性材からなる2条の帯状部
が延出しているとともに、前記容器本体の開口部周縁に
は、この開口部を開放状態または開口部を折り畳んで閉
止状態に保持する口金が設けられている構成とした。
【0006】また、請求項2に記載の考案にかかる自動
車用ゴミ容器(以下、「請求項2のゴミ容器」と記す)
は、可撓性シート材によって形成された一側に開口部を
有する容器本体の背面に、両端が固定され、ループ状に
なった弾性材からなる帯状部が設けられているととも
に、前記容器本体の開口部周縁には、この開口部を開放
状態または開口部を折り畳んで閉止状態に保持する口金
が設けられている構成とした。
【0007】上記請求項1および請求項2のゴミ容器の
構成において、帯状部を容器本体に分離自在に設けるこ
とが好ましい。
【0008】
【作用】上記請求項1のゴミ容器の構成によれば、帯状
部を伸長させるとともに、係止金具を座席の一部に係止
させるか、座席のヘッドレストの支柱に巻回し、両帯状
部の係止金具を互いに係止させることにより、容器本体
を座席に密着させた状態に保持できる。
【0009】また、不使用時には、口金を折り畳んで開
口部を閉止状態にするとともに、容器本体も折り畳みコ
ンパクトにすることができ、使用時には、口金を広げれ
ば、開口部を開放状態に保持することができる。
【0010】さらに、帯状部をを分離自在にしておけ
ば、容器本体内にゴミが一杯になってどこかに移したり
する場合、帯状部の係止金具の係止を解除しなくても容
器本体のみを分離してゴミをどこかに移すことができ
る。一方、請求項2のゴミ容器の構成によれば、帯状部
を伸長させた状態で、たとえば、前部座席の背もたれの
上方から背もたれにループ部分を被せるように取り付け
ると、帯状部が伸縮して背もたれにしっかりと固定され
る。
【0011】
【実施例】以下に、この考案を、その実施例をあらわす
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、この考案に
かかる自動車用ゴミ容器(以下、「ゴミ容器」とのみ記
す)の第1実施例をあらわしている。
【0012】図にみるように、このゴミ容器1は、容器
本体2と、帯状部3a,3aとを備えている。容器本体
2は、可撓性シート材料を縫製して一側に開口部21を
備えた直方体形状に形成されていて、開口部21周縁
に、図2にみるように、口金4が設けられている。
【0013】口金4は、ヒンジを中心にして回動するよ
うに連結された2枚のコ字形片41,42から構成さ
れ、一方のコ字形片41の端部に切欠41aが平行に設
けられていて、他方のコ字形片42の端部中央に突起4
2aが形成されている。
【0014】そして、2つの切欠41aの間に形成され
た弾性片41bのスプリング効果と突起42aとの働き
によって容器本体2を全開状態あるいは全閉状態のいず
れかに保持出来るようになっている。すなわち、突起4
2aは、図3にみるように、断面放物線形状をしている
とともに、弾性片41bに当接して付勢されており、頂
点より少しでもA側の面が弾性片41bに当接している
と、弾性片41bの弾発力によって両コ字形片41,4
2が開く方向に付勢され、少しでもB側の面が弾性片4
1bに当接していると、弾性片41bの弾発力によって
両コ字形片41,42が閉じる方向に付勢されるように
なっている。
【0015】帯状部3a,3aは、一本の帯状のゴム紐
3の両端に設けられていて、その端部に係止金具31が
それそれ装着されているとともに、ゴム紐3が面ファス
ナ5a,5bを介して容器本体2の側壁面22に分離自
在に固着されることによって容器本体2の背面から延出
するように設けられている。なお、容器本体2を構成す
る可撓性シート材料としては、特に限定されないが、た
とえば、布帛の表面を塩化ビニル樹脂でコーティングす
るなど、防水加工してあることが好ましい。また、面フ
ァスナは、ゴム紐3側に雌テープを容器本体2側に雄テ
ープを固定しておくことが好ましい。
【0016】このゴミ容器1は、上記のように構成され
ているので、たとえば、図4のように、運転席や助手席
の足下に容器本体2を配置するとともに、帯状部3a,
3aを座席6の側壁に沿うように伸長させるとともに、
係止金具31を座席6のヒンジを構成する金具61に係
止させるか、あるいは、図5のように、座席6のヘッド
レスト62の支柱63に帯状部3a,3aを巻きつけ両
係止金具31同士を係止させるようにして座席6後方に
吊り下げることができる。
【0017】すなわち、従来のゴミ容器のように、座席
の背面に粘着剤によって吸盤の補助板を貼り付けたりす
ることがなく、簡単に固定することができる。また、座
席等の室内を汚したりすることもない。しかも、帯状部
3a,3aの付勢によって座席6にしっかりと固定され
ているため、急ブレーキ等がかかったとしても、ゴミ容
器1が倒れたりすることもないとももに、後部座席に座
っている子供などに当たったりすることもなく安全であ
る。
【0018】そして、使用時においては、図4にみるよ
うに、口金4を開き、開口部21を開口させてゴミや空
罐などを容器本体2内へ収容し、不使用時には、図5に
みるように、口金4を閉じておき、容器本体2内のゴミ
が見えないようにするとともに、生ゴミなどの臭いが車
内に漂うのを防止することができる。また、ゴミが一杯
になれば、係止金具31を一々取り外したりせずに、容
器本体2のみをゴム紐3から分離して車外へ持ち出し、
ゴミ捨て場所に棄てることができる。そして、空になっ
た容器本体2は、再び車内へ持ち帰りゴム紐3に固着す
れば、同様に使用することができる。また、容器本体2
を座席6上に置いて使用することもできるとともに、た
とえば、容器本体2を防水構造としておけば、バケツな
どの水入れとして使用することもできる。
【0019】図6はこの考案にかかるゴミ容器の第2実
施例をあらわしている。図6にみるように、このゴミ容
器1は、容器本体2の一側面の両端縁に係止舌片23が
設けられていて、2つのゴム紐からなる帯状部3a,3
aが面ファスナ5a,5bを介してこの係止舌片23に
分離自在に固着されていている以外は、第1実施例と同
様になっている。
【0020】図7はこの考案にかかるゴミ容器の第3実
施例をあらわしている。図7にみるように、このゴミ容
器1は、位置保持手段35がナイロンベルト36とナイ
ロンベルト36にその両端が固定されてループ状になっ
た帯状部37とから構成されているとともに、ナイロン
ベルト36の両端に係止環38が形成されている。そし
て、容器本体2の両側面にもナイロンベルト25が固着
されていて、その端部に係止鉤26が設けられている以
外は、第1実施例と同様になっている。
【0021】この考案にかかるゴミ容器は、上記の実施
例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、容器
本体2と帯状部3a,3aとが分離自在となっていた
が、固定されていても構わない。さらに、上記の実施例
では、口金が2つ折りに折り畳めるようになっていた
が、3つ折りや4つ折りに折り畳めるように構成しても
構わない。
【0022】
【考案の効果】この考案にかかるゴミ容器は、以上のよ
うに構成されているので、自動車の座席部分に簡単にか
つ室内を汚したり、傷めたりすることなく簡単に取付け
られるとともに、急ブレーキなどがかかったりしても、
ゴミ容器が倒れたりすることもなく、しかも、後部座席
に座っている子供などに当たったりすることもなく安全
である。
【0023】また、使用時には、口金を広げれば、開口
部を開放状態に保持できて、ゴミを容器本体に簡単に入
れることができる。そして、不使用時には、口金を折り
畳んで開口部を閉止状態にすることができ、内容物が見
えず見栄えがよいとともに、生ゴミの臭いも防止でき
る。さらに、内容物が入っていない場合には、容器本体
も折り畳みコンパクトにすることができる。もちろん、
取り外してどこかへ収納しておく場合にも便利である。
【0024】しかも、帯状部を分離自在にしておけば、
容器本体内にゴミが一杯になってどこかに移したりする
場合、帯状部の固定を解除しなくても容器本体のみを分
離してゴミをどこかに移すことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるゴミ容器の第1実施例をあら
わす斜視図である。
【図2】容器本体の被覆を剥がしてその口金のヒンジ部
をあらわす斜視図である。
【図3】そのヒンジ部の動きを説明する説明図である。
【図4】ゴミ容器を座席の足下に取りつけた状態をあら
わす斜視図である。
【図5】前部座席のヘッドレストからゴミ容器を後部座
席方向に吊り下げた状態をあらわす斜視図である。
【図6】この考案にかかるゴミ容器の第2実施例をあら
わす斜視図である。
【図7】この考案にかかるゴミ容器の第3実施例をあら
わす斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴミ容器 2 容器本体 3a,3a 帯状部 35 帯状部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性シート材によって形成された一側に
    開口部を有する容器本体の背面から、座席の所望位置に
    巻回可能で、端部に鉤状の係止金具を有し、弾性材から
    なる2片の帯状部が延出しているとともに、前記容器本
    体の開口部周縁には、この開口部を開放状態または開口
    部を折り畳んで閉止状態に保持する口金が設けられてい
    ることを特徴とする自動車用ゴミ容器。
  2. 【請求項2】可撓性シート材によって形成された一側に
    開口部を有する容器本体の背面に、両端が固定され、ル
    ープ状になった弾性材からなる帯状部が設けられている
    とともに、前記容器本体の開口部周縁には、この開口部
    を開放状態または開口部を折り畳んで閉止状態に保持す
    る口金が設けられていることを特徴とする自動車用ゴミ
    容器。
JP1991025808U 1991-04-17 1991-04-17 自動車用ゴミ容器 Expired - Lifetime JP2528326Y2 (ja)

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JPH0530004U JPH0530004U (ja) 1993-04-20
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JP2010032880A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Caterpillar Japan Ltd 作業機械の吸音材
JP5330113B2 (ja) * 2009-06-12 2013-10-30 しのぶ 吉澤 開閉型塵取り。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4858665U (ja) * 1971-11-01 1973-07-25
JPS55120601U (ja) * 1979-02-16 1980-08-27

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